ドラクエ考察15 ドラクエ7失伝過去探し コスタールセリフ3 コスタール側と、甦った海賊船側の比較


ドラクエ考察15 ドラクエ7失伝過去探し コスタールセリフ3
コスタール側と、甦った海賊船側の比較

アルスは 本だなを 調べた。

本だなに 並んだ本の奥に
航海日誌のようなものが
はさまっていた。

”○月×日。
昨日より さらに
嵐が はげしくなっている。

”運命の時が いよいよ
近づいているのかもしれぬ。

”妻よ。そして 生まれ来る わが子よ。
この海は お前たちのところまでも
つづいているだろう。

”この海にいるかぎり
オレは いつも
お前たちと共にいる

*「わが王は ご自分の悲しみなど
あまり 口にはされませんが…

*「かつて コスタールが魔物に
おそわれた時 最愛の奥さまを
亡くされたのです。

*「ですから 同じ思いを 親友に
させたくないと お考えに
なったのでしょう。

*「シャークアイさまが あの決死の
船出をなさったとき アニエスさまを
わが国に あずかったのです。

アイラ「この国では 王も 民も
だれもが 心に 深いキズを
負っているのね……。

メルビン「むう。あの美女は
シャークアイどのの奥さまか!

メルビン「それは シャークアイどのも
すみに おけんでござるなあ。

王「う~む う~む…。

王は なにやら
うなされているようだ。

*「こうして 暗い海を ながめていても
目を閉じれば かつての 幸せな
日々が 思い出されるようです。

*「私は コスタール国の 楽士として
長い間 皆さんと 暮らし
そして 旅をともに してきました。

*「とくに わが国のほこる 海軍
マール・デ・ドラゴーンとの
船旅は 最高の 思い出です。

*「そう… 今でも このさざ波に
まざって あのときの にぎわいが
聞こえてくるようです。

*「キャプテン・シャークアイ

*「はあ はあ…
シャークのだんな!

シャーク「どうした カデル?
出航の じゅんびが
ととのったのか?

カデル「いや そうじゃなくて
例の お客さんが この船に
乗りこんで きたんですよ。

カデル「われわれの 船が この港に
よるって 情報を だれかから
聞いたらしいんでさあ。

カデル「…キャプテン・シャークアイ
聞いてます?

シャーク「ああ…聞いてるよ カデル。
やっこさん ついに来たか。

シャーク「ふむ…まあ オレたち一族も
そろそろ 大きな目的を
もつべき時かも しれんな…。

カデル「まあ わしらは 今までどおり
ただ 海を あばれまわるってのも
好きですがね。

カデル「われらが 総領
シャークアイどのの 決定には
どこまでも ついていきまさあ。

シャーク「わっはっは!
たのもしいことだな。では
お客人に 会ってくるとしよう。

シャーク「船出の じゅんびは
たのんだぞ カデル!

シャーク「これは コスタール国の方がた
こんな むさくるしい所へ
ようこそ!

シャーク「それにしても
コスタール王は あいかわらず
物好きなお方 のようですな。

シャーク「かりにも 一国の大臣を
わざわざ 出むかせるとは。

大臣「あいてが あなたですからな。
キャプテン・シャークアイどの。
とうぜんの ご命令でしょう。

大臣「それに 今日こそは
よいお返事が 聞けるものと
確信して まいったしだいです。

シャーク「海賊マール・デ・ドラゴーン
手を結ぶため うまい話をもちこむ
やからは 今までも 多かったが…

シャーク「あんたの国の 王とだけは
契約を結んでも よいかもしれぬと
オレは 考えている。

シャーク「なぜだか わかるか?

大臣どの?

大臣「はて… 私のような
凡人には シャークアイどのの
お考えは はかりかねますが。

シャーク「…まあ いい。
聞かれても 教えるつもりは
ないからな。わっはっは!

*「シャークアイさま!
出航のじゅんびが ととのいました!

*「行き先は 予定どおり
ラグラーズの港で よろしいですか?

シャーク「…いや。行き先を
へんこうする。目的地は
ここより北西の コスタール国だ!

