Haiiroouke道徳問題 テイルズオブクレストリア 外伝クレスエピソード 20200922 ↓ 色々と間違っているクレスと村人、何よりミバル。

Haiiroouke道徳問題 テイルズオブクレストリア
外伝クレスエピソード 20200922
色々と間違っているクレスと村人、何よりミバル。
 
まず第一に、私の判断を言えば、ミバルの死に関して一番悪い、と言うか責任があるのはミバル本人である。
→ミバルには、ヴィシャス並の生き延びる気力が足りなかった。
→村人を殺さないようにする、と縛りがあるにせよ。魔物化した体力ならば、村人の包囲を振りきって逃げに徹することは出来た筈。一端森に逃げて追手を撒いてから、再度クレス達に合流し、クレスに証言して貰いながら事情を打ち明けて、クレスを保護者に共に村を去る道もあった筈。
それをしなかったのは、村人達は相手が分からなかった故の事故とは言え、ミバル自身がその場で殺されることを望んだ、迷惑なものだった。
・「村人に説明が終わり説得できる迄に、村人の前に姿を表すな」と言うのが保護者のクレスの意図だったのに、結果を予想して然るべきなのにクレスの意図に反したミバルにも責任がある。
→外伝シナリオを見返しても。ミバルの身体を案じて、待っていろと主張したとは言え。
保護者が待機を指示したのに、ミバルが指示に背いたのは確かだった。
・クレスの意図を破ったのは村人が危なかったからの緊急措置にせよ、その結果村人がミバルを殺したならば、保護者の意図に背いたミバルの責任である。
テイルズオブシンフォニアアリシアの件に似ている、村人達に関して言えば、自覚の無い自殺幇助だった気すらする。
 
・村人が他の魔物に襲われていて止むを得ず飛び出したとはいえ、魔物の姿で人前に出れば、村人に攻撃されても仕方ない。
・クレス等信頼される人間が、初めに村人に打ち明けた上で、落ち着いた状況で紹介される手順を踏んだのならばともかく。
乱戦で村人の気が立っている中で、魔物の言葉を聞く筈もない。
・クレスは魔物化ミバルが、人間だったときの人形を持っていることと、本人が証言していることからミバル本人だと信じた。
・ミバルは村人達に人形を見せていないし、他の魔物よりも流暢に話していない。
 
そもそも村人は「最後の魔物がミバルだと知っていて、クレスは村人に殺させた」と無茶苦茶を言い出したが、何故あの魔物がクレスに喋り掛けられたと認識したのだろうか。人形だけでは、ミバルを殺した仇が強奪しただけかもしれない。
 
赤ずきんの絵本のように、自称ミバルはクレス達にも人の姿を見せていない。今回は死後に戻ったとはいえ、もしミバルの名前を語った偽物だったら、クレスはどう責任を取ったのか。
結局ラタトスクが事前に言っていた通りだろう。
・魔物を興奮させる作用がある血を流すミバルの体は、人間社会にとって存在しない方がいい。
・ミバルが魔物から人間に戻る手段は未発見だし、そもそも事前に大怪我を負って臨死状態だったことを考えると、実験自体が違法でなければコーディの行為はさほど責められない。人としての生は、魔物と相討ちになったところで終わっている。
・コーディに復讐することだけが生きる支えだったが、しかし私の推理はどうあれ、既にコーディがカナタの手に掛かって死んでいるため。魔物になってまで生きる理由が無くなっていた。
・そもそも赤ずきんを考えると、本人の主張だけでミバル?を信じたクレスの判断は、村を危険に晒すものである。
・仮にその時は理知的だったとして、村の側にいる時ずっと、暴走や興奮せずに村人に危害を加えずに社会生活を送れる保証など、クレスにはしようがない。
・もしも、狼や猟犬同様に→クレスが保護者として責任を取ると主張するにしても。村人に対して告知した上で、個体認識出来るように首輪などを装備させる配慮をすべきである。
その告知がされる前に村人がミバルを襲ったとすれば、野良と間違えられても仕方の無い、ミバルとクレスの責任である。
この事はテイルズオブヴェスペリアのラゴウの?リブガロやテイルズオブジアビスのアリエッタのライガクイーン、テイルズオブシンフォニアのエクスフィギュア化したドア婦人にも当て嵌まる。
・仮にそれでミバルを無力化できたとしても「魔物を興奮させる作用がある血を流す」性質から。ミバルの側に呼び寄せられそうな他の魔物被害を考慮して、人里離れた場所で生活すべきである。
・大体、「人間が魔物になる」事例など、ダーチア村では一件も無かった。
・村の中ではミバルは死んだと認識されている。ミバル自身の証言にしろ、
「生きたまま魔物にされたのか、死んでから死体を魔物にされて生き返ったのか」が判断できない。
一度死んだ相手が魔物になって生き返った等、魔物が人間のミバルの姿になる迄、信憑性が無かった。
・クレスがミバルと話したのはその時が本当に初めてで、村の側まで来た時には村人に説明できる状況では無かった。
・クレスは元々ダーチア村を去る予定だから、嫌疑は該当しないし、コーディの殺害教唆は証拠不十分。
ミバルについては「人の言葉を喋れることを容疑者が把握していて、都合の悪いことを密告されるリスクがある」のに村人の前に出す→必要もないのに何故自分を不利にするのか、と言う疑問を持てば不自然になる。
それにしても。
村人がクレスを裁こうとした罪状は、
普段ビジョンオーブを用いて執行者に咎我人を裁かせている、この世界の大半の住民に跳ね返りかねない容疑である。
普段の咎我人→ミバル
普段の執行者→村人
普段の転映実行者→容疑者クレス
恐らくは、カナタを転映に誘導した者も、クレスに掛けた容疑通りの動機だったと見る。
ハインツのジレンマのような、道徳問題とは掛け離れている。
クレスに容疑を掛けたものは、立場が違えば容疑通り犯行したと言うことか。
クレスエピソードでは綺麗に仕上がっているが、ダーチア村は主犯が誰であれ、違法品闇売買で生計を立てている村だった。コーディは死んだことにするとしても、カナタを口封じしようとした修道院の仲間達は健在だった筈。
何でクレスエピソードは綺麗に終わっているんだ?
 
