はてなブログ 幻想水滸伝[決闘場に至るまでの、闇討ち包囲網 消耗戦連戦] 土地接収を巡る、住民対意地悪な役人。八十年前、ティントのウイングホードとの事件。2019.08.10

はてなブログ 幻想水滸伝 土地接収を巡る、住民対意地悪な役人。八十年前、ティントのウイングホードとの事件。2019.08.10


幻想水滸伝3ヒュッデビュッフェ城事件の相似。

[かつて、都市同盟は領土内の、同盟非加入自治体に対しては、高圧的な態度をとっていた。
同盟参加自治体ならばともかく、領土が接する相手は、同盟者として不干渉だった。税額は低かったとはいえ、災害時や対外侵攻を受けた際の援助は無かった。
一応はティント自治体に入っていたため、その州代表であるティント市長とは。家系単位の領土紛争を繰り広げ、膠着状態が続いていた。
ティント市民は都市同盟の一員ながら、
グラスランドの民族抗争に理解を示す、誇り高い戦士の血族だった。]

しかし、あるときその関係が過去のものとなる。

[それはある日突然、というわけではなく、周到に張り巡らされた罠だった。ティントの鉱物利権を、他の都市同盟幹部-ミューズとマティルダ騎士団が狙い出したのだ。
グラスランドや赤月、ハイランドとの戦争で疲弊したティントに対する手当てを、ケチり出したのだ。
ただでさえ好戦的なグラスランドや現地の山賊、ウイングホードと面していて、防衛予算出費は嵩む。それなのに、出費への手当ては不親切で、資源に対する課税ばかり増やしていく。
気付けばティント市は、都市同盟中央 幹部会への借金が、溜まりきっていた。
借金返済に関する部分で、債権者となった幹部会は、無茶ぶりしだした。
新規鉱床開発を指示し、その利権に自分達を噛ませるよう、言い出したのだ。
このままではティント行政全体が圧力で倒れる。ティント市長は、苦渋の思いで、指図されるままに、鉱床開発を決断した。
それは、これまでの緩やかなウイングホードとの関係を打ち切って。その土地を切り開くことを意味していた。
ティント市長はそう言う懐柔を好まない質だったが、
「自分達に非があるため、ウイングホードに使者を出し、開発用地を差し出す」よう求めた。
「・開発用地さえ確保できれば、都市同盟から追放する意思はない。
・都市同盟に領地が属する以上、自治体全体の立場を考えてほしい。
今回は、必要な土地を持つウイングホードに出血を強いるが。次は我が身。自治体の一員として、負担に相応の償いはする」と提示したのだが、当然断わられた。
ティントにとっても不本意な、土地開発を巡る種族紛争が発生した。
これまでとは異なる、本格的な侵攻。
都市同盟軍部 対外戦争部門から指揮官と紋章部隊、兵器運用部隊が派遣されての、
→これまでとは勝手が違う、始めて見る作戦を展開されていった。
今のままでは勝てない。
幻想水滸伝でキルキスがやったように、ウイングホードは近隣の山賊+ティントの共通の敵であるカラヤ族、グラスランド勢力に連合を求めた。
幻想水滸伝3で言えば、トーマスがシーザーを雇い。
ヒューゴ達に、クリスらザクセン勢との内紛で、援軍を求めたようなものだった。
そのシナリオが影響して、後の幻想水滸伝シリーズが産まれていく。
都市同盟代表は代表六席とはいえ、ウイングホード問題に関しては、
ミューズとマティルダがティントを後押しし。サウスウインド、グリーンヒル、トゥーリバーは正確な説明も受けていない状態だった。
だからこそ、カラヤ族一党が侵攻し、ウイングホード一族の多くから参戦したことは。
都市同盟ー特にグリーンヒルから見れば、
危険な覇権主義者であるカラヤ族長が、
圧力と取引で、情勢に疎いウイングホードを、自軍に取り込んだように見えた。
・トゥーリバーの一件のように、都市同盟多数派は人間でも。現地の異種族も、郷土愛の元で愛国者として、土地を守ると思っていた。]

その紛争の末路は、
・都市同盟側に、ウイングホードの村を焦土戦術で焼かれ、その土地で暮らせなくなる、
・大勢の、グラスランド側についたウイングホード成人男性が、戦死した。
という、悲惨なものだった。

また、ウイングホードの要請を受けて参戦したグラスランド陣営は。
・国境近隣の、グラスランド側侵攻ルートの村で焦土作戦が展開されたため。略奪で補給が出来ず、物資難の中での戦いとなった。
・連合盟主であったカラヤ族長を、毒殺ではなく暗中長距離狙撃により、殺害される。
・暗殺を巡る、士気低下防止と警護役の信用対策に、デマを流した結果。グラスランド連合軍全体でスパイがいるのではないか、という課題に直面。
寄せ集め故の、内部不信によるグループ分裂を招き、種族摩擦などが深刻化した。
・連合盟主暗殺前後に、渡河中や入城のタイミングを狙い。グラスランド連合、中核部隊が、味方から少数で分断され、包囲殲滅される。
・都市同盟側に、セラのような幻術使いが参戦した。デコイの人形兵で空城計と、自爆をやられ。
城から秘密裏に抜け出した城兵に、予想外の場所に別動隊として回られた。
・予想外に早い大軍が、援軍に来たように見えた。
・城と、後ろから挟み撃ちなどされたりした。

