加筆 テイルズシリーズ グランドストーリー

テイルズシリーズ グランドストーリー
 
シャルティエ秘話。
テイルズシリーズの中でも悲惨度が高いストーリー、シンフォニア
よーく、見ていると。事件キャストのせいだと分かる。概ね、ハーフエルフのユグラドシル界隈で構築されたレプリカ世界、と考えればよい。
先ず、初めのフォシテスに睨まれたところから、発端はジーニアスが無駄に情報を渡そうとしたからである。
ジーニアスが「同罪」なのではなく、主犯である。
更に言えば、ロイド達の動向を知らせているスパイはジーニアスのはずである。無自覚で。牧場侵入の件は問題だろうが。クラトスがいるときにやっていれば撃退されていただろう。クラトスがいない、と知らせる役がいた。
それに、ボーダ達やマグニスと違い。フォシテスは神子を抹殺命令持ちだと思っていない。ロディルがマグニスを止めたのは、「神子の抹殺命令」絡みだろう。
更に、「エクスフィアがあるかぎりお前は狙われる」といったように。実際の責任者がジーニアスなのにロイドを狙ったのは、欲しいものを持っていたからにすぎない。
ロイドがコレットについていくかどうか、は。ロイドがそのつもりだったのにコレットが置いていったから村にいた、ので。そうでなければロイドがいない村を襲って無駄だった。ロイドが村を出るつもりかは、盗聴相手がロイドであれば分かったことだ。消去法でジーニアスになる。
ジーニアス以外の村人、と仮定すると。神子が動く前に罠の準備がされていたり、厄介な情報を持っている脱走者が先回りして呪われていることに説明がつかない。だからジーニアスのせいである。
 
つまるところ、デスティニーのゾンビリオン→シャルティエの方と、エターニアのヒアデスが正義サイドに立ったゲームを作ろうとした、残しである。
 
そもそも、本当に他のソーディアンに並ぶ能力があったかも怪しい。
 
人間とハーフエルフの決別。詰まるところ、本来のストーリーでは、シャルティエをリオンが破壊するのだ。相棒と刺し違える。
エターニアのヒアデス討伐をキールを含めた四人でやるように。
 
ゼロス・ワイルダー。結局はヒアデスのポジションを、ジョニー・リッドがやっているのだ。
ゼロスから見れば、リーガルがリオン・キール。しいながファラのように思えるのだろう。しかし、実際にはファラポジションはコリンである。
 
シンフォニアの物語は、ユグラドシルを取り巻くストーリーである。一方で、数々の悲劇の発端もユグラドシルである。
 
先ず、情報を漏らす、漏らす手前の行動がトリガーとなる。ユグラドシルが情報をもたらさなくても、結局主人公一行は同じルートを辿る。だから余計で無駄で無謀である。
それがトリガーとなり、ユグラドシルが滞在していた場所が外敵に襲われる。
ユグラドシルか居合わせた誰がが対応しても、被害が出る。
襲撃の中で、ユグラドシルに病か呪いが襲う。
看病してくれる女性に恋をするも、セットで拐われる。
大概は呪いで敵に尖兵にされたまま。人質などと合わせ従わされて戦死する。
↓(シナリオ途中終了)
尖兵になる理由
呪い→脱走者→プレセア
人質→港町総督→リーガル
呪いが解けた場合も、本物の人質は既に死去している。(プレセアのパパ、アリシア、クララ)。ニールが言っているように、本物のクララは既に病死している。(コレットの父も、本当は今のコレットが、キリア同様の偽物と気付いている。だから「コレットはもう」なのだ。)
ユグラドシルに人質をとるやつは、ヴァーリ程呆気なくネタばらししない。
 
しかも、行動とコレットの存在から伺えるように。偽物の人質の正体は化けるドラゴンやデーモンである。
呪いが解けないまま戦死するユグラドシルが、進まないルートであるが。偽物の人質を問い詰めることで、偽物の人質も呪いで操られた被害者であると分かる。偽物を倒す、または封印することで、ユグラドシルの運命は回復する(ジューダス×ゾンビリオン)
尖兵だった時代に積み重ねたキャリアから。教会のプレセアやリーガル・ブライアンのように敵に回るルートへ
裏切り者扱いのユグラドシルを狙う攻撃などが起こり、近隣の場所に被害が出る。
↓ 
シナリオが進み勝てるなら、脅していた相手を討つ。
世界を救う一行に同道し、償いと共に地位を築く。
死んだと思っていた娘が生きていた。実父のことを知らないまま、娘もまた新しい冒険の主要人物となる。もし娘の冒険に同行するのならば、娘の死亡フラグが回避される。
 
