ドラクエ考察16 ドラクエ7 クレージュ村失伝→人間を助けてくれた妖精の伝承。2021.02.22 妖精の詳細を抹消しようとしている?

クレージュ村失伝→人間を助けてくれた妖精の伝承。2021.02.22
妖精の詳細を抹消しようとしている?
本人達の自己認識は、聖風の谷の、上のリファ族。
この妖精が、ルーメンのチビィの姿で現れれば、確かに間違えて退治されるだろう。
案外、クレージュでも、レブレサック同様に主人公達が悪役だったりして?
「現代人からすれば、怪しい男と主人公達、どちらが毒を、どちらが薬を撒こうとしているのか、判別する手段は語られない。」
つまり、首謀者かは知らないが、オルゴ・デミーラは、ドラクエ4のような、ハーフ天空人=ハーフエルフの勇者を、警戒している。故に、貶めようとしている。勇者が、デスピサロのような、人間への復讐鬼になってくれれば、ありがたいから。
→ルカス、も近い。
 
追記 重要な失伝
「考察22→23より
02.5
ダイアラック
歴史が一番古いものは、初めが大地の精霊に関わる岩。
次に、水の精霊の像。
また、地元の子供は地下室や隠し通路を見つけており、秘密基地1.2と名付けていた。
→アルス達を反映すると、
1エスタード島の船を隠していた洞窟
2謎の遺跡の、七色の入り江、辺りまでの通路
である。
→事件の解決法は、ヨセフの秘密基地2の隠し通路を用いて、高い岩の上に登り、地域一帯に特効薬である天使の涙を散布する、と言うもの。
→ヨセフの秘密基地2の隠し地下通路で、人目を避けて岩の上に登れる、と言うのはかなり重要な要素である。ドラクエ5のセントベレス山大神殿に、マスタードラゴンを呼べない時期にも。地下通路の情報さえあれば、
・大神官救出や、
・特効薬を撒くための神殿の一番高い屋上へ、
武装解除されずに潜入できる。
そういうことだからだ。(現地でもその情報があれば、フォロッド、ダーマ神殿、魔王像、聖風の谷の神殿。何処ももう少し楽に入れた。)
ドラクエ8修道院にも、同様のギミックがある。

09より「→また、クレージュ村村長と、世界樹の妖精は。地下通路の情報を持っている。ただし、他のケースでは、位置を知っている世界樹の妖精自身が捕まっている。
世界樹が占拠されたら、村の潰された水源の井戸から、世界樹の根本へ逆侵入できる、と言うことでもある。
エスタード島の謎の神殿が占拠されたら、七色の入り江へ船を着け、そこから井戸の地下通路伝いに、潜入できる、と言うことでもある。」
 

町長「ようこそ 旅の方。
わたしがクレージュの町長です。
ときに この町へは 初めてですかな?

はい

町長「そうでしょう そうでしょう。
では 昔 この地を 救った英雄の
物語など いかがですか?

いいえ

町長「おや そうでしたか。
きっと お小さい頃にでも
来られたの でしょうな。

町長「ところで 大昔に この町を
救った 英雄たちの物語に
きょうみありませんかな?

はい

町長「おお そうでしょうとも!
…コホン! では ご要望に
おこたえして 語りましょう!

町長「それは ずっと昔。
まだ水路もなく 水くみも
井戸ひとつに 頼っていたころの話。

町長「ある時 魔物たちが
このクレージュを ねらって
井戸に 毒を流しこみました。

町長「毒は 村人の心を 邪悪にする
おそろしいものでしたが 当時の
村長は 強い心で これにたえ……

町長「村の外から やってきた
3人の若者に 魔物と戦うための
助言を あたえました。

町長「若者たちは 村長の助言に従い
世界樹のチカラで 井戸水をきよめ
ついには 魔物をも 倒しました。

町長「……と まあ かいつまんで
話しましたが じつは この村長は
わたしの ご先祖さまなんですよ。

町長「いやあ いだいな先祖を
持つというのは なんとも
ほこらしい気分ですな。ハッハッハ。

いいえ

町長「おや そうですか。
とても おもしろい話なのですが…
残念ですな。

町長「もし 気が変わられたら
いつでも 聞きに来てくださって
かまいませんぞ。

アルスは 本だなを調べた。

町長の日記を 見つけた。
読んでみますか?

はい

”最近 めっきり カミの毛が
うすくなった気がする。

”わが父も 祖父も フサフサとは
縁のない アタマの持ち主であった。
ああ わが家系は 呪われている!

”かくなる上は あの万病にきくという
世界樹のしずくを 試すしかない。
神よ われに 緑なす黒かみを

 

アルスは 本だなを調べた。

「カミを育てる方法」という本が ある。
しかし アルスには 興味が
なかった。

マリベル「考えてみれば 井戸に
毒水まくなんて 凶悪よねー。
まあ 魔物のやったことだけどさ。

マリベル「この あたしが
ここに 来なかったら
どうなっていたことやら……。

ガボ「みんな もとにもどって
よかったぞ。もう イヤな
ニオイも しねえや。

村長「なぜ わしが ご神木のことに
くわしいかじゃって?
す…するどい質問じゃな。

村長「じつは ご神木の朝つゆには……
その……育毛の効果があると
ウワサに きいてのう……。

村長「わしのアタマも 最近めっきり
さびしくなってきて……それで
何度か 足をはこんだんじゃ。

村長「そうするうちに あの娘とも
仲良しになってな。それで
ご神木に くわしくなったんじゃ。

村長「しかし まさか あの朝つゆに
あれほどのチカラが あるとは
思いもよらんかったよ。

村長「……にしても わしのカミは
ちっとも ふえんのじゃが やはり
ぬるよりも 飲むほうが よいのかのう?

村長「……おっと それから この話は
村の者たちには くれぐれも
ないしょにしてくだされよ。

マリベル「ぷっ……い 育毛剤!?
ぷぷぷっ……く 苦しい。

*「あんたたち 見ないカオだが
もしかして 西のクレージュ村へ
いこうってのかい?

*「だったら 悪いことは言わねえ
やめときな。

*「あそこも 少し前までは そぼくな
いい村だったんだけどよ 今じゃ
すっかり 様子が変わっちまった。

*「クレージュ村の ありさまは
やっぱり ウワサの
ご神木のタタリなのかねえ……。

*「もう 名物の うまい井戸水も
飲みにいけやしないよ。

*「言い伝えによると
ご神木の 近くにうめた死体は
ゾンビになってしまうそうです。

*「あれは きっと
人間が近づいちゃ
いけないものなんですよ。

*「この先にある クレージュの村
その北には そりゃあ大きな
古木が あってのう……。

*「ご神木なんて よばれとるが
なんでも キズつけたりすると
タタリが おきるそうじゃ。

*「それで 村の者は おそれて
だ~れも 近づかんという話じゃ。

ガボ「あれっ? このあたりは
イヤな ニオイが しねえ……。
 

*「わたしは 旅の戦士。
この村に 魔王があらわれたと
きいて やってきたのだが……。

*「なんなのだ ここの村人たちは。
自分こそが 魔王だ 魔王だと……。
わたしを バカにしているのか?

*「ウィ~ ヒック!
へへへ オレも もうすぐ
あいつらみたいに なっちまう。

*「わかるんだよ。自分の心が
どんどん 闇にそまってくのがな。

*「へへへ これが 飲まずに
いられるかってんだ。ヒック!

*「オレのことは ほっといてくれ!
こうして 眠りながら 心が
闇にそまるのを 待ってんだから。

*「外の連中を 見ただろ?
ああなっちまえば もう なにも
苦しむこともないんだ。

*「だから オレは こうして
ひたすら 待ってんのさ。
さあ もう ジャマしないでくれ。

アルスは 井戸のなかを
のぞきこんだ。

むらさき色のけむりが 満ちて
井戸の底は 見えない。

ガボ「あの井戸の中 ハナが
ひんまがりそうな イヤ~な
ニオイがしたぞ。

ガボ「オイラ クラクラしちまった。

*「そろそろ だれが 真の魔王か
決着を つけたいところだな。

*「おう のぞむところだぜ。

*「だが どうやって決める?
どんなことをすれば オレさまが
真の魔王だと 証明できる?

