テイルズベルセリア 伝承モチーフ分析 四聖主他


テイルズベルセリア
八首伝承。ファンタジアからの歪み。
四聖主イベントについては。シンフォニアからの四極であるが、その正体は五行思想。マクスウェルの四精霊、ではない。
更に言えば、五行が歪んでいるため、本来は風ではなく雷を入れるものである。
デスティニーのアクアタルカス、東方系の思想。

火ムスヒ
水アメノチ
土ウマシア
風ハヤノヒ


先ず、モアナの話。

あの地方本来の水の聖主信仰はこうである。南国、かはともかく。アメノチ→メチ、ノ、チノ→ミント
ファンタジアのミントもハーフだったということから。母子の話は、メリルとミント。本来は、今回のアルトリウスに対するヒロイン役はシアリーズとエレノアだったということ。

つまり、モアナの話の巫女の父親は、ミッドガルドから来た聖寮退魔士だったのだろう。
巫女とは精霊に対する器の家柄のはずだが、どうだろうか。

対するミッドガンド、聖寮のカノヌシとは。シンフォニアのように。
樹人の喰魔の姿はトレントのようだが。本来の設定はあんなレベルですまないはずである。
聖寮が好きな生け贄、ということで。語源は「カノヌシ→カヌ、シ、ノア、カ→クシナダ」→クシナダヒメの派生。
地母神の娘、父親の告げ口。カノヌシとの戦いで落ちた異空間と、幻影像はペルセポネがハデスに拐われる姿を示していた、と見る。

カノヌシは、土の聖主ウマシアの血縁なのではないか。
北方な理由が分からないが、
メディサの悲劇が示すのは、ペルセポネのエピソードだろう。
血縁かは分からないが、モアナとメディサの交流はそれを示していると見る。
シンフォニアのマーテル信仰の的は地母神だし。
蛇、がラミアを示しているとすれば、中国では
に相当するからかもしれない。

それにしても、エレノアの母の形見が鏡、というのはメディサエピソードとのイレギュラーだろうか。

炎属性のようで多頭竜イメージがあるが。本来は生け贄にされるべき存在である。
汚れ無き二つの魂。つまり、ニコの飼うこの二頭を緋の夜の生け贄にしろ、といっていたのだ。

作中のシグレとロクロウ、刀と刀の決闘が象徴するのは本来これでないはず。
二人の、劇中前のエピソードは、
の勝敗由来か。
時に、この場合の汚れ無き二人、とは真打ちと影打ちの関係の筈である。
つまり神への捧げ物→供物として名剣を祭器として捧げる、ことで予言クリアできた、ともとれる。

作中のシグレの縛りプレイ設定からすれば、
に値するのだろう。

火のムスヒは、日本神話で言えば大物。天孫降臨信仰からすれば、最低でもテレサと同格なはずはないが。

クロガネと征嵐。
テイルズシリーズの北欧神話趣味からすれば、グラニに相当するはずである。
クロガネがいたからこそ、メルキオルは光らなかったのではないかと考える。
アイフリードについても、銃ジークフリートを武器でなく人だと思っていたから奪ったのだ。
もしも出会い方が違っていれば、アイフリードはメルキオルにとっての養子であったかもしれない。

征嵐がグラニであれば、何度も破ったシグレはオーディンに相当するポジションであるはず。 主神の血統、ならばやはりヴィーダルなのか?
和風のイメージで強い、からすれば。
スサノオのようには見える。
しかし、力自慢の戦士、であればトールともとれる。ならば獲物は號嵐→ミョルニルになるのだろうか。
やはりアビスのルーク設定のように太陽神関連である。

ハヤノヒ→今回のカノヌシ人格、の筈。
シンフォニアのユグラドシル等に並ぶシルフ人格の僕っ子。
喰魔でまともに人物像読み取れるのが、モアナとメディサに例外的なテレサを除けば、主人公だけになる。
恐らくはライフィセットなのだがーライフィセット→セフィラト→セフィロトのため。やはり何故風なのか腑に落ちないとも言える。
神竜殺しのマルドゥク、に該当すると見るべきか。
今回のアルトリウスがイクティノス人格のようなので、風関係で揃えた、と考えるべきである。
王子が救いたかったグリフォンは、ひょっとしたらアルトリウスだったのかもしれない。ヒポグリフの生まれ方を考えると、読み取れるのかもしれない。

