ジオルグの死 その真相 されど罪人は竜と踊る 全ての始まりの、一つ目と二つ目と三つ目

まず、主人公扱いとされているガユスとギギナは。ピエゾ編のようにすでに誰かの操作対象である。それは、ビスカヤ連邦、反ラズエル企業植民地支配を掲げる、自国の反異民族ー血縁・民族主義反資本主義ー全体社会主義を掲げる組織である。
支配母体組織がラズエル社であることから。アルリアン系民族企業、ブリンストル女王国の敵である。
本来の操作対象は、ガユスの大学同級生だったシファカとその親族だが。手違いでガユスに干渉している。

「そして何度でも ナーコート、とボレオロフス対立」「尾を食らう蛇」
二つ目。ラズエル社によるビスカヤ侵略の過程の混乱で先々代ジオート・ラザハイトの元所員、ツァンコの縁者(孫娘?)トァンコ?に被害が出た。その事を説明した呪殺開発依頼者へ、製作者ツァンコ?は孫娘?の復讐のため、誘導追尾式の呪殺手段を用意し、誰かに渡した。
ラザハイト社が、昔のままの関係でブリンストリア女王国の出先機関の操作対象である、と考えたからだ。それは、依頼者が用意した捏造であった。しかし一方で。あくまで、ラザハイトの、縁者抹殺用にしか使えないことに気づかず。発動した結果、製作者の意図通りの成果すら発揮せず、
依頼者にはその呪殺が使えない残念な状況になってしまった。
ツァンコは、騙されて、代々の悪弊を断ち切った善良な、民間人である末裔を殺してしまっただけである。そこに大義名分はない。

三つ目。
依頼者は呪殺を使えなかったものの。本来は、非業の死を遂げた恩人に報いようとする、遺族を操作対象として傀儡の任務に殉死させるのが目的だった。
が、ガユス達をそうしているつもりで、あまり意図通り動いていない。誘導も不十分である。結局は、依頼者もブリンストル女王国の操作対象を人違いしている。

本来は、イェルドリト・ラキに呪殺を持たせ、皇城で復讐代行者として発射させ。ブリンストリア女王国の出先の意図で龍皇国が半壊したように誘導する運命だった。

四つ目。ラザハイトが創立時に、ブリンストル女王国出先機関の操作対象として融資を受けて成長し、先々代とツァンコの頃まで糸がついていたのは確かである。しかし、なにがしかの事情で出先機関は傀儡への糸を切った。重大な事故が起きたか、操作対象としては他を優先したか?とにかくラザハイトそのものは母体組織がブリンストル女王国本国だと知る、出先機関ではなかった。そうならば、足抜けしたくなったときは、亡命か、僻地への隠居、本国への閑職への異動打診を行い。それらは他の四大咒式師にある程度は知れるはずだ。
糸がついたままで、本国内部の事情による粛清か指揮官交代、スケープゴートとしての別組織による鬼退治にあったのであれば。証拠は残るし。証拠がないことが証拠、ならば。母体組織の糸が全くついていないガユス達が居残り組なのは不自然すぎる。

反証
ガユス達が熱心な出先機関であれば。ニドヴォルクからの事件からの動きが不自然すぎるとも言える。もっと二大強国に挟まれた中堅国間を取り持つポジションを狙って動けた。ペトレリカ・ハオル取り込みや、ベギンレイムの技術調査と本国への配達、をしないのが不自然。

五つ目。新しい何者かが。かつて中堅国出先機関操作対象だったラザハイト事務所を拾い直し、恐らくは元の中堅国の意図として、二大強国か八大企業財閥への具体的アクションをとらせるシナリオだった。

誰かがゴッヘル中佐亡き後のゆうこく騎士団を接収し、リゼリア画は入間エのような状態。むしろ、リゼリアへの助太刀要因としての用意が進んでいる?
(応報の軛→筋を知っているものによる。→私にもこんなことが起こればいいな、下拵え→打ち捨てられた御手)

しかし、操作対象の人違いが重なり。無実の人が死んだり、操作対象として救うべき母体組織縁者の死を見過ごしたりが続いている。
恐らくは、フロズウェルは後釜候補である。

六つ目
結局は、本命のお飾りへの助太刀、取り巻き要因としての用意で。オルグは非業の死を遂げた?
強くて、まだ若く伸びる過程で、財力もコネも情報力も対暗殺キャリアもある
退路を断ち誘導する手法をとる、糸の操作対象にはならないため。

ラザハイト→スコットランドハイランダー。ただ単に強い、民間愛国者傭兵の末裔。





と、思っていたが、もっと整合性がある論理があった。