ドラクエ考察25 ユバールの歴史 失伝探し 2020.02.27推測キーファだけでなく、ダーツかそれ以前の守り手も、他国の王族だった?

ドラクエ考察25 ユバールの歴史 失伝探し
2020.02.27
 

06
・ユバール休息地 
→現代では洞窟内の碑文さえ崩れた、謎解き。
本来は大地の鈴ではキーアイテムにならない筈なのに、湖の水位を上下させる仕掛けが動いた。
なお、後の伝説の弾き手ジャンはこのとき出奔。入れ替わりに、守り手に他国の王子が入る。ダーツの娘がライラ?
→ビバ・グレープと言う、酒を飲み、休息中は大地の鈴で結界を作る部族。
→旅人とジャン、洞窟内の仕掛けを知るものは、全て遊牧民の元を去った。
 
(マーディラス現代 後)現代

アイラ「そして この つるぎは 代々
守り手の血すじに 伝わってきた
神の剣。

アイラ「刃の先の方に 紋章のような
かざりが あるでしょう? これは
神の守り手の あかし らしいわ。

アイラ「なんでも 伝説の守り手として
有名だった ご先祖さまが
見つけたもの なんですって。

アイラ「その人 もとは どこかの国の
王子さまだった とかいう 変わった
けいれきの もち主 なのよね。

?「見付けた?」
 

キーファ「オレは この一族とともに
この時代に 残る。

キーファ「ほら この剣を見てくれ。
刃先に紋章がきざまれてるだろ。

キーファ「これは 神の守り手だけが
持つことを許された 伝説の剣だ。
これを オレにって……。

キーファ「オレは このまま
ユバールの皆とともに
神の祭壇を まもってゆくよ。

キーファ「このオレも いっぱしの
伝説を 背負う男に なるわけだ。

いや、こうか。

ライラ「キーファさんて 強いのね。
私たち ユバールの民には あまり
たたかいに強い者が 生まれなくて…

ライラ「実は 私の父は
ユバールの生まれじゃ ないのよ。
母は ユバールの踊り娘だったけど。

推測

キーファだけでなく、ダーツかそれ以前の守り手も、他国の王族だった?

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不明点
http://slime7.nobody.jp/23-4.html
*「フィリアさまを 完全なお姿に
することで ねむれる精霊を
呼びさますことができる……

*「フィリアさまには
そんな 言いつたえも
残されています。


→本当に、風の精霊と風のローブのことなのか?こっちも、意味は分からないが関係あるのでは。
http://slime7.nobody.jp/8-1.html
アルスは 石碑の文字を 読んだ。

”大地のトゥーラが 金色にかがやくとき
その音色にて 大地を目覚めさせよ!

”清き衣を まとった 巫女の踊りにて
神の怒りを なだめさせよ!』

なお、私は清き衣、の件は風ではなく、水に関わる記述だと推測する。神の怒り、とは洪水や気象に関わる災害だと思う。しかし、ジャンの山奥の塔の一件からすれば、水位の上昇がそれに当たると感じる。いや、ジャンは毎回水位の上昇に関わるなぁ。
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【うみなりの杖】、【みずのはごろも】、【みかがみの盾】を装備して挑まないといけない』
→清き衣→水の羽衣

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みずのはごろも】 - ドラゴンクエスト大辞典を作ろうぜ!!第三版 Wiki* - Wikiwiki

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追記。

洞窟内の石碑の一文を思い出そう。

「禁欲は、汝を神の道に誘うであろう」とあった。実は、「禁欲→きんよく→金銭欲」でかけている。

ならば「神の道→ゴール」から離れると悩んだのだが。「神の元に行く→死んで向かう」つまり、「神の道に誘う」とは、「死の道だ」と示していた。

古代文字の文章は、疑ってかからねばならない。

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”大地のトゥーラが 金色にかがやくとき
その音色にて 大地を目覚めさせよ!

”清き衣を まとった 巫女の踊りにて
神の怒りを なだめさせよ!

これはワンセットの文章だった。

仮説を立てよう

「大地を目覚めさせよ!

神の怒りを なだめさせよ!」

この二文を入れ換えたら?

「神の怒りを目覚めさせよ!

大地を なだめさせよ!」

→大地をなだめさせる、とは大地を眠らせる、沈めさせる等の意味か。

神の怒りを目覚めさせる→

神の怒り=天罰。

目覚めさせる→起こす。

天罰と言える災害は色々あるが、恐らくは雷だろう。

雷と金色。とても相性が良い。

→大地のトゥーラ、と言うのが何かはともかく。楽器。

雷に楽器と言えば、ドラム→太鼓。

つまり、黒雲がドラムのようにゴロゴロ鳴り出したら、雷を起こせ、と言う意味である。

→別に儀式をしなくても勝手に雷が落ちるが、それではイベントにならないし、誰も感心しない。

あるマジックアイテムを、黒雲がドラムのようにゴロゴロ鳴り出した時に使え、と言うこと。

→そして、それは恐らく大地のトゥーラではない。

→雷を起こす道具。雷神の槍も答えだが、それらしいものはない。

やはり、雷鳴の剣だろう。「鳴る」と言うところで楽器らしいし。

 

回答。

”大地のトゥーラが 金色にかがやくとき
その音色にて 大地を目覚めさせよ!

”清き衣を まとった 巫女の踊りにて
神の怒りを なだめさせよ!

初めの文は、

→特定の気象で、雷鳴の剣を使え。

次の文は、

→水の羽衣を着た、巫女の踊りを供えろ?

になると解く。

ただし、

→→水の羽衣を着た、巫女の踊りに合わせて、歌を供えろ?

ドラクエ7の踊り特技で、それらしいものがないため。躍りではなく、歌の方が鍵なのだろう。

→「ゆりかごの歌、天使の歌声、精霊の歌」のどれかとは思うが。

リファ族のアプサラス伝承を考えると、「天使の歌声」が一番それらしい。

老楽師ジャンも使っていたし。

ここで言う巫女とは、可能ならば砂漠の城のように、女王が務めるもの。一族の女族長?

