ヴァルキリーアナトミアの先輩・ペッポと後輩・エル。「守護者・水竜」。妖精達が求める守護者像と現実の勝利者。2019*06*15

ヴァルキリーアナトミアの先輩・ペッポと後輩・エル。「守護者・水竜」。妖精達が求める守護者像と現実の勝利者

ラジアータストーリーズでは過去の功績として語られる水竜。しかし、実際は噂より余程劇的だった。

後世の伝承は捏造である。水竜は獣らしからぬ知能を持ち、「竜が陽動をしてくるなんて」と予想を超えた作戦を為した。
ケアンとガウェインは別々な隊を率いていた。水竜と遭遇し、相手が弱いふりで逃げ回り出すまでは、一緒だった。

しかし、ガウェインは陽動に気付いて止まったために被害を抑え。ケアンは陽動の不安を打ち消して向かったために、死地に誘い込まれ討たれた。

だが、事実は予想の上を行く。誰よりも水竜を立てていた妖精達こそ、この展開を+では無く-に捉えた。妖精達には、竜は常勝の勇者で無くてはならなかった。故に、わざと負けて見せ、逃げ回る姿に心を折られた。
エルエピソードにおける、「この敗北。誰もエルを勝利の乙女と思わない」と言うのが象徴である。
水竜なりに考えがあってのことなのに、それを理解できるほど妖精達は老成していなかった。
ペッポエピソードのように水竜の擬態、と言うのに、味方自ら信じてしまう愚を犯した。

故に、妖精側で勝手に先代水竜を交代させて、エルエピソードとなる。
妖精達には、水竜は分不相応な賢者であった。
ラジアータストーリーズを見ていてやっと分かった。エルエピソードの意味は、妖精側の竜の隊長が水竜だったという話だ。

水竜の擬態が気に入らなかったライトエルフ達故に、本編の妖精編ギルは「皮肉」と言った。
「本物の水竜は、ケアンが来た時にろくに闘わずに逃げて、生き延びた」
「偽物の風竜であるギルは、ジャックが来た時に勇ましく闘う道を選んだ。そして、戦死した。」
「本物の水竜が、適わないから退却、と判断した相手(の息子)に。
偽物の竜である自分が愚かにも挑めば、返り討ちに遭うのは「必然」であった。」ー妖精編ヘレンシア砦「状況の不利を悟って一時撤退しただけだ」「それを逃げたと言うんだろう。」