考察4・ジェノアーマンドレイクの館。

考察・ジェノアマンドレイクの館。

ジェノアならば銀行家ポジションで、取り締まりに熱心な領主を狙う。
それがこれまでの分析。 

よく考えてみると、アルラウネとジェノアの取引は脆弱性が残る。アルラウネがジェノアを裏切っても滅亡しかない。他方で、ジェノアにしてもアルラウネを秤にかけて敗北された場合に余り旨味がない。
せめて、アルラウネ亡き後の利権確保に繋がる保険ー相続人くらいは用意しておく筈。

サーラの冒険 三巻回想 ザーン支部の暴走、を含めて。本当にジェノア支部や取引先を掌握できているのか、怪しい部分が見られる。

マンドレイクの館でアルラウネとシャドーニードル二名が考えるジェノアは本当に同じ相手なのだろうか。
ジェノアならば取引先相手に送り込む暗殺者としては、シャドーニードルは中途半端だ。シャドーニードルに確実に勝たせるならば相手の情報を渡さなすぎる。秤にかけるにしても、一応は勝率をどちらかに偏らせておく。
第一、私の予想通りならば、アルラウネ暗殺を長引かせた方がジェノアにとって得をする。

一旦は、隣の領主に対する計略が完成しきってからの方が、ジェノアならば美味しい。

アルラウネとシャドーニードル。両方と、ジェノアに対する連絡網に不審がある。意外と、そんな理由でザーン支部暴走も起きたのでないか。誰かが中間マージンを抜いて、情報を制限している?

他方で、ジェノア程の者が二重スパイにそこまでされて、放置するとも思えない。ドレックノールジェノア以外の系列ならば有り得るか。ドレックノールの長に、より上がいるとするならば可能性があるのか?

更には、アルラウネの領地が組んでいた闇組織は、当代からのドレックノールジェノアとのものだけなのか?


あの領地全体が、ライバル闇組織に対する釣り餌だった可能性すら見える。その場合、餌でも壊滅させられてしまえば、誰かさんの機嫌が悪くなるだろう。

何となく、ドレックノールの王朝 異母兄弟に、ダークエルフの手が入り込んでいる気がする。ドレックノールならばダークエルフがこっそり王統になっても違和感が無い?

ジェノアが認識しているより、ピントがずれた家督争いは、根深いのかもしれない。国外勢力の援助を受けたゲリラを相手に、表面上の権勢を保つジェノアも凄いが。
父の血筋、というどうでも良さそうな理由でマンドレイクの館は仕組まれた気がする。