 
ユグラドシルが進まないルートの果てはこうである。
と言うより、
シンフォニアが悲惨になる理由は、ファンタズムからのカルマだと読む。
「最愛の人を人質にとられる。結果的には、国か愛かを選ばされる。」クレスの両親でやったそれが因果である。
発端はアレン王子だろう。
「王国の跡取りである王子が決定者。王子が愛する人が魔物、サマエル(ルシファー→ベリアルの母)である。愛をとって国を犠牲にするか。国のため異類婚姻譚愛する人を斬って進むか。」
テイルズシリーズでも白熱するモチーフが村が滅びるかの鍵となる。
 
この問いは国か愛かの秤が間違っている。正確には脅迫者が信用できるか、VIPの選択者以外の村人が大人しいかいなか、である。
 
シンフォニアを熟考して分かった。
呪いの始まりとなるのは、ウッドロウーイクティノスである。ハーフエルフ?ーエルフにとってのウッドロウは、世界全体にとってのクレスに値する、民族救済の英雄なのだろう。
 
しかし、愛するものが人質にとられることで、徹底抗戦の考え直しを迫られてしまう。
パルマコスタの総督のような立場になる。
「そこからは闇の中。」
結局、ウッドロウが選ばないまま、愛する人は脅迫者以外の理由で死んでしまう。死んだ愛する人の幻影には迷わされず、切り捨てることに成功する。
敵の圧政者が理由と考え、愛する人が共感した理想の実現のため、より強く抗戦を決意し邁進する。
 
ウッドロウ本来の答えは。「選ばないまま、時間切れとなり。強制的に、愛より国をとる、になる。」
 
配役ミスでシャルティエのターンでそれを迫られたとき。不幸シナリオとなっていく。はっきり言って、シャルティエに本当に愛する人が出来たかは分からない。
が、クレスの両親のように選択ミスを行ってしまい。関わった地域を不幸にするのがデフォルトなのだろう。
アビスの今代イオンも、選択ミスをした、ということのはずなのだが。
 
村が全滅するかは、選択肢制なのだ。
 
イオンを見ていてやっと分かった。運命を変える道を模索した結果。ウッドロウの愛する人は死ぬのだ。
確かに、あの局面で。アニスを脅すために両親を人質にとることで、最終的にイオンを、アニスの都合で脅すことが出来た。
が、イオンとアニス以外は別におとなしく見ない選択もとれたのだ。
ジェイドの立場にディムロスとイクティノス、クレメンテ老がいた場合の選択肢。
 
「選択者か周囲が、自ら人質を襲撃する、である。範囲攻撃で人質を狙い、イオンを二重に脅す、道もあった。
人質がいるからVIPが敵に従うのであって、そうでなければVIPは助かる。」
「仮に、アニスが脅迫者に屈し続けても、幸せになるルートはない。何故なら、上司であるジェイドかそれ以外が。「イオンの仇であるヴァンの手先」としてアニスを殺すか拘束し。アリエッタの前に首を差し出し
「イオンの仇は我々が先にとった。」叶うならば、イオンの仇の首をライガクイーンの償いとして受け取り示談し、イオンの仇であるヴァンの騎士団を抜けて欲しい。と要求してくる。」
 
サモンナイトシリーズでも出てくる状況だが。VIP自身が何かをする必要がある場合に、人質を解放しないと自分が自害する、と脅迫者を脅すことは、状況次第でしか成功しない。
また、基本的に、人質はクレスの母のように自害はできない。しかし、例外としてチャーム持ちは違う。人質のまま相手を騙し操り、自分を殺させる、ことは可能だ。
ヴァルキリープロファイルのレザード(ヴァン神族×ハーフエルフ)を見ていて分かった。
ミントの母メリルの死も、メリル自身が誘拐犯の一人を操り、正解を勝ち取った結果。とようやく分かった。ファンタズム冒頭のボア母子戦の、母ボアと同じことをしたのだろう。まあ、恐らくはメリルも人魚か水精霊と言う人外か、ハーフの血筋であるが。だから、ミントの別バージョンアガーテは悩むのだ。
 
結論。ウッドロウには徹底抗戦の道しかない。なぜなら、人質本人を含めて、脅迫のことを知る周囲が、多重に人質をターゲットにするからだ。国を失っても、失わなくても、人質は襲撃される。
 