 

『*「いいにくいけど アイラは きっと
族長さまの トゥーラが
気に入らないのよ。

*「なんでも 昔は ウデききの
弾き手が いたらしいけど なぜか
一族を 出ちゃったんですって。

*「そのあと しばらくたってから
さがしたんだけど ぜんぜん
見つからなかったらしくて…

 

*「かつて 伝説の守り手となる剣士を
わが 一族に 連れてきてくれたのも
旅の一行だったと 伝えられてます。』

アルスは 墓に きざまれた
文字を 読んだ。

”神の踊り手 そして 守り手の
一族 ここに 眠る。

*「アイラは 西のがけっぷちに
いただろ?

はい

*「あの がけっぷちには この地に
おちついてから 作った アイラの
両親の 墓が あるんだよ。

*「オレたち ユバールは 死んでも
墓を作らないのが しきたり だけど
アイラが 作りたいって いってね。

いいえ

*「えっ いなかった?
じゃあ 入れちがいに
帰ってきたのかなあ。

メルビン「ユバールの一族は
ずっと 旅を 続けているから
墓を 作る習慣がないのでござるな。

メルビン「しかし 墓がないのでは
ちょっと さびしいでござる。

ガボ「へえ。
あの墓って アイラの親のなのか。

ガボ「じゃあ アイラねえちゃん
さっきは 墓まいりしてたんだな。

*「どっちにせよ アイラを ここに
じっと 引き止めておくのは どだい
ムリってもんだ。

*「なんせ アイツには 冒険好きで
有名だった 伝説の 守り手の血も
流れてるんだからな。

メルビン「神の祭壇の場所も わからず
トゥーラの弾き手もいない……。

メルビン「やれやれ 神の復活までは
遠い道のりのようでござるな。

ガボ「なあ アルス。
その冒険好きで有名な 守り手って
たぶん……な?

*「おや あなたがた ですか。
儀式の時は 失礼しました。

*「かつて きちんとした 守り手が
一族に いたころは オキテも
きびしく 守られていたのですが…

*「この わたしじゃ 剣のウデでは
アイラに まるで かなわなくて。
いや なさけないことです。

アイラ「だから あきらめないで
探しつづけたいんです。
どこかにいる トゥーラの名手を。

*「でもね アイラ。伝説の引き手の
血すじの者は もう はるか昔に
絶えてしまったかも しれない。

*「これまで 探しつづけても
手がかりひとつ
見つからなかったのだから。

アイラ「いえ 私は 信じてます。
大地のトゥーラが あるかぎり
弾き手も きっと現れると…

アイラ「あらっ? あなたがたは
旅の…
……!!

アイラ「そうです 族長さま!
わたしには この 旅の仲間も
いるんだから 安心ですわ。

族長「なに 旅の仲間じゃと!?
…しかし その方がたは たしか
ここに たずねてきたばかりの…

アイラ「ええ 会ったばかりですけど
私たちのことを とてもよく
理解してくれて…

アイラ「いっしょに 大地のトゥーラを
弾きこなせる名手を
探してくれるんだったわよね?

西の岸壁

アイラ「じゃあ ちょっと
まっててね。

アイラ「ここは わたしの両親と
ご先祖さまの お墓。

アイラ「そして この つるぎは 代々
守り手の血すじに 伝わってきた
神の剣。

アイラ「刃の先の方に 紋章のような
かざりが あるでしょう? これは
神の守り手の あかし らしいわ。

アイラ「なんでも 伝説の守り手として
有名だった ご先祖さまが
見つけたもの なんですって。

アイラ「その人 もとは どこかの国の
王子さまだった とかいう 変わった
けいれきの もち主 なのよね。

アイラ「ともかく わたしが 剣をもつと
族長さまが いいカオを しないから
ここに 納めておいたんだけど…。

アイラ「これからの 旅には たぶん
役立つでしょうから もってゆくわ。

アイラ「ああ… 今夜は また
月明かりが きれいね。

アイラ「…ねえ。
今夜はもう おそいし 海も静かだし
ここで 野宿していかない?

アイラ「せっかく 仲間に
なったんだから あなたたちの
話も 聞きたいし。

アイラ「ねえ こっちに こない?

アイラ「こうして 星空を ながめながら
眠りにつくのも なかなか
ステキな 気分だと思うわよ。

こうして アルスたちは 新しい仲間
アイラと 波の音を まくらに
眠ることにした。

あたたかい 潮風が あたりを
なでてゆき アルスには 故郷の村や
城を 思いおこさせる 一夜だった。

そして つぎの朝…。

アイラ「おはよう アルス。
さあ 出発しましょうか。

アイラが 仲間にくわわった!

アイラ「あ そうそう!
アルスに 大切なものを
渡すのを 忘れるとこだったわ。

アイラ「これは ご先祖さまから ずっと
私の一族に 伝わってきたものなの。

アイラ「この 石版は どうぐぶくろに
入れておくわね。

アイラ「さあ 出発しましょう!

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過去
ダーツ「おどり娘の あとつぎとなった

ライラは じつは わが娘。

ダーツ「生まれたとき 胸のアザを見て
ほこらしくもあり 苦しくもあった。

ダーツ「はじめから アザのある者は
とくに 強く 宿命を背負う者と
言い伝えられて おりますからな。

ダーツ「しかも 精霊さまのアザを
もつ者どうしは 結ばれてはならぬ
という おきても あります。

ダーツ「お互いの血が 反発しあい
精霊のチカラが うしなわれて
しまうのだとか。

ベレッタ「神は かつて 魔王に
ほろぼされたとも いわれるが
われらは そうではないと考えます。

ベレッタ「なぜなら 神が魔王に
やぶれる前に 自らを封印したという
祭壇の 言い伝えが あるからです。

ベレッタ「旅の人なら 知っていよう。
このままでは 世界は 魔王に
ほろぼされてしまうことを。

ベレッタ「そうなる前に なんとしても
神の封印を とかなくては
ならないのです。

*「最近の 若い娘は どうも
おどりに コシが 入ってないねえ。

*「あんたも そう思うだろ?