*「はっ!!
了解いたしましたっ!

シャーク「大臣どの?
なにを ぼうっと
つっ立っておられる?

シャーク「長旅の じゅんびは すべて
ととのっている。さあ 船室に入って
ゆっくり くつろがれよ。

大臣「シャ…シャークアイどの!
かんしゃ いたしますぞ!!

カデル「目的地へんこう!
北西へと 向かう!!

カデル「イカリを 上げろーっ!!
ヨーソロー!!

*「すてきな曲ね。
とても 心が やすらぐわ。

*「これは アニエスさま。
起こしてしまいましたか?
もうしわけありません。

アニエス「いいえ。眠れなくて
こまってたところなの。
おかげで 落ちついて眠れそうよ。

*「それは ようございました。
コスタールの国に 着くまで
あと ほんの数日…。

*「あちらでは 大変な かんげいを
うけるでしょうから 今のうちに
おからだを 休めておかなくては。

アニエス「ふふ…。心配しなくても
大丈夫よ。私は これでも
シャークアイの 妻ですもの。

*「ふしぎですな アニエスさま。
あなたは かつて どこかの国の
王女さまだったとも いわれるお方。

*「そんな 高貴な生まれの あなたが
嵐にもまれる 海賊の生活を
長い間 つづけておいでとは。

*「お国をすててまで
シャークアイさまに ついてこられた
理由は なんなのでしょう?

シャーク「アニエス
そこに いたのか。
こんな 夜ふけに どうした?

アニエス「あら あなた ごめんなさい
心配させちゃって。
すぐ もどるわ。

シャーク「まったく お前は ときどき
このオレを ヒヤヒヤさせるよ。
じゃあ 部屋に もどるぞ。

アニエス「わたしが 夫を 愛するのは
きっと あの人が コスタール王に
ひかれるのと 同じ理由ね。

アニエスシャークアイが 魔物と
たたかい 海をまもってきたのは
自分の名声や 欲のためじゃないわ。

アニエス「そう… あなたの国の王が
コスタールの国や まわりの世界を
まもろうとしているのと 同じ。

アニエス「わたしは どこまでも
夫に ついてゆくわ。

兵士「…シャークアイどのが われらの
海軍をひきいるように なられて
もう 2年…。

兵士「王さまの ご期待どおり
マール・デ・ドラゴーン
かつやくは めざましいものです。

兵士「しかし 魔物は どんなに
たおしても また なん倍もの数で
押しよせて きりがありません。

王「うむ…どうやら われわれは
闇の世界から 目をつけられて
いるようだな。

王「これだけのことを してきたのだから
当然といえば 当然であろうが…

王「じつは シャークアイどのが 明日
魔物の目を ひきつけて はるか
沖へと おびきだし…

王「そこで いっきに 決戦へと
もちこむつもりで おるらしい。

兵士「そ そんなキケンな! いくら
最強の海賊とはいえ 闇の王に
ねらわれたら かないませんぞ!

兵士「しかも つい昨夜 アニエスどのの
おなかに 赤ちゃんがいることが
わかったばかりでは ありませんか!

王「わかっておる…。
しかし シャークアイどのは いちど
いったことは 必ず実行する男だ。

王「われわれが とめても 行くだろう。
それに これは わが国を… いや
この世界を救うため でもあるのだ。

*「さすが わが友 コスタール王!
じつに よく わかっておられる。

王「おお シャークアイどの。
聞いていたのか。

王「奥方アニエスどのの おからだは
いかがかな?

シャーク「昨夜は 心配をかけましたが
もう大丈夫。あの様子なら また
船旅にも 出られそうだ。

王「…シャークアイ。これは
友として いわせてもらうが やはり
明日の船出は とりやめてほしい。

王「闇の王のチカラは はかりしれん。
ここで もし そなたたちの身に
なにか あっては…

シャーク「もう わかっているはずだ。
このままでは 闇に 封印されるのも
時間の問題だということを。

シャーク「オレは あきらめてはいない。
敵とて 万能ではないはず。
なにか 打つ手が あるかもしれん。

シャーク「心配するな。オレは
そう簡単には くたばらん。

王「…そうか。正直にいって
行かせたくはないが 国王としては
礼を いわせてもらおう。

シャーク「…ああ。
コスタールの民は
偉大な王をもって 幸せだな。

シャーク「さて 今夜は われらの船にて
わが妻アニエスのための 祝いだ。
あとで 船に 来てくれ!