アニスがイオンを殺したケースで、自分の首一つで済むのはましなルートだ。同僚達が憎悪していれば、人質だったアニスの両親も周囲に情報をばらされて、私刑に遭いかねない。
 
人質がどっち道死ぬ理由の一つとして。要求に屈した場合、その被害者が人質を仇と狙うからだろう。
 
やはり、VIPが死なない程度に。人質ごと犯人をー封印か範囲状態異常「毒ガスなど」で、狙うしか道がない。
ヴェイグがクレアを氷付けにしたのは、生還ルートだ。
操り系の呪いであれば、レシーバーの方が壊れる、雷の漏電で角が落ちる、のはヒルダがエクスフィギュアだった場合の生還ルートだ。
 
なお、リバースと合わせると。アトワイト相当のアニーの対処を間違えるのは非常に危険である。
ユージーンにとってのアニーは。見る人からすればサムソンとデリダ、のデリダなのだ。正確にはデリダヒルダで、アニー
デリダの娘なのだが。
VIPの愛と国の選択、で。人質がデリダと見なされた場合はどうなるか。結論。VIPであるサムソンが何かする前に、サムソンの周囲はデリダ=アトワイトを始末する。
具体的に言うと。サムソンが来る前にデリダを周囲が怪物に変え、サムソンにデリダを殺させようと謀る。幻術の存在も語られるなら、サムソンの方が術にかかるのかもしれない。
後は、修羅場の後でデリダが水の中へ逃げる。
しかし。デリダのはずの怪物が、病と見える呪いなことを周囲は見落としていた。ただ単に変身するのではなく、ワービースト伝承のような伝染性があるのだ。マーテル伝承の場合は。ゴーレムのような生ける人形ではなく。ウォーターエレメンタル。だから始まりの罹患者は本来デスガロ熱のような症状となる。言わば、人魚姫の変身薬の欠陥品で、ミュータントの出来損ないのようになると言うだけだ。
結果。呪いのもととなったデリダの症状が、水源で繋がる地域全体に広まることとなった。「デスガロ熱の場合は、お風呂のような比熱の問題。熱い水が上に行き、冷たく重い水が底に溜まる。」
狂った水の精霊、というソードワールド設定に対策をすればいい。水は、凍らせるなどで鎮まる。リブガロが捕まらない場合は、精霊ごと鎮静化させてその地域の外に運びだし、治療を進めるしかない。ケースによっては、リバースのユージーンとアニスはあそこで脱落していた。
 
サムソンとデリダ。テイルズシリーズの命題となっているようだ。今代イオンにとってのデリダはアニスだったが、アニスにはアリエッタがデリダに見えているようだ。
正確には、民族の英雄をたぶらかすデリダは。他の身内が玉藻の前扱いして殺すべき。と、状況を操作したいやつは嘘でコントロールできる。
 
デスティニーのグレバムの人質の娘も。脅迫を知っている教団関係者が、屈従の枷を外すために自ら手を下した結果死去と発表される。私はそう考える。
VIPは人質を殺すポーズをとるしかない。さもないと、リオンやヒアデスのように悲惨なことになる。
 
つまり、アンナ→アトワイトの悲劇はこういうことだと考える。
 
クラトスーアンナ夫妻は、引っ越し先の人達に、所属を間違われた。ドア総督やユアン同様、レネゲードだと。
アンナが逃げてきた地方の人たちは、レネゲードに内心同調し、レネゲードの一員であろう戦士に立ち上がってもらうことを望んでいた。 
土地に来てからいっこうに動かないことを気にしていたが、アンナがエクスフィアを持っていることは知っていた。
二人にレジスタンスをさせるために、自招危機を起こすことにした。
アンナのことを、レネゲードだとデザイアンに密告し、その上で自分達が守ると申し出た。
断られたので、使わないなら貸してとレジスタンスの方がアンナのエクスフィアを剥がそうとして暴走。死去。「デスティニーの失敗作」
クラトスがアンナを切り捨てることで。決意を新たにドアのように復讐戦をしてくれることも内心望んでいたが。クラトスは人間に絶望していたため、デザイアン主導の計画に、元の所属に戻ってしまった。「リーガル×アリシアの失敗作」「ロイドが幼すぎたゆえの、ファンタジアの失敗作」
結果、アンナの死ー失踪と、村の被害が残った。
 
 
配役ミスの影響が酷すぎた。ユアンーリーガルの片方がクラトスの立場だったら村の側で戦ってくれたのではないか。ファンタジアのクレス父のように。
または、コレットープレセアがアンナの立場であったら、正気に反って、フォステス相手に仮面ライダーになってくれたのでないか。
 
