オリ創作 仲良し四人組と疫病治療の結末 テイルズシリーズ

(元ネタ テイルズオブエターニアベース→テイルズオブヴェスペリアラジアータストーリー、風竜)

昔々、リッドとキールとファラとメルディという、仲良しな四人組がいました。

キールとファラはハーフエルフ。メルディはハーフデーモンでしたが、ハーフエルフで通していました。リッドだけ人間でした。

ハーフエルフの二人は、エルフの里を追放された過去がありました。

 

ある時、ハーフエルフが多い集落で疫病が流行りました。その時は誰も現地に住んでいませんでしたが、それぞれが仕事を請け負う形で疫病から人々を救おうとしました。

ただし、成人したリッドのみ、彼は地元の有力者だったため。自分の領地全体のために、必要なものだけ回収して、必要性が低い土地は見捨てることにしました。まあ事件解決に懸賞金を懸け、請負人を送り込むことはしました。

しかし、リッドと結婚していたファラは見捨てる政治判断に反発し、現地に救護活動に行きました。

 

また、二人と連絡を取っていたわけではないものの。単身赴任で外国の都会で暮らしていたキールと現地の近くで傭兵兼犯罪ギルド請負人をしていたメルディは、それぞれ救援に行きました。あくまで依頼人からの請け負いなので報酬はとるつもりでしたが。

 

メルディは現地への必需品と医療物資輸送。

キールは疫病の根治のための特効薬捜索を図り、辺境を冒険しました。

形は違えど、皆疫病を治療することを目的に行動しました。

 

 

 

 

しかし、望みは叶いませんでした。

現地で活動していたファラとメルディは、自分達も別な罹患生物との戦闘がきっかけで疫病に罹患しました。末期症状で錯乱し、患者同士の戦闘となり、相討ちの形で死去しました。一応はメルディの方が先に悪化し、潜在能力として持っていた幻術魔力を解放したようです。

 

それぞれの夫が有力者であったこともあり、二人の子供が遠方にて情報遮断の上で隔離され、無事に生き延びたことが救いと言えるかもしれません。

 

またキールは探索の結果、特効薬を手に入れることには成功しましたが、現地への輸送中に事故に遭い疫病の末期段階に間に合いませんでした。そして、現地で悪化した大混乱の中で死にました。罹患者死亡後のアンデッドモンスター氾濫が起きたのです。

 

関わらずに早めに距離をとったリッドは生き延びました。

しかし、遠方から救護を図っていたにも関わらず。結局救いたくても出来ることが無かっただけであったのに。侵略のために始めから殺す気で、現地を全滅させた汚名を着せられました。被害者の遺族達は、罪もない人を虐殺した、と言うフェイクニュースに踊らされてリッドの首を狙い、更に返り討ちにされました。

そんなリッド自身も、別な事件で命を落とした後にアンデッドになりました。一応は「復讐者の仇討ちに倒れた非道の王にしてバトルジャンキー」、と歴史に名を残しました。しかし実際は元々難病で死期が見えていた中で、自身が捨て身の行動をとった末の覚悟の死だったそうです。

歪んだ世界の中で、被害者の仇は男の戦士と認識されました。しかし、実際は里を追放された、現地の縁者であるハーフエルフ女性ファラが現地で救おうとするも。過誤により以前よりも悪い結果を出し、自身も献身の果てに死去した、それだけだったのです。寧ろリッドは後味の悪い思いをした上に、妻や親友を失い、他人の目や暗殺と付き合いながら生きることになりました。

 

大事なことは、ファラはラジアータストーリーのケアン・ラッセルのポジションだったと言うことです。

 

なお、特効薬とは異種族、エンテレケイアのアパティアなど。いわばユニコーンの角のような生体由来素材だったそうです

風竜がオーブを見て怒ったのは、ユニコーンに別なユニコーンから奪った角を見せたようなものだったからです。それも、知り合いのユニコーンの一体が病気にかかって、しかし特効薬がなかったために成す術無く死亡した過去があったからです。