・[正規軍別部隊が、グラスランド側への逆襲に来た]という偽情報を流しておいて。
・実際は将のみが囮。
将がわずかな手勢で射撃し、大した被害を出さずに、引き返すところで。
追い討ちをかけた側を、潜伏していた横合いから、スパイにばれてない外注傭兵部隊が、側方射撃。
将への追い討ちを遮断。
将を抜いた、大多数の兵と副将以下指揮官が。
別な戦地にJターンして、背後から奇襲をかけた。
[ただでさえ幻術師が都市同盟側にいたため。
やられる連合側には、これも幻術である、幻の軍団が迫って来たように見えた。]
・敵方の拠点を攻城中に、
味方側の拠点や集落の襲撃を受け
→その後の軍事行動が敵の思惑通りだったために。待ち伏せと集中砲火を受け、大損害を出す。

と言う、[グラスランド側参戦の義理以上のこと]をしてなお、都市同盟が上手だったため。
負け戦として、ウイングホード問題から手を引いた。
・一応、ウイングホードの村を焼いたことは、都市同盟防衛のための軍事作戦の一環だったため。
都市同盟全体で法に従って。
無理を言って→元々コボルトとの共存に成功している、トゥーリバーにウイングホードを押し付け。
生活圏となる土地を提供することで、不足ながら償った。
・ウイングホードがかつての土地を失った経緯は、受け入れ先のトゥーリバー代表者に明かされなかった。
そのため移住者は、移住先からの理解も得られなかった。
・[都市同盟とティント市相手に、土地を守るため、外国と共にゲリラ戦した連中]とあっては。ウイングホード受け入れが厳しいから、という事情もあった。
・ウイングホードの村跡地は、予定通り資源開発用地として運用された。

悲惨展開なのだが、
残念なことにウイングホード達はしつこかった。幻想水滸伝5のルクレティアのように、[どこにいっても戦えます]という性質だったためだ。
紛争の火種が残り続けた。
敵軍についた、ウイングホードの土地奪回を目指すグループは。ティントの侵略者に対し、抜け道などの地理情報提供を行った。ネクロード相手のように。
そのため、その地ティントは、攻めるに易く守るに厳しい土地として。防衛側の援軍派遣、に向かない土地となった。
外部からの援助に、裏切られてばかりいる土地となった。

あくまで作戦の一環としてであるが、全うな約束を重んじる族長には、都市同盟は理解し難かった。
そして、それが徹底抗戦のための、煽動材料となる。
・都市同盟側の士気が低く、逃亡兵が多い。
・都市同盟側の拠点責任者や指揮官は、戦死や逃亡するような連中で。連中の防衛組織は、将を欠いて、結束が脆い。
そう認識させて騙した上で、
・実権を持たない副代表などが、弱気な外交策を打ってくるため。
・信用していた、都市同盟側スパイの裏付けも合わせ→
陽動に引っ掛かって盛大に待ち伏せ、包囲殲滅にあったりした。
・そんな目に遭えば、都市同盟に潜入したスパイも。グラスランド側から多重スパイ嫌疑がかかり、信用されなくなる。
戦勝に関するプロバガンダを焦りすぎた。戦勝を名誉として重んじるのが、グラスランド側のため。
・停戦条約締結。その不確定情報が民衆や一般兵に流布するのが早すぎたことが、裏目に出たりした。
不確定な条約を仮成立させておいて、正攻法で射てない、グラスランド側盟主を分断し、多勢で包囲暗殺する。
そのための策が、敵は、約束を裏切っての卑怯者、として認識に残った。


視点を変えるが。
弾圧側が、寄せ集めの中核である真の紋章継承者を、身も蓋もない多勢に無勢で闇討ちして、鎮圧する。
これが、用地接収問題史の核心の一つ。
故に、
1のオデッサとマッシュ。
2のルカ→ジョウストンの丘での未遂、レオン、カラヤ族長キヌア。
3の過去エピソードの、炎の英雄分断。
4のブランド、グレン隊長、主人公。
5のジンバ、ロイ。
は袋叩きに遭いやすい、と言える。
相手が卑怯なのではなく、合理的な理由だ。
そして。闇討ちの袋叩きから、生き延びたバージョンが。
2のゲンカクであり。
5のベムクート。
死亡するとはいえ、4のブランド。

つまり、彼等が一方的に一騎討ちに敗れて、何も言わなかったのは。
一騎討ちの場所に来るまでに、実際のHPゲージが磨り減らされていたため。
それを為すー本来は深夜から夜明けまでに、障害物に囲まれ視界が悪い森で、延々包囲したスナイパーに死角を狙われ。[相手の人数が悟れない中]、姿を見せない敵の多勢に、多重の待ち伏せを繰り返される
→消耗戦術の果てに。
密集包囲陣形を、レオンのように、周囲の森一帯に火を放つことで抜けた
両刃の剣で離脱し、決闘場に辿り着いたからだ。
かといって、自分を逃がした後は、あの襲撃部隊は
自分の故郷またはウイングホード集落を、見せしめに焼き討ちする、準備をしている筈。
自分が逃げた後、以後のアガレス・ブライトのように身内を襲撃される予想が出来た。
だから、闇討ちから生還したゲンカクやベムクートは、口をつぐんだのだ。

ゲンカクのエピソード。
一騎討ちで勝つこと自体は。新米の4主人公が歴戦のブランドに勝つくらい。何連戦も重ね、消耗した後を狙ったくらい、楽だっただろう。
恐らくは闇討ちを聞いていなかった、ハーンとしても不本意だっただろう。