Haiiroouke 悪夢のテイルズオブエターニア 二次創作シナリオ 20200921 「外患誘致により軍事支援を受けての、国家転覆連絡役容疑」の「訴状」

Haiiroouke 悪夢のテイルズオブエターニア 二次創作シナリオ 20200921
外患誘致により軍事支援を受けての、国家転覆連絡役容疑」の「訴状」
キャスト
人間の男 メルクリウス
ハイエルフの男 アルトフェイル
ハーフエルフの女 楓
異国のハーフブリード イングリット=クロエ
昔々、ある一冊の絵本がありました。
エンコード With テイルズオブヴェスペリア+ヴァルキリーアナトミア
宗主国→帝国
属国→辺境諸国→ユニオン諸ギルド
 
「昔々、帝国の辺境諸国の一つ、アルトスク領に、三人の若者がいました。
ある時、彼等は異国から流れ星に乗って現れた若い女性を保護しました。
よく見ると、異国の服を着て、異国の言葉を話す、ベルセルクのハーフブリードです。
 
古代に編纂された、外国語辞書と睨めっこしながら彼女と話しました。 
「あたしは辺境諸国の一つ、リヴァイアサンクロウ領出身の魔術師です。世界を問わずに起きた、昨今の世界規模異常災害で、自分の国は困っています。解決のためには、この国の大晶霊→エンテレケイアに助力を約束してもらわなければなりません。是非とも協力してください。」
若者達の構成は、人間の男一人にハイエルフの男一人、ハーフエルフの女一人でした。それぞれ名前を、メルクリウス、アルトフェイル、楓と言いました。そして、異国の少女はイングリット=クロエと名乗りました。
 
メルクリウスは自国の王様に一任すべきだと主張しました。しかし、残念なことに楓は協力する気満々でした。
また、アルトフェイルは初めは未知の世界への知的好奇心からですが、途中からイングリット個人へ愛を抱いていきました。メルクリウスにしろ、他二人が積極的な上に大事なので引き気味でしたが、本心を言えば自分の力を回りに認めてもらう、冒険の機会を得られて喜んでいました。本心を言えば、楓よりもイングリットに惹かれていた部分もあります。
テイルズオブエターニアテイルズオブジアビスの異なる点ですが、イングリット(ティア)は民間の有志冒険者団体の代表者ではなく。
歴とした宗主国評議会からの依頼で動いた、外交使節でした。彼女はちゃんと、「宗主国の評議会権力者が、平和のための依頼を出した」と三人に明かしました。
こうして四人の冒険者は、順調にアルトスク領のエンテレケイアと契約し、続いてリヴァイアサンクロウ領のエンテレケイアと契約していきました。
更に四人の一人であるアルトフェイルが天才科学者だったので、彼の発明にエンテレケイアの力を合わせ、災害の原因→世界中のマナのバランス異常を終息させました。
しかし残念ながら、異常災害の程度が深刻で、全世界が滅亡する瀬戸際でした。彼等の力を持ってしても完全な危機回避をそのまま為すことは出来ず、緊急事態回避のためには世界と世界を、以前より強く分断しなければなりませんでした。
彼等はマナのバランス異常と、それに伴う災害から世界を救って、冒険を終えて幸せに暮らしました。」
 
国家、民族の壁を越えた助け合いと。危機に対する協力を描いた、ファンタジー文学が絵本の内容。
偽書である。
因みに、後日
メルクリウスはテイルズオブジアビス
アルトフェイルはテイルズオブレジェンディア
イングリットはテイルズオブゼスティリアと言う絵本をそれぞれ遺した。
 
この絵本は真実ではない。
先ず第一に、そこまでサクサクとエンテレケイアの助力を得ていくことは出来なかったし、そんな発想をあっさり出せる筈も無い。
第二に、この話にはとんでもない致命的な悪意が潜んでいた。
第三に、この絵本の話の黒幕は、彼女達が冒険をしたからこそ、闇堕ちする悲劇への布石を揃えたのだ。
一言で言えば、イングリットが宗主国評議会有力者から、「平和のための依頼」を受注した段階から、破滅への道に転落していったのだった。
「異民族同士の協力が幻想で、利益を巡って旅の仲間同士で裏切り合った」と言うのもイングリット自身(プレザ)やその親族は分史世界の中で疑っていたが、なんの事はない。依頼人が初めからイングリットに言い掛かりをつけるために、忠実な彼女を騙したのだ。
この冒険の発起人は、よくイングリットだと言われる。しかし実際には、彼女を陥れた宗主国評議会有力者が首謀者で、彼女は従犯にして真の被害者だった。
 
