力作解明9テイルズオブゼスティリア「憑魔も生態系の一部である」→「この惨劇をもたらしたものへ」の呪い。四害駆除と、擬態行動発明、追い剥ぎの蠱毒。

解明テイルズオブゼスティリア「憑魔も生態系の一部である」→「この惨劇をもたらしたものへ」の呪い。四害駆除と、擬態行動発明、追い剥ぎの蠱毒
 
テイルズオブゼスティリアの山場である、地の神殿の地の先代導師の悲劇。
作品を見返して分かった。
 
敗残兵狩りの子供が、依頼山賊をして口封じされ、口封じを行った依頼者へ対し仲間の仇討ちをしてほしい、と頼んだ件。
あの一件で、前払い報酬に渡される瞳石が、悲劇の原因を描写している。
 
瞳石の内容は、ラスボスであるヘルダルフが、ドラゴンを倒している情景描写。
ーヘルダルフを知らない人ならば価値はあるのだろうが、既に遭遇しその実力を知り、ヘルダルフ討伐を目標にしているスレイ一行にとっては目新しいものではない。
 
 
が、マーリンドの一件と照らし合わせれば一気に真相に迫れる。
マーリンドでは村内部にロハンが憑魔化したドラゴンがいて、更にハウンドドック襲撃を受けていた。
しかし、考えてみるとご都合主義なことに、ドラゴンは人間を襲わず、ハウンドドックだけが人間を襲っていた。
 
成る程、あの情景描写において、ヘルダルフは地の神殿近隣のドラゴンだけを倒してしまったんだ。恐らくは駐留中に。
四害駆除→
 
故に、周辺では憑魔は頂点捕食者を欠き、大繁殖の結果縄張り全体の食料不足に悩みながら、チャンスを伺っていた。何故なら、憑魔に近い、英雄であるヘルダルフに雑魚憑魔の群れが接近しても、数は役に立たない。
 
もう一度見直そう。考えてみるとご都合主義なことに、ドラゴンは人間を襲わず、ハウンドドックだけが人間を襲っていた。
答え→あのドラゴンは、自分からは近付いて人間を襲わない。
だから、ハウンドドックがドラゴンから身を守るためには→人間に化けるか取り憑いて、ドラゴンの縄張りに入れば、縄張りー街内の食料を安全に食い荒らすことができる。
 
だからマーリンドでは疫病という回りくどい被害になったんだ。
一見すると回りくどい形で憑魔が人里へ被害を出す。
地の神殿の地についても同じことだったんだろう。
 
いくらなんでも、天族と契約した導師が、作戦行動を逸脱したようなただの兵士の群れに、振り払われるわけがない。
先ず、ヘルダルフがその土地の頂点捕食者憑魔を倒したせいで、憑魔全体の勢力はむしろ肥大化した。「→その因果から、地の神殿の地の悲劇をもたらしたのは、ドラゴンを倒した=生態系の食物連鎖を崩したヘルダルフだった。」
 
食料難もあり、どうにかドラゴンよりも強いヘルダルフに斬られずに村を襲いたい。
→そのニーズから、憑魔の群れは擬態行動を発明した。
 
事例→
作中の脇役に、秘密を抱えた老人が居た。話す誰もが信じてくれないことに苦しんでいた。僅かながら霊能力があって、憑魔が見えた。
要約「その老人は、十数年前まで、戦乙女マルトランを抱えるハイランドの仇敵、ローランスの騎士の一人であった。戦場で部隊がマルトランに遭遇するも、圧倒的なマルトランにあっという間に蹴散らされたため、やられる前に一目散に逃げた。」
一見すると、味方が戦う中で敵に背を向けるのは情けないが、相手に通用するかの情報がないならばともかく、今の状態で「相手に僅かの損害も与えられない程」、敵わない相手に損害を出し続けるよりは、逃げた方がいい。合理的な行動だったと言える。
 
ここからが本題。「ふと振り返ると、とんでもない光景が見えた。マルトランが、ハイランドの鎧を着たトカゲの化け物の群れに襲われて負け、倒されるところであった。」
ーしかし、今でもマルトランは生きている。自分でも未だに納得できない。
 
それが主旨である。
テイルズオブゼスティリアでマルトラン戦をやると分かる。
騎士が逃げたのが憑魔になっていない英雄本人かはともかく、騎士が逃げた相手はその後、別な憑魔に倒された。
 
注目すべき点・老人は、マルトランに雑魚扱いされた、と述べている。他のハイランド軍人について述べてないため、恐らくはマルトラン一人を見つけて、数で勝る際に首を獲ろうとして返り討ちにされた、ということが真相である。
マルトランが一人で活躍しておいて、敵軍が居なくなってから友軍が来たのに、応援が必要無くなってから来た友軍が→手当てに毒を用いたりも併せ不意打ちし、当時のマルトランを討った。
如何にも不審である。
タイミングのおかしさも併せ、友軍は見た目はそう見える違うものだったのだろう。というか、話と併せるとマルトランが戦いだしてから友軍がマルトランを見つけ、近付いたように見えるが。
 