*「それについては オレに
いい考えがある。村の北にある
ご神木を 切りたおすんだ。

*「あれを キズつけると タタリが
あるとの評判だが 真の魔王ならば
なにを おそれることがあろう。

*「どうだ?
この勝負 のってみないか。

*「そ そうか ご神木をな……。
い いいだろう やってやるぜ。

*「ご神木のタタリか。そ そりゃ
ちょうどいい。だ だれが
真の魔王か 教えてやろう。

*「い いいアイデアね。
この魔王さまが タタリなんて
おそれることはないものね。

ガボ「魔王 魔王って ホントに
あいつら 魔王なのか?

ガボ「なんか オイラが思ってたのと
ぜんぜん ちがうぞ。

 

村長「これは 旅のお方……。
悪いことは言わん。早いとこ
このクレージュを はなれなされ。

村長「あんたがたも 見たじゃろうが
この村の者たちは みな
おかしくなってしもうた。

村長「かく言う わしも じょじょに
この村を つつむ 毒気に 体を
むしばまれつつあるのじゃ……。

村長「ともかく この村におっては
あんたがたの身にも よくない。
さあ 早く 出ていきなされ。

村長「おお そうじゃった。
あんたがた まってくだされ!

村長「あんたがたに ひとつ
たのみたいことが あるんじゃ。

村長「このクレージュ村の北に
ご神木とよばれる 大きな古木が
生えておるのは 知っておろう。

村長「じつは そのご神木の根元に
住んでいる 風変わりな少女が
おるんじゃが……。

村長「その娘にも この村の様子を
教えて 決して ここには
近づかんよう つたえてくれんか?

村長「めんどうとは思うが
わしは もう ロクにうごけん。
どうか たのまれてくれんかの?

はい

村長「おお たのまれて くださるか。
ありがたいことじゃ。

いいえ

村長「そうか……。
たしかに本来 あんたがたには
なんの 関わり合いも ないこと。

村長「たのまれる 筋合いの話では
ないか……ああ わしの身体が
まともに うごけばのう……。

断った場合

村長「どうか 先の短い老人の
たのみと思って 思いなおして
くださらんかのう?

村長「この村の北にある ご神木。
そこに住む少女に 村へは
近づかんよう つたえてくだされ。

はい

村長「おお たのまれて くださるか。
ありがたいことじゃ。

いいえ

(ループ)

ガボ「アルス オイラ
そのゴシンボクっての
見てみたいぞ。

マリベル「いきなり 村から
出てけって言ったと 思ったら
今度は たのみごと?

マリベル「まったく 調子のいい
じいさんね。
アルスも そう思うでしょ?

はい

マリベル「あら? 半病人相手に……。
アルスって けっこう
冷たいヤツなのね。

いいえ

マリベル「……あんたって ホント
お人好しね。そんなんだから
いいように利用されるのよ。

マリベル「アルス
ボヤボヤしてないで さっさと
その木のとこに 向かうわよ。

村長「この村の北にある ご神木。
その根元に住む 少女じゃ。
お願いしましたぞ。

フィールド(クレージュ

ガボ「村ん中ほどじゃねえけど
ここら辺の森も イヤなニオイが
すんなあ。

ご神木の根元

まるで 息をしていないかのような
深い眠りに おちているようだ。

ガボ「ウガァ ちっとも 起きねえ
ねーちゃんだな。

ガボマリベルよりも ねぼすけだぞ。

マリベル「ちょっと ガボ
ききずてならないわね。いつ
あたしが ねぼうしたってのよ!?

マリベル「まったく むかつくわね……
で どうすんのよ? もう1度
村長さんのとこに いこうか?

マリベル「なんなのよ あのコは!
とんでもない ねぼすけね。

マリベル「アルス どうすんのよ?
もう いっぺん 村長さんのとこに
いって 文句言ってやろっか。

ご神木の根元

*「ウヘヘヘ
切りたおせ 切りたおせ~!

*「本物の魔王は このわたしだ~!

*「ヘッヘッヘッ
あたしゃ タタリなんて
ちっとも こわかないんだよ~!

*「そうだ やってしまえ!
魔王に おそれるものなど
なにもないのだ!

*「や やめてくだ…さい。
この木を キズつけ…ないで……。

*「うるせえ 小娘が!
魔王さまに さからうか!

どうやら 気を失っているようだ。
少女を 小屋まで はこびますか?

はい

アルスたちは 少女を
小屋の中まで 運びこんだ。

いいえ

(何も起こらない)

*「あ…あなたがたは……?

*「そうだ……木は ご神木は
ぶじなのですか?

はい

*「そう…ですか……よかった。
……ひょっとして あなたがたが
私を 助けてくださったの?

いいえ

*「そ…そんな……
ウ ウソですよね?
ウソだと いってください!

(ループ)

はい/いいえ

*「いいえ なにも 言わなくても
わかります。
ありがとうごさいま…ゴホ ゴホ!

*「失礼しました。この森の地下を
流れる水脈が汚され 森が…そして
私の体までもが 弱っているのです。

*「もし ご神木がなかったら
この森も 私も とうの昔に
息たえていたでしょう。

*「ご神木は 汚された水を 浄化し
おおいなる いやしのチカラを
もたらす 神の木ですから……。

*「でも まさか クレージュ村の
人たちが ご神木を
切りたおそうとするなんて……。

*「きっと 彼らは 魔王の呪いで
汚された水を 飲んでしまって……
うっ! ゴホッ ゴホッ!

*「今日は 少し疲れました……。
せまいところですが みなさんも
どうか 休んでいってください。

アルスたちは 少女の小屋で
一夜を 明かした。

 

*「う ううっ……ゴホ ゴホ!

*「……す すいません。
体がつらくて 起きるに
起きられないんです……。

*「申し訳ありませんが そこの
水さしで ご神木の朝つゆを
くんできてもらえませんか。

アルスは
エルフのみずさしを 手に入れた。

美しく すきとおった 朝つゆだ。

なにか 入れ物が あれば
集めることが できるのだが……。

アルスは
エルフのみずさしを 使った!

たちまち エルフのみずさしは
神木の朝つゆで 満たされた。

アルスは
神木の朝つゆを 手に入れた。

*「ううっ……ゴホ ゴホ!

*「神木の朝つゆさえ 飲めば
うごけるようになると思うのですが…。

アルスは 少女に 神木の朝つゆを
飲ませた。

*「……ありがとうございました。
おかげで ずいぶん 体が
楽になりました。

*「それにしても 水さしから
あふれる程の 朝つゆが とれるなんて
……こんなの 初めてです。

*「これだけの朝つゆがあれば
村の人々を すくうことが
できるかもしれません。

*「ご神木の いやしのチカラを
持つ この朝つゆならば 村人の
呪いを 清められるかも……。

*「問題は 村人が 素直に これを
飲んでくれるかですが……。
でも ためす価値は あると思います。

*「おねがいします。
どうか この朝つゆのチカラで
村人たちを すくってください。

*「私は ご神木から はなれることが
できないので……みなさんしか
たよれる方が いないのです。

フィールド(クレージュ)

ガボ「なあ アルス。
その神木の朝つゆっての
ちょっとだけ なめてもいいか?

はい

ガボ「やったー!
アルスって いいヤツだなあ。

ガボ「……ん。
いいニオイすっけど べつに 味は
しねえや。つまんねえなあ。

いいえ

ガボ「アルスのケチンボ~。

村長「わしは……わしは もう
ダメじゃ。こ…心の中が 悪に
そまっていくぅ……。

アルスは 神木の朝つゆを
飲ませようとした。

村長「う…うん? なんじゃ
その水を わしに 飲めと……?