カデル「お~いっ! 酒だ!
もっと 酒を もってきてくれっ!

王「…やれやれ。城の楽士まで
いっしょになって さわいでおるわ。

王「わしも 妻が 生きていれば
なにもかも 忘れて 踊りだしたい
気分だよ。

王「なあ シャークアイ。明日の船出に
ひとつだけ 条件が ある。

王「奥方の アニエスどのを
コスタール城に あずけてほしい。
これだけは 約束してくれ。

シャーク「……。

シャーク「アニエスと 結婚して もう
なん年にも なるが 今になって
初めて 子どもができた。

シャーク「この 決死のたたかいに
船出しようという 今になってだ。

シャーク「…これは 神の意志だと
思わないか? オレたちに 未来を
きずけと いうことなのかもしれん。

シャーク「コスタール王よ。
妻と 生まれくる子どものことを
よろしく たのむ。

*「アニエス
そこに いるのか!?

シャーク「この雨で 祝いの宴も
終わりだ。さあ お城からの
むかえが お前を 待ってるぞ。

アニエス「…あなた。この
おなかの子が 生まれたら わたし
また あなたと 船にのるわ。

シャーク「ああ もちろんだ。
この子は オレたちの船で
育てよう。

シャーク「海の神が さずけてくれた
オレたちの子だ!
オレは 必ず お前のもとに帰る!

*「…闇に 閉ざされた この国が
いつか もとの平和な世界に
もどれるまて…

*「私は この思い出を たいせつに
まもって ゆきましょう。

比較

*「でっけえ!

こんな でかい船は
見たことが ないぜ!

*「よし! 船べりに 近づいて
ロープを 投げろ!

*「アミットさん! ロープは
うまく 引っかかりました!

アミット「よし! では まず
アルスたちに 先に
行ってもらおう。気をつけてな!

*「ぬうっ! 魔物め!
また しょうこりもなく
おそってきやがったかっ!?

*「おいっ!
今の 物音は なんだ!?

*「はっ カデルさま!
いえ 魔物のやつめが また
おそってこようとして…

カデル「なんだと? このへんの
魔物は ほとんど
たおしたはずでは なかったか?

カデル「どれ ちょっと
見せてみろ!

カデル「ばかもんっ!
魔物が ロープで 上がってくるか?
見ろ! 人間だっ!

カデル「すぐに はしけ舟を おろして
海に 落ちた者を 引き上げろ!

カデル「オレは シャークアイさまを
お呼びしてくる!

兵士「…シャークアイどのが われらの
海軍をひきいるように なられて
もう 2年…。

兵士「王さまの ご期待どおり
マール・デ・ドラゴーン
かつやくは めざましいものです。

兵士「しかし 魔物は どんなに
たおしても また なん倍もの数で
押しよせて きりがありません。

王「うむ…どうやら われわれは
闇の世界から 目をつけられて
いるようだな。

王「これだけのことを してきたのだから
当然といえば 当然であろうが…

王「じつは シャークアイどのが 明日
魔物の目を ひきつけて はるか
沖へと おびきだし…

王「そこで いっきに 決戦へと
もちこむつもりで おるらしい。

兵士「そ そんなキケンな! いくら
最強の海賊とはいえ 闇の王に
ねらわれたら かないませんぞ!

兵士「しかも つい昨夜 アニエスどのの
おなかに 赤ちゃんがいることが
わかったばかりでは ありませんか!

王「わかっておる…。
しかし シャークアイどのは いちど
いったことは 必ず実行する男だ。

王「われわれが とめても 行くだろう。
それに これは わが国を… いや
この世界を救うため でもあるのだ。

*「さすが わが友 コスタール王!
じつに よく わかっておられる。

王「おお シャークアイどの。
聞いていたのか。

王「奥方アニエスどのの おからだは
いかがかな?

