テイルズオブジアビス考察 ヴァンの態度不自然

テイルズオブジアビス考察

考えてみればヴァンは、ルークに対して随分勝手なことを言っている。
アクゼリュス崩落までの態度全てが騙しだったという説はそれでいいだろう。問題はその詳細である。
「お前が必要だ、と人に言われたことが初めて」とそれまでのルークにしては物凄く真っ直ぐな態度で聞いたのはまあ、許容範囲だろう。
「私にはお前が必要だ。英雄として認められる実績を挙げて、亡命しよう。」
まあ、これも話術としては嘘で済む。

本当の目的を聞いたら従わないから、ということで騙したのまではまあ合理的だろう。
しかし、「お前が必要だ。」と言ったのは事実であり、「初めて役に立ったな」と、役に立ったという評価は間違いがない。

依頼をして、指示通り動いて役に立ってもらった人間が、その後の屑扱いするのが理不尽なのだ。
アッシュやリグレットがなぜそう見なすかは、よく分からない。ヴァンについては頼んでも能力不足、というならばともかく成果を挙げたのならそれでいいだろう。一般のオラクル兵より戦力になるなら、それで十分取り込んでいいはずである。
シンクなんかも同様の理由で、製造目的以外の価値を獲得したならそちらを見込んで採用した、という口である。
ティアとアッシュ〉シンク〉ルーク
シンクには有り難がる余地が皆無なのに、ヴァンの目的と自分の意思が合致するからという理由で、手駒扱いだろうとついていった。

ヴァンに関しては、ルークに対する態度も、世界の予定調和の範囲で決めている可能性がある。

そもそも、第七音素同士で擬似超振動の結果を出せるならば、第七音素使いが一人以上いれば二つ以上の装置を使えば可能だ、それだけならばヴァンならば余り難しくないことである。
駄目ならば普通の第七音素使いを複数用意すればいいし、定点破壊だけなら第七音素以外の音素でも可能。
そもそも、電話線のような遠隔で、装置の方を柱の側において、そこから長い導線を引いて、島外の船の上から超振動を起こすことすら可能だった気がする。生け贄にする必要は必ずしもない。オラクルの趣味である。
ヴァンがルークに拘った方が予言に従って、と言える。

アクゼリュスと違いホド島は沈むまで時間がかかった、というなら、海から水を引いて重石が貯まって柱が折れるような仕掛けにしてもよかったのでは。