はい

*「あれ あんた。旅の人なのに
話が わかるじゃないか。

*「あたしが 娘の頃は 伝説のおどり娘
ベレッタさまの 再来か!?
なんて いわれたもんだけどねえ。

いいえ

*「おや そうかい?
あんた 女を見る目が
まだまだ のようだね。

*「おどりのみりょくは 女のみりょくと
同じさ。若さや 色気よりも
ほうようりょく なんだよ。

*「つまり まわりの者を
あたたかく つつみこむチカラが
大事ってことさね。

*「ジャンのやつ 今夜のトゥーラは
とくに さえてるなあ。

*「ライラも 胸がいっぱいっていう
ふんいきで さっき テントに
入っていったよ。

*「われわれ ユバールの民が
さがしつづけた 神の封印の祭壇は
西の 山脈のむこう。

*「明日にも 山脈に向かって
出発することに なるだろう。
今夜は ひとときの休息だ。

*「ウイ~ ヒック!
ちょっと 飲みすぎたかなあ…。

*「しかし オレは ジャンのこと
いまいち 好きになれないんだよな。
なんつうか スカしててさ。

*「男どうしでも いっしょに
フロに入ったり しないし…。

*「ライラは 本当に
ジャンのこと 好きなのかなあ。

*「わたしたち ユバールのダンスは
神さまを たたえる おどり。

*「この 音楽とダンスが あれば
魔物たちも 近づけません。
さあ あなたも ごいっしょに!

*「さあ あなたも
おどりましょ!

*「神の復活を 歌い おどり
真実の未来を つくるために!

*「われら ユバールの民は かつて
封印された神を 復活させるため
生まれてきたという。

*「であれば 封印の祭壇で 神を
復活させた後は ユバールの宿命も
ライラの運命も 変わるのかもしれん

 

ライラ「あら アルスさん。
今 キーファさんに 飲み物を
いただいたところです。

ライラ「気をつかってくださって
ありがとう。

ライラ「本当は 私が みなさんを
おもてなし しなくては
いけないのに…。

キーファ「いや うまいな
この ビバ=グレイプは。
キーファ「グランエスタード城じゃ
こんなに おいしい飲み物は
なかったぞ。

ライラ「あら グランエスタード城って
私は まだ 行ったことないけど
どのあたりにある お城なの?

キーファ「どこって ええと…
まあ 辺境にある 小さな城さ。

キーファ「王になるのがイヤで
遊び歩いてばかりの 王子がいる
小さな国でね。

ライラ「あら… ウフフ。それじゃ
きっと 私 その王子さまと
気が合うわ。

キーファ「えっ?
ライラ「だって 私も 自分の運命が
イヤで 逃げ出したことが
あるもの。

ライラ「毎日 きびしい おどりの練習に
あけくれて… 歌をうたうのも
イヤになったことが あるの。

ライラ「でも そのとき 私を
はげましてくれたのが
ジャンだったわ。

ジャン「大事な 婚約者に 手を出されて
ひきさがるわけには いかないな。
よし オモテに 出ろ!

おそるべき ジャンの やきもち
であったが その場は アルスが
どうにか おさめた。

ジャンは 自分の非を あやまり
4人は なごやかに 語り合うことが
できたのだった。

そして すすめられるまま アルスは
ビバ=グレイプを 飲みほし いつしか
眠りに さそわれていた。

こうして夜も ふけてゆき……。

 

キーファ「あっ なんだよ アルス!
そこに いたのか!?

キーファ「いや まいったよ
ザコとはいえ 魔物が ここに
入ってくるなんてさ。

キーファ「さっき ふと目をさましたら
テントの中に ライラさんが
いないから 外に出てみたんだよ。

キーファ「そしたら そこに彼女が
いたから ふたりで
話してたんだけどさ……

いいえを選んだ場合のみ

キーファ「な なんだよ その目は…。
オレは ただ 彼女と話を
してたんだっつうの! そしたら…

キーファ「いきなり 暗がりから 魔物が
おそってきて オレが 戦ってたら
ダーツさんも 来てくれたんだ。

キーファ「けど 背後から こっそり
やってきた もう1匹に ダーツさんも
ふいを つかれちまって。

キーファ「お前が ぐうぐう
ねてる間に オレ けっこう
大変だったんだぜ!

ライラ「ベレッタさま どうでしょう?
お父さんのケガ 治りますよね?

ベレッタ「ふーむ…
ちょっと おまち。

ベレッタは なにやら
呪文のような 言葉を
つぶやきはじめた……。

ダーツ「……うう~む…。

ベレッタ「おやおや これは
かなりの毒を もらったようだね。
命には 別状ないけれど…

ベレッタ「とりあえず キズの手当ては
したけど もう 2~3日は
休んだほうがよかろうね。

ライラ「でも 明日は 神の祭壇への
出発の日ですわ。父は ここに
残らなくてはいけないのですか?

ベレッタ「……しかたあるまい。
お前も 父さんに
ついていておやり。

ベレッタ「神の祭壇への道中は
ジャンの 魔よけのトゥーラで
なんとか しのげるでしょう。

ベレッタ「お前たち ふたりだけを
ここに 残しておくのは
心配なんだけどねえ…

キーファ「あっ それなら
オレも ここに 残りますよ!

ベレッタ「おや キーファどの。
先ほどは よく ライラたちを
助けてくださりましたね。

ベレッタ「それに また
ダーツとライラを守るために
ここに残ってくださると?

キーファ「ええ。オレたち 魔物との
戦いは なれてるし。神の祭壇へは
アルスたちが 同行しますよ。

いいえ

キーファ「じょうだんいうなよ。
神の祭壇は 神さまを
復活させるためのものなんだろ。

キーファ「そんな 大事な旅に
お前が 同行しないでどうする!
なっ 行くだろ?

はい

キーファ「というわけ ですから オレは
ここに残って 明日 出発する皆さんに
アルスたち 3人が 同行します。

ベレッタ「それは たいへん 心強い。
本来なら 一族いがいの方に
あまえるわけには いきませぬが…

ベレッタ「しかし 明日からの旅は
この世界の運命をも 左右することに
なるかもしれぬ 大事な目的のため。

ベレッタ「ありがたく その お言葉
うけさせて いただきますよ。

こうして キーファは ライラたちと
テントに残り アルスたちは 皆と
神の祭壇へ 出発することとなった。

アルスたちは ふたたび テントで
眠りにつき…
そして 夜が明けた!

ベレッタ「では ライラや
先に 出発するから
ダーツのこと たのんだよ。

ライラ「はい ベレッタさま。
父の具合が よくなったら 私たちも
神の祭壇へ 向かいます。

ベレッタ「キーファどの。
ライラたちのこと くれぐれも
おねがいもうします。

キーファ「どーんと おまかせください!
何があっても おふたりを
守ってみせますから!

キーファ「アルスたちも
オレが行くまで がんばれよ。

マリベル「な~によ 自分ばっかり
かっこつけちゃってさ。

マリベル「あんたも ヘマしないで
ライラさんたちを 守るのよ!