シャーク「昨夜は 心配をかけましたが
もう大丈夫。あの様子なら また
船旅にも 出られそうだ。

王「…シャークアイ。これは
友として いわせてもらうが やはり
明日の船出は とりやめてほしい。

王「闇の王のチカラは はかりしれん。
ここで もし そなたたちの身に
なにか あっては…

シャーク「もう わかっているはずだ。
このままでは 闇に 封印されるのも
時間の問題だということを。

シャーク「オレは あきらめてはいない。
敵とて 万能ではないはず。
なにか 打つ手が あるかもしれん。

シャーク「心配するな。オレは
そう簡単には くたばらん。

王「…そうか。正直にいって
行かせたくはないが 国王としては
礼を いわせてもらおう。

シャーク「…ああ。
コスタールの民は
偉大な王をもって 幸せだな。

シャーク「さて 今夜は われらの船にて
わが妻アニエスのための 祝いだ。
あとで 船に 来てくれ!

*「こんな スピードでは
コスタールから 遠く はなれる前に
魔物のむれに おいつかれちまうぞ!

*「進路を 南西に へんこうする!

*「おいっ ボロンゴ! ボーッと
してねえで 戦闘員いがいは
船室へ さがらせろ!

ボロンゴ「あっ!
はっ はい! カデルさま!
今すぐ伝令します!

*「シャークアイどの! 私とて
コスタールを 代表する兵士。

*「いくら とめられても 魔物との
決戦には われわれも
協力させていただきますぞ。

シャーク「はっはっは! あなたの
ガンコさは ここまで 船旅を
ともにして よく わかってますよ。

シャーク「あなたにも そして オレを
信じて ここまで ついてきてくれた
一族の皆にも すまないことをした。

シャーク「この たたかいで われわれに
勝利の女神が ほほえむことは
おそらく ないだろう。

シャーク「闇の王のチカラは
はかりしれんからな……。
だが 無駄死には 決してしない。

シャーク「コスタールの民や すこしでも
多くの人びとを 守るため
チカラを かしてもらおう!

*「シャークアイさま!
われわれには 水の神様の守りが
ついています。

*「魔物なんて とっとと かたづけて
コスタールの アニエスさまのもとへ
帰りましょうや!

シャーク「はっはっは! そうだな。
では そろそろ まわりの海の
様子を 見てくるとしよう。

シャーク「カデル!
あたりの 様子はどうだ?

カデル「キャプテン・シャークアイ
もちろん 予想どおり
とんでもない 魔物の大群ですぜ。

シャーク「わっはっは!
予想どおり か!

シャーク「では こちらも
予定どおり 闇の王の おでましを
願うとしよう。

カデル「われわれ一族の民は 最後まで
シャークアイさまに ついてゆく
かくごです。

カデル「あなたの その身に やどされた
水の神の 紋章に ちかって……。

シャーク「カデル。オレが もって
生まれてきたアザは 水の紋章の
ほんの 一部でしかない。

シャーク「おそらく オレには
海神につかえる 本当のチカラは
ないだろう。

シャーク「しかし 一族の総領として
オレに できるだけのことは
やりとげねばならん。

カデル「シャークアイさま。かならずや
あなたは 生きて アニエスさまの
もとへ お帰りください。

カデル「それが 生まれ来る あなたの
お子のため。そして われわれ
一族の 未来のためにも……。

シャーク「はっはっは!
カデル。お前には 本当に
感謝している。

シャーク「オレが ここまで
やってこれたのも お前という
たのもしい 相棒が いたからだ。

シャーク「われわれ 一族の未来は
やがて 生まれくる オレの
子どもに たくした。

シャーク「信じないかも しれんが
オレは ゆべ 夢で
見たんだよ。

シャーク「オレが いなくとも
立派に 成長した
オレの息子の姿をな。

シャーク「やつにも お前のような
たよりになる 相棒が
できるといいが……。わっはっは!

