はてなブログ マリアンヌ外伝の裏側 ミカヤで学ぶ疑うこと ファイアーエムブレム風花雪月 2019.08.27

はてなブログ マリアンヌ外伝の裏側 ミカヤで学ぶ疑うこと ファイアーエムブレム風花雪月

話を聞いている限り、紋章学者はローレンツの同類である。
決めつけが酷いようで、本当に思考が早い。
考えてみると、話に着いていけない。
「マリアンヌが、連続殺人している獣かもしれない」
と言う容疑があるといった。
普通はその獣が討伐されれば、冤罪と納得しそうなものである。
しかし、「だからマリアンヌが獣でない、と言う証明にはならない」、と理不尽だが当たり前のことを指摘した。
それで、いきなり獣の紋章と遺物を見せられて「モーリスが最後まで、その剣を手放さなかった」と引用して、勝手に納得して帰っていった。
「モーリスの一族が根絶やしにされた」と言うことからすれば、「剣が一本」と言うことと「獣が複数いる」ことは関係ない。
→モーリスが獣だから、その血筋の子孫も獣、と言う筋道になる筈である。
納得する理由にならない。


「モーリスが最後まで、その剣を手放さなかった」ならば、モーリスが獣なのは間違いなかった、としかならない筈。
ただ、紋章学者は、伝承の意味を
「モーリスはその剣を以て自害した。しかし、死後に死体が獣となって人を襲い出した」と言う風に解釈した。そう見る。
モーリスの一族が獣かはともかく、死後に獣となるならば
今は生きて動いて見えるマリアンヌは、まだ獣ではない、殺人犯ではない、となる。
[紋章学者は、一度獣になったら元に戻れない]。そう解釈したのだろう。レアのような例外は知らなかった。



ただし、紋章学者は大切なことが抜けていた。
[最近夜中に、連続失踪事件が起きる]と言うことだけで、
[どこどこの森に、伝説の獣が出る、それが犯人]とまでは特定できない筈だ。

また、紋章学者自身は、[マリアンヌが、モーリスの紋章持ちだから獣]とは一言も言っていない。
これまで誰にも知られないようにしてきたマリアンヌを→紋章持ちだから獣、なんてストレートに見抜けない筈だ。


それより何よりも怪しいのは、
[「どうすれば」連続失踪事件が起こる森に、伝説の獣がいる]と言う噂が立ったのか、と言うことだ。
伝説の獣は森の奥にいるが、実際は森は[獣の巣]になっていた。
[殺したのがただの魔獣か、伝説の獣と言う特定の個体か]などと判定できない。と直観した。
↓ 
それ以上に、[その噂を立てた者は、獣を発見してから、どうやって森から脱出したのか]と言う方が、よほど重要である。
目撃情報の出所がまず、怪しい。
マリアンヌはこう言ったんだ。[モーリスの伝説の姿と、伝説の獣の姿が似ている]と、目撃情報を。
伝説の獣一頭ならばともかく、たくさんいたのだから、普通の目撃者は生きて帰れない。



少し考えてみて分かった。
マリアンヌが大体を仕立てた。そう考えれば良い。
順番が逆だ。
[マリアンヌはモーリスの遺産と、紋章の価値を手に入れようと欲していた。
マリアンヌはマイクランの事件を見たから、今回の騒動を起こした。
[モーリス一族の誰かが伝説の獣になるには、英雄の遺産が無ければいけない。ならば、伝説の獣が遺産を持っている]そう推理した。
あの紋章学者に、ストレートに自分を狙わせた情報も→マリアンヌ自身が渡したもの。
大体、そんな噂が立ったら、治安勢力も容疑者を調べる。デマと決めつけていても、調べる者は他にいる。紋章学者だけな筈がない。
わざわざ紋章学者がマリアンヌを問い詰めているところに、主人公だけが通りかかるタイミングもおかしい。後で、他言無用、と言っている。
ただ単に、
・伝説の獣を倒すための、戦力が必要だった。
・主人公に、紋章持ちの家系-英雄の末裔である貴族だ、と自分を売り込み、利用価値を欲されたかった。[→イングリットエピソードのように、紋章持ちは欲される世界だ]。
それが動機だろう。]

ただし、噂を信じたものが
→魔獣を退治に森へ向かった場合、恐らく生きて帰れないことを考えると、今回は運が良かったと言える。
[噂を捏造したマリアンヌ自身、森が魔獣の巣になっているとは知らなかった]
そう考えるべきである。
森に容疑者-伝説の獣が一体でいるから、自分のアリバイができる。
→森に魔獣が溢れていれば、複数いる内のどれが殺人犯か分からない。と言うか
、マリアンヌが伝説の獣でないことと、
殺人者の魔獣であることは、
→獣が複数いれば、矛盾しない。
→伝説の獣を倒しても、無罪証明にならない。
森が魔獣の巣になっていると知っていれば、こんなミスはしない。


紋章学者があっさり引いたことも、紋章学者とマリアンヌがグルか、紋章学者なりにレアが隠しているよりも、マイクラン事件のような→一般的でない情報→真相の断片を掴んでいた。


ローレンツの同類、ということは選民意識が強い、と見る。
ならばーマリアンヌが語った内容とは違うように、伝承の獣を認識していた、ということになる。
[当主のモーリスが獣になったと言われる]
ここだけは、信じていなかったんじゃないか?
[レアが、マイクランの件で、紋章持ちでないと神器を使ってはいけない]、と言ったように。
[紋章持ちの当主本人は→魔獣にならない]、と信じていた筈。
それに、マリアンヌが紋章持ちと、知らなかったと見る。
[魔獣になるのは、紋章を持たないものだけ]、そう信じていたのではないだろうか。
その基礎知識が崩れて、怖くなったか。
紋章学者も名家ならば、いずれ自分も、と怖くなったのだろう。

大体、何故あの森が魔獣の巣となったかは、分からずじまいだ。
意外と復讐の野が、以前為されたのでないか?