ドラクエ考察08 ドラクエ10 2021.03.19

ドラクエ考察08
2021.03.19
アストルティアと魔界の、侵略に対する戦争と銘を打った、レンダーシアの我田引水な戦争。
ver2の、大魔王マデサゴーラの宮殿と三匹の蝶を見て、レンダーシアでの事件の要点が分かった。
マデサゴーラの魔宮で見る幻惑、あれが勇者と盟友の行く手を阻むためのものだと言うのは、見れば分かる。10主人公のように、故郷の焼き討ちを受けたものにとっては、初めのエテーネ村は辛いだろう。
平和に暮らしたい欲に訴えるものだが、冒険者揃いな以上、故郷を捨てるのは割りと必然だった。
二番目の大勝ちさせるカジノは、逆に夢だと分かりやすすぎた。金銭欲や娯楽の欲に訴える幻覚。
三番目に、ホスト並みのイケメン登場人物が揃った、逆ハーレム染みたビーチが出る。
二番目のカジノのバニーが、何を警告しようとしたのか分からないような、色欲に訴える幻覚だった。強敵やライバルが襲ってくるかと冷や冷やしたが、肩透かしだった。
 
 
さて、何が言いたいかと言えば、芸術家としての、マデサゴーラのテーマ性分析が出来ないことである。
魔宮内の仕掛けは、それぞれ「籠の中の鳥」「雷雲が浮かぶ花畑」「茨で封じられた蝶」が出てきた。
 
これらはドラクエシリーズ作品ののテーマを示していると見る。
「籠の中の鳥」→牢獄、不明。
「雷雲が浮かぶ花畑」→闇の中への封印、ドラクエ7
「茨で封じられた蝶」→茨に覆われた、呪われた城、ドラクエ8
と二つは読める。
 
また、「籠の中の鳥」→鳥、と言うところに着目すると、天空人となる。蓋然性が高いのが、ドラクエ5
 
夢と現実二つの世界、と言うところに着目すれば、やはり大魔王マデサゴーラの担当はドラクエ6なのだろう。
 
更にレンダーシアでの事件を合わせると、
メルサンディ村が、魔女グレイツェルについてはドラクエ7
ダーマ神殿側のセレドが、召喚術の魔方陣ドラクエ8
魔物使いがメジャーなアラハギーロが、ドラクエ5だと逆算される。
 
 
三匹の蝶、とは大魔王にとっては都合が悪い、敵対者である勇者のキーマン、だと推定される。
レイダメネスの時も、残りの四術師三人がキーマンだった。
 
 
分かりやすい例としては、ドラクエ6で、ムドーの城へ行く際に、オカリナで黄金の飛竜を呼び、騎乗する、ミレーユが挙げられる。
エルフの風乗りのポジションと言えるが、古来からの専門職=伝統芸能であり、
→「飛竜、キーアイテムの楽器、御者技術継承者」の三つの要素が欠けては成立しなかった。
本来は冒険失敗になりそうだった例が、ドラクエ7の砂漠の村→魔王像の黄金竜ティラノスだろう。ある意味、魔物使いクエストの「ゴールデンキングリザード」に近い、絶滅種。
 
 
ドラクエ5の場合、魔王像同様にかなり詰んでいる。目的として、魔界に浚われたマーサ救出を行いたいのだが、戦力以前に魔界に行くための、「御者技術継承者」のポジションにマーサがいる。
「御者本人を救いに行きたいのに、誘拐場所に渡るために御者が必要、と言う堂々巡りだった。」
 
ドラクエ10で言えば、「谷の向こうにフウラが浚われた際に、向こう岸に渡れる風乗りがフウラ一人で、こちらからは渡れません。」と言った状況である。
「カムシカが何頭いようが、風の手綱と衣があろうが」、風乗りが欠けてはなんにもならない。大体、風乗りがいなくては、スイの塔で風の衣がある、最上階の扉が開けない。
 