ベレッタ「ほっほっほ…。
仲間がいるというのは
よいものですね。

ベレッタ「では アルスどの
出発いたしましょう!

ジャン「族長さま! オレもやっぱり
ここに 残ります!

ジャン「よそ者に ライラを
まかせるなんて……

族長「わがままを いうでない!

族長「……ジャンよ。お前がいなくて
誰が 魔よけのトゥーラを
かなでるのじゃ?

族長「神の祭壇へ 急ぎ むかうことが
どれほど 大切か。
わからぬわけでは あるまい?

ジャン「それは……。

*「……ハアハア… 族長さま。
先発隊は もう 馬車で
出発しました。

族長「おお そうか。
では われわれも 出発しよう。

族長「いや アルスどの。
見苦しいところを
お見せしましたのう。

族長「神の祭壇は 西の山脈を
こえた むこうの湖。
道中よろしくお願いしますぞ。

ベレッタ「われら ユバールの者は
馬車で進み 西の山脈の とちゅうで
休けいをとる予定です。

ベレッタ「よろしければ
山脈のとちゅうの テントで
おちあいましょう。

族長「では さっそく 出発するかの。
皆さんも 道中 お気をつけなされ。

マリベル「それじゃ その祭壇めざして
出発するわよ。

マリベル「ちょっと 面倒だけど
神さまが 復活するなんて
見ものだものね。

ガボ「神さまが 見れんのかー。
なんか ここに来て 得したよな。

キーファ「あれ まだ いたのか
アルス。

キーファ「まさか 行き先が
わからなくなったんじゃ
ないだろうな。

キーファ「神の祭壇は 西の山脈を
こえた むこうの湖だろ。

キーファ「ダーツさんが 治ったら
オレたちも 出発するからさ。

 

ライラ「キーファさんて 強いのね。
私たち ユバールの民には あまり
たたかいに強い者が 生まれなくて…

ライラ「実は 私の父は
ユバールの生まれじゃ ないのよ。
母は ユバールの踊り娘だったけど。

ダーツ「うーむ…… アルスどの
皆を よろしく
おたのみ申します。

フィールド

ガボ「キーファたち
後から来るって 言ってたけど
大丈夫かなあ。

ガボ「こうやって 別れるのって
今まで なかったから
なんか心配しちまうな。

マリベル「ユバールの人たち
たしか 山脈のとちゅうで
休けいをとるって 言ってたわよね。

マリベル「さあ アルス。
とりあえず そこまで 行くわよ。

 

*「明日は いよいよ
神の祭壇のある湖へ
たどりつけるだろう。

*「しかし 古文書によると
祭壇の封印をとくには ふたつの
道具が 必要だそうだ。

*「そして それは 湖のほとりの
洞くつの奥に おさめられて
いるとか。

ガボ「いよいよ 明日
神さまが 復活するのかあ……。
くぅ~ ワクワクしてきたぞ!

マリベル「神さまを 復活させるのって
ずいぶん 手間がかかるのね。

マリベル「もっと ちゃっちゃっと
簡単に できないもんかしら?

ジャン「神の祭壇に たどりついたら
すぐにでも 神を 復活させられると
思っていたが どうも ちがうようだ。

ジャン「湖のほとりの 洞くつの奥から
ふたつの神器を とってきて
儀式を おこなうそうだが…

ジャン「洞くつでは 魔よけのトゥーラも
あまり ききめが ないんだ。
あんたたちが たよりだな。

マリベル「ええっ!
なんで あたしたちが 洞くつに
もぐんなきゃなんないの?

マリベル「そんなこと いつの間に
決まったのよう!?

*「あんたらも これまで
ずいぶん 長い旅を
してきたようだな。

*「オレたちの旅は 神を復活させれば
そこで 終わりになるかも
しれないけどよ。

*「あんたらの旅は そこからが
本番なんじゃないのか?
そんな 気がするぜ。……ヒック!

 

*「ボクらが 旅のとちゅうで
休むときは こうして 守りの鈴を
つるして 結界をはっておくのさ。

*「こうすれば 弱い魔物なら
入ってこられないように
できるからね。

マリベル「へえ 便利なもんね。
あたしたちにも あの鈴
ひとつ くれないかしら?

*「ライラたちも 今ごろは
出発したかねえ… ジャンが
ずいぶん 心配してたけど。

*「ジャンは 本当に
ライラが 好きなんだよ。

*「自分の身体に 精霊のアザが
ないことは 本当は 不名誉なのに
ジャンは よろこんでいてさ。

*「だって そうでなきゃ アザのある
ライラとは 結婚できないからね。

マリベル「アザが ある者同士は
結婚しちゃいけないなんて
変なオキテね。

マリベル「アザが ある者同士のほうが
大地の精霊のチカラっていうのが
強くなりそうだと思うんだけど?

マリベル「まあ あのふたりの場合は
関係ないんだから いいけどさ。

湖の神殿

ガボ「うほっ! なんか すげえぞ。
でっかい建物が 水ん中に
しずんでらあ。

マリベル「あれが 神の祭壇……?
でも 湖にしずんじゃってるけど…
あんなの どうするのよ?

*「ややっ おつかれさまでした!
いよいよ ここまで来ましたね。

*「どうやら 湖底に見えるのが
神の祭壇のようです。でも
どうやって あそこまで行くんだろ。

*「ぐごー ぐごー。

*「シーッ! 小さい声で 話さなきゃ
他の皆に 聞こえちゃうよ。

*「あのね アルスさんたちなら
ボクら ユバールの一族じゃないから
話してもいいかなあ… 聞きたい?

はい

*「あのね ボク 見ちゃったんだ。
この前 夜中に オシッコに
おきたとき…

*「ジャンが ひとりで 水あび
してたんだけど ジャンの胸に
ライラのと同じ アザがあったの。

*「母さんが いってたけど
アザのある人どうしは 結婚しちゃ
いけないんでしょ。

*「だから みんなには ぜったい
いわないんだ! だって ボク
ジャンも ライラも 好きだもん。

いいえ

*「あ~あ だれかに
話したいなあ…。

*「今 皆が 会議をしておりますわ。
なんでも 族長さまが 古文書を
読みちがえておいでだったとか。

*「後で お休みになりたくなったら
いつでも 私に お声を
かけてくださいね。

 

ガボ「困ったな どうすりゃいいんだ?
……そうだ!
みんなで 水を飲みほしちまえば…。

マリベル「まったく ユバールの民も
あんがい アテになんないわ。

マリベル「まさか 今度は
湖の水が干上がるまで 待つとか
言うんじゃないでしょうね?

