ドラゴンクエスト7、考察3…2021.02.04

ドラゴンクエスト7、考察3…2021.02.04


時に。
『歴史回想である7において、幾度か戦争の歴史の場面が出てくる
ウッドパルナのハンクは、戦において村人が後発すると言って、怖じ気付いて英雄を見捨てた、と言った。
→砂漠の城のフェデルは、仲間による像の破壊作戦が進行していると認識したり、奴隷達の逃走が進んでいると、混乱した認識をしている。
ダーマ神殿のフィズも、大神官自ら兵を募って後発で応援する、と約束した。
→一方で、マシンマスターとの戦いにおいてトラッドとゼボットは、城に守りを多く残しつつ。エリーと少数精鋭による奇襲で敵本陣を落とす、と認識した。
コスタールシャークアイ最後の戦は、劇中語られる通りで合っているのか?
スパイの影がある以上、シャークアイ達が遠出している隙に、コスタール本陣を落とされそうになるだけでないか?

アニエスの認識するのと、王の像が変わっているし。
レブレサックの神父の処遇は極端だが、世界樹ダーマ神殿編のように。身内にスパイがいる、となると作戦の前提が変わってくる。
↓ 
とにかく、シャークアイレブレサック神父も加わった軍事作戦は難航。生存が絶望視される敗北をしたらしい。
当初の、先発組が認識しているのとブレた行動を、別動組が採択したらしい。
結果、囮のように先発組は、多勢に無勢に遭う。
とは言え、その時の王は→クレージュ村長のように。先発組メンバーの大半を、敵におかしくされていると認識していたよう。
そもそもクレージュ村長→コスタール王からすれば、敵陣を攻めること自体が政府命令ではなく、魔物におかしくされた連中が、欲に駈られて勝手にやったことらしい。
思うに、勝利の鍵を握っているのはキーファ→カシムだろう。

プロビナ編の途中まで、恐らくは騙しの策が嵌まっていた。
ドラゴンクエスト4のシナリオと合わせると、アニエスだか、それとも王の亡き妻シュクリナかは分からないが。
「勇者かもしれない赤子を渡せ」、と言う敵軍の軍事目的だったのだろう。
そして、「多勢に無勢で敗色が濃く、徹底抗戦しても敗北が時間の問題。」
ああ、どうすれば勝てるのか、と言う前提条件を探るまでが一苦労だ。
コスタールにおいてカシムの役が、シャークアイと王の、どちらだったかは分からない。
とにかく、名軍師→最高軍事責任者として、単純な戦闘以外の作戦を練る必要に迫られた。』
プロビナの概要を見る限り、デコイを用いた「死んだ振り作戦=狸寝入り」。
ホビット族が「シュクリナ様のように、人間に殺されては堪らない」と言っていたのが鍵か。

多分、死んだ筈のシュクリナが生きていて、その作戦でも影武者をやった、と言うところか。
何と言うか、作中のシュクリナの「太陽のよう」と言う形容は、回想のアニエスのようだ。5のマーサのように。
兎に角カシムのような軍師は、敵軍が自軍に要求しているターゲットを、把握していた。
ターゲットは、母親ではなく赤子の方だろう。しかも、軍師はアニエスの子だと認識していた。
シャークアイに、「狙われているのはお前の子だから、迷惑をかけないように国から出て行ってくれ」等と、悲惨な扱いが出来る王ではなかった。
故に、魔物を騙し討ちして、赤子を守る気になった。フィリアのような子か?
先ず、こう言うシナリオを立てた。
「魔物にこう持ちかける。
「俺達は、自分達の身内の方が大事だし、平和のためなら子供を生け贄に出来る。要求を呑むから、自分達が、先に誘拐された子供を返してくれ。
シャークアイの赤子を素直に渡すから、見逃してくれ。
どうやるかと言うと、シャークアイを騙して遠くにいるあんたらの囮に、わざと向かわせる。シャークアイが留守の隙に、赤子を取り上げて差し出す。」」
持ち掛けた話通りに、シャークアイが自軍を離れる。後続も、追いかけてくるだろうと思っていた。
軍師は、一人か、少数の供で取引場所に赴く。
魔物は約束を守る振りをして、赤子を受け取ってから反故にして、留守の自軍に襲いかかる。
カシムのような曲者は、相手が約束を守りそうにないのを予期していた。向こうが連れてきた人質も確認して、保護する程度はしたのだろう。
さも騙されたかのように芝居をする。
約束の取引場所では陽動を決め込み、守りを固めた城内に逃げ込む、つもりのように退却した。
実際には、退路の途中に隠れ場所があった。
城に逃げ帰ったように隠れて、魔物の追手をやり過ごす。そして、地下通路に隠しておいた伏兵と共に、今度こそ本当に留守な敵本陣に攻め込み、陥落させた。
何も知らずに「敵を騙すにはまず味方から」で空振りしたシャークアイ達は、城から合図の煙が上がったのを見て、慌てて帰ってくるが、その間魔物の攻め手は弱い。
シャークアイ達が城に戻った頃には、別動隊のカシム達が、敵拠点を落としていた。
そんな、三段構えの本陣奇襲作戦だった、と分析する。