分析 ムシウタ二巻 20200211 「乗り物で移動中の、キーパーソンのお姫様を、誘拐と暗殺から救うシナリオ」 「・ベストはこういう手筋か。 →東中央支部はそう考えないが。火巫女に成虫化の恐れがある、と言うことで 「戦闘をせずに、可能だから」 車両火災による乗客の被害を回避する為

分析 ムシウタ二巻 20200211

「乗り物で移動中の、キーパーソンのお姫様を、誘拐と暗殺から救うシナリオ」

他のライトノベル作者・鎌池和馬氏も好きそうなシナリオだから、再分析してみた。

 

「・ベストはこういう手筋か。
→東中央支部はそう考えないが。火巫女に成虫化の恐れがある、と言うことで
「戦闘をせずに、可能だから」
車両火災による乗客の被害を回避する為、
無断で千莉を下車させた
市街地での火災延焼防止のために、水辺伝いに東中央支部の管轄を目指した。
火巫女の成虫化による、被害防止の為に東中央で用意させた精神系能力者やあさぎの教え子で、成虫化を回避した。
中央本部への移送理由は、
・火巫女の捕獲の必要と
・むしばねの襲撃可能性に対する防備
だから、東中央支部がそれをやってしまっても問題ない。
→火巫女の成虫化の危機が去ってなお、中央本部に火巫女が、局員として必要ならば、東中央から派遣する。」
 
ムシウタ十一巻→
何が、重要な背景なのか。
ムシウタbug四巻、天鳥
ムシウタbug五巻 かなかな、Cのエピソードと合わせて、
ムシウタ二巻をイメージさせる内容。
あの双子の、テイルズオブヴェスペリアエステリーゼばりのお姫様属性が、重要な要素。ある意味ふゆほたるに似ている。
話を変えると、
ムシウタ二巻の、分析。
要素を整理する。
五郎丸とかっこう目線
・作中のキーパーソンである、千莉の火巫女。大助の希望的観測を抜いても、
「成虫化」の兆候があり危険、とは誤報
→落ち着いたところで適切な処置をすれば、暴走を避けて、被害を出さないで済む。
・五郎丸にとって、最優先はかっこうの確保。千莉と詩歌は、次善で切り捨てられる札。
・五郎丸は誤解しているが、飛行能力がなくてもかっこうは離脱可能。
減速したところで川に飛び込む、その程度で離脱出来る。
→また、作中では出なかった回答だが、列車全体の横転に備えられる
→開けた地帯であれば、後部列車連結部分?など列車の一部を、かっこうに切り離させて離脱する札もある。
禁じられているのは戦闘行為だけ。
・今回は五郎丸が新任で経験不足だったが、石巻がプレッシャーをかけたことで、状況分析の視野が狭まってしまった。
・このペアにとって一番都合が悪いのは、中央本部監視者の存在。
→しかし、かっこうに捕捉できない監視者も、専門の探査要員から隠れきれるわけでもない。列車外から監視者を発見し、まいまいなどによるホットラインで極秘裏にかっこうに連絡する。
・かっこうに捕縛、監視者を負傷させて、列車から放り出させれば解決する。
 
理由付けは、むしばねに移送計画が漏洩した
→特環内の機密保持の方が、管轄を越えて大事、と主張すれば良い。
むしばねへの癒着嫌疑で、疑わしきは罰する、で行動したと主張できる。
「むしばねに移送計画がばれたのと、火巫女の暴走は
→監視者(かなかな等)の裏切りのせいなのか?」
その事をかっこうと月姫が、
「尋問する為に、監視者の手足や目に重傷を与えていた。しかし、隙を見て逃げようとした監視者が、誤って列車から転落した。列車からの転落は事故だが、間違ったことはしていない」
と報告書を書けば、可能。
いずれにせよ、この任務前後で監視者が重態になるのは確定事項らしい。
・猪瀬の、かっこうの戦闘行為禁止、の理由は「民間人の市街地で、大戦力のかっこうが戦って、被害を出させないため」
→市街地への被害を減らす目的、であれば正当化される。
・車内には金成洋一もいたが、不審者→むしばねのスパイだと現地で判断した故に、かっこうではなく、月姫が倒した、
と、いくらでも捏造できる。
・猪瀬の主張の最大の穴は、
「「成虫化した火巫女」を、現地に放置して離脱しろ」
と言う部分である。
 
猪瀬が認識しているかは不明
→恐らくは猪瀬自身が騙されているだろうが、火巫女の捕縛理由である「民間人に被害を出した」と言う部分が外部による捏造だ。
 
シリーズを見ている限り、火巫女が成虫化すれば列車全体への延焼と車両火災発生は必然。
→乗客→民間人の大量の学生への被害、は不可避。
また、市街地の通過中であれば、火災が動力に影響しての爆発、市街地への延焼も予想される。
 
猪瀬の認識する指示通り、かっこうと火巫女が動いていれば。
→かっこうが全てを見捨てて離脱。
その後で、猪瀬が保険に付けておいた監視者を、監視対象自ら殺傷した後で、成虫化し。
千莉の死亡後に、現地市街地はー大火災に見舞われていた。
・中央本部への移送は、
→移送計画そのものの機密漏洩を理由にーむしばねが千莉誘拐を織り込んだ複数の計画を、別個の漏洩情報を元に用意している可能性を鑑み、中止。
 
