はてなブログ オーディンスフィア解明 冥府の魔石と竜操りが歪めし、オーディンスフィアの真の因果。2019、08、08

冥府の魔石が歪めし、オーディンスフィアの真の因果。

竜と魔術師の、異類婚姻譚の果て。

先ず、強大な女性の竜ありき。
竜に似ず知性と心を持ち、更に大地のフォゾンの流れを制御する力を持っていた。
人に近い姿に化ける、力も持っていた。
彼女が君臨する土地は、フォゾンに満ちた沃土であった。

きっかけは分からない。ある時、彼女は人間の若者?魔術師と知り合い、逢瀬を重ねる。

だが、それが壮大なドラマの始まりだった。

若者の父は有力者であった。若者が逢瀬を重ねる相手の身分を知らず、二人を引き裂いた。
若者は駆け落ちしてでも、想いを遂げようとした。それに竜も応え、自らの力を借りる、更に自らとの契約-ワルキューレが嫁ぐように、誇りを捨てて若者に使える、意味を持つ誓いを為した。


有力者→父王は、子を愛した故に殺意を抱いた。刺客を放ち、殺害させようとして、結果的に殺害したとの報告が届いた。

だが、真実は既に喪われた。駆け落ちした夫婦は、双子の女児を設けていたのだ。
夫婦二人に、二人の娘の四人家族。
それが、真実であった。

駆け落ちした夫婦は命を落とし、孤児となった双子の運命は分かれた。
と、される。
ベルベットと、外部の人間であるコルネリウスの目線では。
・双子は兄と妹。母親と国を失い。家庭を捨てた父親は国に戻りて、新たな妻と娘を得た、とされる。
グウェンドリンの目線では。
・父と思っていた主君から、断片的に聞ける。
[主君は、母親との愛が醒めて。母親は散々尽くしたのに、他所に愛人を作っていた。
自分達、グリゼルダとグウェンドリンの姉妹も尽くしているのに、家臣止まりのようだ]

駆け落ち話が、酷い末路に到ったように語られる。
実際はこうである。
[先ず、夫婦の子が二人ではなく、三人姉妹だった世界を語ろう。
姉妹の一人とされる、グウェンドリンが父親と思っているオーダインは、駆け落ちした若者ではなく。その父であり、姉妹から見れば祖父に当たる。
祖父は若者ー息子を殺害したと認識しており、それは[冥府の王ガロン]編で告白される。若者の名前はたくさんある。
祖父は若者を殺し、孫娘である双子の姉妹を引き取った。若者と駆け落ちした娘=姉妹の母を、[森の魔女]だと認識していた。
祖父の中では本来、
息子=(イングウェイ)-森の魔女ベルベット
          ↓
ワルキューレ姉妹グリゼルダ×グウェンドリン
と認識している。
オーダインの子が、男女どちらであったか曖昧とされている。
いずれにせよ、グウェンドリン編は致命的に歪んでいる。
本来は、オーダインに使役されている自称グウェンドリンこそが、森の魔女なのだ。

今の魔女の名前が、姉であるグリゼルダで。
本来の妹グウェンドリンは、グウェンドリン編でオーダインに仕えない。良心だと言う青い小鳥が、本物の妹グウェンドリンなのだから。
つまり、妹姫だと言う自称グウェンドリンは。実際はオーダインから見れば、血が繋がらない息子の嫁、義理の娘。
自称グウェンドリンから見た、死んだ母とグリゼルダは、自分自身の姿だと言える。
父や夫かはともかく。主君オーダインがグリゼルダばかり愛するのは、姉姫だから。
しかし、グウェンドリン自身は認識していないが、実際は主君はあくまで、姉姫を異種族と認識していて、時には鞭も使い調教した、主従愛だった。[ベルベット編、バレンタイン王参照][各章 バレンタイン王が予言の竜に向ける、養子扱い]
今のグウェンドリンが、ワルキューレとして求める愛の形なのかは不明だが。]

本物の、双子の父親の認識。
[駆け落ちした夫婦。しかし、子供は一人と認識。
兄と言うことにして、姉娘と旅をする。
グウェンドリン編の健気さが不憫になる、認識をされている。
結局、二人の恋は呪いによるもので、妻は娘を愛せなかった。だからこそ、死が定められた呪いを予言した。
本来イングウェイは夫だったからこそ、予言した妻がベルベットはともかく、自分も逃がして一人で死んだことを恨んでいる。死ぬときは二人一緒が良かったのだろう。]