ユバールの民に ことわりなく
この洞くつに 入るのは
やめたほうが よさそうだ。

*「神の祭壇が 湖面にすけて見えて
とても キレイね。

*「こんなふうに 私たちの神さまの心も

美しく 気高かったのかしら。

*「この湖のほとりの 洞くつに
あるはずだった ふたつの神器は
祭壇の中に あるらしいんだよ。

*「だから なんとかして 湖の水を
引かないと…。

*「オレらの ご先祖さまも ずいぶん
念入りに 封印したもんだな。

*「まあ 現に そこの洞くつには
魔物が 入りこんでるし 神器を
そんなとこへは 置いとけねえよな。

*「あんたたちと ジャンに 洞くつへ
行ってもらうのは このナゾが
とけてからに なりそうだね。

*「今夜中には 古文書を
読みおわりそうだから テントで
休んで まってておくれよ。

 

*「湖の水を 引くしかけは
洞くつの奥に あるはずだよな。

*「もんだいは そのしかけを 動かす
カギとなる 大地の民のしるしが
なにかってことか…。

ベレッタ「これは アルスどの。
申しわけないが もうしばらく
おまちくだされ。

ベレッタ「今夜中には われらの先祖が
のこした 大地の民のしるしとは
なにかを 調べておきますから。

マリベル「すべては あの族長さんの
解読に かかってるわけね。
……こりゃ 不安だわ。

ガボ「大地の民のしるしかあ…。
ユバールじゃない オイラたちには
わからないもんな。

族長「おお アルスどの。
道中 おつかれさまでしたのう。

族長「われわれが 神の封印をとくため
必要な ふたつの神器は なんと
洞くつではなく 祭壇にあるとか。

族長「いや このわしが 古文書を
読みちがえて いたようでしてな。
わっはっは!

族長「今 みなが 集まって
あの祭壇へ行く方法を
考えておりますじゃ。

族長「…ところで わしに なにか
できることは あるかの?
(教会)

ガボ「へえ 族長のじっちゃん
古文書なんてのが 読めんのか。
さすが 族長だなあ。

ジャン「やっと お目覚めかい。
湖の水を引くのに 必要なものが
わかったから 洞くつに出発するぜ。

ジャン「なんでも この 大地の鈴で
洞くつの奥のしかけが 動くらしい。

ジャン「この鈴は われらユバールに
伝わるもので 一族いがいの者が
鳴らすことは できない。

ジャン「だから 洞くつへは オレも
おともさせてもらうよ。
よろしく たのむぜ!

ジャン「さあ 出発しようか!

ジャンが 仲間にくわわった!

マリベル「ジャンと いっしょに
洞くつに 行くのかあ……。
なんだか 息がつまりそうね。

ジャン「……なにか 言ったかい?

マリベル「な なんでもないわ。
こっちの話よ。こっちの。

族長「いよいよですな。
神の封印をとくことは われら
ユバールの 長年にわたる使命。

族長「よろしく たのみましたぞ。

*「ぐがー ぐがー!

*「ぐう ぐう……。

*「その洞くつのどこかに 大地の鈴を
はめ込む 台座が あるはずだ。

*「その台座に 大地の鈴をおいて
鈴の音を 鳴らせば 湖の水が
引けるらしい。たのんだぜ。

*「うつら うつら……。

ベレッタ「やれやれ… 古文書の内容を
読みまちがえたりして たいへん
失礼いたしましたね。

ベレッタ「けれど 神が封印されたのは
はるか 数百年も 昔のこと…。

ベレッタ「われらの中にも 古代文字を
理解できるものは わずかしか
残っていないのです。

ベレッタ「しかし ジャンは 勉強家で
古代文字も 少し読めますから
洞くつ内では お役に立てるでしょう。

ジャン「オレが 読める古代文字なんて
たかが 知れてるがな……。
まあ 何とかしてみるさ。

ガボ「でも 神さまって
いったい だれに どうして
封印されちまったんだろうな?

マリベル「へえ。ジャンって
トゥーラの名人ってだけじゃなく
アタマもいいのね。

マリベル「アルスとは 大ちがいだわ。

湖の洞窟

ジャン「神の祭壇を 守るためとはいえ
われらがユバールのご先祖も
なかなか 苦労させてくれるな。

 

アルスは 宝箱を 調べた。
しかし 宝箱は からっぽだった……。

ジャン「ちっ… この神聖な
洞くつにまで 魔物が
入りこんでるようだな。

ジャン「神が 残してくださった宝も
荒らされてることだろうよ。
気を ひきしめていかなきゃな。

とても 重そうな 岩のトビラだ。
人間のチカラでは まったく
動きそうもない……。

石碑には なにやら
古代文字のようなものが
きざまれている。

ジャンは 石碑の文字を 読んだ。

”勇気ある者は 神の炎に
みちびかれる。

”東に 勇気の炎。
西に知恵の炎。

ジャン「…おっ? ここにも
古代文字が きざまれている
みたいだな。ええと…

ジャン「禁欲は やがて そなたを
神の道へと みちびくであろう…か。

ジャン「……ん? なんだよ。
アルスさん。なにか
いいたそうな カオして。

アルスは 石に きざまれた
古代文字を ながめた。

”禁欲は やがて そなたを
神の道へと みちびくであろう。

アルスは その古代文字を
理解することが できた!

ジャン「あん!? なんだよ
アルスさん! あんた
古代文字が 読めるのか!

ジャン「へえ~ ふしぎなことも
あるもんだな……。

ジャン「でも なんだか 顔色が
悪いぞ アルスさん。

ジャン「あんまり なれない事して
無理すんなって。

ジャン「古代文字が 読めるなんて
アルスさん あんた
何者なんだ?