シャーク「さて…… では そろそろ
ぶちかますとするか!
たのむぞ カデル。

カデル「はっ!
すでに 準備は
ととのっております!

カデル「総員 じゅんびは いいなっ!?
まずは 船側砲撃を おこなう!

カデル「後方の 魔物に注意しろっ!
砲撃 開始ーーっ!!

海賊船

*「アルス……起きて。
アルス……。

マリベル「ちょっと アルス
起きてったら!

マリベル「なんだか ずいぶん
うなされてた みたいだけど
大丈夫?

はい/いいえ

マリベル「まったく むかつく連中よね!
あたしたちを 海に
つき落とすなんて……。

マリベル「でも 助けられて ここに
寝かされてたってことは
悪気は なかったのかしら?

*「ああ よかった!
皆さん お目覚めですね!

*「アルスさん。われらの総領が
皆さんを お呼びです。
どうぞ こちらへ おこしください。

*「シャークアイさま!
アルスどの と お仲間を
おつれしました!

シャーク「うむ ごくろうだった。
もう 持ち場に もどっていいぞ。

*「はっ!
では 失礼いたします。

シャーク「アルスどの
そして お仲間の 皆さん。

シャーク「さきほどは 部下が
手荒なマネをして すまなかった。
心より おわびを 申し上げる。

シャーク「アルスどの と
皆さんの これまでのことは
アミットどのより お聞きした。

シャーク「実をいうと われわれは
わけが 分からぬまま この世界を
ただよっていたのだが……

シャーク「アミットどのの 話と
皆さんのことで だいたいの
現状は 理解したつもりだ。

シャーク「しかし 正直言って
まるで 信じがたい話だった。

シャーク「われわれの船が はるか
数百年もの間 氷づけに
されていた などと!

シャーク「だが ありえぬことではない。
魔王には 不可能なことなど
なかったかも しれんからな。

シャーク「アルスどの。あなたがたの
努力で 救われた国が
たくさんあると 聞いた。

シャーク「そして コスタールの国も
その中の ひとつ。
それは まことの話か?

いいえの場合追加

シャーク「なんと けんそんするとは
ずいぶん けんきょな 若者だな。

シャーク「しかし 今は 正直に
答えてほしい。コスタールの国も
あなた方が すくったのだな?

(ループ)

シャーク「ならば コスタールの王から
わが 一族に伝わる 水竜の剣を
あずかって おられよう。

シャーク「あれは わが一族の始祖が
水の精霊より さずかった
この世に ただひとつの 宝剣。

シャーク「われわれが 最後の決戦へと
旅立つ朝 オレが コスタール王に
あずけたものだ。

シャーク「コスタール王なら 必ず
わが一族の無事を願い あなた方に
その剣を たくしたはず。

シャーク「あなた方の これまでの旅が
真実ならば その水竜の剣を
見せてもらえるだろうか?

いいえの場合追加

シャーク「ほほう。こんなときに
じょうだんを いえるとは キモの
すわった若者だな。

シャーク「しかし 悪いが 今は
じょうだんに つきあえる
気分では ないのだ。

シャーク「あなた方の これまでの旅が
真実ならば その水竜の剣を
見せてもらえるだろうか?

(ループ)

アルスは 水龍の剣を
手にとって 目の前に かざした!

シャーク「これは…… 確かに……
やはり すべて 真実であったか!

シャーク「では わが妻 アニエス
はるか 数百年も前に……

シャーク「……アルスどの。
すこし ふたりで 話がしたい。
オレに ついてきてくれ。

シャーク「さて…… これまでのことは
われわれも おおむね 理解した。
問題は これから どうすべきかだ。

シャーク「われわれは どうやら
闇の世界に 落とされたようだが
ここから どう脱出するか……。

シャーク「まあ 幸い この世界では
わが船にかけられた 呪いの氷は
その 役目をなさないらしい。

シャーク「あの いまわしき決戦の時より
数百年もの時が 流れたなど
信じたくは なかったがな。

シャーク「わが妻 アニエスとも
もう 会えぬか……。

シャーク「アルスどの。
いまいちど 水竜の剣を
かかげてみてくれぬか。

アルスは 水竜の剣を
目の前に かかげた。

しかし シャークアイの目は
水竜の剣ではなく アルスのウデを
見つめている…。

シャーク「……むっ!?
その ウデのアザは やはり!