メルセデス編について
終章の、予言の竜の末路。
[結局、予言の竜は姉妹のどちらかと言うことになる。
本来は、竜の血筋の兄弟姉妹同士で決着されるはずであった。いや、定められていたのは相討ちだったのだろう。
姉妹どちらに対してかは分からないが、対価を持って娘を救おうとした。グウェンドリンと青い小鳥、王冠を考えると妹の方か。しかし逃がしたのは姉の方とも言える。
本物の予言の竜である青い小鳥→新しき女王は、姉ではなく蘇りし母の手で、名を天に返した。]
[予言の竜は、母の手で地に落ちたと言える。]
[他方で、炎を止めるは世界樹。という予言も。
新しき女王→世界樹
母→炎]と見れば、正しいと言える。
メルセデストゥルールートはオニキスとの相討ちのようだ。
しかし、メルセデスが自らのフォゾンを地に還すような終わり方であり、それで世界は救われる]
[また、予言の竜は結晶炉の中で育ち、完全体で空に君臨する。
言うなれば、娘→予言の竜、
母→結晶炉、
とも見れる。
相似的には、
娘がメルセデス→ユグラドシルならば、
母はエルファリア→フィンブルヴェトルとなる。]
[つまり、最も予言らしいルートは、予言の竜グウェンドリントゥルールートである。

娘がメルセデス→ユグラドシル→予言の竜→世界樹ならば、
母はエルファリア→フィンブルヴェトル→結晶炉→炎となる。]
[何故こうなるかと言えば、駆け落ちした妻役である竜は、死後に魔石を残し。その魔石が魔術師に冥府から地上へと持ち帰られて、結晶炉の核となる魔石に用いられたからだ。そして、結晶炉とは武器バロールの未来でもある。結晶炉に制御キーとして指輪が設定されているわけだが-]
[そう考えると、姉妹の母は、
森の魔女→始めに夫に仕える→建国→妖精の女王→戦死→
魔石と指輪→バロールとグウェンドリン→
生前の他国の王を、主君とする。
→結晶炉コルドロン→指輪が様々な主を巡る→夫の来世のようなイングウェイに自爆させられる体験をする→最終的に、夫だと騙した夫の父親である主君に、コルドロンの制御が戻る
→主君の野望を止めるため、外敵=夫との姉娘ベルベットにより、止めを刺されそうになる。
→停止させられる前に、妹娘メルセデスに集めたフォゾンを渡し、離脱させる。
→予言通りだと、フォゾンを失った後に分離したグウェンドリンが自由意思を取り戻し。世界を救うために、生き延びたメルセデスを倒しにかかり、相討ちとなる。]


こう書いてみると、偉大なのは女王グウェンドリン↓
メルセデスの王族である。結晶炉に関しては、女王の意思と離れたところにあるが、主君のために、祖国のためにとフォゾン獲得に使おうとしているのは同じ。
しかし、国際的な水争いのように、一ヶ所で井戸を作れば、別な場所に弊害が出る。