ジャン「……それにしても
禁欲とは いったい
どういう意味なんだろう。

マリベル「アルス あんた
古代文字が 読めるなんて
ホント 変なやつよね…。

*「あっ ぶたないで!
ボク わるい魔物じゃないよ。

*「ずっと ずっと昔は
神さまの 一族と
暮らしてたことも あるんだ。

*「だから いいこと
教えてあげるよ。

*「この洞くつの奥の つららの台座に
大地の鈴を ささげれば…

*「湖の水が引いて この洞くつの
1かいからでも 湖の底へ
いけるようになるよ。

ジャン「やはり 古文書に あった通り
大地の鈴が カギなんだな。

ジャン「さあ そうとわかれば 急ごう。
あと ひと息だ。

ガボ「アイツ 神さまの 一族と
くらしていたなんて
けっこう すごいヤツなんだな。

マリベル「ふ~ん それじゃあ
やっぱり あの族長の解読は
正しかったんだ。

マリベル「どうも それだけが
不安だったのよね。

アルスは 石碑を調べた。

石碑には なにやら
古代文字のようなものが
きざまれている。

ジャンは 石碑の文字を 読んだ。

”この地に たどりつきたるは
知恵と勇気ある者。

”そなたが 神の子ならば
その あかしを かかげよ。
神は その道を しめされる。

ジャン「神の子の あかしを
かかげよ…か。

ジャン「では この大地の鈴を
かかげてみるぞ。

ジャンは 大地の鈴を かかげて
鳴らした!

ジャン「今 たしかに むこうで
なにかが 光ったな。
あれが 神の示す道なのか?

ガボ「へえ。大地の鈴って
きれいな音が するんだな。

マリベル「あら? なにか光ったわね。
大地の鈴に 反応したのかしら?

ジャン「これだ!
これが 神の湖の 封印をとく
しかけの 祭壇だ。

ジャン「ここに 大地の鈴を
ささげれば 湖の水が 引き
神の祭壇へ いけるということだ。

ジャン「では 大地の鈴を
ささげるぞ。いいな?

はい

ジャンは 大地の鈴を かかげた!

ジャン「これで 湖の水が 引いたはず。
さあ いこうか!

いいえ

ジャン「どうした? なにか
おそれているのか?

ジャン「これで 神の祭壇へ
行けるのだ。
ためらうことは あるまい。

(ループ)

マリベル「あとは ふたつの神器を
祭壇から見つけれれば
いよいよ 復活の儀式ってわけね。

マリベル「神さまの姿も 見たいけど
ライラのおどりも 楽しみだわ。

祭壇にささげられた 大地の鈴が
静かに 光をはなっている…。

*「かあーっ! こりゃ でっけえ
祭壇だな。

*「古文書では この上に 神さまが
封印されてるって 話だ。

族長「おお アルスどの!
おかげで 湖の水が 引いて
この通り!

族長「心より 感謝しますぞ!
あとは この祭壇内より ふたつの
神器を もち出すのみ。

族長「さて どうやら ふたつの神器
大地のトゥーラと 清き衣は
この祭壇の中のようじゃ。

族長「ここまで チカラをかしてくれた
アルスどのに ぜひ
とってきていただきたい。

ジャン「大地のトゥーラ……
いったい どんな音色だろうか。

マリベル「大地のトゥーラに 清き衣?
それで ジャンが 曲をかなでて
ライラが おどるってわけね。

ベレッタ「本当に みなさんには
どう お礼をいえば
よいものやら。

ベレッタ「もう そろそろ ライラたちも
到着するでしょうが 祭壇の中へは
みなさんに 入っていただきましょう。

ベレッタ「さあ ジャンも
いっしょに いくのですよ。

ジャン「はい! ベレッタさま。
さあ アルスさん 石碑の文字を
読んでみてくれよ。

 

ジャン「さあ アルスさん 石碑の文字を
読んでみてくれよ。

ガボ「なあ アルス。
はやく 石板を 読んでくれよ。

マリベル「ホントに どうして
アルスなんかに 古代文字が
読めるのかしら?

マリベル「あんたって 時々
わけわかんないこと できるわね。

アルスは 石碑の文字を 読んだ。

”大地のトゥーラが 金色にかがやくとき
その音色にて 大地を目覚めさせよ!

”清き衣を まとった 巫女の踊りにて
神の怒りを なだめさせよ!

ジャン「この奥に 大地のトゥーラが
あるんだなっ!?

ベレッタ「さあ アルスどの!
どうぞ 祭壇の中へ!

マリベル「へえ。
中はこんな風に なってるのね。
さあ 奥へ 行きましょうよ。

出ようとすると

ジャン「おーいっ!
ふたつの神器は ここにあるぜ!
早く 来いよっ。

ジャン「なあ 見てくれよ。
これが 古文書にあった
ふたつの神器だ。

ジャン「大地のトゥーラ。
これを オレが 弾いて…

ジャン「巫女のための 清き衣。
これを ライラが 身にまとって
おどる…。

ジャン「オレとライラで 儀式を
とりおこない 神を復活させる…
そうすれば オレは 自由だ。

ジャン「もう オレたち ユバールの
宿命なんかに 左右されず 自分の
ゆきたい道を 歩けるのさ!

ジャンは 祭壇の カベから
清き衣と 大地のトゥーラを
はずした!

*「おーーい アルス!

キーファ「ハアハア…
おそくなったな アルス!

キーファ「とちゅうで ライラさんが
足をくじいちゃって ここまで
背負ってきたもんで…

ジャン「なにっ!
ライラが 足を くじいたって!?

ジャン「あんたが ついていながら
なんてことだっ! もし
儀式で おどれなかったら…

ライラ「やめて! ジャン。
キーファが いてくれたから 足を
くじいたくらいで すんだのよ。

ライラ「儀式なら だいじょうぶ。
ちゃんと おどれるわ。もう
痛みも ひいてきたし。

ジャン「ライラ……。

ライラ「それが 清き衣と
大地のトゥーラね。さあ
儀式の じゅんびを しましょう。

キーファ「だいじょうぶかい?
ライラ… さあ オレの肩に
つかまって。

ライラ「ありがとう キーファ。
ごめんなさいね。

ジャン「…ま まてよ!
ライラ!

ガボ「いよいよ 復活の儀式が
はじまるんだな。
アルス 行ってみようぜ。

マリベル「キーファと ライラさん
ずいぶん 親しげになってない?

マリベル「めんどうなことに
ならなきゃいいけど……。

ジャン「さあ 族長さま。
儀式を はじめましょう!