村長「おお これは ご神木から
とれた 朝つゆなのか……。
どれ……ゴク ゴク……。

村長「プハァ~!
す すごい! 体中に チカラが
みなぎるようじゃ。

村長「これが ご神木のチカラ……。
いける! これならば きっと
村の者たちを 元にもどせるぞい。

村長「あんたがた もし この村を
すくってくれるというなら
たのみたいことが あるんじゃ。

村長「その朝つゆを 全て 村の井戸に
まいてくだされ。あれは 村で
ただひとつの水源なんじゃ。

村長「おまけに 外の連中ときたら
井戸水ばかり 飲みおるからな
きっと うまくいくはずじゃ。

マリベル「たしかに あの連中ときたら
井戸水ばっかり 飲んでて。
ちょっと 不気味なくらいよね。

マリベル「あの水 なんか悪いモンでも
入ってんじゃないのかしら?

アルスは 井戸に
神木の朝つゆを 入れようとした。
しかし…

*「おや? この井戸に 妙なものを
いれないでくださいよ。

*「お~い みんな!
こいつらが われわれの井戸に
妙なものを 入れようとしてたぜ。

*「ひょっとしたら 毒物かも
しれんぞ~!

*「なにい!

*「とんでもないヤツらだ!

*「全員で たたんじまえ!

*「いや まて!
こいつらは これで なかなか強い。
うかつにしかけると イタい目を見るぞ。

*「それよりも みんなで 井戸を
かこんで 毒など 入れられぬよう
見はるんだ。

*「おい そこの商人!
おまえも こっちにきて 手伝え!

*「はいよ。わたしも 井戸に
毒なんか 入れられちゃ
たまったもんじゃないからね。

 

*「フン 神木の朝つゆとは
やっかいなものを 持ってきて
くれたもんだ。

*「しかし どうするね?
村人たちを たおしてでも 井戸に
放りこむつもりかい?

*「こんな うまい水に 毒など
流そうとするとは……。

*「ええい! そこへ なおれ。
斬りすててくれるわ!

*「魔王たる者 ちょっとやそっとの
毒なんて へでも ないけどね。

*「まあ 念には念を……ってやつさ。

*「このわたしの命を ねらって
井戸に 毒を 投げこもうと
するなんて……。

*「ねらいは よかったけれど
どうやら 運が なかったようね。

*「グヘヘヘ……この井戸水は
オレさまのモンだ。
汚そうとするヤツは ゆるさねえ。

*「井戸に 毒をいれようったって
そうはさせねえぞ。
グヘヘヘ……。

*「わたしは ここの井戸水を
どこか 別の町ででも 売ろうと
考えていたんだ。

*「商売のジャマしてもらっちゃあ
困るなあ。

*「正面から 戦ったのでは
勝てぬからといって ずいぶん
ひれつな手を 使うじゃないか。

*「まったく 魔王の風上にも
おけんヤツらよ。
……あれ? なんか おかしいな?

村長「なぬ? 井戸に朝つゆを
まこうとしたら 村の者たちに
ジャマされたじゃと?

村長「むむう……いや まだ 方法は
あるぞ。あの井戸は この一帯を
流れる地下水脈に 通じておる。

村長「どうにかして その地下水脈に
入れれば 井戸の中まで
つながっておるはずじゃ。

マリベル「地下水脈~?
ホントに そんなもの
あるのかしら?

マリベル「あの村長の 言うこと
どうも ハッキリしないのよね。

ガボ「地下水脈かあ……
なんか どっかで 聞いたような
気がすんなあ。

 
ご神木の根元

*「そうですか 村人たちが
ぼうがいを……でも 朝つゆを
井戸に入れるのは いい手ですね。

*「たしか あの井戸は この森の
地下水脈に つながっているはず。
それなら……。

*「わたしは ご神木の根元に
地下水脈へ通じる 穴があるのを
しっています。

*「あそこからなら 村の井戸へ
行くこともできましょう。
穴の入口へ ご案内します。

*「ですが 気をつけてください。
地下水脈の中には 水を汚した
魔王の手下が いるはずですから。

*「おそらく この中は すでに
魔物の巣に なっているでしょう。

*「くれぐれも 気をつけて
くださいね。

*「エッホ! エッホ!

*「ケケケケ さあ 者ども
働け 働け。

*「魔王様の念の こもった水を
まきちらし この水脈を
汚しつくすのだ!

*「なんだ 貴様らは?
どこから あらわれた?

*「……そうか 貴様たちだな。
人間どもに 神木を切りたおさせる
計画を ジャマしたというのは……。

*「ムムッ!
そ その手に 持っているのは
まさか 神木の朝つゆか?

*「……なるほど そいつを つかって
この水脈の水を 清めようって
つもりか……。

*「だが このオレさまが いるかぎり
そんな勝手は させんぞ!
さあ かかってこい!

いどまじん戦

ガボ「こいつが毒を まいたのか!
よ~し 早く こいつを 倒して
毒を 消しちまおうぜ。

マリベル「井戸の中に また 井戸を
作ってるなんて 非常識なヤツね~。

*「バ バカな このオレさまが……。

 

アルスは 神木の朝つゆを
水面に まいた。

*「イテテテ……。
な なにが起こったんだ?

*「あ あれ? どうして オレは
こんなとこにいるんだ?

*「まるで……まるで 長い 悪夢から
目が覚めたような気分だ。

*「うう……なんだったんだい
今の光は?
まるで 心が 洗われるような?

*「ふしぎだ……心と体が ス~ッと
軽くなっている。

*「アチチ……いてえ いてえよう!
こ…これは まさか
神木のチカラなのか……?

*「なんだ この人?
えらく 苦しんでるけど……。

ガボ「これで イヤなニオイは
消えたぞ。でも なんだか
上が さわがしいなあ。

マリベル「目的は はたしたんだから
さっさと こんなとこ 出ようよ。

井戸の中には きれいな水が
たたえられている。

*「お…おのれぇ またもや
貴様たちのしわざかぁ……。
ことごとく ジャマをしてくれる!

*「ちょっと あんた 大丈夫かい?
そのキズ……ヤケドでも
したのかい?

*「ええい うるさい!
どけぃ!

*「おい おまえ。
なんてことを するんだ!

*「ジャマだ!!

*「いまいましい人間どもめ。
かくなる上は この村ごと
貴様らを 焼きつくしてくれる!

ウルフデビル戦

マリベル「作戦が 失敗したからって
ヤケになって あばれるなんて
こいつ 三流の魔物ね。

ガボ「こいつ やっぱり
魔物だったんだな。
オイラの 思った通りだったぞ。

ガボ「アルス とりあえず
村長のじいちゃんとこに
いってみようぜ。

マリベル「あ~あ 今日は もう
疲れちゃったわ。ふかふかの
ベッドで はやく 休みた~い。

*「ふええ……た たすかったわ。
あなたたちは 命の恩人よ。

*「あんたたち 見かけによらず
えらく 強いんだねえ。

*「やっぱりねえ。あたしゃ
最初っから あんたたちは
ただ者じゃないと 思ってたよ。

*「うう かたじけない。

*「この村に 魔物退治にきたのに
まんまと魔物のワナに
かかってしまうとは……。

*「いやあ それにしても みごとな
ウデマエですな。

*「えっ わたしですか?
ええ大丈夫です。ケガのほうは
自前の薬草で なおしちゃいました。

*「なんだか すべてが 悪夢の中の
出来事だったような
気がするんです……。

*「この私が ご神木を
切りたおそうとするなんて……。
ああ なんて おそろしい。

*「こんなガキどもが 怪物を
たおしちまうなんて……こりゃ
やっぱり 夢にちげえねえや。

*「ご神木を 切りたおそうとしてた時は
いろいろ 失礼なこと 言っちゃって
すみませんでした。

*「……あのう ボクのこと
別に 怒ってませんよね?

