考察・魔鏡窟と進化の秘法 何故、北国の新技術追求は、資源を火種に巻き込むか。

 

考察・魔鏡窟と進化の秘法 何故、北国の新技術追求は、資源を火種に巻き込むか。

 

ヴァルキュリープロファイルにおけるグレイ・ルシオ。両名はテイルズシリーズの別なゲームで、ハーフエルフ族に因縁を持つシナリオに挑むことになる。

 

グレイエピソードが鍵となる。

テイルズオブファンタジア及びテイルズオブシンフォニアで、なぜ争奪戦が起きるのか。

鍵は時を操る力、エターナルソードにある。

 

宇宙量子力学を軍事利用するため、と言うのが一般的なシナリオである。特別な乗り物やエネルギー砲、憑依をなす特殊装備。

実際に、ヴァルキュリープロファイルにおける移送法陣技術の派生研究に、キーアイテムは必要だろう。

 

しかし、シリーズ中で治療がテーマになりがちなように、根本にあるのは「進化の秘法が現段階未完成であり、不良品しか産み出せない、デバッグに成功しない状況にあること」である。

 

エラーの解決のために、生物の体内時計操作に手を伸ばしたい。

その為の手法として時を操る性質に届く素材を求めている。それが北国の内情だと読む。

 

エラーとは。生物兵器のベースに採用した「シルメリアオリジナル=月の大精霊ルナの親族」に由来。

「安定した制御を保てるのは、能力を一定以上解放するまで。

仮に安全域を越えた場合は、リミッターが利かずに力尽きるまで、能力が発動し続ける。その能力は変異を伴い、発動者本人まで変異していく。

結晶石化コールドスリープ、ホーント化とベルセルク憑き→月狂病と言うべき、アインへリアル化能力の異常展開。」

先天的欠損と言うべき、設計段階におけるエラー対応不備がその原因である。恐らくは対症療法しか存在しない、根治不能な宿命。

一旦リミッターを越えてオーバードライブに至っても、崩壊を緩やかに安定させることで戦略利用できるように手術したい。その追求を、進化の秘法プロジェクトチームは求めている。

故に、進化の秘法プロジェクトチームが、セリアパーティーの正規シナリオ上元凶と言える。最低でも、エイミとグレイは狙われるし、セリアはレプリカ妹を使い潰されている最大の因縁の持ち主である。もう「とある魔術の禁書目録 レベルシックスシフト」並みの不幸ストーリー。

 

「出来損ない」、とレプリカ本人を責めるべきではない。

 

テイルズオブシンフォニアで語られるマーテルも、恐らくは未完の設計不良品に過ぎなかったのでないか。

人はどう生まれてきたかではなく、困っている他の人に何をしてきたかで、意義が決まる。

だからこそ、ハーフエルフでないものもマーテルを語り継いだのだろう。

 

テイルズオブハーツのフローラとルチア、マリン達のような有徳の貴人だったのだろう。

 

しかし彼らの夢は、命を代償にしても「試みる以前より悪い結果」にしか繋がらない。少なくとも、一度はそう帰結するはずだ。