 

族長「まあ そう あせるでない
ジャンよ。

族長「どれ その 大地のトゥーラを
見せてみなさい。

族長は ジャンから 大地のトゥーラを
うけとった。

族長「ふむ……
やはり 今は まだ
復活のときでは ないようじゃな。

ジャン「なんですって?

族長「見なさい このトゥーラを。

族長「祭壇の石碑には 大地のトゥーラが
金色に かがやくとき… と
しるされていたであろう?

族長「だが 今 このトゥーラは
なんの かがやきも
はなっておらん。

族長「なぜかは わからぬが
今は まだ そのときでは
ないらしい。

ジャン「そんな… じゃあ いつなら
いいって いうんです?

ジャン「そんなこと やってみなけりゃ
わからないじゃないですか!

ベレッタ「ジャンよ おちつきなさい。
もし 封印を とくべきでないときに
といてしまったら なんとする?

ベレッタ「ときが満ちる前に
神が復活して もし 魔王に
ほろぼされたりしたら?

ベレッタ「そのときこそ
われらの未来は とざされる。
あせりは 禁物じゃ。

ジャン「しかし せっかく ここまで
きたのに あきらめるって
いうのですか?

ジャン「オレは あきらめないぞ。
現に 神は オレたちを ここまで
みちびかれた!

ジャン「今が 復活のときでないなんて
そんなはずは ない!

ジャンは 大地のトゥーラを
その手に かかえた!

ジャン「さあ ライラ。オレは
このトゥーラを 弾くよ。その
清き衣で おどってくれ!

*「おっ おい! ジャン!
本当に やる気かっ!?

ジャン「ああ もちろんだ。
さあ みんなも 心をこめて
神の復活を 祈ってくれ!

*「なんだ? どうしたってんだ?
なにも おこらないじゃねえか。

*「族長さまの いった通りだ!
まだ 復活のときじゃ
なかったんだ!

*「なんてことだい?
せっかく ここまで……

族長「……ふむ。
残念だが どうやら 今は
儀式の時では なかったらしい。

族長「ジャンよ。これで
気が すんだであろう。

族長「もう 祭壇から
おりてきなさい。

族長「ジャンよ。
そう がっかりするでない。

族長「平和をもとめ 神の復活を
ねがうあまりに あせったのは
しかたのないことじゃ。

族長「それに 望みが
とざされた わけではない。
また 明日から…

ジャン「ちがうんです! 族長さま!

ジャン「オレは… そりゃ 平和を
のぞんではいるけど それより
自分のことばかり 考えていた。

ジャン「神さえ 復活すれば
ユバールの使命も おわり オキテに
関係なく ライラと結婚できると…。

ジャン「なぜって… オレには
いや オレの身体にも こんな
宿命が あったからだっ!

ベレッタ「そ そのアザは!?
なんてことだい ジャンよ!

ベレッタ「でも お前が
生まれたとき いえ 子どものときも
そんな アザは なかったはず…

ジャン「そうですとも ベレッタさま。
オレ自身 この目を うたがった。

ジャン「ほんの 数年前…
自分の胸に このアザが うかぶのを
見たときにはね。

ジャン「そして そのとき オレは
すでに 心から ライラを
愛していたのです。

ジャン「だからこそ オレは あせった。
神が復活して 一族の使命も
おわれば 自由になれるのだと…。

ジャン「しかし それも すべて
オレだけの 勝手な想いでした。
ライラの気もちも 考えず…

ジャン「それに 理由が どうあれ
一族の皆を あざむいた罪は重い。
オレは 一族を 出てゆきます。

ジャンは 族長の手に
大地のトゥーラを かえした…。

*「まって! ジャン!

 

族長「まちなさい! ライラ!

族長「追いかけて どうする?
お前は 本当に ジャンを
愛しておるのか?

ライラ「族長さま… それは…。

族長「同情は ジャンを
キズつけるだけじゃ。

族長「それに かわいそうだが
あのアザがあっては お前との
結婚も ゆるされぬ。

族長「ともかく 残念だが
今は 神の復活のときでは ない。

族長「われらの旅は まだ
続くようじゃな…。

ベレッタ「では 族長さま。
ふたたび 祭壇の封印を…。

族長「うむ。もと通り
湖に しずめておいた方が
よかろう。

ベレッタ「アルスどの。
あなた方には なにか 縁のような
ものを 感じます。

ベレッタ「すみませぬが また
洞くつの奥へ入って 湖の水を
もと通りに していただけますか?

ベレッタ「ここまできて 残念ですが
祭壇をまもるためにも 湖の底へ
しずめておくしか ありませぬ。

ベレッタ「大地の鈴を しかけから
はずれば この湖が ふたたび
聖なる水で 満たされるはず。

ベレッタ「今度は ダーツを
お供させましょう。
さあ ダーツや!

ダーツ「はい ベレッタさま。
たしかに 大地の鈴を
はずしてまいります。

ダーツ「こんなことになって 残念ですが
アルスどの よろしく
おたのみ申します。

ダーツが 仲間にくわわった!

ベレッタ「……ふむ。どうやら
ライラには よき理解者が
現れたようだね。

族長「さて みなの者。
残念じゃが この通り 儀式は
終了じゃ。

族長「ともかく 上のテントまで
もどるとしよう。

ベレッタ「では アルスどの。
よろしく おたのみ申します。

ベレッタ「われわれは 上のテントへ
もどって お待ちしていますから。

ダーツ「ジャンとライラのことは
あくまで 一族のなかの問題……。

ダーツ「何も 言わんでくだされ。

ベレッタ「大地の鈴を しかけから
はずせば この湖が ふたたび
聖なる水で 満たされるはず。

ベレッタ「アルスどの
よろしく おたのみ申します。

族長「われら ユバールの民が
オキテをまもるのは 平和への希望を
すてずに生きるため でもある。

族長「どうか ご理解いただきたい。

ライラ「子どものときから ずっと
毎日 おどりつづけて それが
当たり前だと 思ってきたの。

ライラ「ジャンとの結婚にしても
それが 運命なら…って。

ライラ「でも キーファさんを 見てたら
そんな自分が はずかしくなったわ。

ライラ「今はまだ できないけど
いつかは 私も 彼のように
自分の信じる道を 歩きたい…。

ガボ「キーファのヤツ なんか
ちょっと 感じ 変わったよな。
どうしたんだろうな?