はい

*「よ よかった……。
そうなんですよ! あれは
不幸な事故だったんです。

いいえ

*「ひ~っ す すいません!
あの時は 正気を
失っていたんですよ~。

*「うぐぐ……あ アタマ いてえ。
妙な夢まで 見るし こりゃ
完全に ふつかよいだな……。

*「ええい!
こうなりゃ むかえ酒だあ!

*「スー スー。

なにごとも なかったかのように
ぐっすり 眠っている。

マリベル「なんか 腹立つわね~。
カオに ラクガキでも
してやろうかしら。

村長「いやはや どうにか
うまくいったようじゃのう。
本当に ありがとうよ。

村長「あんたがたが 来てくれなんだら
今ごろ この村と ご神木は
どうなっていたことやら……。

村長「……ともかく みなさん
さぞ おつかれのことじゃろう。

村長「村の連中も あらためて
礼を 言いたいだろうし 今夜は
わしの家に 泊まっていきなされ。

いいえ

村長「おや? まだ なにか
やりのこしたことが あると?

村長「じゃったら その用事が
すんだら また 来てくだされよ。

ご神木の根元

*「森の木々が こんなにも
生き生きと よみがえって……。

*「魔物をたおし 井戸に
ご神木の朝つゆを まくのに
成功したのですね。

*「やはり あなたがたは わたしが
見こんだ通りの方たちでした。

*「……あなたたちには お礼を
しなければ なりませんね。
明日 また ここに来てください。

*「その時に お礼の品を
さしあげます。そして
わたしの正体のことも……。

 

村長「おお 起きたかね。
昨夜は よく お休みでしたのう。

村長「まあ あんな怪物を
倒したんじゃものなあ……。
つかれてても 無理はないわな。

村長「そうそう 今朝早く ご神木まで
いってきたんじゃが あそこの
娘さんから 伝言があったんじゃ。

村長「なんでも あんたらに キチンと
お礼がしたいそうでな 帰りに
寄っていってほしいそうじゃ。

「あのご神木を 切りたおそうと
していたなんて……
思い出すだけで 身がすくみます。

*「しかし ご神木といったら
だれもが タタリを おそれて
近づくことさえしなかったのに……。

*「ウチの村長ってば どうして
あんなにご神木のことに
くわしいのかなあ?

*「長年 タタリを おそれられてきた
ご神木が われわれを 救うなんて
なんとも 皮肉な話ですよね。

*「これからは 村をあげて
ご神木を あがめ
守っていくことにしますよ。

*「まったく ウチの主人ときたら
村が 危ないって時にも
ず~っと ねてたんですよ。

*「本当に すじがね入りの
なまけ者なんだから!

*「あ~あ よく ねた。
これでもう ボクの心は 完全に
魔王に……なってない!

*「おかしいなあ……?
よし! もうひと眠りして
まってみようかな。

マリベル「……あの人
なまけ者ってことなら
アルスのおじさん以上ね。

*「こんな 小さな村にまで
魔物が おそってくるなんてな。

*「世界中で 魔王によって 陸地が
切り取られているたあ ウワサで
きいていたが……。

*「魔王は すべての大陸を
この世から うばいさっちまう
つもりなのかねえ。

*「あたし 知ってるのよ。

*「ときどき 村長が 夜明け前の村を
こっそり出ていき ご神木のとこへ
いってるのを!

*「まだ 誰も タタリを おそれて
近づかなかったころによ。
これって おかしくない?

*「さっするに あれは 老いらくの
恋ってやつね。村長ってば
あの少女に 恋しちゃったのよ。

ご神木の根元

*「みなさんが 来るのを
おまちしておりました。

*「今日 お呼びしたのは じつは
ご神木と わたしの正体を
きいてほしかったからなんです。

*「この木……ご神木は 大いなる
いやしのチカラを持つという
世界樹の……その若木なんです。

*「今の この木が 成長して
完全な世界樹となるまでには
あと 数百年は かかるでしょう。

*「そして その日まで ご神木の
成長を助け 見守っていくのが
このわたしの役目……。

*「わたしは この森の木々より
生まれた 妖精なのです。

*「わたしは この地に 人間が住む
ずっと以前から ご神木と
共にありました。

*「じつは ご神木のタタリのウワサを
流したのは わたしなんです。
人間が ご神木に 近づかぬように…。

*「わたしは ずっと 人間たちを
おそれていたんです。今回は
そこを 魔物につけこまれました。

*「でも これからは もっと 人間を
信用して ともに ご神木を
守っていこうと思います。

*「こう思えたのは あなたがたや
あの村長さんの おかげです。
本当に ありがとう。

*「これは ほんのお礼の品です。
ご神木の枝から 作った
杖なんですよ。

*「どうそ あなたがたの旅の
お役にたててください。

少女は 木でできた杖を 手渡した。
アルスは しゅくふくの杖を
手に入れた。

ガボ「ご神木は 世界樹だったのか。
……ところで 世界樹って
なんだ? うめえのか?

マリベル「ふ~ん あのコ
妖精だったんだ。やっぱり
ただ者じゃないと 思ってたのよ。

マリベル「それにしても ずっと
木の世話しなきゃなんない人生なんて
あたしなら たえられないわね。

*「わたしは ご神木を 育て
守るという 役目のために
何度も 生まれ変わってきました。

*「ですが 木が 世界樹となり
わたしの役目が 終わった時には
どうなるのでしょうか?

*「この世界から 消えて
なくなるのでしょうか?
それとも……?

フィールド(クレージュ)

ガボ「もとにもどったら やっぱり
ここら辺の森は きれいだなあ。

ガボ「昔 オイラが 住んでた森と
いい勝負だぞ。

マリベル「さあ アルス 次は
どこいくの? ボケッとしてる
ヒマはないわよ。

 

*「ほほう。
クレージュの あのありさまは
魔物のせいだったのですか。

*「わたしゃ てっきり ご神木の
タタリだとばっかり……。

*「……いや ともかく よかった。
これで この宿屋も 安心して
やっていけますよ。

*「なんでも クレージュの井戸水に
魔物の毒が まかれてたって
話じゃないか。

*「あんな うまい水に まったく
ひどいことを するもんだねえ。
ゆるせないよ!

*「なんでも 魔王の呪いに
苦しめられていた村が
解放されたとか……。

*「これも 神のご加護の
たまものですな。
さて……。
(教会)

*「ほう あの ご神木のチカラが
クレージュを すくったのかい?

*「やっぱり あれは ただの
大きな古木では
なかったんじゃのう。

*「これからは 村の者も 本当に
ご神木として あがめるように
なるじゃろうな。


クレージュの妖精を、退治するための理屈

*「そろそろ いい時間ですな。
では みなさん よろしく
おねがいしますよ。

*「どうか シーブルさんが
目を覚まして かけつける前に
ケリをつけてくださいよ。

*「さすがに あの人の目の前で
殺すんじゃあ あんまりですからね。

マリベル「さ~て それじゃあ
シーブルさんのお屋敷に行って
ちゃちゃっと やっちゃうわよ。

マリベル「まったく! アルスが
気軽に引き受けたせいで こっちは
とんだ とばっちりだわ。

メルビン「今は おとなしくとも
いつ モンスターとしての本能に
目覚めるかもしれんでござるからな。

メルビン「アルスどのが
そうと決めたなら わしは あえて
止めはせんでござるよ。

ガボ「なあ アルス~。
ホントに やんのか?

ガボ「シーブルのおっちゃん きっと
悲しむぞ。
オイラ そんなのやだなあ……。

*「シーブルさんには 悪いけど
人を おそったんじゃねえ……
退治するのも しかたないさね。

シーブル「むにゃ むにゃ……
う~ん チビィは 本当に
かわいいねえ……。

*「プギー……?

*「プギー プギー!

