カッサンドラとエル王国 スターオーシャン2

スターオーシャン2 奇想 楽園神話

私は以前こう書いた。
「ホフマン遺跡」➡エルリア塔➡山岳宮殿➡鉱山の儀式場
の等号関係。
儀式場での一幕を元に考えると、そこで行われるのは洗脳や操作、入信、刻印などの可能性が高い。
物語がエルリア塔から大きく変わるのも。入ったときは味方だった相手が、出て来たときは敵に変わると言うことで無いか。
 
いや、タイムパラドクスのように昔行われていたことが配役はズレつつ行われているとすれば、ホフマン遺跡の役割の歴史が、エクスペル自体の基点だったのでは無いか。
ホフマン遺跡の宗教画も。宇宙人が後進地のエイリアンを労働力として取り込む際に、宗教を利用した名残なので無いか。
クロス洞穴の古文書がボーマン単独ルートのまま、古代人達の神話であるネーデという楽園、を書いたものだとすると。
側近として奉仕すれば、功績に応じて楽園への転居を対価にする、と餌にしていたのかも知れない。

「エネルギーの放出に耐えうる素材→素材エナジーストーン」
エルリア塔でクロードが「何故この星だったんだ」
とした問いの答えはこれだろう。
ラストで言われている「タイムパラドクスが起きる」の際足るものが隕石ソーサリーグローブが落ちてくるものであり、歴史の基点はエクスぺルと不可分なのだ。

恐らく、エクスぺル自体を鉱床と見るべきだ。
ソーサリーグローブが落ちてくる→原因・エクスぺルから素材エナジーストーンが採掘されることが噂としてよそに漏れる、ということだろう。
役割を考えると、ソーサリーグローブの本来にして最大の価値とは通信妨害電波とレーダー探知阻害。

クロード編PA の、外宇宙からの探査で影になるところがある。というところがソーサリーグローブ最大の目的。
勇者が来るきっかけは、ソーサリーグローブが産み出すのだ。逃れ得ぬ因果である。

ソーサリーグローブ→妨害電波塔は何故用意されたか。
鉱物採取を極秘裏に行いたい一派にとって、外はおろか内部上層も含め秘密にしたいから。

ソーサリーグローブ本来の目的を敷いてから。アブダクションなどの手段で子供などに紅い石→通信装置を埋め込み、修道士、巫女として宗教勢力設立の端末を任じた。
十賢者+愛の場のラヴァーはそうして特異な存在になっていったのだろう。

スターオーシャン2序章でクロードがアレンを止めていなければ、レナはソーサリーグローブ側の信徒として、大胆な工作活動に手を染めていた、ということだ。
恐らくはアーリアの村近辺が愛の場だが、
リンガの聖地→アーリアの村跡地
リンガの聖地奥地→神護の森

リンガの町→サルバの村というのが。
それら全てをくるめた一帯=愛の場の正体だろう。

スターオーシャン2の勇者登場は、レナの手からアーリアとサルバ一帯を救う偉業から始まった、と言うことである。
リンガの聖地とアーリアの村は、afterーbefore の関係である。

恐らく、愛の場の過剰な警護があってなお、中枢が思っている以上の危機が生まれた。そして脅威ラヴァーに蹂躙された。つまりー過剰な警護→龍の巣。警護ー守護者→双頭龍。龍殺しーレナになったのだ。
龍、というところに拘るならば、ハーリーのザンドの屋敷も近そうではある。黒龍の置物だらけだったし。

話は変わるが。
四つの場はクロス大陸の名所に相似する。
知の場が手のようなセキュリティ→クロス洞穴で地図にあった岩→本来は真の、王の涙エピソード。
力の場が、ガーディアンが山脈の魔鳥ジーネに近い人格。ていうかジーネがクロードの母に似ている気がする。小手先の魔法、なんてロニキスは経歴的に言わない。
勇気の場が紋章の森。ガーディアンの台詞はセリーヌの父の、「勇気と無謀は違う」に通っていた。
愛の場は水辺。力の場ー魔鳥の巣に対応するならば、やはり龍、か?星に関わる港、ではあったはずだが、そうであっても儀式場だったと思われる。

話は変わるが、
ブルースフィアを見てみた。

一定以上に成長するとアクマが文明を滅ぼす、という話であった。

私に言わせれば、ブルースフィアの話はセカンドオーシャンのアンチテーゼだ。
クロードが動けなくなるのも、今回の来訪者役がエクスぺルの出身者たちで固まったからだろう。
スターオーシャンシリーズの、先進惑星が既にいくつかある、という前提を先取りしてマザーの設計者は設定を組んでいる。

光の勇者伝承。勇者様は本当に最後まで自分達に付き合ってくれるのか?という疑問を元に組まれていると考える。

下手をすると、自作自演の問題で勇者役を公表した上で、必要なミッションをこなしたら途中で成果を持ち逃げしてしまう恐れがある。

その事を踏まえた回答が、
被害者側が一部の暴走に見せて自作自演の問題を起こし、居合わせた来訪者側が最後まで対処するかをチェックする、というものだと見る。
悪意をもつ来訪者は、放っておけば沈む船だ、と判断すれば必要なものを持って途中で離脱する。
逆に、一定以上の責任感を持ち、相応の理由をもつ来訪者ならばその問題を解決する。

マザーは、テストプログラムと言える。
はっきり言って、かなり運任せである。
来訪者側の規律がそれを許すかが一番の要因でもある。

アポロンが予知の中ですら最後まで味方でいてくれれば、カッサンドラは悲劇にならなかったのか?
フィリアの予知はそんな感じである。

て言うか、ミッシングプロシージャ規定は納得が難しい、と思っていたが、カルナス乗船員の趣旨を受けて、ということならば納得。
必ずしも先進惑星の住人が強者ではない、ということが鍵だ。先進惑星の住人だからと、カルナス乗船員が矢面に立てばスターオーシャン1シナリオを解決できたか、といえば恐らく死人が出ていた、つうかクリアルートがある方が奇跡というよりシナリオ的だ。

結局、終身刑まであって死刑でないのは。船全員の破壊、死亡がありうる事態において、無謀な挑戦で乗船員を「巻き添えに」自分も死にかねない。そんなケースを阻止するための規定なのだろう。選択肢の先が全員の死、ならばもう一方の先を強制してでも無謀なやつを逮捕して生還させた方がよい、という非常措置である。
スターオーシャン2のロニキスのように立派な相手を説得するために必要な主義である。
明らかに生還確率が一パーセント切ってる事態で、巻き込まれなければ自分達は生還できる見込みがある、ケースにおいて。必要悪、と自勢力優先で非情に徹するよう誘導するための制定規定だろう。


だからこそ、スターオーシャン2は無茶度が高い理由で星や宇宙の破滅まで連鎖拡大する脅威となっていく。スターオーシャン2冒頭のフェイズガン連写で圧倒、というイベントバトルは、印象づけである。結局、来訪者→被召喚者は対岸の火事でなく、「届くまで時間がかかるだけの被災予想地の住人」ということにしないと。被召喚者は世界の危機と戦ってくれないのだ。

その事を受けて、来訪者→光の勇者が危機解決条件に組み込まれている場合に、最後まで取り組ませるため被害範囲をとにかく広くする必要があるのだ。