ドラクエ5でマーサが浚われた隠れた理由の一つは、これだろう。
こう考えると、三匹の蝶は「異世界に渡る手段の鍵」とも言い換えられる。
・「アラハギーロ パピヨンブレス」「鳥籠」ドラクエ5では、エルヘブンが作った魔界との門の鍵である、「三つの指輪」。ペアリング。
本質を無視して、ルドマンが自分の課題に用いたせいで、ダンジョンから持ち出されてしまった。エルヘブンからすれば、必要な時に開け閉め出来なくする迷惑な行動である。入手したのが、魔界とエルヘブンに縁がある5主人公リュカだったのは、幸運だったとしか言えない。
と言うか、ビアンカが指に嵌めたまま石化していた場合、光の教団は最低二つ指輪を得ていたことになる。
更に仮説を言えば、もし、ジャミがリュカを返り討ちにしていれば、指輪に気付いてイブールに渡していれば、その段階で門の鍵が魔族側で揃った筈であり、危険なところだった。
ドラクエ6。完全な力を取り戻した天馬と、ゼニスの城の天馬の手綱。これは、主人公達に対マデサゴーラ戦で使われた、またエテーネ村攻撃をしたのは冥王ネルガルだったことや、テンスの花を焼き捨てきれなかったため失敗。蝶では無かった筈。
・「セレド 琥珀の宝珠」「雷雲」ドラクエ7。石板と神殿。禁断の地に眠るキーアイテム。
実際には時空間移動と少し違うのだが、
マリベル一行の冒険が無ければ、数々の情報やアイテムに、魔王は困らされなかった。
・「メルサンディ村 蝶の髪飾り」「茨」
→特殊。つけていたのはミレーユのポジションの筈だが、本物は6のディーネ、人間に化けたウェディ→人魚族だった筈(多分、村長の娘ではなく死別した筈の妻本人)。海にいる筈のしびれクラゲが、水車の川にいたのがヒントだった。
 
それはともかく、「村の村長一族に伝わる家宝→レティスの、霊鳥の杖」を指していると考えられる。
 
本来はナドラガ神が欲しがりそうな、連続殺人事件を招きかねない、怖い品だった。
→魔女グレイツェルが、ドルマゲスのように杖→髪飾りに手を出すような、弱者でなくて良かった。
霊鳥の杖に魔力をフルチャージすれば、封印解除どころか、魔界と地上の行き来を可能にした筈である。
 
まとめ
メルサンディ村→8茨、杖、髪飾り。
セレド→7雷雲、石板、琥珀の宝珠。
アラハギーロ→5鳥籠、ペアリング、パピヨンブレス。
 
 
しかし、こうしてみると大
魔王マデサゴーラが蝶を封じようとする行動は。「ただ単に自分の脅威を抹殺するためではなく、
→真実は魔界と地上を行き来する手段を、自分以外の両界の誰にも渡さないため→独占するため」、にも分析できる。
ならば、「芸術家だけに、同格以上の他の魔界の勢力に介入されて、制作中の作品→作戦を破綻させられるのが許せなかった」とも仮定できる。
 
更に言えば、ver5の魔界勢力図と違って、
「地上を含めた覇権独占を報酬に、
→征服前から魔王達が地上争奪戦を繰り広げ、
→その仮定で各勢力は魔界と地上を行き来する手段は重点的に独占を試み、
→自分に不要で、他者を利しかねない手段は積極的に封じている」。→「群雄割拠」
と分析される。
 
地上で、世代が違う大魔王同士が
→覇権を巡る代理戦争をしたと言う話は聞かないが、影ではやっているらしい。
レンダーシアのグランゼドーラやアラハギーロ、真のセレドは「カルト教団組織の縄張り。
だからこそ、手駒を影から操って、自らの勢力圏を、他の大魔王の侵略から守る盾にしている」。と言うのが、勇者や叡知の冠の真相だと仮説を立てる。
その仮説を進めると、
→「アラハギーロの元モンスター闘技場管理者ベルムドのポジションはまさに、フィーロが嵌まり役なのに、アラハギーロではその位置にいなかった理由」は、アラハギーロを影から操る勢力と因縁があるからだ、と説明がつく。
→アラハギーロでは、戦争前後に暗殺された・失踪したか、投獄後に奴隷扱いされて、脱獄したかだろう。
 
