Haiiroouke 石舞台秘話 アスカード地方 ダレイオス三世と大風の魔物 テイルズオブヴェスペリアとテイルズオブゼスティリア オーマとロゼに捧げる、カロルとスレイの物語 2019.05.09

 
未だ、世界が二つではなく三つであった時代の話。
ダレイオス三世は冒険者として卓越した腕を持ちながらも、民草の幸福のために平和を目標とするエルフだった。民に慕われ、民の声に耳を傾ける王として長く在位してきた。
 
ダレイオス三世は残念ながら強国の覇者ではなかった。故に、外国の異種族傭兵団との契約で国土を守ってきた。
 
しかし、ダレイオス三世が預かり知らぬところで傭兵団はあらぬ罪をかけられ、討伐隊に襲撃されてしまった。
 
(以上、前振り)。
傭兵団の中には、他所の地方の土地神の身内→魔狼がいた。
(ダレイオス三世が預かり知らぬところで、王が重用する若き名門貴公子とシンデレラストーリーをなしていた。
だが王子はハムレットのように、上役の毒殺嫌疑をかけられて処刑されかけ、脱走する。
貴公子→名門有力者資産家を嵌めた悪い親戚は、王子の血を引くものも邪魔だった。
つまり、平民でありながら玉の輿に乗った筈の魔狼は、シンデレラだったからこそ、名家のお家騒動で命を狙われ、あらぬ罪で討伐隊に狙われたのだ。)
 
討伐隊に重傷を追わされた挙げ句、自分の子を殺害される。
(→実際は発見したのは他の子の死体で、子供は事情を知らぬまま、他所の土地で立派なゴーレム研究者に育つ。)
悲劇により、魔狼は土地に大嵐を起こし続ける。
(→魔狼の力は夢世界など幻術系であった。大嵐もまた冤罪だった。
寧ろ、魔狼等の精霊は土地のマナの流れを調和させる役割を持っており、殺したり体調を悪くすれば、更に異変を悪化させることとなる。対処法の誤認識だった。)
 
以後も討伐隊や魔術師、冒険者が魔狼を大嵐の原因として何とかしようとするも、魔狼の死後も大嵐は治まらなかった。
民草を苦しみ→食糧難と物価高騰、失業と餓死、人身売買横行、犯罪者に身を落とす者の増加を放置させられない。
ダレイオス三世には土地のマナの流れを調和させる新たな精霊が必要だった。
しかし、都合よく現れてはくれなかったため、現状を何とかすることにした。
 
まず、国難に対処するための予算確保に着手した。大嵐のせいで、農業などこれまでの財源には頼れない。
故に、これまでは採掘を控えてきた鉱床を開き、鉱業で外国と取引し、お金を得ることにした。
 
しかし、いきなりアスカード産の鉱物を市場に出しても大して人気は出ない。
 
故に、人気が出るように広告を出すことにした。
 
自分の領地アスカードで、その鉱物を用いた巨大建造物を建築したのだ。
 
ただし、そのためにも財源がいる。苦慮したダレイオス三世は高利貸しに借金をし、それでも足りない分を、非道で賄った。自国が戦争時に捕まえた捕虜は勿論。自国の女子供の軽犯罪者までもを、他国の奴隷商人に人身売買したのだ。
内外には処刑したことにして、死体を返せないことをごまかすために、猛獣の生け贄にしたことにした。
これは、ダレイオス三世の終生の秘密かつ穢れとなる。
 
とにかく、個よりも全、と言うことでダレイオス三世は→残った民を生かす費用を得た。
 
その財源を元に、大嵐で生計を失った失業者へ、やり直す金を配給した。(公的扶助)。
→失業者に採掘場と、建造物建築の公共事業と言う職場を与えた。
 
また、建造物広告のための記念式典用の名目で。儀式用に、農家が大嵐の年に作った出来が悪く、品物にならない農作物を買い取った。
→大嵐で直接被害を受けた農家は、この代金によりやり直すまで凌ぐだけの保護を得た。(テイルズオブリバース フェニア戸赤の果実の祭壇)
 
建造物は、王家の墓所であると共に。お家騒動の犠牲となって汚名を得た、外国人傭兵団の慰霊のための霊園でもあった。
 
「霊園に、本来は売り物にならない農作物→ワイン葡萄を買い取って備え、農家さんたちを救った。
王墓、つまり(最後の王の玉座→王の最後の玉座)。
大量の赤葡萄酒、つまり(血で染める)。
王墓を、捧げ物の赤葡萄酒で埋め尽くす、農家さんを助ける事業を行った。
 
ダレイオス三世は国と民の命を長らえさせた英雄だった。
しかし、捕虜のみならず軽犯罪者までも処刑したという悪評の方が有名となり、王の圧政を示すエピソードとして、生け贄の儀式と「最後の皇帝の玉座を血に染める」、は有名となった