解明 ヴァルキリーアナトミア マーヤエピソード。本当に名君でマーヤより悪知恵が利く主君

マーヤ。テイルズオブジアビスの女将軍に似たところがある人。

しかし、数学馬鹿でなく純粋に高いスペックに比して、駆け引き面で偏っている。

 

採掘は絶対必要。故に、

主君が試算を求めたのは良い。しかし、マーヤの案は「最優先は土地の占領ではない。魔物が大量で、人間同士の敵兵力増援推測式は怪しい。」それらの点からそのまま通すに怪しい。

そもそも主戦略は「必要な分だけ資源を持ち帰る」一点を守ることのため、全てを直轄兵力で済ます前提の案を提出させるのは不合理だ。

直轄兵力で済ます、ならば今回の兵力補充案は愚策でしかない。

常勝将軍旗下のベテラン精鋭兵を、練度が低い未来の魔術師兵と共に出す。まさか。

無関係な傭兵で補った方が国力維持のためだ。特別な素養と教育がいる魔術師兵は、次代の卵で惜しい。

ただでさえ未開地への遠征でそれは、下策。

 

結論。

始めから、主君は未完成の試作品投入を前提に派兵した。

しかし、未完な品の責任は負いたくない。命令を外れた個人が独断で用いて敵を道連れにした、そういう外聞がほしかった。

そして、試作品なしで勝てるだけの兵力を割きたくもなかった。

わざと劣勢になる配分をした。それだけ試作品が映え、かつ外部が活躍するチャンスがあると錯覚する。国外には、指揮官がマーヤでないからああなる、と理由もつけた。

すると。試作品の事後利益に便乗したいもの達が自分から群がってくる。

 

あとは、半ば外注で露払いした上で鉱物だけ押さえた方が長期的な節約になる。外注業者が一時儲けたところで、新兵器を押さえれば力関係はすぐ直せる。

 

主君自身としては、本当にマーヤもマーヤの名声も惜しかった。マーヤのベテラン部下にせよ、全滅する前に試作品を出す予定だった。

未完成品が犠牲前提の使用者以外まで自軍を暴発で滅ぼす、万一の事故リスクからはマーヤを回避させたかった。

だが、無断で持ち出す役を本人がやるならば、内規のためにも仕方がない。

大局的には、より賢く戦場で冷酷だったのは主君であった。口に出した以上に視野が広く、知恵に満ちていた。

戦術能力は、大戦略能力に劣った。