スターオーシャン2をはじめとする考察。 クロス大陸のロニキスとセリーヌ、地球のシンの姿とロニキスの悲劇幻想ースターオーシャンシリーズ

結論
スターオーシャン1を見ていてやっと分かった。配役ミスかはわからないが、スターオーシャン2のあのディアスはロニキスである。パラレルワールドから来た別人かもしれないが、ミリー達と出会ってから。別れて二年目である。
飼っていた犬の名前を元に偽名にしたようだ。
 
思うに、スターオーシャン2始まりのクロードは錯乱して虚構を見ていた。
 
年号は不明だが、カルナスが撃沈したあとの時代からやって来たそうだ。
 
カルナスに父さんが乗っていた、から。船と共に死んだ、と誤解したのだろう。しかし、
ディアスを見ていると相違する。
 
艦長ではない役で搭乗していたが、ローク係留中の探索時に一人残されてしまい、無線も通じなくなる。原因は不明だが、仲間に殺されたも同然となり。過去と名を捨てて、現地で放浪の旅をし始めた。
 
このディアスにとってのセシルはイリア・シルベストリのこと。
「天国は遠いな。俺には聞こえなかった」
という台詞は。他天体でイリア・シルベストリが生きていると分かっているからこその台詞だろう。恐らく、このロニキスはイリア・シルベストリも置き去りにされたことを知っていて放っておいている、つまり、妹ー再婚した妻にまで暗殺のグルになられた、もしくは関心を失われたと思い、人間不信になっているのだろう。「お前が妹だったら」の経緯か。
 
しかし、作中の真実はさらに素晴らしい。
ロニキスは素晴らしい組織と素晴らしい仲間(皮肉)に恵まれたと思っているが。
仲間の方はまだ組織の上より、ロニキスの信じている通りだった。
艦の一部へ、組織から英雄ロニキスの秘密裏の暗殺指令が出た。しかしあまりに忍びない上に、全員が束になっても、勝てるとして艦を人質か、破壊されかねない。
マイルドな保身を優先した。
船乗りの処刑方法のように。自決用レベルのエネルギーに絞った拳銃を置いて未開惑星に置き去りにすることで、上司には暗殺遂行しました、と報告した。
本来の武器ー弓もなく一人で暮らすようになれば。後衛の戦法では簡単に命に関わるため。新しく、一人で生き抜くために剣を修練し出したのだろう。オデュッセイア、にはならなかった。
 
宇宙空間にまで出た後、素晴らしい組織上層部は。英雄にもっともらしい死因を送ることと、世論操作、およびイリア博士操縦を遂行するために。カルナス破壊を行った。というより、一番の理由は、暗闘を隠すための実行者の口封じだった。
息子には原因不明、と伝えつつ。研究者のイリアへ反連邦派テロリストの反抗、と教えることでランディス博士のように研究に躍起にならせた。
 
 
ネーデ、=母星の人たちは、十賢者こそ帰巣本能に駆られた生物兵器達、という認識であるため、狂気の集団、にしか見えない。
思うに、スターオーシャンのラスボス役は、意思決定役のスーパーコンピューターが、サイボーグを操って意見誘導しているのではないか。
ガブリエルが壊れている、とは意思が希薄になって壊れた機械部分の暴走に踊らされているからそう見られているのだろう。ローク人が、導電性がある銅を血の成分にしている、という話から。金属生命体説は生じてしかるべきだった。
人間の、資源分配理由による、間引きを演算する死神の役割を感情がないコンピューターに委託している、という説は正しいだろうか。
 
話は変わるが
スターオーシャン2の十賢者がジェネシス・ジーンのことだとすれば。対するネーデは母星地球の別バージョンということになる。
しかし、地球の未来がネーデ、とする説はブラフな気もする。前作の英雄ロニキスが報われた、というのがフィクションだと私は推測した。そんなことになるような腐りきった連中、の影も形もないような市民政未来社会のはずがないのだ。
恐らく、フォーゲットこそが地球の分身なのだろう。
神様目線のラスボスが、地球の意思の代行、だと考えるとそれなりにつじつまが合う。
スターオーシャン2 ブルースフィアのアクマが。やっていることから異常思想の産物だと思えるが、結局は邪魔されずに成功を重ねたラスボスの理想像、にも重なる。アースエレメンタル気取り。星の人への優越、が人を越えた神、という答えになるのだろう。山岳信仰や聖地崇拝の上位か。
 
漫画の銀河英雄伝の思想テロリスト集団のようでもある。
こんなとんでもない環境テロリストが管理者なことを考えると。本当に地球残留組は勝ち組なのだろうか。
意外と、地球残留組の質は落ちて、ラクール武具大会参加者の質の低下のようなことになっているのでないか。
未開惑星保護条例を定めた理由も、これまでしてきた軍事援助を打ち切る一方的な口実である可能性もある。
援助を打ち切られた結果、食い詰めて地球に挑み返り討ちにあったケースもあるはずである。
それに、多大な援助を受けていたはずのロークで、援助を受けた窓口だったはずの深紅の盾が腐敗したゲリラ集団のようになっていたことを考えると。ゲリラ支援要員も質が低いそんな感じだろう。
案外、ミッシングプロシージャを割りきれない有志は、個人で他星の援助に向かい、散ったか帰らぬ人になり。人材流出の理由をフロンティアスピリットのせいと見なした、地球のファシズムを加速させたのかもしれない。
 
