幻想水滸伝3 他の作品とは違って陰謀だらけの物語

幻想水滸伝3中でも鍵の一つである、リザードクラン族長暗殺事件。

 

幻想水滸伝4の団長死亡事件に関係あるかと思ったが。

こうしてみると3の事件がルック一行によるかすら怪しい。

 

ゲド編が真に迫っている。

・偽クリス達は足音が軽かった。

・長の死亡現場はめちゃくちゃだった。

 

つまり、幻術使いがいるのは事実だが、正規軍人ではなく傭兵の特殊工作員→忍の類がいると言うことだろう。

 

[長を殺されたと思った]と言っていたが、爆弾が使用されたからだろう。

こう考えると、昔の真の火の紋章暴走すら、火薬などによる可能性がある。

また、一瞬ではなく何日も燃え続けたならば、火種だけでなく、燃料の供給があったということ。

 

ただ、紋章は使用対価に使用者の命などのエネルギーを消費する。真の火の紋章も例外でない筈。暴走でも何日も続いたのは他の理由がある。

 

それに気付くと、評議会らしくない停戦協定が、何故破られか分かってくる。現場のクリス達に言ってないだけで、結局は評議会の反主流派の騙し討ちだ。

しかも、理由は地下資源利権。ロシアか。あそこには油田がある。

シルババーグ家の正しい歴史、とはそんな犠牲も求めるか。

 

幻想水滸伝3で黒幕とされたルック一行だが。リーダーがルックのようで物語の背景とは別個の意図で動いている。

実際は、軍師が自分の目的にマッチした別な動機の実力者を集めた集団。いわば囮部隊。

軍師が肯定しているかは不明だが、幻想水滸伝3の混乱の背景にあるのは。

最近与党において講和の動きが見えた戦争で、望みの土地を取れなくて焦っている野党有力者「売り手」。

依頼人「買い手」は癒着している軍需産業の組合。

・動機は、そのグローバルな軍需産業利権の商品。

・その小目標として。商品資源に繋がる、グラスランド側の未公表資源地帯を実効支配すること。

・戦争開始前から狙っていたので、先物買いの形でハルモニア最高権力者に秘密裏に、両者は結託していた。

・なかなか戦争がこのグループの意図通りに転がらない。

依頼人は、失敗が続いて癒着相手を切り離そうと検討し出した。

・故に、癒着相手のハルモニア野党は暗躍し始めた。

内部情報を元に、出世を餌に軍師志願者を雇い、講和阻止と戦争再開を依頼した。

軍師は別ルートで自分を誘っていたルック達を、ギブアンドテイクで動かすために部下の形で仲間となり、誘導した。

売り手側子飼のエージェント達と、騎士団内の売り手の部下を本命に据えつつ。何かあったときのスケープゴート兼囮にする気で、元々死刑相当のルック一行を陽動扱いした。

ルック死亡後に結果を振り返ると。ハルモニアの聖域で神官長を襲うほどに、囮部隊のルック達がやばすぎた。自分達の作戦の駒に収まらないと後から分かった。依頼人に、諦めたことを伝える。ハルモニア与党は作戦を中断して知らんぷりし直すことにした。

ルック達を明かしたクリス達騎士団の言を与党が取り入れるのを邪魔せず、ハルモニアの講和再開を許した。

 

因みに、幻想水滸伝5の場合も資源採掘利権が絡んでいる。

ゴドウィン卿は暴動に関しては狙われた側。

アーメス軍需産業と癒着したファレナ野党派が、混乱に乗じてゴドウィン卿の持つ資源地帯を奪おうと、希望した。

まともにやってはゴドウィンに敵わないので、工作員を潜入させて、囮用の捨て駒を確保した。

捨て駒とは、クリスタルバレーの奴隷や三級市民のような者達が核。重税やダム・資源採掘の土木工事役務で困っていた。

工作員の煽動で、水滸伝のような傀儡政権レジスタンスを作り出した。

工作員の暗躍で何かしらの火種で不満が爆発した。更に、レジスタンスの仕業に見せて工作員がダムに爆弾を仕掛け破壊した。

何故か、真の紋章か類する所有者もレジスタンスに参加していた。

経緯は不明だが、アーメスか他の外国に→真の紋章を集めるものがおり、太陽の紋章も狙っていた。

真の紋章所有者とレジスタンスの囮部隊を陽動に、女王の太陽の紋章を盗ませようとした。[今回は口実作りが目的。]

そして、盗まれた紋章をゴドウィン領に隠し、ゴドウィンが囮部隊の主で太陽の紋章を狙っていたことと讒言しようとした。

ゴドウィンがファレナで破れてから、その領内の資源地帯を買い手と癒着した売り手に管理させ、資源を横流しし合おうとした。

シエラ=ファレナ女王一家がゴドウィンをネクロード扱いしている内に。ゴドウィンから空き巣の形で資源地帯を奪うことが、買い手と売り手の目的だった。

更に上手くいけば、女王とゴドウィンが混乱で共倒れした後に、売り手がファレナの支配者となった上で、アーメスか大国との合併を狙う。

バロウズが新たな王族となり、支配者の証として紋章を身に付け。その上で王女を他国の王に嫁がせる。ファレナを入り嫁の持参金にするために、紋章が必要だった。

5の場合は、主人公にバロウズの血を引く子を為させて、その子に紋章をつけさせた上で、他国に売る気だった。

同君連合でファレナを降せるとなれば、高値をつける買い手を見込める。

 

それにしても、幻想水滸伝の世界では月の紋章が中核にあると書いたが、その呪いは紋章そのものではなく、関わった人達との歴史に由来するのだろう。

・その発端は冤罪。