原因
彼女が首謀者に騙された結果、
 
結果
→彼女の親族の中の宗主国軍部の騎士団長と、騎士団長の所領であるスミスザソウル領の住民は、リヴァイアサンクロウ領の住民と共に反逆者の汚名を着せられて粛清される末路となった。
 
罪状
外患誘致により軍事支援を受けての、国家転覆荷担」
外患誘致により軍事支援を受けての、国家転覆計画の連絡役」
 
詳細
宗主国は、元々騎士団長の所領であるスミスザソウル領の鉱物資源を狙っていた。
それが動機であり、かつもう一つの動機があった。
とある一つの事情がある。
「スミスザソウル領にはハーフブリード住民が多い為、作為的な物資難=食糧自給率低下とモノカルチャー経済を産み出していた。
そんな中で生きていくために、宗主国を飼い主にした外国での密輸や密掘、原住民弾圧を請け負い。またスミスザソウル領主やもっと大きな枠組みであるユニオン連盟盟主の下命や法を冒した、犯罪による資金ででも、闇市のぼった値段の食糧で食い繋ぐしか無かった。
ハーフブリード住民の身体能力偏重を捨てゴマとして利用し、他の辺境諸国抑圧の為の、汚れ仕事と嫌われ役をさせていた。それが本来の「デザイアン」の正体である。」
この事情を宗主国による属国統治策の前提として、有力属国同士が助け合うことで、
「犯罪による資金が無くても、日々の糧を得られる。それにより将来には、他国で法を犯さない、安全な生活を得る」 
そんな結果を得ては、それまでの依頼人達は犯罪経営モデルが破綻してしまうのだ。
農園と小作人、元請けと下請けの従属的地位関係で蜜を吸いたがる→歪んだ動機だ。
 
請負人が、これまでの飼い主以外から餌付けされそうになる事態を阻む為には、
「「属国同士が助け合う」と言う上手い話は、実際は騙し討ちのための罠」、と言う事例を作る必要があった。
だから、首謀者は大惨事になると知っていて
テイルズオブエクシリアではアルクノア拠点のジルニトラに「クルスニクの槍」を連発させて、作為的に事故事例を再現させた。
→同じことを、テイルズオブヴェスペリアのブラックホープ号被害者達を騙して、やらせたのだ。
→テイルズオブテンペストで、こくおうがレイモーンの民を嵌めたやり口である。
テイルズオブヴェスペリアにおいては、ハーフブリードの少女の役をアイフリード&サイファー以下セイレーンファング領の一団が務めていたのだ。虐殺被害者がブラックホープ号乗客。
テイルズオブゼスティリアでは回想のハイランド有力者が首謀者で、ハーフブリードの女性の役を生前のヘルダルフが務めた。虐殺被害者がカムラン住民。
はっきり言おう。
「異常災害が起きている時の、異変からの救助」が依頼内容なのに、何で
依頼人が虐殺被害者を蹂躙するのを、請負人のハーフブリード女性の、更に下請けである、三人の若者が何故守らなければいけない」んだ?
どう考えても協力要請の依頼内容から、逸脱した期待である。夢見は絶対に守った方がいいがしかし、ヘルダルフをロゼが非難しているのは、石碑の回想が誤っている以上は見当違いでしかない。
と言うか、ラジアータストーリーズラタトスクの騎士、テイルズオブイノセンスでは→体制による一方的かつ理由無き弾圧と採られがちだが、一応首謀者は「訴状」の体裁を整えている。
 
 
話を変えると
紛う事なき、災厄の始まりの地の前日譚に、ハーフブリード女性=彼女イングリットは関与していた。
 
ただし、首謀者にとって彼女は布石の一つに過ぎず、実現可能性の低さを考えてもある程度成功すればOK、不発ならば別な布石を打つし、最低限アルトスク領の自国への協力者を守る捨て石に出来る。
その程度のプランに過ぎなかった。旅の途中で彼女が計画を外れるケースはいくつもあった。
 
→「イオン、ナタリア、ルーク」と言う外国使節及び第三者調停者を一度に要人暗殺したテロ組織→暴走した六神将一派=リヒター一派とヴァンガード
そのポジションに、虐殺被害者達は冤罪とは言え立たされており、
→現体制側が合同で制裁措置を採るのは、寧ろ当然。
パルマコスタの血の粛清にせよ、
→一応はヴァンガードが両国の神子襲撃を実行して、首謀者が大義を整えてから断行されたことだろう。
都合の悪い部分をカットして末端に伝える、虐殺被害者の煽動者達にも問題がある。テイルズオブクレストリアも多分、その口のミトス・ユグラドシルの同類を美化する作品だ。
 