・ベストはこういう手筋か。
→東中央支部はそう考えないが。火巫女に成虫化の恐れがある、と言うことで
「戦闘をせずに、可能だから」
車両火災による乗客の被害を回避する為、
無断で千莉を下車させた
市街地での火災延焼防止のために、水辺伝いに東中央支部の管轄を目指した。
火巫女の成虫化による、被害防止の為に東中央で用意させた精神系能力者やあさぎの教え子で、成虫化を回避した。
中央本部への移送理由は、
・火巫女の捕獲の必要と
・むしばねの襲撃可能性に対する防備
だから、東中央支部がそれをやってしまっても問題ない。
→火巫女の成虫化の危機が去ってなお、中央本部に火巫女が、局員として必要ならば、東中央から派遣する。
 
話を変えると。
・中央本部が狙っていたのは五郎丸が途中で気づいた通り、別物。
・ただし、狙っていたのはかっこうで、
・首謀者は猪瀬でなく、Cかあさぎ→恐らくはCだったと推測する。
→ここで千莉を見捨てても、後のパワーゲームでかっこうを、中央本部に取り上げられていた可能性が高い。
・理由は、C自身が蘇生実験参加により消耗・ストレスが酷くて、
助けを求めていた為。ミサカシスターズ並に、C本人の犠牲も大きかったのだろう。
狙われていたのがかっこうだった為に、
・五郎丸とは、絶対に利害が一致しない。
→十二巻を見る限り、中央本部付きの知人も、Cに何も出来なかったようだ。
と言うより、機密レベルが高くて気付けなかった。
そしてー知人ー霞王も、Cの実験の事実に、三巻で初樹が邪魔した結果、気付けなかった。
→霞王がディスクの内容を受け取るか。これが、運命の分岐点でもあった。
十一巻までに、Cが実験チームから連れ出されていれば、運命も変わったのかもしれない。
一方で、ムシウタbugを見ると。明らかに二巻とは待遇が違う。 
・キーパーソンを助けようとしたのは、かっこうでなくてアリス。
・船首の船室の、待機戦力ジッドは、洋一よりも強い。
→相似する、アリスと摩理が規格外の戦力だったから、勝てた。
・霞王役だった庵は、待機戦力と衝突せずに済んだ。また、後で激突した時、勝てた。
→足手纏いになる民間人が居なかった。
・船尾にいたのは拳銃を持ったマフィアで、集まった戦力も、
→むしばねのサウス支部 約百人よりも弱かった。
→と言うより、二巻の場合は、かっこうが船尾に行くべきだった。首謀者も、かっこうへの足止めにむしばねを用意した筈。
→船首の千莉を目指すのが、月姫の役だった、か。
 
追記。
物語の原点。
→優しい魔法使い 鬼道ツカサがいた。
弟子にきらりをとった。
鬼道ツカサに迷惑をしている奴等がいた。ツカサが虫憑きであろうと、対抗する手段がある悪人達だった。
ツカサは、虫憑きになって力を得たことで、自身も不良グループの一人だった癖に、改心と言う名の裏切りをするほど思い上がった。
そいつら悪人が所属する裏社会にとって、赤瀬川ご老公はゴールではなく、通過点の一人、パイプ役に過ぎなかった。
このまま、「裏社会を流れる金の流れ」をツカサが追っていけば、公務員や官僚、政治家、軍人や治安関係者→勿論特環高官を含める
→国家要人の裏の顔に至られてしまう。
目障りだから、口封じも兼ねてツカサ抹殺が議決された。
先ず、直接の担当者は、身内の政府要人を通じて、
→現地の特環高官を懐柔、買収。
→在野の行為虫憑きだから、を口実にツカサ捕縛の班を送り込んだ。
ツカサはそれなりに強く、無名の支部のチームでは歯が立たなかった、と言うか欠落者を続出させた。
裏社会の高位虫憑きに要請が行った。ジッドやクリスティやかなかなであった。
この件で、最低でもかなかなが実動した。
ある程度、魔法使いの行動圏は特定できていた。
つまり、きらりの事務所がある地区なので、そこにせんもんの抹殺チームを送り込むための、準備をかなかながした。
ツカサが分離型で強い、既に安定した虫憑きだと言うのは分かっている。
→しかし、それだけならばハルキヨ達のように、わざわざ刺客を組織単位で派遣する理由付けが出来ない。
生まれつきホヤホヤで、暴走していて、かつ強力で危険。極めつけはレアな同化型。
ここまでキーフレーズを盛り込む必要があった。
ツカサの件か、他の事情で発生した欠落者を、
→一時に、同一地区で謎の同化型にやられて、欠落者になったかのように。かなかなはラジオドラマを捏造した。
捏造ディスクがちゃんと受理されるよう、解析班及び受理する職員にも、悪人のそんたく要請は届いていた。
そこまでお膳立てして、ツカサ本人が仕立てられないならば、癖がにていたから目をつけたきらりを魔女に仕立てて拐って。
ツカサを釣るための餌にするシナリオを用意しておいて。
肝心のツカサが、悪人達が用意した罠の外で、ノーマークな七那を救うために、再起不能となり、
→悪人達の抹殺罠は不要になった。
もうコアトルホットの冤罪は、仕掛けた悪人達にも骨折り損になったから、不発弾や地雷のように放置しておいた。
そんな背景を知らずに、生真面目で裏を知らないしぇらが張り切ってしまい。
魔女役のツカサどころか、真犯人のかなかなまで街を去っていたのに。待ちぼうけをして。
結果、後味の悪い八巻シナリオとなった。