対応関係的には、ソーディアンって、デフォルトでは親類縁者など、先祖の力を引き継いで戦うための、シャーマンキングアイテムなのでないか。
 
また、ゼロスにとっての母親がゼロスを庇って死んだ、という話だが。本当は、血で血を洗う復讐の連鎖を止めようとしたからではないか。明らかに台詞と行動があっていなかったが、ゼロスがセレスの母親を敵として狙う道を止めたかったのだろう。
詳細は不明だが。本当にゼロスの母親と血縁だったかは怪しい。意外と、テイミング関係だったのかもしれない。
大体、神子が大切だというくせに、護衛対象の神子が庇うこと多すぎ。
 
いや、話は変わるが
「お前なんか生まれなければよかった」
これは、神子出生の神託が降りたことではなく。神託で意中の人と結ばれたあと、子供が生まれるまでの期間が蜜月だからこその台詞だろう。
カッサンドラの恋。結局は、夫の目当ては果実であり、果樹そのものではない。故に、破局することが予定された恋。自分は仮腹扱いなのか、ということが答え。
「目当ての子供を生まずに、ずっと身ごもったままでいれば、大切な人はいつまでも自分を守るナイト=農夫でいてくれた。」
意外と、恋人がユアンであったというマーテルも、ユアンの子供にユアンをとられるのが辛かったのかもしれない。
 
 
更に言えば、アンナ=アトワイトの悲劇は多重遭遇だったと見る。
先ず、クヴァルのイーヴルロード牧場から奇跡的に手に手をとって、で逃げ出せたところはよかった。ケイトが望んだ白馬の王子さまだったかもしれない。
しかし、子供を産んだある日、一日のうちに悲劇が数々襲いかかる。
 
先ず、人間が大局的には何もせず、大人しく人外代表のはずのデザイアンとの約束を守っても平和は訪れない。
デザイアンの上部組織、四大天使内部で。盟主のユグラドシルに対して幹部の一人ユアンが、同志マーテルの意思と違うことをしていると見なし、新しく下部組織レネゲードを作り暗闘をしだした。はっきり言って、劇中のユグラドシルの能力はクラトスに劣り、クラトスが知ってることを知らなかった。
本質的には宗派の分裂、宗派対立である。
結局は人外同志の内部抗争が主なのに、巻き込まれた人間がフォステス等に約束違反、信用できない。侵略の首魁扱いされる。理不尽である。
 
さて、結局は希望の町ルインで起きたことが物語の焦点である。
四大天使内部の宗派抗争でデザイアンはレネゲードからの被害を鑑み。レネゲードを警戒し、掃討戦を計画し出した。
ユグラドシルの認識に合わせ、当初レネゲードは人間の謀略の手先ではないかと考えられていた。デザイアンに対する破壊活動ができる人間がいる、別世界テセアラも疑われた。まあ、本来はネレイドクラスの破壊神は容疑者側の世界に存在しないルートな訳だ。教皇にネレイドと同じことはできない。
 
しいなとゼロス、コリン(エターニア、インフェリアメンバー)のペアがヒアデスポジションだったとして、だから街を消せるか、と言われると違うだろう。
メルディのように、自分の世界の誰が悪いか知っている奴が司法取引しに来るケースは、まず無い。って言うか、テセアラ側の黒幕教皇の娘ケイトは。(観客からすれば)役に立たないことに教皇を止める道を選ばなかった。
エターニアシナリオで言えば。本来、ケイトがメルディポジションで。ゼロスに首を狙われるところを。匿ったシルヴァラントメンバーが救い、旅立つべきなのである。
 