 
また、テイルズシリーズとは異なり、リアルのイングリットの顛末を受け止められたのは楓のみである。
残りの男性陣は、
→アルトフェイルは、各国要人へのテロに居合わせなかったために真実を知らなかった。また、被害者である彼女を暗殺被害者を出した圧制者が粛清する現場に居ず、彼女の死を止められずに絶望。
アルトフェイルは彼女を守れなかった事実を受け止めきれずに自殺を図ったため、叔父を含む身内が嘘の死因を吹き込んだ上で、幻術にかけて精神ケア。
身内はヴァンがアリエッタを利用するような真似と同じ→その行為の卑劣さを自覚しながらも、ラルゴ=バダックのような良心の持ち主すら、必要悪と見なした。
自殺防止のための措置とは言え、彼は現実を直視できず、剣に話しかける精神病患者と周囲に思われながら、体制に従順になる。
アルトフェイルからすれば、自治区の一般市民である彼女を、
・特殊な素質=稀有な利用価値があるから、と各国が無理矢理拉致
・人体実験
・命を犠牲にする計画に無理矢理投入
・被害が出た他国は、抵抗したからと加害者として彼女を殺害
・実際以上の不祥事を、死後も押し着せた。(偽物風の精霊)
テイルズオブリバースでは彼女が拐う側に立っているとは言え、末路はサレ同様に悲惨なものだった。
アルトフェイルからすれば、「自分が彼女の誘いに応じなければ、彼女に出会わなければ、以降の不幸はなかった」と絶望せずにはいられなかった。
なお、彼からすれば「彼女も他の虐殺被害者と同じように、他国の圧制側による一方的な口実により、殺害された」と認識。
彼がテイルズオブジアビスで、アクゼリュスまでヴァンにつきあったのも、預言を妨害できるか試すためだった。妨害が失敗する世界だった。
テイルズオブジアビスに関して言えば、ルークやイオン七代目がヴァンに使い潰されようとする様子は、他の世界で彼女=イングリットが経験した一部の相似である。
→アルトフェイルにとっては、彼女はマーテル(エル)同様の悲しい運命を背負ったヒロインだった。
 
 
それは、彼女に掛けられた「外患誘致により軍事支援を受けての、国家転覆連絡役容疑」の「訴状」に、彼自身が関与していることを身内が隠蔽したからである。軍事支援の重要要素と見なされた事項には、彼の考案した学術論文も含まれていたからだ。
 
→メルクリウスは、彼女への圧制者による粛清そのものを、身内が隠蔽した。テイルズオブエクシリアのように、自分サイドの機密情報を彼女が盗難し、外国諜報員故にスパイ戦の中で失踪・または死去したと思い込まされていた。
実際は、ファブレかは不明だがメルクリウスの家人にも首謀者達に癒着していた者が居て、癒着の中で横流しした機密漏洩容疑一切のスケープゴートとして、彼女を取り締まり側へ突き出したのだ。密告したのは、本人も家くるみの密輸犯罪に荷担していたメルクリウスだと彼女にも吹き込んで、連携を絶ったのかもしれない。
他の家人には、「「彼女は女スパイとして、自国の軍事機密に関わる他の要人にもハニートラップしていた」と吹き込んで、彼女に気があっただろうメルクリウスを傷付けないために」と理由を捏造して、隠蔽に荷担させていた。(売られた、ヴァンの奥義書教材)
 
そのスパイ戦すらも、彼女の派遣者が自国内の権力闘争の布石として、初めから生け贄にするため命じたことだった。メルクリウスや他の傭兵が裏切るまでもなく、彼女は依頼者に、裏切り者に仕立て上げられた。
この顛末の結果、虐殺被害者の被害は、自分の愚行や無能のせいだと過剰?に自責の念に囚われ、精神障害を発症。
また、彼自身は→
宗主国がテロ事件首謀者で、国境で小競り合いしていた敵国為政者の要請も、宗主国が強要したもの」と言う発想に至れなかった。
 
