考察3・ジェノアのジンクス。白と黒、勝ち馬の二重スパイ自身の財産的価値。

考察・ジェノアのジンクス。
ドレックノールでも有名人。
 
ただし、ジェノアが出る作品には変身や偽物が多い。
 
鏡の国の戦争しかり、サーラの冒険最終巻しかり。シャドーニードルがでてくるマンドレイクの館から、ターゲットがそんな感じだ。
詳しくはこちらをどうぞ。私も好きな記事です。
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マンドレイクとアルラウネは新リプレイの方へ取り上げましたね. そっちの方で微妙に詳しく書いてあるん
マンドレイクの館に関して言えば、奇しくも後作品のジェノア自身の研究施設が庭に例えられた名だった。
 
さて、本文に移る。
あのアルラウネの屋敷をファンドリアやドレッドノール等悪の拠点に例えるとしよう。
 
この作品の中ではジェノア自身が信用できない、と現場のシャドーニードルが問題に直面するストーリーだった。
 
他方で、アルラウネは自分の麻薬畑を守り抜いて、ジェノアに見限られたシャドーニードルを貰って、一件落着にする気だった。
ファンドリアの悪人などに多そうなタイプだ。
 
しかし、あくまでジェノアはどちらにも肩入れせず、両方を天秤にかけ事態の推移がどうあれ対応し利する気だった。
 
ここで着目するのは、視座の広さと構想力では、邪悪さでは同類のアルラウネ領主さえジェノアに劣るー類を脱しないことだ。
 
アルラウネは、麻薬畑とドレックノールとの穏便な取引関係を一番の財産だとみた。
しかし、ジェノアならば台頭してきた部下と、取り締まりに熱心な隣の領主をこそ財産の鍵だとみる。
二重スパイポジションと二重スパイの協力者。ジェノアならばそれをアルラウネ領主周辺最大の狙い目と獲る。
 
取り締まりに熱心な隣の領主こそドレックノールの取引相手、と言う状況をより強化する。
麻薬畑そのものを対価に、収穫物総てを隣の領主に押しつけた上で、
ジェノアの駒の偽装官憲に、冤罪事件捏造を強化させる。
上手くすれば、外部主導で隣の領主が暗殺され、アルラウネは遺産で継いだ領地に、隣の領地の代理管理権を手に入れる。二つを足した広大な土地を手に入れ、犯罪歴のゴミ捨て場まで得る。後で出ても前任者に押しつけられる。と言うか、ジェノアは反ドレックノール勢力との癒着嫌疑を、後発のライバル一方という死者に擦り付けた気がする。
 
最大の財産を、育てる。それは何より名領主と思わせるアルラウネ自身の演技力、と値踏みし、王子様とのパイプを買い取る。アルラウネを被害者として、二重スパイとして養う。
余程足がつかない商品だ。
 
ジェノア自身が認識するビジネスモデルは、傭兵斡旋者ー民間軍事会社という第三者ポジションで無いか。
故に、勝ち馬に鞍替えするような策略で利益を出すことに躊躇が無い。
冤罪捏造と犯罪隠滅、をビジネスにして、白と黒を入れ替え、ジェノアとともに勝ち馬に成り代わる提案を受けてくれる知恵者。
それが、ジェノア自身が望む取引相手なので無いか。
ぺらぺらーずシリーズのエキドナのように、視野が狭い相手ではジェノアが望むシナリオにならない、と想像する。
 
あるいは、幼少期のジェノアの側に、ドレックノールに対する勝ち組側の二重スパイがいたか。
本当に、ジェノアダークエルフの口づけの方が似合う。