シャーク「それは 間違いなく
水の紋章の かけら!
そなたは やはり……!?

シャーク「うっ…… なんだ?
ウデが 燃えるように熱く……!

わたしの声が きこえますね?
あなたがたは 神が 残したもうた
最後の遺産。

しかし この闇の世界に
封じられたままでは その出会いも
むなしいものと なるでしょう。

…アルス。あなたは
すでに この闇の中で 炎の精霊を
目覚めさせました。

そのチカラがあれば 大地の精霊
そして 風の精霊をも
目覚めさせることが できるでしょう。

わたしは 水の精霊。
長い眠りの中で あなたがたを
ずっと 見守ってきました。

そして 今 目覚めのときを
待っています。

炎 大地 そして風。
それら3人の 精霊たちを
目覚めさせたなら……

水竜の剣をもち 七色の入り江まで
おいでなさい。そして 炎 大地 風
3つのチカラをあわせ 祈るのです。

水は いのちを 生み
大地は いのちを 育て
風は いのちを はこび

炎は いのちを 栄えさせ
そして また いのちは
水に かえる……。

すべての チカラが 合わさったとき
あなた方は 闇の世界から
ときはなたれるでしょう。

わたしは 水の精霊。
ふかき 海の底で
目覚めのときを 待っています。

シャーク「なんということだ!?
オレのウデにあった アザが
消えている!

シャーク「……そうか! まさしく
オレの見た夢は 真実の予言
であったか!

シャーク「アルスよ。どうやら
オレたち 一族の役目は そなたに
引き継がれたらしい。

シャーク「そのウデには 完全なる
水の紋章が 浮かび上がって
いるのであろう。

シャーク「……これで ゆく道は
決まった。

シャーク「この闇の海に うかびあがった
聖なる炎の 道しるべは この船に
ふたつのゆく道を 示した。

シャーク「ひとつは アルスの住む
エスタード島へ。

シャーク「そして もうひとつは
われわれにも まだ 分からぬ。

シャーク「しかし その道をゆけば
また なんらかの 手がかりが
つかめるはず。

シャーク「おたがい 迷っている時間は
なさそうだ。さっそく
その道の先へ 向かうとしよう。



*「わしら マール・デ・ドラゴーン

歴史は 古いんじゃ。

*「その中でも わしゃ いちばんの
長生きでのう。一族の皆からは
長老と 呼ばれとる。

長老「むろん シャークアイ総領も
赤ん坊のころから 教育係として
わしが お育ていたした。

長老「そういえば アルスどのは
ハナたれじゃった頃の 総領に
おもかげが 似とるのう。

マリベル「ええっ あのシャークアイ
アルスに 似てたんですってぇ?

マリベル「それって なんかショックだわ!

*「シャークアイさまは たいそう
ネコが お好きでねえ。

*「特に かわいがってなさった ネコの
ミントちゃんを 奥さまの お守りにと
コスタールに 残したのさ。

ガボ「おう。 そういや コスタール
アルスにしか なつかない
ネコが いたよなあ。

マリベル「へえ。
海賊の総領が ネコ好きだなんて
ちょっと 意外ね。

マリベル「でも それなら
あたしとも 気が合いそうだわ。

アイラ「でも そのアニエスさまは
人魚になって 今も 彼を
待っているんじゃあ……。

アイラ「……このこと シャークアイ
伝えたほうが いいのかしら?