アルスたちは ダーツと共に
洞くつへゆき 大地の鈴を
奥の祭壇から はずした。

湖には ふたたび 水が満ち
神の祭壇は 湖底へと
しずんでいった。

儀式で 使われた
大地のトゥーラと 清き衣は
族長の手に あずけられ……

ユバールの民と アルスの一行は
また 共に旅をして
はじめの 休息地へと もどった。

ぎしきは 失敗であったが アルスは
礼をいわれ その夜は ささやかな
宴が 開かれた。

そして その 夜ふけ……。

*「おい アルス…。
もう 寝ちゃったのか?

*「アルス…。

キーファ「起きてるのか? アルス。
……まあ 寝てるんでもいいや。
これは オレの ひとりごとだ。

キーファ「こんなこと あまり
話さなかったけど お前のウデにある
そのアザ。じつは 気になってた。

キーファ「ライラさんとは ちがうけど
たぶん お前も なにか 運命を
せおったヤツ なんだろう。

キーファ「それにひきかえ オレは
ただ 王子って身分に
生まれついただけの男だ。

キーファ「オレ ほんとは お前が
うらやましかったんだぜ。

キーファ「こんなこと いっても
お前は 笑うかも しれないけどな。

キーファ「けど オレは ずっと
さがしてたんだ。オレにしか
できない 何かが あるはずだって。

キーファ「こんなふうに 思ったのも
お前のおかげかも しれないな。
ありがとよ アルス。

キーファ「ひとりごとは これで
終わりだ。おやすみ……。

*「ねえ ボクは ジャンのアザのこと
みんなに 話さなかったのに…

*「どうして ジャンは
出ていっちゃったのかな?
グスン……。

(出ようとすると)

このまま 外に出るわけにはいかない!

*「ジャン……。あたしも いつか
ジャンの後を追って 一族のもとを
出てゆくつもりです。

*「いつになるか わかりませんが
神さまが 復活された
そのときに……。

族長「おお アルスどの。
お目覚めかね。

族長「今 ちょうど ダーツが
キーファどのの ウデだめしを
させてもらっておるところじゃ。

族長「この 生き残りの少ない時代に
われらの守り手に なりたいなど
非常に ありがたい申し出じゃ。

族長「心より かんしゃしますぞ。

ベレッタ「キーファどのの申し出は
うれしいのですが ウデだめしに
合格していただかなくては…。

ベレッタ「もし チカラが
たりなければ ご自身の命が
あぶなくなるのですから。

ライラ「キーファが ユバールの守り手に
なりたいって話 アルスさんも
いいと思ってるの?

ライラ「とても うれしいお話だけど
本当に いいのかしら…。

ダーツ「うぬぬっ!
これは 手ごわいっ!

キーファ「とめてくれるなよっ!
アルス!

キーファ「ダーツさんに 勝てば
オレが ユバールの守り手として
みとめられるんだっ!!

キーファ「そこだっ!
とりゃーっ!

ダーツ「うっ!!

ダーツ「……う~む。
たしかに いいウデを しておられる。
いや まいりました!

キーファ「いえ ダーツさん
あなたも さすがでした。

キーファ「さて 族長さま。
これで オレを 守り手として
みとめてもらえますね。

 

族長「皆の者! ここに たくましく
たのもしい 若き 守り手が
たんじょうした!

族長「われら一族の 新たな
仲間となる キーファどの!

族長「そして われらを 神の祭壇へと
みちびいてくださった
アルスどの!

族長「その勇気に かんしゃの
歌を ささげる!

キーファ「悪く思うなよ アルス。
オレが お前と旅をするのは
ここまでだ。

キーファ「オレは この一族とともに
この時代に 残る。

キーファ「ほら この剣を見てくれ。
刃先に紋章がきざまれてるだろ。

キーファ「これは 神の守り手だけが
持つことを許された 伝説の剣だ。
これを オレにって……。

キーファ「オレは このまま
ユバールの皆とともに
神の祭壇を まもってゆくよ。

キーファ「このオレも いっぱしの
伝説を 背負う男に なるわけだ。
わかってくれるよな アルス?

はい/いいえ

キーファ「はっはっは!
お前は そういうと思ったよ。

キーファ「さて…と。そろそろ
アルスの村に もどるだろ。

キーファ「旅のトビラまで
おくっていくよ。

キーファ「旅のとちゅうで
ぬけることになっちまって
すまないとは 思ってるんだぜ。

キーファ「でもな アルス。
オレは やっと 進むべき道を
見つけたんだ。

キーファ「お前だって 本当は
よろこんでくれてるだろ?

おどり娘は 美しい声で
かんしゃの歌を うたっている…。

男の子は りっぱな 歌声で
かんしゃの気もちを うたっている…。

キーファ「なあ アルス。
そんなカオ するなよ。
オレだって つらいんだぜ。

ダーツ「キーファどのも 強いが
アルスどのも さらに
お強いのであろう。

ダーツ「たとえ ちがう道を歩いても
平和をねがう心は 同じ。
どうか 忘れないでください。

みごとな 声量で かんしゃの歌を
うたいあげている…。

*「あり~が~と~
あり~が~と~
今日の日が~ また~

*「…ん? あれ?
こんな歌じゃ なかったような…
なにしろ 久しぶりだからよ。

彼は 心をこめて
かんしゃの歌を うたっている…。

*「わるいけど あたしゃ
声が かれてしまって…。

*「アルスさんたち 元気でね。
なんか あんたがたとは
これっきりという気が しないよ。

*「わっ 話しかけないでください。

*「歌のとちゅうで 気をちらしたら
祈りの心が 神さまに
とどかないと いわれているのです。

ベレッタは とても 老婆とは
思えない すきとおった声で
かんしゃの歌を うたっている…。

族長「アルスどのと 出会って
われらは 希望を 手に入れた。

族長「大切な お仲間を
たしかに おあずかりしましたぞ。

ライラは その瞳を うるませながら
かんしゃの歌を うたっている…。

キーファ「さあ ついたぜ アルス!
ここから オレと お前たちは
別の道だ。

キーファ「今まで 一緒に 旅ができて
本当に 楽しかったよ。

キーファ「もとの世界にもどって
オレの親父に 会ったら
伝えておいてくれないか。

キーファ「あんたの息子は やっと
自分の進む道を みつけたって。

キーファ「あ… でもよ。 アルス。
オレが ライラさんに ホレたって
ことは ナイショにしてくれな。

キーファ「さあ 行け! アルス!