サモンナイト メイトルパ系召喚師のゴシップ創作。黒歴史集

序文
出身世界によって、リィンバウムと故郷を較べて帰りたいかの意見が分かれる。その中でも帰還派の多いメイトルパ系について。


まず、メイトルパ系は私情以外でリィンバウム侵略を考える者が少ない。

エルゴの王以前、結界が無かった頃は、確かにメイトルパより弱い住人がいるリィンバウムは狩り場であった。

しかし、リィンバウムの住民はメイトルパ系一般とは異なる思想、コミュニティへ進化していった。
自然が残っているところは残っているがーそれこそリィンバウムの動物に帰化動物問題をもたらす上に、自分達の先客の他系統はぐれ召喚獣ともめる(サモンナイト3 迷子のタケシー)。しかも自分達の後にも後発組が押し寄せる。(サモンナイト3 喚起の門 ジルコーダ)
そもそも繁殖力が強い、土地の滋養の高さに影響され、しかも血縁コミュニティで群れるメイトルパ系はリィンバウムで問題を起こしやすかった。

そもそも、エルゴの王時代よりもシルターンの槍や刀、ロレイラルの機械兵器や銃の普及率は上がっている。
紅き手袋を代表する、紛争参加の傭兵・冒険者組織も成長した。
実は、メイトルパ系が楽にリィンバウム住民を狩れる時代は終わりつつある。

サモンナイト4の忘月の泉➡どぶ池の一件のように、リィンバウム住民の居住区域はメイトルパ系にとって快適な住環境では無い。エルゴの王時代と違って環境破壊が進んだリィンバウムは侵略するほどの価値は無い。

何故オプティスメンバーが終盤バノッサを見限ったのかという理由に近い。ビジネスの基本、費用対効果。獅子は兔を狩るにも全力を尽くす、は故人で無ければ美徳と言えない。
北スラムの方が繁華街の利益基盤が確立出来ているのに、収益力に劣る南スラムをわざわざ征服したがるバノッサから人心が離れすぎたのだ。
サモンナイト1開始時であればバノッサがレイドを、カノンがエドスを押さえているときに、取り巻きが四人以上でガゼルを組み伏せてフラットに攻め込み、非戦闘員を捕まえれば話は終わった。
そもそもレイドがスラムの孤児院を買い取らなければこんな抗争は起こりもしなかった。バノッサとエドスは幼馴染みだし、ガゼルは一匹狼の冒険者向きにせよ、ギルドが成立したときに上納金を出さない程裏社会に理解がない方で無い。
ガゼルとエドスであれば懐柔出来た。


話が脇道に逸れたが、リンカーと護界召喚師ペアが来たときから情勢が変わっていった。ペアの他にジンガ、ローカス、アカネというシルターンの技術修得者、シルターンのくノ一見習い、壊滅した裏社会盗賊団頭目。サブルートの狩人は、まあついでで。
召喚術だけでも脅威なのに、異世界に通用する強者がフラットに集っていく。

ならず者の集まりは楽して美味しい思いをたかるために群れている、バノッサはそのコンセプトを蔑ろにし出した。
シルターンの野武士集やゲリラ元締め➡野忍者ならばそれで良いだろうが。
バノッサ麾下サイジェントのならず者は傭兵団を目指す気は無かった。
南スラムの旨味程度のために強者達に勝てるレベルの軍備拡大をするには、今の利益基盤、北スラムのあがりでは苦しくなってきた。
練度向上のための訓練時間を増やせば本業の時間がとれなくなる。
軍備拡張を図れば軍費用意のために、個々の上納金ノルマが厳しくなる。

こういう場合、トップが蛮勇をアピールするほど傘下の生活が苦しくなる。
はっきり言って、カノンは対応ミスをした。自分のポジション上の責任を認識できず、自己評価を下げすぎた。こういうときこそ№2、補佐官、参謀の実力が問われる。トップと傘下のパイプたる中間管理職なのだから。バノッサに意見できたのはカノンだけだったんだから。例えばイオスやギャレオ、キュウマ、クラウレであればしっかり苦言を呈しただろう。場合によっては、カノンよりプライドある武人であっても、雌伏を唱える。

サモンナイト2の議会と王の関係の逆。トップの独走をリミットすべき議会役が甘やかしすぎたから、オプティスは破滅を迎えた。
そういう歴史的反省があるからこそ、聖王国はシビリアンコントロールが酷すぎて。王が無関与過ぎて、文官の武官に対する優位が悪化している。召喚師も日和見だから文官につく。

話が逸れすぎたが、メイトルパ系はぐれ召喚獣達にとって。今のリィンバウムの人間生息地はフラットのようなものだ。
昔は魅力あったけど、今は痛い思いをして争奪するほど綺麗じゃ無い。
マリアージュの忘月の泉争奪戦同様、戦災により価値を失ったその宝物は侵略者にすら、もう見向きもされなくなった。いや、ケンタロウに隙があって守り切れなかったからああなってんだろう。リクトは死んでも風雷の里は守られた。

さて、アロエリの召喚師と人間批判。サモンナイトでよくある不信論のようで。状況が特殊だ。

恐らくはセルファン族の過酷な労働環境とは郵便、金融為替関係への従事。
ロスチャイルド家ナポレオン戦争ニュース利用のように、金貸しの金儲けに、早くて正確な情報は競争の宝である。
セルファン族の元主人は為替に役立つ通信網を構築して家伝にしていたのだろう。
そりゃ共有できない。
セルファン族は戦争従事に着かれたので無く。マスコミとしての過労が。生活形態に合わなくて逃げたのだろう。
アロエリが何故人間は金をありがたがるのだ?というのもユエルの同類のようで、セルファン族のかつての生計環境に由来しているのだろう。護衛獣としての強さだけで無く、伝令として
頭が良く、天使より多分体力持久力があり、時間、天候に左右されず、早く、五感も優れ、人間により姿が近く話せて飛竜より隠密、ビジネス向き。それは美味しい。
なお、セルファン族の先祖が反抗時に抗戦、で無く逃亡を選んだのは。通常の獣人以上に儲けになる故、常軌を逸した量の追跡者がついてしまったゆえだろう。
金の派閥?獣道召喚師を代表する逸話である。
時に、ルシアン➡シルヴァーナはリビエルと見間違えてアロエリの先祖ユエルを助けた。

これを考えると、モナティはともかくレシィの奉公心は確かに宝である。
ただ、手紙や金の配達の時に、人に譲った言い訳に、
「山羊なのでお腹が空いて紙を食べちゃいました。」
と言われるリスクがある。

争奪戦の対象が食べられる物なら、そういう偽装も手ではある。

レヴィノス家

母  主人により虐待
父 クレスメント悪魔魔剣使い従者
母の妊娠により駆け落ち

抵抗勢力につくも、敗北。ヤード達の境遇。姉がスカーレル境遇➡アズリア
弟がヤード境遇➡ウィル、トルク