*「みゃ~お。

*「オレらの船の帆に 描かれた
しるしは 先祖から伝わる
水の精霊さまの 紋章よ。

*「マール・デ・ドラゴーンの一族は
ただ 海を荒らしてまわる海賊とは
生き方も 歴史も ちがうってわけさ。

マリベル「ふ~ん。
あれ? でも あの紋章
どこかで 見たことがあるわね。

マリベル「あっ そうか!
アルスのウデのアザに
似てるんだわ。

マリベル「ふ~ん。偶然てあるのねえ。

アイラ「ユバールが 神の復活という
使命を 背負っているのと 同じく
彼らも 使命を持つ一族なのね。

*「こんな ちっぽけな 菜園だけど
たいせつな 食料になるんだす。

*「長い長い 航海では
新鮮な食べ物なんて 魚以外
とれやしねえだからな。

*「アルスさんは エスタード島

出身なんだって?

*「かつては エスタード島といえば
伝説の楽園だとか なんとか
うわさが あってさ。

*「オレの知り合いでも その島を
もとめて 旅立ったきり
もどらなかったヤツが いたっけ。

*「漁のウデは いいんだけど
ギャンブル好きなのが
玉にキズ だったんだよな。

マリベル「伝説の楽園ねえ。
たしかに こんな事になるまでは
平和なとこだったけど……。

マリベル「でも なんにもなくて
たいくつな島だったわよね。

ボロンゴ「今朝はやく

キャプテン・シャークアイより
伝令が ありました。

ボロンゴ「われわれは できうるチカラで
アルスさまの お役に
立つようにと。

ボロンゴ「それが ひいては
われらの 未来のためにもなると。

ボロンゴ「アルスさまたちって
すごい人なんですね!

アルスは 本だなを 調べた。

本だなに 並んだ本の奥に
航海日誌のようなものが
はさまっていた。

”○月×日。
昨日より さらに
嵐が はげしくなっている。

”運命の時が いよいよ
近づいているのかもしれぬ。

”妻よ。そして 生まれ来る わが子よ。
この海は お前たちのところまでも
つづいているだろう。

”この海にいるかぎり
オレは いつも
お前たちと共にいる。

*「あんた 自分が なん百年も
氷づけにされた後の気もち なんて
想像できるかい?

はい/いいえ

*「そうそう。まさに オレらは
そんな気分に させられたわけよ。
ちきしょ~め!

*「私は かつて コスタール王から
シャークアイさまの もとへ
はけんされた 兵士のひとりです。

*「しかし はずかしながら
戦いのウデまえ では この船の
男たちに まるで かなわなくて…。

*「ふみゃ~お。

*「ああ 神よ… あなたは なぜ
こんな 残酷なことを
なさるのですか?

*「あたしら一族は いつも あなたと
共にあったはず でしたのに。

*「アルスさま方は 夜明けの海の
はるか遠くに広がる 水平線を
見たことが おありですか?

*「あんな美しい景色を つくられた神が
このようなことを なさるはずが
ありません。

*「きっと 何かの まちがいですわ。

マリベル「何かの まちがい……
それで 闇に 落されたんじゃ
たまんないわよ!

*「私は コスタール王より
シャークアイさまを お守りするよう
命じられております。

*「たとえ かつてのコスタール王の
亡き今であっても その使命に
なんら かわりは ございません。

*「魔物が うろつきまわる
この闇の中 よくここまで
たどりつけたな。

*「オレが思うに この地が
闇に閉ざされたのは
ダーマがあるからだと思うぜ。

*「おそらく これは 地上の人間に
チカラをつけられては困る
何者かのしわざだ。

*「しかしなぁ 闇から脱するには
人間のチカラだけじゃ ムリっぽいな。

*「この地に 精霊はいないが
世界各地に眠る 精霊を
たよることができれば……。

*「精霊の偉大なチカラで ふたたび
おてんとさまを おがめるように
してくれると思うぜ。

シャーク「そういえば この大陸を
どこかで 見たことがあったと思ったら
ダーマ神殿のある大陸ではないか?

シャーク「なるほど 確かに あそこは
おのれのウデを みがく 勇士たちの
集う場所でも あるからな。

シャーク「とても 神のなさることとは
思えん。そういうことを やりそうな
ヤツなら 思い当たるふしが あるが。

アイラ「たしかに わたしにも
思い当たるふしは あるけど……
でも そんな まさか……。

マリベル「神のしわざじゃないなら
いったい 誰だってのよ!