考察 アクセル・ワールドとソードアートオンライン2021.06.24

 
・略奪持ちについて。
不審な略奪者。
ダスク・テイカーについて作中で一応の描写が終わるが、やはり振り返ってみると不審な箇所が浮かび上がる。
・盗品→飛行アビリティを自分で使いたい
→レアだが可能性がある、または存在が無名な品を使うから、略奪者は強奪を灰色に出来る。
既存の加速世界で唯一なんて品を、有名な持ち主から奪えば、強奪の事実がばれる。
→本人が「自分の望むのは、奪われないこと」と言っているのに、PKKの理屈で自分が他のオレンジプレイヤー、または賞金稼ぎに狙われては、あべこべだ。
・ブラック・ロータスに用がある
→だったら、リアル割れせずにメッセージを送ってから、コンタクトすべきである。
→賞金首のロータス相手であれば略奪しても文句は言われないのだがー、テイカーのように略奪能力の中でも、「アビリティと必殺技を一つ」と言ったような規格外能力の持ち主を、返り討ち必須な死地にバックアップなしで送り込むのはー
組織として自損行為でしかない。ロータスと因縁のある王に、「首はとれなかったが、弱体化はさせた」と報告すれば、賞金が貰えたかもしれない。
噂さえ広まれば、実際の成功率無視で、有象無象が賞金首に殺到する。
 
・なりふり構わず、自己を強化したい
→アップデートによるチート無効化が多いブレインバーストなら、素のプレイヤースキルの伸長の方が合理的。
通常技よりも、心意使用後の高AGI鉤爪戦闘スタイルは、完成度が高かった。本来の適性がそこならば、請け負った仕事をキャンセルして、同じスタイルで頂点にいるブラック・ロータスに弟子入り希望すべきである。
 
・ポイントを沢山稼いで、優雅な生活をしたい
→それだけの人間は、心意技の師に「時間の無駄だった」と詰られながら、それでも続けて戦闘勘を養ったりしない。恐らくは剣術。テイカー自身は屈辱のように述懐したが、寧ろライバルに語れる過去である。
 
師匠を見限って、剣から拳のスタイルに転向した上で、自己の鍛練を芯に出来れば、大成しただろう。
ダスク・テイカー最大の欠陥は、決闘に対する怖いほどの真剣さとプライドという特長を、身内に承認されないことである。
→ポイントを使用した部分は、あくまで決闘を引き出す→ズルをしてるだけの相手が弱い、と油断させるためのものだろう。
実は、加速世界の場合、相手が勝てないほど強いならば、プライドを傷つけられても挑む決闘者は少ない。主人公達がそうでなかっただけだ。
ずるさえ見抜いて潰せば勝てる、とは勝利のためのミスリード。強すぎる噂が立っても、対戦相手に困るからだ。
 
・身代金→ランサムウェアでポイントが欲しい
→あくまで金蔓がいる相手に使うから有用。
ネガビュ関係者は確かにポイントがあるだろうが、少しリサーチすれば、脅迫に屈する性格でないと分かる。テイカーにしか返せない。だから、「→素直にローンにせず、手数料付きで王が立て替えて、二年分一括で支払おう」
何て結論にはならないだろう。
「サルファ・ポットのように、盗品を返すまで、より拷問死の形で殺し続ける。」と言われるだけだ。テイカーは知らないだろうが、実の姉にリアルアタックしたロータスでは、カメラ圏外で直結されて、実行する可能性が高い。
 
被害者の若手→ハルユキが上役に泣きつくことを期待すべきだが、土下座した後の反抗を見ると、見事に宛が外れている。
大体、略奪が間接の幻覚技の派生であるゆえに、「直結している相手にしか、略奪が成立する程に、術が利かない」という特長がある筈である。この仕組みのために、直結とチップを組み合わせている。
 
脅しに有効な技の筈だが、被害者の一人が開き直って、
・略奪のアンチマナープレイヤーとして、テイカーの詳細を晒し、
・またはポイントに余裕がある→賞金首のロータス自身が、自らのポイントでテイカーを賞金首にする
準備をするだけで、共倒れには持ち込める。
 