とは言え、ラタトスクがラストで怒っている、村人達こそ執行者に裁かれるべき、と言うのも間違い。
・大体、「人間が魔物になる」事例など、ダーチア村では一件も無かった。
・村の中ではミバルは死んだと認識されている。
・もしも、狼や猟犬同様に→クレスが保護者として責任を取ると主張するにしても。村人に対して告知した上で、個体認識出来るように首輪などを装備させる配慮をすべきである。
以上の理由で、今回は事故である。
 
また、仮に確信犯だったとしても
「・姿が違っても、人間であれ魔物であれミバルさんはミバルさん。人間だった頃と同じように、ミバルさんは村人に危害を加えない。」何て理屈、村人の中に一人でも反対の者がいれば成立しないし、もっと大きな枠組みである王国の法も認めそうにない。
また、外伝シナリオ ナタリアエピソードの際の判断と同じである。「村に侵入した魔物を有志が排除する」のは慣習化した村の常識。魔物化した以後に、殺害すれば罪に問われるのはおかしい。裁く法が無い。
→それは咎我人と同じ扱いをすべき。自業自得の道でない分、不条理だが
 
・魔物を興奮させる作用がある血を流すミバルの体は、人間社会にとって存在しない方がいい。
・ミバルが魔物から人間に戻る手段は未発見だし、そもそも事前に大怪我を負って臨死状態だったことを考えると、実験自体が違法でなければコーディの行為はさほど責められない。人としての生は、魔物と相討ちになったところで終わっている。
・そもそも赤ずきんを考えると、本人の主張だけでミバル?を信じたクレスの判断は、村を危険に晒すものである。
・仮にその時は理知的だったとして、村の側にいる時ずっと、暴走や興奮せずに村人に危害を加えずに社会生活を送れる保証など、クレスにはしようがない。
と言う部分を主張すれば、妥当である。
ところで、道徳問題に回答したところでエピソードを振り返ってみれば。
村人達とクレスが揉めることになったのは、ラタトスクとミントのせいである。
「こいつら、自分の力に酔ってやがる」
「お前達がやったんだろ」
「殺した」
「人のせいにしても、罪は変わらない」
「無抵抗のミバルさん」
突然のことにショックを受けていた村人達を刺激したきっかけは、ラタトスクの発言である。
村人達が発言したように
「俺達は目の前に現れた魔物を殺して、村を守っただけだ」
が全てである。その気概を見たからこそミバルは満足したのだ。
→村人が殺したのは正体不明の魔物。決して正体を特定して殺したわけではない。
「正体が分かっていれば、あたし達だって違う行動が取れた」
これも全てである。
大体、「今動いたら魔物から負った傷で死んでしまう」と職業治癒術師が診断していたのに。ミバル本人が無理をして死んだんだから、村人達が致命傷を負わせたかのように煽った、ラタトスクの責任は重い。
 
 
 
因みに、このエピソードのモデルは、ベリウスの死である。
「この問題についての回答を言えば。」
→ハリーはベリウス襲撃の現場にいなかったし、魔狩りの剣にしても。相手が誰だか分からなかったんだから仕方がないだろ。
と言う、開き直り気味の結論になる。
魔狩りの剣の頭に血が上っていたのは確かだけど、
「人間なんかに遅れを取るわけ無い」、と過信してあしらおうとしたベリウスにも責任ある。大事を取るならば、相手が分かっているレイヴンに魔狩りの剣達を引き留めさせて、その間に逃げれば良かったんだ。能力もそれ向きだし。
 
 
ここまで来て、外伝クレスシナリオ全体に関わることを言うが。
→クレスはミバルのことを、村人に伝える手段あったじゃないか。
それこそビジョンオーブで自分を映して、魔物の正体と証拠の人形を示せば良かった。
クレスが見落としていただけで、連絡手段があった。
→まあ、上手くいくかは保証できないし、治療師の言うことを破った時点で多分手遅れだろうけど。