歴史の特異点、エリスの運命。狂人➡逆境から、自分を白雪姫に当てはめていく。 エリスの台詞である 「悪い魔物。大丈夫、もう恐くなくなったから。」 「お母さんに読ましてあげたい本、暗殺の本」

スターオーシャン1真実の物語 創作
 
先ず第一に、主人公のつもりのラティ達は、選ばれた力を持つ勇者では無い。
 
あくまで、ダンピールポジションなのだ。
 
深紅の盾は、MP達の出先機関だった。
現し身の鏡の効果はあったとはいえ、トップは確かに猛者の傭兵だった。
しかし、組織の肥大化と犯罪結社化以外の要素が発生する。
 
歴史の特異点、エリスの運命だった。
エリスの台詞である
「悪い魔物。大丈夫、もう恐くなくなったから。」
「お母さんに読ましてあげたい本、暗殺の本」
「氷の棺」
つまり、元々はエリスは弱かったのだ。白雪姫くらいに。
しかし、傭兵組織の仕事で高名な紋章術士の「暗殺➡強盗」に行った際に、身内の紋章術士とはぐれたときにアイテムの一つを強奪することに成功する。
恐らくはオーブ?スターオーシャン4の召喚系の品物である。
 
紋章術士の家系に産まれながら、潜在能力発現が無いまま傭兵として生きてきたエリスと、運命の出会いとなる。サモンナイトで言う憑依召喚の効果で、霊体と共に生きることで急速に能力を得た。
宝であるオーブはあくまで橋渡しであり、召喚獣(レナ)と術者エリスの因縁が力を引き出したのだ。
 
強盗事件の前と一転、急激にパワーアップしたエリス。
 
が、悪党の集まりである傭兵結社の仲で、その格差は亀裂をもたらした。組織のトップ、深紅の盾の養子扱いで、ひいきを疑われていたエリスに妬みが集まるのは当然だった。
 
元々、エリスはフェザーフォルク紋章術士暗殺任務に於いて、ターゲットが空に逃げないように用意した人質だった。
 
殺害に成功した後、用済みで殺す筈の所を、おかしくなっても思想があった深紅の盾の意向で、引き取られた。
記憶を奪われ。深紅の盾を知り合いのおじさんー身寄りが無くなった自分を引き取ってくれた人、として養父のように慕い育つ。
 
そういった経緯もあり、深紅の盾本人としても負い目のようなものがあり、関係は歪んでいた。
 
しかも、本来オーブを手に入れるべきは同伴の紋章術士だったため、猫ばばで力を得た卑怯者として見られた。
 
深紅の盾でもエリスでも無い第三者が拡げた確執により、二人は白雪姫物語の、王妃と姫のような内紛を繰り広げる。
 
正確に言うと。エリスを妬むものが深紅の盾に不平を言っても。組織としてはメンバーのどちらが強くなっても問題ない、と取り合われなかったが。
ならばとエリスに冤罪を着せ、グループ単位でオーブを奪おうとしたが、集団そのものが返り討ちで壊滅させられてしまった。
 
内紛自体は仕掛けた奴以上に乗せられた奴らが悪い、と片付けるべきなのだが。流石に組織そのものを壊滅させられかねない事態に、深紅の盾本人が出向くことになる。
いくら召喚獣憑きでも、深紅の盾は本来力及ばない相手。限界以上に力を引き出すことになり。
召喚獣に蝕まれきるエリス。
 
そして、深紅の盾、組織内の親を。白雪姫エリスは殺してしまう。傭兵としては、それはそれでありではある。
 
しかし、強い力を引き出した反動と、洗脳が解けないまま養父を殺したショックで。本格的に狂い始める。
狂人➡逆境から、自分を白雪姫に当てはめていく。
やむなく、憑き物は身体を乗っ取り、本来のエリスの人格を眠らせる。
 
いくら何でも、ここまでの悲劇を体験してなお跡目を名乗るつもりは憑き物には無かった。相打ちだったことー偽装自殺をして姿をくらますことにした。
内紛の犠牲者を凍らせ、更に替え玉の人形を凍らせることで
「追い詰められたエリス本人が心中する術」で事態が決着したように偽装した。
 
憑き物がエリスを乗っ取ったまま。変装して一人旅を続け。ケースによっては主人公一行に同行するルートも有り得る。
 
話は変わるが
結局、マードックの肉体はエリスでもある。氷の中にいるのは偽物だ。出しても死体だったことになるだけだ。
更に言えば、マードックは実際より大人びているように見せている、筈。
なんというか、スターオーシャンシリーズは外見と中身の年齢が一致しないことが多い筈。レオン博士のように。
例えば、初PA クロードルート、プリシスと➡「19歳か。3つ違い、全然オーケーじゃん。」と言うプリシスのように。16歳に聞こえるのに、六歳開きで22際の方だった、と言う想像はどうだろう。