・自分の略奪能力の可能性を追求し続けたい
→始めにクロウに見せたボルトリッパーや触手は、寧ろレンタルやお下がり、トレード品だろう。あくまで、自らに略奪能力があると信じ混ませるためのもの。
→先に書いたように、オラクルのパラダイム・レボリューションのような規格外のユニーク技は、非常識な使い方をするとアンチマナープレイヤーとして晒され、対戦相手に困るようになる。略奪も同じ。
能力以上に、相手を黙らせるリアルコミュニケーションのプレイヤースキルが必要。
→同じコミュニティに属し合う者同士で、「顔役、みかじめ」「仲介者、総会屋、用心棒」が機能する秘匿環境でやるから、安全が保てる。その指示を逸脱してしまうと、ラスト・ジグソーのように手配されてしまう。
実は、四巻のハルユキのリアルの状態は、無実だった場合のテイカーに近い。と言うか、テイカーは用心棒の誰かの身内だったのではないか?
 
追記
黄金林檎→指輪盗難事件について
・シュミットの告白の不審点
→ベルトポーチに回廊結晶が入っていたと言われる。しかし、鑑定次第で売却額が左右される指輪以上に、価値が確立された高価な品を、そんな扱いされるだろうか。
 
→もし事実ならば、回廊結晶を仕込んだものは、結晶購入資金より指輪+暗殺に価値があったことになる。
 
→シュミットは回廊結晶を渡したものに心当たりがないと、怯えきったまま告白した。記憶操作でもされていない限り、嘘はない。
→メモの差出人は、回廊結晶程の高価な品を、どう動くか分からないシュミットに渡したと言うことになる。そんなことをしそうなのは、GMかカーディナルシステムが操るNPCくらいである。
→実のところ、シュミットはいくらでもメモの差出人を裏切れる。
→回廊結晶の行き先を、ポータルPK用に死地→ダンジョン最深部を登録することや、準備抜きでは転落死間違いなしの高所を設定できた。
→シュミットが、一度ポーチに入ったものは自分の物だと、勝手に売却する
→シュミットが、リーダーのグリセルダに素直に打ち明けて、宿屋での待ち伏せまたは、PKK集団依頼を提案する
シュミットが、リーダーのグリセルダに素直に打ち明けて。ギルド内で誰がやったか確認をとり、自白者がいなければ回廊結晶も売却して、売却益を山分けする
作中の顛末は怪しい。
第一、ポータルPKの可能性を考えれば、専門のPK請負人も、仲介人を介した回廊結晶など使いたがるわけがない。
結局は、ベルトポーチの件はアクセル・ワールドのハルユキとカメラのように、シュミットを嵌めてギルドから追い出す、または冤罪を着せるためになされたものだろう。
アクセル・ワールド四巻のように、カメラを仕掛けてない
→「回廊結晶の登録なんて話知らない!自分は受け取ってない!」とあくまでシュミットが主張し続ける場合、ヨルコ達もやりきれなかっただろう。アンダーワールドのゴブリンの事件もそんな感じだし。
 
分析
はっきり言って、いくつもの事件が同時多発していて読みづらい。
ただし、グリセルダの死因は提示されていない。
また、圏内事件に騙されず→アクセル・ワールド世界のようにただ単に、実力者がより実力者に決闘で負けて死んだ、合法的な事故死であった可能性もある。
 
閃き
圏内のNPCレストランで、プレイヤーが預けた酒や食材を出してもらうことも可能。
→圏内では効果時間中に作動しない状態異常だが、圏内でデュエルを始めた途端に、一切の予兆なく開幕と同時に、致死性の状態異常が作動する可能性がある。例えば睡眠薬など。
デュエル中に眠った相手を、目覚めない、または麻痺が解けない内に
1鎖で首を吊るした上で、油を被せて火をつけるなり、
2棺桶に入れるなり、
3鎖を巻いて水槽に入れるなり
して無力化する。
2吸血鬼発生防止の儀式に近いが、棺桶に入った相手の心臓に杭を打ち付けて、棺桶をひっくり返す。これが時間差トリックとしては一番優秀。
 
後は、状態異常が切れて相手が騒ぐ前に、全力で、ウィナー表示が見えない場所に離脱する。