美しい物語設定 敵国間の悲恋とハーフ→テイルズシリーズ・ヴァルキリーアナトミア 2021.05.11

美しい物語設定 敵国間の悲恋とハーフ→テイルズシリーズ・ヴァルキリーアナトミア 2021.05.11
(宗主国・キプリス
実質の辺境国・ブルネリア
国外の大国・トラキシア)
ブルネリアとトラキシア、二国の間の悲恋

トラキシア王家の叔父・シャイロと甥のアルトフェイル。そして、物語には出てこないシャイロの娘=アルトフェイルの従姉妹がいた。
彼等は、外交路線において、国の未来を左右する程の、政敵だった。誇りは守るものの、国際平和を目指していた。
アルトフェイルは、トラキシア・ブルネリア間の異民族間理解・相互不可侵を提唱。イングリドが知っていることだが、実質的にはブルネリアが親しくする、キプリス軍部派と連帯を持っていた。

他方で、シャイロは王家とは別な、自らの商会→国際的ギルドを通じて、キプリス評議会派との連帯を主力にしていた。(個人的には冒険者博物学者として、ブルネリア有力者の親友もいた。)
キプリス軍部が、不祥事に関して尻尾切りを行う目的で大事件を起こした。
その事件で誘導されるまま、ブルネリア側からトラキシア国土を侵犯。
なし崩し的に、外交路線ではシャイロが主導権を握る。
「シャイロは大軍を操り、精強なブルネリア兵に対して兵糧攻めを基軸とする。
キプリス軍部がブルネリアの寝首を掻く路線を継続したこともあり、ブルネリアが事前にあてにしていた、キプリスからの物資援助は、成立しなくなった。
トラキシアのシャイロは、ブルネリア周辺の国・異民族へ、陣取り合戦のように調略をかけていった。」
キプリスからの介入は影に日向にあったが。結果として、トラキシアはブルネリアに勝利、征服した。
実は、アルトフェイルにはブルネリアの女性有力者との事実婚と、双方の血を引く娘→赤子がいた。
ブルネリアとの戦争決着間際、トラキシアの軍にいたアルトフェイルの従姉妹は、アルトフェイルの赤子が保護されている拠点へ赴いた。それは、リウが育った孤児院だったが、シャイロのギルドの敵対傭兵ギルドの施設。
「従姉妹は、民間人を含む施設にも、容赦なく化学兵器を用いて攻略。
従姉妹は、ひい姪である娘を発見。素性を知っている彼女は、赤子でも容赦なく殺害。遺体は焼いて、墓を立てた。」
「従姉妹が赴いた時には、その施設は既に化学兵器が使用され、民間人も大量の死者が出ていた。
しかし、高い魔術の素養を持っていた赤子は、毒ガスが蔓延する中、シールドを張って、近くの民間人を集めて解毒していた。
従姉妹は、息があった民間人と赤子を保護、捕虜とした。
赤子の父母、両方がシャイロ一家にとって危険な不穏分子。敗戦国の有力者と知れれば、一族郎党根絶やしと言う扱いになりかねない。
→手遅れだった別な赤子の死体を墓に埋め、姪の死を擬装した。」
従姉妹と結婚した、アルトフェイルの元恋敵との実子に加え、養子と言うことを隠して兄妹として育てた。

ひい姪は、異民族である従姉妹の夫を、実の父のように慕った。シャイロも薄々は気付いていたが、アルトフェイルの忘れ形見ならずとも、自らの孫として可愛がった。
従姉妹が、ひい姪に、
・実の両親のことを聞かれた時、どのように話せばいいのか。
・夫が、ひい姪の実の母親に片想いしていた。
・また、トラキシアとブルネリア、両親の祖国が敵同士だったこと。
・母の祖国が父の祖国に滅ぼされ、今なお悲惨な境遇にあること。
戦勝国有力者(トラキシア同盟国の王)である養父母が、自分達に都合の良い洗脳教育を、ひい姪に施したこと
もし必要があれば、どのように伝えれば良いのか。
彼女の生い立ちは、非常にドラマチックだった。

「メモ ダリネの娘
・母の祖国が父の祖国に滅ぼされ、今なお悲惨な境遇にあること。
→母の祖国ブルネリアを、多正面作戦で滅ぼしたのは、父の祖国キプリスも同じ。
しかし、父の所属していたキプリス軍部は、遺児であるダリネの娘に、キプリスを正義とするような洗脳を施した。」

 
『→あるトラキシア王族の貴公子は、天才だった。

幼少期に、幼馴染みである従姉妹と共に、国境地帯辺境の、ある廃墟に探索に出掛けた。

そこで、彼は残留思念に毒された。
その廃墟は、キプリスの圧制下で、税金を払えないブルネリアの異民族が、辺境の強制収容所での強制労働を強いられていた場所だった。

作業内容は、鉱業・土木作業・工場作業。
残留思念、幽霊に憑かれたとは言え、トラキシア一般とは異なる→異民族の、労働者達への価値観を形成するには十分だった。
その出来事が起きてから、十数年後。
運命の相手(ブルネリア 主戦派部族の女性有力者)に出会う。
恋敵もいたが、結ばれたのは彼だった。どのように生計を立てているか等は、騙されてしまったが。
経緯はどうあれ、トラキシア・ブルネリア二国の有力者の血を引く、ハーフの娘が産まれる。』