なお、母性を司っていたのがメディサ→メデューサだったように、速くて翼のある存在→天馬ペガサスがハヤノヒのシンボルだと思われる。通信・伝令か?
ラスボスとしてのアルトリウスの高速剣技は、それ由来だろう。オリジンの対極をイメージさせるような技が多かった。
だからこそ、異世界で戦う相手はキマイラなのだろう。


話は変わるが

テイルズベルセリアを見てようやく空白の歴史が少しだけ読み取れた。
エターニアの状況は、ティベリウス大王の侵攻が、何故か支社長バルクの統治下に向いた状況を指している。
恐らくは、テイルズシリーズにおいては侵攻した国が。手薄な首都を空き巣に遭うかのごとき。返り討ちに遭う形で逆侵攻に遭い、王朝が滅亡する。
ウッドロウの世界はスウェーデン・ドイツ世界観。バルクの世界はチベット・中国世界観だろう。
いや、歴史上では「これは近い未来の現実だ」と言うように、ヨーロッパ諸国による中国の清王朝侵攻、アヘン戦争はヨーロッパ諸国の勝利で国土を分割統治される。
しかしー歴史通りならばシンフォニアのシルヴァラントのように、植民地の如く酷い目に遭うのは中国なのだが。
ならばロイドが主人公ではないだろう。
あくまで東西のファンタジー世界のため、勝つのは東洋な気がする。
というか。
フォシテスはインフェリア→ユアンーウッドロウ縁者の別バージョン。エルフの代表。
プラネーマもインフェリア統括精霊レムの同類。

対して、
マグニスはドア総督の敵→エルフの敵でエターニア劇中のヒアデスキャスト。
クヴァルもチャットの別バージョンに近く、交戦時にはインフェリアの敵。
本来は真逆の筈である。

寧ろ、一番怪しいロディルが本当に造反者なのか怪しいものだとすら考える。救済の塔が目障り、ならば本質はディザイアンらしいとも言える。ロディルは、テセアラの神子ワイルダー一党の別バージョンとすら見える。
プラネーマがいるテセアラの裏切り者のはずだから、やはりセレステアサイドと言えるか。なんか、デスティニーラスボスの設定に近い。


ベルセリアのアルトリウスがはっきり言ったことで分かった。
「死んだのが君達だったらよかったのに、と思っていた」

サウスガンドを見ていてはっきり分かった。劇中では、サウスガンドからの探検者が訪問してから交流、貿易の信頼関係を破棄して侵攻したのはミッドガンドであり。決着した支配者もミッドガンドだと描写される。

無理だろう。
デスティニーとエターニアの目線では、エルフの国に勝機は無さそうだ。
モアナの事件の母巫女の台詞も、ファンタジアのエルフの宿屋の主人のものに近かった。
負けた側の台詞である。
モアナの母が示すのはベルセルク

先ず、重要なのはメルディだが。メルディとキールがいない世界であろうと、王と台長がいる限りインフェリアはセレスティアに侵攻してくる。ヴァルキリープロファイルを見ている限り、規定路線のようだ。取り憑く笛吹が開戦工作するようだから。

更に言えば、デスティニー2のエルレインがメルディの本質。恐らくは皆が幸せになれる平和な世界を目指せるタイプで、だからこその諦めと政治感覚とダメージコントロールに長けている。

インフェリアで他の三人を誘ったときのメルディは。犯人がいるか、主犯が誰かを言わずに、そいつを討たせて滅亡を止め、残りのセレスティア人も元の暮らしに戻そうとしていた。
ファンタジアのシャドウと同じ。

セレスティア人全体を救うためなら、責任者の首を差し出すことも辞さない、法規とダメージコントロールを尊重する一面がある。
はっきり言うと、ヒアデスがビリアルにバリルを告げ口したことは、メルディがインフェリア王にグランドフォールを通達することを許したことに相似している。

ヒアデスはリオンやアニスのように酷い、と見られがちだが。

寧ろ代役か代理である可能性が出る。

テイルズベルセリアのカノヌシ?のやり口はそうである。
セレスティア人全体を救うためなら、責任者の首を差し出すことも辞さない、法規とダメージコントロールを尊重する一面がある。
ベルセリアはミッドガンドが世界統一している世界でのシナリオのように描いている。この世界での水聖主アメノチと巫女モアナは敗者である設定。
だからこそ災禍の顕主が関わる事件はあっさり解決していく、と読む。