ベルベット編について
灼熱の主オニキスは、他人の生命線結晶炉を強奪しようとする、侵略者として描かれるが。しかし結晶炉の「環境全体を無視した過剰な」運用そのものが、土地と資源の紛争を招いたとも言える。
結晶炉が戦いで狙われる、と言われるが。侵略者が狙う必要を招いたのは、結晶炉そのものだ、と言える。
力を使うか使わないか、使うならばどのくらいにしなければどうなるか。
そこを考える賢さが抜けているから、そんなことになる。
故に、結晶炉については、ベルベットが一番賢かったのだ。
意図してのものではないが。
最愛の人コルネリウスの国も、資源枯渇・環境悪化の弊害を受けた。最愛の人の故国「炎の国」をこれ以上酷くしないために。
バレンタイン王が野望に使う結晶炉と、予言の竜は手にかけなければならなかったのだ。
侵略戦争は肯定されないし、
いざ結晶炉をオニキス=コルネリウスが手に入れれば、世界が滅ばない程度に自国のために使う。つまり以前の被害者が加害者になり変わるだけで、結局は他国に資源枯渇を招いた。
だからこそ、結晶炉を誰の手にも渡さない、そのベルベットの答えが正しいのだ。
が、これまで集めた分を返す必要を含めれば。イングウェイが出した、返還させる答えが正しい。
だが、野望を持ったバレンタイン王が操るコントロールは、王冠を通じて為されていたのだろう。
故に、王冠が砕かれて後は。運命に殉じた結晶炉の後継者、予言の竜は自ら行った。
[世界が滅びず、生き物が生きられる環境が救われるためには。
→予言の竜を運命に殉じさせるため、
→野望の主が、予言の竜を操る手段である、王冠を破壊することが条件だった。
→竜が自分の意思で、世界を救う選択をさせるように。
→だから、彼女の側[野望の主]は必ず負ける運命だった、とも言える。]
女王の側から見れば、理不尽な運命であるが、引き返す道は、王冠により絶たれていた。
自分の自由を取り戻せる→自分を操る手段を潰せる敵と戦い、王冠を狙われるしかなかったのだ。

オズワルド(イングウェイ)とコルネリウス(オニキス)。
どちらが正しいか。恋敵同士に見えるが、必要なのは、認識の擦り合わせ。
コルネリウス編で、呪いをかけてまで身分違いの恋を引き裂こうとするイングウェイは酷い、ということになる。
しかし、オズワルド編を見ると、イングウェイの心境に歩み寄れる。
他者を従属下に置くような、魔術が存在するために起きる、摩擦なのだ。
オニキスやコルネリウスも、オーダインや三賢者のような、他者をコントロールする輩の同類で権力者。
→そういう目線だと、イングウェイの過剰な妨害も説明がつく。本来は、コルネリウス自身が、自分で変身能力を制御できた筈だが。
このケースで間違えているのは、家系図のあり方。
オズワルド×眠り姫(グウェンドリン)
    ↓
    眠り姫?(ベルベット)×大国の王(オニキス=コルネリウス)
つまり、オズワルドは、眠り姫をグウェンドリンだと思っている。
オニキス=コルネリウスは眠り姫をベルベットだと思っている。

オズワルドはオニキスの方が年上、と言うが。
オニキスの認識をベースにすれば、オズワルドも娘がいるくらいの年なのである。最年少がベルベットになる訳だが。
故に、真実からしたオニキス目線だと、最愛の人の義父に追い払われているのだ。
灼熱の王対オズワルドのバッドエンドで、オズワルドはバグベアとなる。
これは、ベースであるイングウェイが、あの女王=最愛の人の姉→
母の力を得て変じること→魔剣による死の影を纏う
→即ち
→イングウェイが、他者の力でダーコーヴァ、獣化することを指している。
使いすぎても、イングウェイの妻が望まないことに→
[冥府の王]ガロン化する=魔剣の力でバグベア化。

また、ダーコーヴァやガロンの姿は。
将軍ブリガンの狼の剥製をつけた格好に似ているが、
これはかつてエルファリアに反旗を翻した、ドワーフ族縁者であることを示す。
メルヴィンとオズワルドの末路、死神に狩られる、は。ドワーフがクーデターを目論んだ果てに近い。
しかも、戦死したかは分からないが、ドワーフがクーデターを起こす機会を作るために、戦場でブリガンのようにわざと、女王側=グリゼルダ役の被害者を孤立させた。
ドワーフ側を信じたまま、妻亡き後のクーデターにて反体制→反逆者側についた結果。
女王の夫である国俘は討たれたのだろう。

元々、駆け落ち後に病気になっていたというから。
その対策に、妻の力を用いて寿命を伸ばしていた。

ゆえに妻=女王亡き後は余命が限られていたのだろう。
クーデターの側についたからこそ、正当な体制側の幼王→元妹姫に敗北した。

話は変わるが
グウェンドリンやベルベットに雅父や祖父王に仕えている描写は。待遇が違うだけで、三賢人にベリアルやワーグナーが使役されているのに等しい。
・レヴァンタンをバレンタイン王が使役する態度。あれを養子に対するものとすれば、納得できる。
そして、メルヴィン=ニーズホッグが、オズワルドを養子として遇する態度も、そう。