注目→マルトランが見える距離で、目撃者の騎士が振り返ったことを考えると、ハイランド別動隊はマルトランのすぐそばに居たはずなのに。しかし、付近に居たはずなのにマルトランを襲おうとしているローランス騎士が、ハイランド別動隊を発見できないでいた、それが辻褄が合わないはずであり。
またハイランド兵ならば本来、マルトランとともにローランス騎士を挟撃しているはずである。ローランス騎士がマルトランしか確認出来てなかったならば、絶好のチャンスだった筈なのに、それをしない。
 
答えー意外と、憑魔同士で擬態宿主ー依り代の追い剥ぎが流行っているのかもしれない。
倒した相手が、倒されたものの体を奪い、さらに良い体を目指し強化を図っていく。それが方法論である。
 
ハイランドの鎧、の持ち主達が、死んでから憑かれたのか、生前に憑魔に倒され体を奪われたのかは分からないし、探る意味がない。
「憑魔に国境がない→所属軍も無い」。
騎士が逃げたマルトランが憑魔だったかは不明だが、憑魔同士で着ぐるみの争奪戦が起こり、傍目には依り代の所属軍同士で殺し合うように見える。
マルトラン本人も→相手がなりすましか分からなかったのならば。「特別な力を持つものはそうでないものと埋められない壁があり、それ故簡単に裏切り襲われる」、と誤認、絶望したことだろう。
 
この話からすれば、今のマルトランの中身が、騎士が逃げた相手か、トカゲかさえ怪しくはある、と考える。
乗っ取りが何回為されたかも伺い知れない。
 
地の神殿の地の悲劇も瞳石に映らなかっただけで→実際は憑魔に乗っ取られたハイランド兵の群れという、導師信者としては情けない事実があるのだろう。
 
ただし、頂点捕食者を欠いたことによる集団内部の過当競争→「同族狩り」で生き残り、鍛え上げられた精鋭憑魔達だった、という予想外の事実がついてくる。
「不磨の喰魔は生え変わる」。
人口爆発と過当競争→蠱毒→内紛が、結果的に群れ外部に対して高い競争力を持つ、生え抜きの外資系精鋭を育て上げてしまった。
 
テイルズオブベルセリアで業魔であるベルベットが、群れ外部の業魔にやっていることが答えである。
 
同時に、ベルベット脱獄後の監獄島の、それまで抑圧されていた島内業魔の群れで、追い剥ぎサバイバル→蠱毒が起こった、ということでもある。
 
「最後の皇帝の玉座を血に染め」→「それまでの皇帝の席が空位となったことにより、次期皇位決定までの争乱で。空位になった時は白かった玉座が、皇位獲得挑戦者の血で赤く染まった。」
また、挑戦者全体が死去によりリタイアするわけではないため、ある程度育ってから外部に移民を図った引退者が、移民先に対して外来種となり、現地の生態系を脅かす。外来種に乱された生態系により、移民先でも古参グループ利権の保持主張と、人口に対し生産力が不足した土地内部でまた過当競争が起き、回復不能な事件発生を招き→それまでの政権、国体と異なる新たな階級政党台頭により、新たな大混乱を生み、旧体制は過去のものとなる、手前で新規勢力は壊滅させられる。しかし、その痛手は国家運営存続不能な重傷状態に陥れ、大資本と民間軍事会社が資本主義的市民政治を行う、王政と異なる政治体制がグローバル化する。
王政→共産主義成立未満→資本主義。
→「疫病が片方の王国で流行るも、その疫病は留まらず、境界を越えてもう片方の王国も呑み込み、かくして両国は滅ぶ。」
 
テイルズオブゼスティリアにおいて、テイルズオブジアビスの予言の姿が表され、不親切な形で顛末を説明される。
 
何故ルナールがああなっているのか。スターオーシャン4で語られるアスモデウス復活とは、どういうことなのか。
それがテイルズオブゼスティリアで僅かに描写される。
テイルズオブゼスティリアのルナールが、失墜し回復の機を待つアスモデウスの意思の一部なのだ。
 
テイルズオブジアビスからすれば、イメージ的にライラはルナールに対し物凄く不忠者なのだが。一方で、古代からチーグル族が付き合っているのは歴代導師なため。
味方によっては初代ユリアの聖獣が、先代、今代と続けて愛顧されている素晴らしい設定とも言える。
市場参入障壁と縁故。
 
今一つはっきりしないが、ミクリオはテイルズオブジアビスにおけるシンクだったのか、フレングスだったのか?
シンクだった場合は、作中のマリア・ガランレプリカ→ロゼと言うことで素晴らしい。
テイルズオブジアビスのリグレットの散り際が意味深だったのは、依り代の方がテイルズオブゼスティリアにおける先代導師信奉者の一人だったためだろう。
というか、回想の赤子の一人はミクリオでなく、アリーシャかロゼだったんじゃないのか?配役的に。(更に言えば、回想でスレイとされた赤子は、アリーシャかロゼの可能性がある。)。スレイーミクリオはアリーシャーロゼの裏表か。
 
だからこそテイルズオブベルセリアでベルベットがあの姿なのか。生け贄にされた赤子の縁者設定だから。
正規キャストでは、テイルズオブジアビスのリグレットの同類が喰魔になって、ベルセリアの主人公だったはず。