チビィ戦

ガボ「なあ アルス。
ホントに 戦うつもりなのか?
オイラ 気がすすまねえぞ。

メルビン「これも 町の平和のため。
チビィよ かわいそうだが
死んでもらうでござる!

マリベル「……なんて言うか さすがに
ちょっと やりにくいわね。

チビィ「プギー プギー……

シーブル「……こんな真夜中に
いったい なにごとなんだ?

シーブル「ああっ! チ チビィ!

シーブル「ああ チ チビィ……
な なんということだ……。

シーブル「アルスさん!
あなたたちは チビィに なんの
うらみがあって こんなことを!?

シーブル「……そうか あなたたちは
町の者たちに たのまれたんですね。
チビィを倒すようにと……。

シーブル「ごめん ごめんよ チビィ。
わたしが いけなかったんだ。

シーブル「おまえを ムリに 飼おうと
しなければ……あの時 おまえと
別れる決心をしていれば……

シーブル「こんなことには
ならなかったのに……。
ああ チビィ ゆるしておくれ……。

*「おお どうやら ぶじ
終わったようじゃの。
さすがは アルスさんたちじゃ。

*「……シーブルさん
こんなことになって あんたには
すまないことをしたと思います。

*「でも これもすべては
町を 救うためだったんです。
どうか わかってください。

*「……たとえ どこか 山に
はなしたとしても そいつは
町に 戻ってきたかもしれない……

*「そんな不安を 打ち消すには
こうでもするより 他に方法が
なかったんです……。

シーブル「チビィは……チビィが……
いったい なにをしたと……?

*「キャ~!!

*「な なんですか 今のひめいは?

*「わ わからん。
とにかく いってみよう。

ガボ「シーブルのおっちゃん
かわいそうだ……。

ガボ「アルス……オイラたち
ひどいことしちまったんじゃねえか。

ガボ「なんか……なんか ムネが
苦しいよ……。

マリベル「……ま どう見ても
ブキミな怪物だったし
これで よかったのよね?

マリベル「えっ? それより
外の様子が 気になるって?

マリベル「……そうね。
今は それどころじゃないか。
さあ 外へ いってみましょう。

マリベル「さっきの悲鳴は
ただごとじゃなかったわよ。

メルビン「アルスどの……
やってしまったことを 後悔しても
しかたがないでござるよ。

メルビン「それよりも 今は
外の様子を 調べにいくでござる。

アルスたちによって たおされた
チビィの死体だ。

シーブル「チビィ……わたしは……
わたしは……。

これ以前

シーブル「……で なんの用かね?
ひとの家に ズカズカと
上がりこんできて?

*「シーブルさん……
今日は わたしら 町の代表として
あんたに 話があるんです。

*「率直に言いましょう。
そこの巨大なムシ。そいつを
どうにかしていただきたいんです。

シーブル「どうにか……とは
どういう意味かね?

*「あんたは たいそう そいつを
かわいがってるようだから
始末しろとまでは 言いません。

*「だけど そんなバケモノが
町の中にいたんじゃあ みんなが
めいわくするんです。

*「どこか 山の中にでも
捨ててきてもらいたいというのが
この町の住人の意思です。

シーブル「………………

シーブル「……わたしは チビィを
手放す気はないよ。それに
チビィは バケモノじゃない。

*「あんた まだ そんなこと
言ってんのか? これは町の者
みんなの意見なんだぞ。

シーブル「チビィは わたしの家で
飼っているんだ。町の者たちに
文句を言われる すじあいじゃない。

*「勝手なことばかり 言いおって!
そんなバケモノが 町の中にいて
なにかあったら どうするんじゃ!

シーブル「なにが あるってんです?
チビィは かしこくて
気のやさしいヤツなんですよ。

*「こんなムシケラに かしこいも
やさしいも あるもんですか!
いいかげんに目を覚ましなさい!

チビィ「プギー!!

チビィ「プギー!! プギー!!

*「ヒ ヒイイィ!

*「バ バケモノが おそってきた!

*「や やっぱり きょうぼうな
モンスターだったんだ!

シーブル「チビィや わたしを
守ろうとしてくれたのかい?
……ありがとう うれしいよ。

シーブル「でもな 今のやり方は
まずかったかもしれんぞ。

シーブル「あの連中 まちがいなく
チビィのことを ごかいしたな。
まずいことにならねばいいが……。

ガボ「なんか みんな
むつかしい話してたなあ。
カオが こわかったぞ。

マリベル「ちょっと あの人たち
ずいぶんな態度じゃない!

マリベル「そりゃ あたしだって
あのチビィは ちょっと
気味悪いけどさ……。

マリベル「でも なんか さっきのは
イヤな感じよねえ。ビビって
にげちゃって いい気味だわ。

メルビン「モンスターに なれていない
町の人々が あのチビィを
こわがるのは ムリないでござるよ。

メルビン「あまり 彼らを
せめることは できんでござる。

マリベル「でもさ……大勢で
よって たかってっていうのが
気に入らないのよね。

チビィ「プギー!! プギー!!

*「いくら 町いちばんの金持ちでも
みんなを 不安にさせるような
ペットをかうのは どうだろう?

*「やっぱり シーブルさんには
あのムシのこと ちゃんと
始末をつけてもらわなきゃな。

*「闇の封印はとけ ヘルバオムも
退治されて この町には
もう なんの不安も ないはず。

*「……そのはずなのに 相変わらず
毎日 町が ほろびる夢ばかりを
見るんです。

*「わたし もう こわくって……。
ああ いつになったら 安心して
眠れる日が くるのかしら?

マリベル「町がほろびる夢ねえ……。
まあ 実際にほろんじゃうんだから
正夢には ちがいないわね。

「シーブルさんとこのチビィは
なんでも ヘルバオムの根っこに
くっついていたんだってね。

*「あれ1匹なら ともかく
もし 同じようなのが 何匹も
この町の地中にいるとしたら……。

*「考えただけで
ゾッとしちまうねえ。
おー いやだ いやだ。

*「ホントに なんでシーブルさんは
あんなバケモノを 平気で
飼ってられるのかねえ?

*「主人は あんなの大したもんじゃ
ないって 言うけどさ。
あたしゃ なんだか心配なんだよ。

*「あっ ところで何か 入り用かい?

はい

*「はいはい。
それじゃあ すぐいくから
カウンターの前で 待ってておくれ。

いいえ

*「そうかい?
いいんだよ えんりょしなくても。

*「なあ あんたがた ヘルバオムは
たしかに ほろびたんじゃよな?

*「いや あんたがたを
うたがうわけじゃあ ないんだ。

*「ただ近ごろ 地中から 妙な音が
ひびいてきてのう。
どうにも 気がかりなんじゃよ。

ガボ「地中からの妙な音?
……とりあえず今は なんも
きこえねえけどなあ。

メルビン「まさか ヘルバオムが まだ
生きていると?

メルビン「……いやいや わしらは
まちがいなく ヤツに とどめを
さしたでござるよ。

*「町いちばんの お屋敷に住む
シーブルさんの ペットのムシが
みるみる 大きくなってきてね……。

*「それで みんな
気味悪がっているんです。あれは
ちょっと 普通じゃないですもの。

メルビン「シーブルどのというのは
町いちばんの大きなお屋敷に
住んでいる方でござるな。

メルビン「はて? そんな おそろしい
ペットを 飼うような人では
なかったと思うんでござるが……。

マリベル「みんなの話からすると
どうも シーブルって人のペットに
問題が あるらしいわね。

マリベル「この町が ほろびるのに
関係が あるのかしら?

*「おお これはみなさん。
ようこそ おいでくださいました。

*「今 このルーメンは 一見
平和ながらも 人々は心に
大きな不安を かかえています。

*「こんな時に みなさんが
来てくださったのは やはり
天の助けというもの。

*「どうか あなたがたのおチカラで
みなを 助けてあげてください。

*「そのためには わたくしも
できるかぎりのお手伝いを
させていただきますよ。
(教会)

「そこのお屋敷に 住んでる
シーブルさんのペットのアレ……
もう ごらんになりましたか?