話はそれたが、ユグラドシルが身内に死角を作ったためにアンナの悲劇は起きた。
 
 
クヴァルが試作品エンジェルス計画エクスフィアをアンナに装着する。他の被験体が失敗する。
上部組織の内部監査であることを、クヴァルにまで隠したクラトスが。エクスフィア一切を無視してアンナを見初める。アンナも、ハーフエルフの試験管ベイビー→培養体だったのだが。(アンナはその事を確信はしていなかった)
異常なことに、一切の地位を捨てて駆け落ちする。
アンナは運が悪いことに神子出生の地に隠遁してしまった。
元々はレネゲードが立てていた神子にまつわる襲撃計画で。情報不足で行ったため。人違いでアンナとその赤子を神子と考え襲撃してしまう。
アンナも、デザイアンとレネゲードの見分けがつかなかったため、自分に対する追っ手と考えエクスフィアで応戦し、レネゲードを撃退。
クラトスが来る前に片付けたレネゲードのヴィーダルのようなものが、アンナの赤子を「神子を渡せ」といって襲って来ていた。クラトスもレミエル同様天使なのか?
運が悪いことに、デザイアン側もレネゲードへ諜報、内部スパイを送り込んでおり。アンナの交戦情報を元に捜索中のエクスフィアと判定してしまう。
元々はレネゲードのスパイ検挙用の部隊を、エクスフィア回収任務に切り替え、レネゲードからアンナに切り替えて投入する。
アンナには、デザイアン側の第一陣と第二陣に見えた。
アンナはスパイ検挙用の部隊も、しいなとは違い抗戦を成功させていく。
しかし、第二人との交戦中に、第三陣のように異世界からの旅人が行きなり現れ、しいな→クララのようにアンナを襲撃し、エクスフィアを奪い取ろうとしてアンナのエクスフィアを剥がしてしまう。
第二陣の前に第三陣を暴走した力で葬る。(クヴァルの部下であれば、エクスフィアのことを知っており、アンナを殺す前に不用意にエクスフィアを剥がしたりはしない)
(または何かしらの内因があったため、)
エクスフィギュア化が進行。別な場所からクヴァルの部下に乱入、応戦していたクラトスがデザイアンを片付ける頃には、完全に見境なくなっていた。
剣を持ったクラトスが来たことで、自分のエクスフィギュア化進行を忘れて。クラトスは初めから計画通り殺そうとしているのかと疑う。
自分の手駒として必要な「神子?→れみえるとは違う天使クラトスの子→アンナの赤子?」を自分から奪い、アンナは用済みだから殺そうとしている、と錯乱。
本当は、初めからクラトスが画策したことで、神託で決まった神子の母体に自分を選び。レプリカルークに対するヴァンのように誘導して救出劇から出産までを演劇。詐欺で自分を操っていたのか?と。
結局、自分が愛されていたというのは騙されており。必要な神子を用意するエンジェルス計画遂行の打算だったか?とすべてを悪い方に誤認してしまう。つまり、アンナには実子を用いたレミエルのように、クラトスを疑ってしまった。
記憶が混乱したまま、殺されないように水中へ逃げる。
子供が生まれることで終了する蜜月。
「目当ての子供を生まずに、ずっと身ごもったままでいれば、大切な人はいつまでも自分を守るナイト=農夫でいてくれた。」
アンナは狂気に陥っていった。
 
レプリカネビリムの事情はそういうことだろう。
思うに、ガブリエセレスタから見た乱心した半身ー娘、とは。本物のイセリアクイーンではなく。自分に似ているハーフエルフのアンナだったのだろう。
 
神託で出生まで決める世界観と制度が生んだ懐疑と狂気である。肝心要のアンナの子供は、デフォルトスペックが高くて母親ほどの狂気を持たない、わがままで知能が高い娘になった。
 
なお、アンナ襲撃時のレネゲードの計画は、ダライ=ラマ関連の逸話を元にしている。
 
幼児の頃に本物の神子を拐い。モチーフと異なりシナリオの場合はレネゲードも大樹が必要なため。
本物を偽物と摩り替え、偽物をデザイアン監視下のマーテル教会に渡し。
本物をユアンの養子として育て。レネゲードの思想を刷り込み、次期レネゲード幹部に選定。
レミエルの代わりにユアンが天使役として、自分を神子と知らない本物を操作し、回帰派のレネゲード単独で新たに大いなる実り収穫作戦を実行する、というもの。
血縁と騙さなくても十分可能なことではある。
 
因みに、シンフォニアのロイドポジションのモチーフはジークフリード
クラトス、コレット、プレセア、ショコラは本来竜種なため。ファーヴァニルを討たず、不死身にならないジークフリードが、ファーヴァニルやドワーフと仲良しなまま物語を終えるこの作品は幻想的である。
更に言えば。リーガルがアリシアを。ゼロスをゼロスの母親が庇って。側で死んでいくのは。
大切な神子ポジションの相手を、冒険で死なないアビリティ持ちにするための通過儀礼である。ジークフリードはファーヴァニルのかえり血で不死となる。
 
ひょっとしたら、コリンがしいなにとってのファーヴァニルだったのかも知れない。
セレスの母親やヴォルトは。ジークフリードの運命に巻き込まれたのでないか。