Haiiroouke マンガ OZ 岩井恭助→ 以降作品と合わせての、分析。20200502

マンガ OZ 岩井恭助→
以降作品と合わせての、分析。20200502
結論。
GAIAの規模からすればちっぽけな、四十億円ぽっちの研究予算横領事件。
トップ研究者六人。その内の一人・魔女による暴走で、私服理由は魔女個人の研究予算への流用。魔女が所持する「TIN MAN」と言う、世界に四枚しかないOZカードの内の一枚、の解析のため、と作中では描写された。
ムシウタBUGを見ていれば気付くことだが、人物の相関関係がおかしい。
先ず、魔女のキャラが親しかったのは「ブリキ」ではなく、「ライオン」のOZ使いみたいな奴だった筈。
また、魔女個人の「ブリキ」はともかく、治安機関は「カカシ」のOZ使い逮捕に成功していた→つまり、OZカードの価値を把握していた筈。
魔女個人の「ブリキ」を対象にせずとも、押収品の「カカシ」の新規調査を要請すれば、研究予算はそちらにつけられた。
ハッカー上がりの魔女個人が信用されなくとも、高位の有力者にそちらへねじ込むよう、取引カードを切ることが出来た筈だ。
前から気になっていたが、「ブリキ」だと思っていたカードは、本当にそうなのか?
モデルの話 オズの魔法使いでは、カカシには脳みそがなかった筈。
人形遣い」の能力は、外部から追加で脳を付け足す、そんなイメージなのではないか?
「魔女→マグノリア(GAIA管理チーム(ワイズマン)リーダー)
人形遣い→沖南火遊
今代ライオン→ハルハル
主人公(girlカード所持者)→大野結利
結論。
いつからかは知らないが、魔女から「人形遣い」に渡された段階で、そのOZカードは「ブリキ」ではなく、「カカシ」だった。
「カカシ」のOZ使いは、魔女同様に捕縛されていた筈なのだが、そこについては治安機関が出し抜かれた。
・出頭前後の魔女に、押収品をレプリカに摩り替えられてなお、気付かないで実験していたのか。
・そもそも「カカシ」だと思って捕縛した犯人と押収品が初めから贋物で。
→「カカシ」を狙うために、わざわざ出頭した魔女が。
出頭してから治安機関の「カカシ」がレプリカだと見破り→
人知れずがっかりしつつ、気を取り直した。そして、監視の眼を縫って、本物の「カカシ」を入手したのか。
どちらなのかは、分からない。
 