*「こんな短期間で あそこまで
大きくなるなんて ふつうじゃあ
かんがえられませんよ。

*「あの大きさじゃあ もう いつ
人間を おそっても おかしくない。

*「そうなる前に とにかく ヤツを
なんとか しなきゃならんですよ。

*「ヘルバオムのヤツが 倒されて
やっと この町にも 平和が
訪れたってのに……。

*「あんなバケモノが いたんじゃあ
不安で おちおち 寝ることも
できやしないよ。

*「まったく シーブルさんの
もの好きにも 困ったもんさね。

*「おお あなたがたは!
この町を すくってくれた
勇者どのじゃないですか!

*「そういえば まだ
名乗っていませんでしたな。
わたしは シーブルといいます。

シーブル「そして あそこにいるのが
わが じまんのペット チビィ。

シーブル「ヘルバオムの根っこに
はりついていたのを 見つけて
飼いはじめたんですが……。

シーブル「わずかの間に みるみる
成長しましてね。これも たっぷり
愛情を そそいだ成果ですかな。

シーブル「ハッハッハッ……おや?
どうかしましたかな。みなさん
カオが 引きつってますぞ。

シーブル「……まあ 町の者や
みなさんが おそれる気持ちも
わからんでは ありませんがね……。

シーブル「でも なれれば 本当に
かわいいもんなんですよ。

シーブル「わたしには もう
チビィのいない生活なんて
考えられませんね。

シーブル「さあ チビィや おいで。
ごはんを あげるよ。

チビィ「プギー プギー!

シーブル「どうです?
アタマも すごくいいんですよ。

マリベル「こ これは……。
町のみんなが こわがってたわけが
よ~く わかったわ。

マリベル「アレが かわいいって……。

ガボ「うわ~ でっけえムシだなあ。
ちょっと おどろいたぞ。

メルビン「なんともはや これは……。
まあ 悪いモンスターかどうかは
わからんでござるが……。

メルビン「町の人々が おそれるのは
じゅうぶん 理解できるでござるな。

シーブル「チビィは こんなに
かわいいのに どうして みんな
わかってくれないのかねえ?

*「おや? アルスさんたちも
こちらに おいででしたか。

*「それなら ちょうどいい。
あなたがたにも ぜひ同席して
いただきましょう。

シーブル「……で なんの用かね?
ひとの家に ズカズカと
上がりこんできて?

*「シーブルさん……
今日は わたしら 町の代表として
あんたに 話があるんです。

*「率直に言いましょう。
そこの巨大なムシ。そいつを
どうにかしていただきたいんです。

シーブル「どうにか……とは
どういう意味かね?

*「あんたは たいそう そいつを
かわいがってるようだから
始末しろとまでは 言いません。

*「だけど そんなバケモノが
町の中にいたんじゃあ みんなが
めいわくするんです。

*「どこか 山の中にでも
捨ててきてもらいたいというのが
この町の住人の意思です。

シーブル「………………

シーブル「……わたしは チビィを
手放す気はないよ。それに
チビィは バケモノじゃない。

*「あんた まだ そんなこと
言ってんのか? これは町の者
みんなの意見なんだぞ。

シーブル「チビィは わたしの家で
飼っているんだ。町の者たちに
文句を言われる すじあいじゃない。

*「勝手なことばかり 言いおって!
そんなバケモノが 町の中にいて
なにかあったら どうするんじゃ!

シーブル「なにが あるってんです?
チビィは かしこくて
気のやさしいヤツなんですよ。

*「こんなムシケラに かしこいも
やさしいも あるもんですか!
いいかげんに目を覚ましなさい!

チビィ「プギー!!

チビィ「プギー!! プギー!!

*「ヒ ヒイイィ!

*「バ バケモノが おそってきた!

*「や やっぱり きょうぼうな
モンスターだったんだ!

シーブル「チビィや わたしを
守ろうとしてくれたのかい?
……ありがとう うれしいよ。

シーブル「でもな 今のやり方は
まずかったかもしれんぞ。

シーブル「あの連中 まちがいなく
チビィのことを ごかいしたな。
まずいことにならねばいいが……

*「あのお化けムシが 人を
おそったんじゃって?

*「ああ やっぱり この町は
呪われておるんじゃ。
救われることなどないんじゃ。

*「なんでも シーブルさんとこの
チビィ とうとう 人を
おそったっていうじゃないか。

*「やっぱりねえ。
あたしゃ いつか こういうことに
なるんじゃないかと思ってたんだよ。

*「ああ おそろしい。

*「シーブルさんは あのムシに
だまされているんですね。

*「これで ハッキリした。
ヤツこそ このルーメンの
新たな きょういですよ。

*「まあ なんて おそろしい。
やっぱり あのバケモノは
そんな危険なヤツだったんだね。

*「町から 追い出すだけなんて
生ぬるいよ。いっこくも早く
退治しちまうべきだね。

*「とにかく 危ないとこじゃった。
わしゃ もう少しで バケモノの
えじきに なるとこじゃったよ。

*「あいつは まちがいなく 人の肉を
くらう怪物じゃよ。

*「そんなヤツと 同じ町に
すんでいたなんて……なんて
おそろしいことじゃろうか。

*「ああ おそろしかった。
アルスさんたちも 見たでしょ。
あれが ヤツの本性なんですよ。

*「えっ? それは ごかいだって?
なに言ってるんですか! ぼくらは
たしかに おそわれたんですよ。

*「シーブルさんが あのお化けムシを
手放す気がないなら もはや
ヤツを 退治するしかありませんな。

*「少々 強引な手段になりますが
町の人間の 安全には
かえられません。

*「なに シーブルさんも
ヤツを倒してしまえば
きっと 目を覚ましますよ……。

*「問題は 誰がヤツを じっさいに
退治するかですな。

*「あのお化けムシは あれで
なかなか手強そうです。誰か
ウデのたつ人は いないものか……。

*「うん? そうだ!
この仕事 みなさんに
お願いできませんか。

*「闇のドラゴンや ヘルバオムを
倒してしまった みなさんなら
この仕事 申し分ない。

*「どうです? 今度もまた
このルーメンの平和のために
やっていただけませんか?

はい

*「本当に やってくれるんですか?
少々 あとあじの悪い仕事に
なるかもしれませんよ?

いいえ

*「……やはり そうですか。
まあ 考えてみれば
ムシのいい話ですからな。

*「わかりました。
あのバケモノのことは わたしらで
解決しましょう。

*「な~に あんなムシ1匹
みなさんの手をわずらわせるまでも
ありませんよ。

 

ルカス「あの…さ。
村のみんなは 教会の魔物を
やっつけるって 言ってるよね。

ルカス「ぼくだって
父さんと 母さんのカタキは
うちたいよ! でも……。

ルカス「墓場で きみたちも
見たよね。あの魔物。

ルカス「ぼく あいつそんなに
悪いやつとは 思えないんだ。
そりゃ 魔物だけど。だけどさ。

ルカス「ただ やっつけちゃって
いいのかなって。
あいつ 何もしてないのに。

ルカス「そりゃ 父さんたちを
殺したのかもしれないけど!
でも もしかしたら……。

ルカス「あいつは 本当は
魔物なんかじゃなくて……。
ごめん! なんでもないよ!

アイラ「教会の魔物自体は
村人には 何もしていない……?

アイラ「なんだか ややこしく
なってきたわね。

ガボ「あの魔物が いいやつかも
しれない……。
アルスは どう思う?

メルビン「ルカスどのの 話を
信じるならば 教会の魔物は
魔物であって 魔物にあらず。

メルビン「しかし 村人たちは
すべてのわざわいの元と
思っているでござる。

メルビン「アルスどの われらは
どちらを 信じればよいのか?