もしフィーロがベルムドの立場にいたら、魔導師キルギル一味抹殺のために、虐殺や侵略戦争をやっていた可能性がある。
ver4.2と4.3で、オルセコ 第二王子グリエとクォードは、モデルは同じキャラであるのに印象が変わるのは、戦勝国と敗戦国のどちらの視点に立つかの違いである。
→また、ゾンガロンをあくまで戦勝国とは無関係→個人の独断・力の暴走による破壊行動だとする説と、
魔神像はあくまで戦勝国の運用した大量破壊兵器と見なす説を採るか
による、イメージの違いである。
→ゾンガロンが魔神像並に従順で、命令以外のことをしていなければ、
→寧ろ大陸全体の脅威として討伐を考える自国の方が、アンフェアである。
他方で、広島への原爆投下以上に、当時の戦争早期終結に貢献したと言う見方も出きる。
 
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ikossa.hatenablog.com › 2019/10/17
クオードの罪は許されるべきか - あなたをこえたくて
 
感想
記事の内容からは逸れるが、オルセコ先代王がグリエを王にしなかったことは、恐らく正解だったのだろう。
必ずしも王としての器で勝ることが、自勢力の戦争指導者として他者より+に働くわけではない。
本来の設定で、ドルワーム側と血縁だと言う都合もある。しかしそれ以上に思慮深く視野が広く、偏見に捕らわれず公平に他者を理解できることが、
→戦争の中の非道を直視することで、心労や歪みに繋がっていったのだろう。クォードによる暗殺や開戦工作は敗戦国側の捏造と、私は主張する一方。グリエ王子であれば潰されなかった、要職における重責が、本人にのし掛かっていたことを考えれば。彼は良心がありすぎて、結果的に戦争指導者として終戦まで騙し騙し持たせる中で→理想とエテーネの民への使命感以外に、自己を肯定する気力を失ってしまったのだろう。
→その点を踏まえれば、オルセコ前王による大戦早期終結は、やはりグリエのためにはなっていたのだろう。
クォードの立場であれば、カミルやザンクローネやギルガランでも、やはり擦りきれていたと思う。
→はっきり言って、作中の他のウルベア地下帝国職員達の悪びれない態度の方が、描写として怖い。皇女は寧ろ、地位の割にウルベアの良心だったんじゃないだろうか。
追記
アラハギーロで穴埋め三兄弟がゲートを閉じていたのは、「アラハギーロ王が魔物の姿から戻っても性根は悪だったので、真の世界と偽りの世界を行き来されると都合が悪い理由があったから。アラハギーロ王から魔元帥にスパイ経由で、穴埋め三兄弟派遣→ゲート封鎖を誘導したから」
→「恐らく、偽りのアラハギーロに集まっていた者達は、真のアラハギーロの中で王やカルト教団組織に都合が悪いもの達だった。
故に偽りのアラハギーロは、本人達に気付かれないよう追放していた→幽閉の地・流刑地だったから。ドラクエ6の魔界と同じである」。
 
アラハギーロで出たベルムドやセラフィはそこまでの要人では無いが、ルコリナや盟友カミル相当の者がいては、組織存続に関わった。
→もしも神父やチビィやティラノス→キーマンを殺しては、地域は人類の敗北エンドに終わっていた。
ヴィスタリア姫のポジションが、ホビットのシュクリナ妃であれば、その知識や技術、薬品素材が重要だった。
 
職業クエストの占い師編に出てくる者達は、優秀すぎて孤立した連中だろう。
ガートランド編を見ていて納得するが、地上と魔界を行き来して素材調達に成功する者がいれば、防げた悲劇
も多い。
→逆に、テンス花や石化解除素材のように、キーアイテムを絶滅させて冒険を破綻させたいものにとっては、是が非でも手段を封じたい。
 
因みに、偽りのアラハギーロに関しては、二番目の幻・カジノのような足止めとして期待できる相手は、結構限られている。
魔物使い職に強いエルフやウェディやドワーフでないと、楽しめない。あのベルムドは、魔物使いでなく人間の兵士や教官だった。
 
 
追加分析
フィーロやルコリナ→ドワーフやエルフには、離別した身内との再会→一番目の幻、
リゼロッタ→ウェディには恋愛→三番目の幻で足止めするのが有効である。
ザンクローネは判別がつかないが、守れなかったものを次があれば守りきる、と言うことで一番目の幻が有効とは思う。
なお、ver4の古代エテーネのような幻が、ドワーフ→フィーロには有効である。メレアーデは、生き別れになった相手だろうから。