 
恐らく、OZカードの複製そのものは可能、と言う人形遣いの行動が答え。
恐らく、魔女は元々「ライオン」のカードの持ち主で、他のOZカードも集めようとしていた。魔女なりに、今のライオンと同じような理想を、叶えようとしていたのだろう。
ただし、魔女がOZカードを自作したのでなければ、本人もどこからか入手したことになる。やはり今代のように、外部団体から送り込まれたのだろう。
しかし、何かしらの理由でーリタイアの、タイムリミットを抱えたのだろう。
多分、鬼道ツカサのように、回復しきれないダメージの蓄積。身体強化系多用を原因とした負荷によるものか?
結果、魔女は先ず本物の「ライオン」からコピーOZカードを作った。
そして本物の「ライオン」を、自分の所属団体か、後継者か、運び屋に渡した。
魔女が、今の「ライオン」を後継者に選んだとは思わない。
そして、自分が治安機関に追跡を受けている理由が、「ライオン」にあるものと考え、「ライオン」の海賊版カードを隠匿したまま、出頭した。
海賊版をどこかに隠しておいて、出頭時の念入りな調査を潜り抜けた後で。保管場所から回収して、手元に備えていたのだろう。
結果として、魔女は治安機関が当たりをつけていた、OZ遣いではなかった、とミスリードした。
本当は、既に手放した後だった、というだけだった。
首輪つきとは言え、OZカードではなく、「個人の実力を対価に、トップ研究者に迎えられる」のは、魔女としても破格の待遇だったのだろう。
後は、海賊版「ライオン」を武器に、治安機関の内部から。治安機関が持つOZカード情報を、所属団体に伝達して、余生を終えるつもりだった。
そこは、シェラと同じ。
結論。OZ5巻で描かれたように、魔女が自殺と言うのは間違いない。機密保持のための自害。
OZ作品中では描写されない「ライオン 毛皮 コスト100」の効果が、「からす」と同じ様に、着衣を操作するもので攻防一体、また、支配した着衣(ライダースーツ)の装備者→自分を含む誰かを強化、精密動作を操作できると言うのが、秘匿された情報だった。自決に使ったか。
また、「毛皮」には表面を改竄する機能もある。多分、保管された「カカシ」カードの表面を、上塗りしたのだろう。
と、秘密だらけの魔女であるが。
本人が全ての黒幕だったわけではない。
本人は本人で野心家だったようだが、最低でも使途不明金疑惑に関しては濡れ衣、というより讒言→言い掛かりだった。
六巻を見れば分かることだが、GAIA管理国が日本である、ということに異議を持つ世界連合側の一派がいるようだ。それは、人形遣いというテロリストとは別口で稼働していて、作中の事件でタナボタを得た、筈。
結果的には、GAIA主導権を日本から、上位組織である世界連合議会へ、スライドさせられたのだから。
それを戦略目標に、「日本→現ワイズマン=GAIA管理チーム」に対し、営利犯罪疑惑を捏造した。別口の政府赤字や横領を、サイバー犯罪によるデータ改ざんを手段に、「現ワイズマン=GAIA管理チーム」に付け替えたのだろう。
↓ 
ただしいくら世界連合が、遣り手のクラッカーを抱えていても、一から十まで電子上で済ませようとすれば。
→ワイズマン側プログラマーチームが、「汚名返上」のために本気で調査したときに、発覚、潰される筈。
日本政府側にも、上位組織に買収され、癒着している内通者が相当数いて。
そいつらが捨て駒スケープゴートを、手引きしたのだろう。
更に言えば、ムシウタbugの鬼道ツカサは、信用できる相手に、不正告発用に類する遺品を残していた筈。
しかし、OZの方ではそれが見つからない。
→また赤瀬川七菜は、自らを暗殺しようとする一派の、不正告発用資料の→ツカサが作成したことはおろか、資料の存在すら知らなかった筈。
恐らく資料を受け取った、ツカサが信用した相手も、見えないところで不正に関わっていて。とかげの尻尾切り用のスケープゴートに、責任を押し付けるためにも。正真正銘の告発リストよりも、少ない犯人を表に出した、と見る。
恐らくは、魔女が遺品として遺した証拠資料は、治安側の何者かに握りされてしまった、筈。
遺品を握りつぶせる立場→「魔女が調べた容疑者」の敵対勢力内にも、黒幕の息がかかった内通者がいて、仲間達の保身のために、不祥事を握りつぶした、と見る。
ようは、使途不明金事件は、上位組織による実権乗っ取りであり、白色革命だったと言える。GAIAが発足時の予想以上に成果を挙げたために、
→花形部署を不祥事をきっかけに解体し、
→上位組織が主導権・財源を新たに握る形で、再発足させたい。
そういう打算だったんだろう。
同著者の以降の作品「東京侵域 クローズドエデン」でも同じ思惑が出てくる。
また、ムシウタ三巻の五郎丸橙子やミタケオウも。同様の構図の中で黒幕をしていた、と見る。
ムシウタ九巻のオークショニア サザビィにせよ、自作自演の円卓会不正で、円卓会から利権を取り上げたい、上位組織の手先、だと見る。
使途不明金疑惑に関して言えば、魔女は完璧に、防衛側だった筈だ。魔女の死亡は、その黒幕にすら想定外だった筈。
と言うか、魔女に全ての責任を背負われたせいで、当初の陰謀が成立しなくなって、陰謀を捨て身で破られた。
本来黒幕は、使途不明金疑惑でGAIAを日本政府から取り上げるつもりだった筈。
→別口の所属団体から潜入した魔女は、「自分達が奪い取るまで」「今はまだ」、GAIAを日本政府に預けておくために。
その第三者の陰謀から、日本を守った。
その後、本編の結果。恐らくは、魔女の所属団体にも取り分が出る形で、日本政府の独占状態から、GAIAを取り上げる形になった。
作品の以降、黒幕と魔女の所属団体は、それぞれ分け前を、日本政府から勝ち取ったわけだ。
いや、GAIAの成長ぶりからすれば、旧来の利権構造では、不具合の発生の方が無視できない筈。
独占体制は崩れて正解。
 
 
なの筈なのだが。
GAIA成立の経緯を見ると。
どうもその存在が、以降の大戦発生を抑止しているようで。
主戦論者が新戦争に導くため、GAIA周辺を攻撃しているようでもある。
大野やドロシーのビジョンは、成立するのだろうか。
 
 
また、OZのライオン 「途上国」ハルハルの母国は、むしばねに相当する筈。
本編の実態からすれば、むしばね結成を影から援助したのは、特環の中央本部か、より上位の国家権力者の筈。
 
つまりー末端のハルハルは、無邪気に自国の仲間が主犯となって、代表者のハルハルを送り込んだと思っていたが。実際は主犯ではなく、依頼請負人である従犯だと見られる。ハルハル派遣に関して、実は母国に主導権は無かった。
 
財源を、日本以外の「先進国」に握られていて、依頼者である先進国のオーダー通りに、鉄砲玉としてハルハルを送り込んだ、そんなところだろう。
 
ムシウタ八巻のきらりを基準にするならば、ハルハルは催眠術ー洗脳で記憶改竄を受けている筈だし、忘却させられた記憶の中に、全身整形→最低でも豊胸手術を受けたものがあった筈。そして、作中で描写された先進国が、わざわざ工作員を目立たせる類の、整形を受けさせるメリットはない。
 
多分、本人は十三歳と主張しているが、正確には「十三歳以降の記憶を抹消されている」、というのが正解なのだろう。
 
潜入活動のために、訓練を受けたプロであることを隠蔽する意図で、集中訓練開始前後の記憶を消している。
ただし、その真意は。
ハルハルは初めから逮捕される前提で送り込まれた、狩猟用の生け贄羊だからである。
潜入工作員なのに、わざと目立つ豊胸手術を受けているのも。逮捕しにく過ぎても、困るからだろう。
逮捕されると分かっているから、余計な情報を抜かれないように、記憶改竄を受けている。
本人が認識しているのが、母国かすら怪しい。母国とされた国は、実際は他国の秘密養成所に過ぎない可能性すらある。
ハルハルが捕まった後で、無実の国へ国際制裁を発動するために、そう騙されているだけかもしれない。
 
新訳 とある魔術の禁書目録の、土御門元春が想定より早く捕まったのも。元春本人が騙されていたが、初めから潜入元と潜入先と密約ができていた、売約によるもの。