村長「どうやら 耳が
おかしくなったらしい。

村長「もう一度 聞きますが
教会の 魔物を退治しに
行って下さいますね?

いいえ

村長「そうでしょうとも!
さあ 教会へ 行きましょう!

村長「男たちが すでに
教会を とりかこんでいます。
わたしに ついてきて下さい。

村長「では 旅の方。
まいりましょう。

(会話終了)

はい

村長「では 旅の方。
まいりましょう。

いいえ

村長「むむ……。旅の方。
なにゆえに 魔物の味方を
されるのですか。

村長「村人3人と 神父さまの
命を うばった魔物を。

村長「しかし ここまできて
あとにはひけない……。

村長「ええい だれか!
だれでもいい 来い!

*「なんですか お父さん。

*「お父さん 何か用?

*「村長さん 合図です!
さあ 教会の魔物を
退治しに行きましょう!

*「あれ? どうかしたんですか?

村長「みな この旅人を
つかまえろ!

村長「魔物を 倒すまで
納屋にとじこめておけ!

*「村長さん!?
何が あったんです?

村長「いいから 早くしろ!

*「は はいっ!

 

※以下、断った場合。注釈があるまでこのルートのセリフ

*「なんですって!
あの旅の人が 魔物の仲間!?

村長「とつぜん 魔物退治には
行かないと言い出したのだ。

村長「まさか やつに計画が
知られていなければ いいが。
いったい 何が何やら……。

*「なら 急ぎましょう!
こうなったら われわれだけで
魔物をやるしか ありません。

村長「そうだな。
魔物をかたづけてから ゆっくり
旅人には 話を聞けばいい。

村長「よし カギはかけたな。
行こう。

*「バケモノめ!
とうとう おまえの死ぬ時だ!

*「なんだ ちっとも
はむかわないぞ こいつ。
みんな さっさと殺しちまおう!

*「魔物め!
死んだみんなを 返せ!

*「いまいましい 霧で
わしらをとじこめて
どうするつもり だったんじゃ!

*「おれの息子を 返せ!

*「も もうおまえなんか
こわくねえぞ。
おれたち みんなで
やっつけてやる!

村長「村人と神父さまの
命を うばい
村を 霧につつみ……。

村長「魔物よ おまえを
許すわけには いかん。
さあ かんねんしろ!

*「…………。

*「てめえ 何のつもりだ?
自分はやってない とでも
言うのかよう!?

村長「むむ 旅の方。
どうやって納屋から
逃げ出したのだ!?

村長「そうか ルカス。
おまえが手引きをしたんだな。
魔物の味方を するのだな。

ルカス「聞いてください 村長さん!
もしかしたら その魔物は……。

村長「ええい うるさい!
おまえまで 魔物の仲間とは。
まんまと だまされたぞ。

村長「あくまで 魔物をかばい
われわれの邪魔をするか。
……ならば。

村長「みんな こいつらも
魔物の仲間だ!

村長「つかまえろ!

村長「だまされたよ。
この者たちが まさか
魔物の仲間だったとはな。

村長「誰か!この者たちを
魔の山へ とじこめてきてくれ。
2度と 出てこられないようにな。

*「わかりました!

岩山への門

*「まさか 旅の人が
魔物の仲間だったとはな。
まんまと だまされたぜ。

*「早く カギをかけてくださいよ!
魔物が出てきたら
どうするんですか!

*「あいよ。うるせえな。

*「ほらよ カギをかけたぜ。
こうすりゃ 安心だろ?

*「そうそう ねんのため
ここで見はってろって
村長さんの 命令だ。

*「そんなあ……。

ルカス「いたた……。
きみたち だいじょうぶ?

ルカス「ごめんね。ぼくのせいで
とんでもないことに
なっちゃって。

ルカス「とにかく 村へ戻ろう!

アイラ「ここも すごい霧……。
ずいぶん空気が つめたいわ。

ルカス「神父さまだ!
神父さまが 生きてたんだ!

ルカス「はやく 魔物たちから
神父さまを助けてあげて!

アイラ「魔物と 神父さま!?
どういうことなの!?

アイラ「あの魔物たちが 霧を
作っていたっていうの?

ガボ「魔物だ アルス!
あいつら ここで霧を
作ってやがったんだな!

メルビン「この霧の 出どころは
やつらだったのでござるか!

メルビン「しかし 魔物にまじって
なぜ 神父さまがいるので
ござろうか?

魔物「まわれ まわれ
うずまきを 作れ。

魔物「うずまき まわれば
霧が出る。

魔物「霧で 山をとじこめろ。
ニンゲンどもを とじこめろ。

魔物「まわれ まわれ
うずまきを 作れ。

神父「もうじき 村のやつらが
うまくやるさ。
やつさえ死ねば……。

神父「?

へんじがない……。
ただの しかばねのようだ。

魔物「ニンゲンかあ?
待ってな 今はまだ
おまえらを 食ってやれねえんだ。

魔物「なんだなんだ
ジャマをするな!

魔物「まわれ まわれ
うずまきを 作れ。

魔物「おい! ジャマをするな。

神父「おや どうしました。
こんな山奥に。
道に 迷ったのですか?

ルカス「神父さま!
生きていたんですか!?

神父「…………?

神父「村の子供ですね。
こんな所にいては いけません。
魔物に 食われてしまいますよ。

神父「そう この人たちのようにね。

神父「魔物を 倒し
山からこの霧を追い払うため
この人たちは やって来た。

神父「そうして あっというまに
頭から 魔物に食われたのです。
なんにも できないうちにね。

神父「弱い ニンゲンのくせに
魔物にさからうから
こうなるのです。

ルカス「神父さま!
どうして そんなことを
言うんですか!?

ルカス「神父さまだって
ぼくの父さんや母さんと
いっしょに 魔物退治に……。

神父「そう わたしは……
神父は 魔物退治に
やって来た。

神父「仲間たちは つぎつぎに
死んでゆき それでも神父は
あきらめず 立ち向かってきた。

神父「だから わたしは言った。
村を 守りたいなら
わたしと 取り引きしないか?と。

神父「わたしと 姿を取りかえ
おぞましい魔物の姿になって
生きるならば……。

神父「おまえの 生きているかぎりは
村を おそわずに
いてやろうと。

神父「この ボトクさまとなあ!
約束したんだよ!
魔王さまの配下 ボトクさまとな!

ボトク「ところがだ。
おやさしい神父さまは
村人に 殺されちまうのさ!

ボトク「あっはっは 約束どおり
それまでは 村のやつらにゃ
手は出さねえよ。

ボトク「バカな村人たちだ!
自分を 守ってくれていた神父を
自分の手で 殺すんだぜ!

ボトク「あはははは!
まんまと ひっかかった!
クックック。

ボトク「楽しみだなあ!
あははははは!

ルカス「うわあっ!

ボトク「さあーて ここまで聞いて
タダで帰れるとおもうなよ。

ボトク「おれさまの楽しみを
ジャマするやつは
殺してやる!

メルビン「すべての わざわい
苦しみは あたつのせいだったで
ござるな!

メルビン「そうとわかれば
ようしゃは せぬぞ!

アイラ「あいつのせいで 無実の
神父さまが ずっと苦しめられて
いたんだ! ゆるせないっ。

アイラ「さあ アルス!
行くわよ!!

ガボ「あんのヤロー!
ルカスに なんかしたら
ぜったい ゆるさねえぞ!

ガボ「行くぞっ アルス!
とっちめてやるっ!

ルカス「たすけて!
こいつ 神父さまじゃないよ!

ルカス「食べられちゃうよ!
たすけて!

ボトク「なんだよ。
今さら何したって
神父は 助からねえよ!

ボトク「自分たちを守ろうとした
ありがたーい 神父さまは
じきに 村人に殺されるんだ!