まず第一に、炎石、赤聖水、船の木材には共通点がある。海を挟んだ国家間で反抗作戦が起こる際に役に立つ、ということだ。

負け組が巻き返しを狙い、反攻するのがシンフォニアのディザイアンとの戦いシナリオならば。
今回はサウスガンドのVIPが非常に不味かった。反戦派である。アビスのティナみたいな奴がサウスガンドのVIPでなくて良かった、と言える。
「配役エラーのお陰で、統治機関が揺らがずに済んだ世界」
仏教観念を導入した口で、私欲の制裁を肯定する。騒動の発端の火消しを尊ぶ。

もしも、サウスガンドの巫女が無事でレジスタンス派に擁立されていれば、手強いだろう。レジスタンス派が反攻の力をつけるならば、軍備として炎石、赤聖水、船の木材に目をつける。取引規模拡大に繋がる発注を出す筈。

しかし、今回はアメノチではなくカノヌシ?が巫女ポジションになってしまった。カノヌシの代理にはミッドガンド反攻の意思がない。過去はどうあれ、聖寮は形を変えてサウスガンドの神にも便宜を図るようになったからだ。

今回の今代アメノチ自身が治安側についた結果。レジスタンス支援に繋がる面子は、二極の反体制メンバーではなくあくまで一極内部の営利犯罪者と言うことになってしまった。
「穢れを自覚したものは自ら命を絶つ効率的なシステム」。魔女が評したことを、程度はどうあれ今代アメノチが行った。
エターニアのメルディがさくさくダメージコントロールに勤めた結果、と言える。トラブルの火元で責任者一人の首を出して鎮火する。トカゲの業魔が追われたババ抜きを、偽装内紛による疑心暗鬼で不穏分子の結束を防ぐために
神様がやっているようだ。

炎石の密輸を許しておけば、それを武器に精霊に対抗する反政府勢力強化に繋がる。
赤聖水取締りは治安機関で済むかもしれないが、鉱物由来な以上は生産量拡大のために
鉱物資源狙いの事件が新たに起こりかねない、ため早期解決しなければならない。増産防止を図れば供給不足により値が二十倍になるのも頷ける。

シンフォニアが表であれば、ベルセリアの話は裏とも見なせる。

つまり、リーガルやアルトリウスが遭遇する悲劇の裏は、サモンナイト1のように地下資源を狙う悪意、ということだ。
アルトリウスが滞在した村も、オルトロスの地脈点が側にあった。テレサ臨終の島と同じように、文明が栄え滅び続けた場所だったと言うこと。
テイルズシリーズにおいて、ラインの黄金エピソード由来で土と水が関わる土地は大概破滅の刑事事件を招くらしい。
カルマ過ぎる。

思うに、エターニアのラシュアンの悲劇も。本来は丘にレア鉱床があったことに由来するのだろう。

インフェリアに相当するサウスガンドも、資源を交易時代で他地域に拡散させようとする動きがあったからこそ。他の入植者に渡す余地を残し、侵略をさせないようにミッドガンドが先手を打って押さえた、と見る。
希望の町ルインのように、既に滅びていればこれ以上襲われない。滅びてはいないけど。

話は変わるが。
おまけに、メルディはカウンタースパイが好みである。手無し娘趣味というか、恐らくはレジスタンスにとっての精神的支柱に化けたものが囮捜査官、という悲劇をトリックにしている。
ディザイアン達への巫女による世界救済の旅が失敗した背景は、本来はレジスタンスが接触するだろう神子が囮捜査官、という悲惨なトリックがあるからである。

シルヴァラント内部はそれで済むはずだったが、千年王国が四回できる四千年の歳月をかけて誕生したテセアラ教皇が、クルシスから暴走する五聖刀の吹き込んだ通りに、シルヴァラントへの神子暗殺部隊派遣という内政干渉を始めてしまったため。
硬直化を解いて、真面目に世界救済を実現させる羽目になってしまった。
大いなる果実はともかく、ワーストエンドぐ規定路線化してしまうと、反攻の聖女への信仰に新鮮味がなくなり、結果人間牧場で生産されるエクスフィアも競争心がない平和ボケしたものばかりになってしまいそうだった。

仕方なく体制革新を、裏方も図るしかなくなり、ディザイアンは壊滅した。