話は変わるが。
本物の地球がフォーゲットの分身で、エナジーネーデが影武者だとすると。何故そんなことをするのか。
移民組の報復侵略対策か、という話になる。そうではないだろう。
移民組の開戦理由は。
「帰巣本能の次に、物資の豊かな星を、ということだ。」
つまり、奪う価値があること、が前提となる。素直にそんな価値はないんです、ともぬけの殻の姿を見せれば侵略者は帰ってくれるだろう。
しかし、その場合生物兵器プロジェクトそのものの保管に関わってしまう。最大のお目当てである地球が空クジだったとすれば。侵略者は次にどう出るか、という話になる。
また、地球帰還、文明発展の題目という統一されたモティベーションを掲げているから。ガンダムアニメのように士気と熱意の原動力が入るのだ。それが散れば原動力を失い、混乱と自暴自棄、盟主の覇権争い、人に迷惑をかけない停滞、を招き。衛星に散った地球起源人類全体の足枷を生みかねない。
 
また、覇権争いに近い話であるが。
最大のお目当てである地球が空クジだったとすれば。侵略者は次にどう出るか、という話になる。
ならば物資は他の星の移民組から奪う、という答えが浮上する。
そうなれば。地球を分け前に設定した連合、等成立しなくなる。つまり。支配地域の異なる十賢者連合は瓦解し、内紛で悲惨な事態となり。せっかくの研究成果まで自損しかねない。
スターオーシャン1で喧嘩している。ルシフェルが、ミカエル、カマエルハニエル、シン等と同じ組織にいる方がおかしいのだ。ガブリエルを産み出すためにルシフェルからサンプルをーという展開も、的が消えれば作る意味を失う。
別個の移民団同士が手を取り合うためにも。張りぼての空洞であろうと地球は死んではいけないのだ。外の都合で生き続ける辛さがあるからこそ。スターオーシャン2のノエルは「私たちに安らぎを」等といったのだろう。
スターオーシャン4のフェイズの動機も、そこら辺にあったのでないか。
 
話は変わるが
なお、レナはマードック→エリス→セシルの別バージョンか係累。だからブルースフィアでナイフになるのでないか。
エリスの人生の転機になった高名な紋章師がセリーヌ、というのが私の見解だ。
 
クロス大陸での一連の出来事は、セリーヌの生死に関わる事件の概要を示していると考える。セリーヌの身柄は狙われていたのでは?
 
フェザーフォルク→ガーゴイルに教われる場面がクロス洞窟であった。
あれは偶然の要素であってもー(古文書を掴ませるまでは出来ても、探索済みの遺跡に新しく大仕掛けな隠し扉を仕掛けるほど手間をかけるのは合理的ではない。)
マーズ村での事件が。あくまでセリーヌ一人の身柄を確保するために起こされた、とするなら。合理性が一気に高まるのだ。
先ず、犯人は光学系の技術を持っている。子供たちそれぞれのホログラフを村内に浮かべつつ、子供達一人一人の目に、仲間に森の中に誘われる映像を見せ、本物の姿を消す。全員を森の中におびき寄せ捕まえたところで。偽物のホログラフを一気にかき消し、露見を待つ。
 
本来、紋章師の仲間のふりをしたボスとセリーヌ二人だけで森に入り。逐次投入される盗賊にセリーヌばかり紋章を撃たせる。範囲攻撃のレイでも。ディアスが本来受け持った4グループ+4グループ=8グループ→複数グループでこられるとー一撃で仕留められてもmpを80は消費する。戦闘後の休憩を入れても力は消費する。
そうなったあとで、小屋を守る副ボス達を見せ札にして。仲間のはずのボスと。さらに切り札である村の子供の一人「セシルとか」に化けた暗殺要員二人がかりで、子供が狙われるのを庇う場面などを挟みつつ襲撃劇を続ければ、瀕死の重症を負わせセリーヌを拉致することも可能。
子供を一部に連れ去らせ、ボスと暗殺要員はセリーヌを連れて逃げる。後は、用意された身代金に目が眩んだ使い捨てに襲わせ、思っているより戦力を残した村人の反撃で全滅してくれればそれでいい。
 
セリーヌをどう使うか。恐らくはクロードみたいなニーズを持っている相手に売るのだろう。名門の人間とて、高名な親の子が才能あるとは限らない。一門をこのままでは継げない凡才に、「有能な血を混ぜないか」と持ちかけることで、取引し弱味を作る。
その凡才が、本当にセリーヌを縛り続けるかは不明だが。子供は是非作りたいのだろう。祖父母も、見込みがある孫を喜ぶ筈。
 
 
なのだが。本来のシナリオでも襲撃は目的通りにいかないようだ。多分、セリーヌにかかりきりだったところで子供達の奇襲を受けてしまうのだろう。
 
使い捨ての配下は全滅しても逃げても失うものはないが、ボスは指令を出した組織に粛清されかねない。
窮余の策として、生き延びた変身スキルがある暗殺要員を。村で捕まえた紋章師です、ということで突き出すことにした。
 
責任をとらされた仲間の女を代役に進む人身売買。凡才は本来応じないのだろうが、一度知らせずに会わされたところで見捨てられなくなり、買い取ることになる。
本当はほとぼりが覚めたところで籠の鳥から離すつもりだったが。手放しがたくなった。
 
恋人には、悪い人から助け出した白馬の王子さまと思わせている負い目があるし、人身売買した弱さを知られたくない。救出劇が出来レースだったとしても。
その恋人は恋人で、偽物なことが露見したくなくて秘密を保つ。事故か怪我が原因で、本来の力を上手く使えなくなった、と説明すれば。変態能力をばれずに名門に玉の輿出来る現実的な利益と、夢のようなロマンスを掴んで離したくない。
王子さまがキレて、公権力に突き渡されれば処刑だろうし。