ボトク「ケケケッ 神父さえ死ねば
もう 約束は関係ない。
村人ぜんぶ 食いほうだいだ!

ボトク「ケケケケケ!
さあーて まずは
おまえらから 食ってやるよ!

ボトク戦

ガボ「あいつが 神父さんを
ひでえ目に あわせたヤツだな!
オラ すっげえ 怒ってんだぞ!

メルビン「神父どのの姿を 借りるとは
なんと 卑劣な魔物でござる!
わが剣のサビに してくれるわ!

アイラ「あいつのせいで 神父さまが
どれほど 苦しんだか…。
絶対に 倒してやる!

ボトク「ちくしょう……。
ニンゲン…ごときに!

ボトク「神父が……殺される……はず
……だった…の……に……。

魔物「ボトクさま
やられちゃった……な。

魔物「で で どうするよ?

魔物「そりゃ 決まってるだろ!

魔物「まままま待て!
おれたちは 霧を作るしか
できない かよわい魔物なんだ!

魔物「そうそう!
もう 霧で世界を
封印したりしないからさ! な!?

魔物「たすけてーっ!

 
 
村人のテンション

※以下、魔物退治を引き受けた場合

メルビン「村長どのが 案内を
してくださるのでござるな。
アルスどの 行くでござる!

アイラ「ルカスの話も 気になるけど
やっぱり 魔物は魔物。
村のために やっつけなくちゃ。

ガボ「よっし 教会だな!
さっさと行こうぜ アルス!

*「気をつけてね。
ケガなんか しちゃダメよ。

*「お夜食 作っておいて
あげるわね!

ガボ「よおーし いっくぞー!
アルス じゅんび いいなっ!?

アイラ「村の人たちも 協力して
くれてるみたいだね。
わたしたちも がんばらないと。

メルビン「敵は 教会にあり!
アルスどの 行くでござる!

*「まあ みなさん。
魔物たいじの前に
お祈りに いらしたの?

*「みなさんには きっと
神の ご加護がありますわ。
どうか 必ずや あの魔物を

 

村長「教会は 村の北。
高台になります。

村長「すでに 村のものたちが
やつを外に
おびき出しているはずです。

*「もー ルカスのばかあ!
どおこ いったのよう!

*「いくら 魔物だって
もう 逃げられないよ。

*「今夜が あいつの最後さ!

*「やっと これで
村から魔物がいなくなるのね。
うれしいわ!

*「あれ お客さん。
教会へ行かなくて
いいのかい?

*「今ごろ みんな
教会で魔物と
戦ってるんだろうなあ。

*「うーん おちつかない!
やっぱりわたしも
行けばよかった。

*「教会の魔物たいじ
がんばって下さいね。

*「村の男たちは もう
教会を とりかこんでいます。

*「おそろしい魔物も
今夜かぎりの 命ですわ。

*「もうすぐ みんなが
憎い魔物を やっつけてくれる。

*「そしたら すぐにわかるように
ここで 待ってるのさ。

*「お父さんが どうしても
魔物たいじには 来るなって。
だから ここでお祈りしてるの。

*「兄さんの カタキ。
あの教会の魔物が
骨ものこさず 滅びるように。

村長「おお アルスどの!
こちらです。

村長「村のものが 今
やつを外へ おびきだしました。

村長「さあ やつを!
村を 苦しめてきた魔物を
退治してください!

村長「魔物よ もはや これまでだ。
もうどこにも 逃げられないぞ。

村長「さあ 旅の方。
村を苦しめてきた魔物を
今こそ 倒してください!

 
※以下、断った場合。注釈があるまでこのルートのセリフ

*「ああ いそがしい いそがしい。
今 手がはなせないの。
後にしてくれる?

*「村のみんなのぶんの
お夜食って 何人分なのかしら?
ああ いそがしいったら!

*「まあ みなさん ルカス。
魔物たいじの前に
お祈りに いらしたの?

*「みなさんには きっと
神の ご加護がありますわ。
どうか 必ずや あの魔物を!

*「もう! うちの夫ったら
のんきに眠っちゃって!

*「娘は 見あたらないわ
魔物たいじは はじまってるわ
寝てる場合じゃないってのに!

*「ぐー ぐー。

*「もうじき 男たちが
魔物をやっつけてくる。

*「そしたら この霧もはれて
村は 元にもどるに
ちがいないよ。

*「あれ ルカス?
あんたもいっしょに 教会へ
行ったんだと思ったよ。

*「あれ お客さん。
教会へ行ったんじゃないのかい?

*「村の男たちは みな
教会に ゆきましたわ。

*「おそろしい魔物から
村を 守るために。

*「もうすぐ みんなが
憎い魔物を やっつけてくれる。

*「そしたら すぐにわかるように
ここで 待ってるのさ。

*「おや ルカスに旅の方。
こんな所で どうしたんだい?

ルカス「おねがい! みんなを
止めてよ!
あいつ 死んじゃうよっ!

メルビン「なんと!
いそいで 止めるでござる!

ガボ「なんてこった!?
いそいで止めないと
あいつ 死んじまうぞっ!

アイラ「よってたかって……。
アルス! はやく!
助けるよっ!

*「魔物のヤロウも
教会までは
荒らしてないみたいだな。

*「このぶんなら
シスターたちが戻ってきても
すぐ 使えそうだ。

ルカス「……やあ きみたち。
今夜に きまっちゃったね。

ルカス「父さんと母さんのカタキ
ようやく……。

ルカス「でもさ でも!
きっと ぼくの思いちがい
なんだろうけど。

ルカス「もし あの魔物が
ほんとうは 死んだはずの……。

ルカス「ごめん!
やっぱり なんでもないよ。
なんでもないから……。

ハンク「これ以上 あなたがたを
つらい目に あわせるわけには
いきませんな……。

ハンク「とどめは……
私が さしましょう。

キーファ「な…なあ アルス!
本当に これでよかったのか!?

キーファ「いくらなんでも
このままじゃ マチルダさんが
かわいそすぎるだろ!

ハンクを止める場合

ハンク「……アルスどの。
私を 止めようというのですか。

はい

ハンク「…………。

ハンク「理解してください……。
私とて 村の英雄の妹を
斬ることを 本意とは思いません。

ハンク「しかし……誰のさしがねかは
知らないが 女が戻らねば
私の村は 死ぬのです。

ハンク「村を救い……この島の闇を
はらう手段が これしかないのなら
私は あの女を斬らねばならない。

マリベル「ちょっ……ちょっと
待ちなさいよ!

マリベル「あ……あんた
女を 斬る気なの……!

チルダマリベルさんと……
言いましたね。

チルダ「ありがとう……。
あなたは 心の優しい人だわ。

チルダ「アルスさんたち……。
はじめて 私と出会った あの森を
おぼえていますね?

チルダ「あの森の奥を もう一度
おたずねください。
これが 私にできる すべて……。

チルダマリベルさん……。

チルダ「花のタネ……
うれしかったです。
ありがとう……。

チルダ「ぐふっ……!

いいえ

ハンク「……ならば 私の近くには
いない方が よいでしょう……。

ハンクを止めなかった場合

ハンク「……言い残したいことは
ないか。

チルダ「……アルスさんたち。

チルダ「はじめて 私と出会った
あの森を おぼえていますね……?

チルダ「あの森の奥を もう一度
おたずねください……。
これが 私にできる すべて……。

チルダ「それと マリベルさん……。

チルダ「花のタネ……
うれしかったです。
ありがとう……。

ハンク「……次に 生きるときは
幸福な人生を あゆむといい。
……ゆるせよ。

ハンク「……さあ 行こう。
ここにはもう 用はない。

ハンク「空が…
きれいに 晴れわたりましたな。

ハンク「しかし……とてもではないが
心まで すっきりと晴れた
気分には なれん……。

ハンク「いや…… ここで
グチを言っても 始まりませんな。

ハンク「村に 女たちが
戻っているかも しれない。
……行きましょう。