事件のシナリオ ・テイルズオブハーツ 疑惑のルーンの町。

事件のシナリオ ・テイルズオブハーツ 疑惑のルーンの町。
 
ベリルとチャンを軸に進む物語。に見せて、背景はチャンの側近の面従腹背
 
始まりは、チャンの側近が、忠臣ぶりつつ3足のわらじを履いていたこと。
 
元々、チャンの側近は外部の商会と癒着を始めていた。
交易商の主君の留守中に町を預かる立場を利用し、既存の流通業者から、癒着相手の新規進出業者を主要取引先にする、コミットにまで到る。
 
主君の側近ながら、いきなり取引先変更を進言できる発言力は無い。もしくは徹底的に内密裏に行いたかった。
 
既存業者からの新規業者への変更を行い、癒着済みの先方からバックマージンを受け取る。と言うよりも、主君の跡目問題も含め、チャンの組織内での向上意欲を満たすためにやった。
 
癒着新規先を綺麗にしつつ、外部の犯罪組織を通じて、更に使い捨ての末端盗賊団に襲撃依頼を出した。内応者が渡した情報を元に盗賊団は動いていた。
 
トラブル
主から盗賊団対応を一手に受けつつ、解決を長引かせて業者切り替えを持ち掛け、主君に話を受けさせたかった。
 
しかし、主君自身が外部から雇った請負人に対策を指示した。シナリオを守るために、ベリルが失敗するよう盗賊団に情報を流した、か?
情報を受けた盗賊団は外部に依頼して、その請負人は情報屋を用いてベリルを調べ、飲食物に薬物を仕込んだ、か。
 
全くの外部で流れの盗賊団では、いきなり現れた少女が請負人だと見抜いた上で、事前対応は出来ない。
何より決定的な破綻は。
「ベリルの居眠り中に、荷物を盗賊が運んでいった、だけならば何故盗賊はベリルに何もせずに去って行ったというのか。ソーマどころか身ぐるみを剥いで、掠ってしまうことも躊躇しない。」
チャンがベリルを嵌めた、と仮定しても。依頼遂行時に、そのまま荷物ごと失踪したことにして、実際は身包み剥いで拉致すれば話は簡単だった。
故に、チャンが受けた報告は間違いだった。
立場が弱いベリルが言うように、依頼が困難だった、その理由は、盗賊のみならず出没害獣の襲撃が熾烈だったからだろう。百聞は一見にしかず。
 
しかし、主君が素人過ぎる使い手を雇ったことが災いし、その素人が話を蒸し返しすぎた。
 
おまけに、情報内応を隠蔽するために、主君の判断より無能だった素人がそいつの過失で失敗した、と報告した。
 
思えば、それが側近最大のミスだった。
 
ベリルの肩を持って、主君チャンに事前報告したより、困難な案件だったことを素直に事後報告すれば良かった。
依頼案件の査定に疑問があった。そのためベリルに指定した報酬と保証金、事前提示依頼内容は不当だった。
 
本人かその部下は分からないが、「弁えろ」と言った秘書は対応ミスしていた。
 
大人しくソーマを差し出さないところはともかく、それどころか逆に怨恨で動き、向かってきたところで機転を利かせるべきだった。
 
つまり、ベリルの対処を真に依頼したかったのは。交換条件を持ち出した主君チャンでは無く、本当に嗅ぎ回られたくない側近の方だった。
他人の金で自分の都合を果たそうとする辺りが、忠臣か怪しいところだ。
 
シナリオ全体の破綻。
癒着した新規進出業者と側近は、側近の主君チャンすら獲物にしようとーピンチを救う有利な立場で交渉しようとしていた。
 
しかし、チャンの拠点の町全体の取引価値低下に気付くことが出来ない、視野の狭さが自分の利益まで損なっていることに気付けなかった。
 
真犯人達が認識しているより、現場の盗賊団が活動する輸送ルートは、害獣のゼロム繁殖と活動活性化でずっと危険な場所になっていた。つまり、輸送ルート絡みの護衛及び襲撃者の適性相場が上がっていって居た。
 
仮に、真犯人達の思惑が上手くいってチャンを丸め込めても。投資に見合う利益を入手することが出来なくなる末路が待っている。
獅子心中の虫が主君に入る情報を制限している→認知バイアスをかけている。その状況が、主君を含めた組織を、外部組織に侮られる理由を育ててしまう。
 
 
側近達のエゴはやはり、組織を腐敗させる害悪である。
 
 
それにしても、自分のことについては、チャンに対する第三者の裏切りを考慮できなかったベリルは。自分を救う発想に至れない不幸だった、と言える。
 
 
チャンが自分を救うシナリオ
チャン自身が、側近の癒着相手組織のより上意権限者と示談を持つべき。
 
自分を陥れている、ととられたいー抗争の意志か確認すれば良い。
有力者への陰謀は気付かれてないから意味があるのであって、それを越えた抗争は双方に不利益を生む。
 
話がうまくいくかは。
新規進出業者が、どれ程チャンとの取引獲得に魅力を感じているか、による。
町周辺のゼロム活性化と輸送網劣化による、陰謀の破綻を提示して、手は引かせられる。