→楓
反乱の言い掛かりをつけられた理由は、鉱物資源利権よりも要人暗殺事件首謀者を、時の為政者が政敵として排除するためのものだと認識。楓自身、メルクリウスと宗主国の調停者と共にテロに遭う。
楓は、宗主国各派閥とマルシェ領とアルトスク領、それぞれの外交に携わっていたものと推測されるため、テロに必要な情報を渡してしまった責任者とも取れる。腹黒な所もあり、楓とアルトフェイルが身内に行った報告の。スケープゴートとして、恋人のメルクリウスと親友のイングリットそれぞれを利用していた節がある。
スミスザソウル領の騎士団長(マクシミリアン)は、マルシェ領の彼女の肉親に対し、主君から恩賜の品として受け取った名剣まで質に入れて、身内と領民への他所辺境国からの物資支援を、割高なのを承知で要請していた。
肉親自身、その為政者の献身には感心するものがあった。
またスミスザソウル領では、宗主国が無断でマルシェ領に対し鉱山近辺の租借を債務対価とし、その結果領民が失職しても知らんぷりしたくせに、税金はそのまま取った。
失職している民の生活必需品を、楓の肉親は→現地産業保護のための関税がつく条件の中で安値で卸した。
また公共事業の代替として、租借地内の作業に現地民を雇い入れ、職を世話したりもしていた。
税金が払えそうにない者へ、利益が出る範囲で金融業も営んだ。
つまり、メルクリウスも楓も、首謀者が騎士団長に出した危険思想犯の訴状を、概ね鵜呑みにしたのだ。
話は逸れるが、テイルズオブジアビスのアリエッタの事情は、ラタトスクの騎士の、血の粛清遺族の一人の事情である。
ああなる前のアリエッタは、テイルズオブエクシリアのル・ロンドのレイアが、地域の隣人や両親を体制側に粛清されたケース+悲恋によるものである。
間接的には、ハーフブリード女性が首謀者に騙されたことが原因の、一番非がない被害者の一人である。
なお、首謀者に嵌められた騎士団長は、家系図的には→彼女の父方の祖父、に当たる筈である。
テイルズオブジアビスでは、図らずも生き別れの祖父が彼女の上司であり、反乱頭領。
彼女自身にとっての騎士団長は
→居場所を与えてくれた仲間かつ、彼女の育ての親の仇を共通の敵とする味方、と言う認識である。
裏事情を言えば、
騎士団長×アルヴィン母 カップリング
=ガイアス。
ガイアス(テイルズオブイノセンス アスラ)×ドロッセル(イナンナ) カップリングによる隠し子=
レイア。
レイア×敵国の軍人
と言う、国家間民族間の垣根を越えた、禁断の恋続きの一族である。
テイルズオブエクシリア2の本来の設定では。テロ被害者としてのエリーゼは、実の曾祖父(分史世界ルドガー)が首謀+実母(分史世界レイア)が荷担したテロに殺される。ドロドロ過ぎる。
話を逸らして、テイルズオブエクシリアに関して言えば、ジュードもミラもガイアスを尊敬している癖に、その娘と孫に対する評価は低い。
また、孫の命をその母が狙うことなど、白雪姫じみたドラマだ。
 
 
最後になるが、クロエエピソードを挟んで、楓とイングリットエピソードは連鎖している。
 
イングリットの育ての親は、あの配役からすれば結局血縁ではなく。母親と親友兼、仲間だった異性に過ぎない。
ベルセルクだった母親は、父親より早くに死んだし、仮に未亡人になっていても男女の仲にはならなかったようだ。
 
楓エピソード冒頭でオーディンが、厳命を下したのも、楓の中に生きている筈の憑き物が、「オーディン最強の戦士 ベルセルク」のハーフブリードであることに、責任を覚えてのものだったのだろう。
自らの圏族の血を引いているだけでハーフブリードが得た力が、異民族の一国を転覆させかねない事態を招いていることを、憂いたのだろう。
なお楓とその夫は、かつて母国が裏切り、冤罪を着せて抹殺した女ベルセルクに赤子がいたことを認識しており、
且つ機密裏に墓を立てて、自分の子供と周囲を偽って、義父母夫婦として実子と共に養育したのだろう。
テイルズオブジアビスのナタリアの経緯は、本来義父の立場に、ルーク自身がなったからだ。
ただし、ルークの実子(クルト)はしっかり生存しているため、実子を養子が脅かせば、最終的には裁いただろう。
実を言えば、楓も何かしらの副作用で特殊設定を信じていて、且つ実際にベルセルクとは別の八分の一ハーフブリード(カチナ参照)であるが。
あからさまに力の暴走を仄めかしているのは、半分は側にいる養女か義理姉妹が、かつて国を脅かしたベルセルクのハーフブリードではないかと嫌疑されることを警戒し、ミスリードするためである。
万に一つ、養女の実父(幼馴染み)が→実娘を上意討ちに来る可能性を、必死に阻止しようとしていた。
幼馴染みは、自身の妻を今の一門が襲撃したことを知らない、または忘れている。