されど罪人は竜と踊る 考察

前記事を踏まえての一巻分析。黒龍派長老達+
孫ならばともかく、何故ガユスがメインキャラなのか。


黒龍派長老達が宙界の瞳を得たのは最近だったと考える。恐らくは、三巻でペディオンが「怨帝のー」に取引の対価として指輪を渡す約束をしたように。
同盟を的にすることは同じで。聖地から指輪を持ち出した人間が、伝書鳩がわりに飛竜を使うやり取りを繰り返し、同盟を竜が襲撃し続けた対価として黒龍派長老に渡した。その段階で、本陣を開けていた際に若い造反者の裏切りを呼び、本拠地を自主的に潰してしまったのではないか。
マズカリー王のパックマンディフェンス用の背水の陣を。陣内部の造反で滅び、かつ罠にかかる可能性を潰すのは、素晴らしい応じ手である。
あくまで、外部の意を受けないニドヴォルク達なため。長老達の内部管理不足のせいだが。

しかし、二十巻までで分かってた指輪の殆どを人類の長が持っていたことを考えると。更に、指輪を手放そうとした後戻ってくる仕組みを考えると。聖地において管理者だった誰かが死んだ可能性があり。新しい管理者への代替わり中につけこまれないよう。自発的な動きと見せて、外部へクラウンジュエルを放出した、ように詐欺をやっているのでないか。ヨーカーンの台詞からすると、深紅の指輪は、聖地から持ち出された可能性が高い。あるいは、指輪の管理者の任から、誰かを自由にするための計画が動いていたのか?

ガユスがメインキャラであるのは、二巻由来だろう。今の世代のガユスは弱いが、孫の代は強い。恐らくは、オルグの縁者のその世代よりも。
サモンナイト4における、ギアンを生かすためにエニシアが命を捧げる、を。何故か祖父に当たる世代の、ガユスとジオルグでやってしまった、と言うことか?
祖父の世代であれば、ジオルグの方がガユスより立場が上で、組織の長であり強大で資産・名声・将来可能性全てに比にならなかった。しかし、「あなたが何よりも大切、私自身よりも」と言う意見を持つ孫娘?の意見から。大切な人の祖父の身代わりに、自分の祖父を突き出した、ことになるのでないか。
オルグが死ぬほどの戦場で、逆に当時の部下四人が生き延びる方が不自然だ。ならば、未来から来たターミネーターのような何かが、生き延びさせなければいけない奴のためにジオルグを生け贄にした、と考えるとんでもがあると分析する。ターミネーターそのものがタイムスリップしてきた、とするのは無理かあるので。恐らくは戦場で気絶したストラトスを。夢を通じて操り、オルグを生け贄にさせたのではないか。
何故ストラトスだったかといえば。本来作品の都合はクエロであったが。ガユスが持っていってしまい、クエロを操って説き伏せようと試みても動かないため、代わりを探してたまたまそうなった、のでないか。
そこまでの無理をしたあと、ストラトスが昏睡してしまい。動かせない中で二巻の時に手駒が必要になったため、本来の手駒のクエロにレメディウス暗殺をさせた?
0,5のパンハイマが告げた嘘の中にあった「聖剣」のキーワード。翠の賢帝も人を操る可能性がある、と言うことでセイバーの素質があったストラトスがやったのか?
私に言わせれば、放っておいてもガユスが助かっただろう必然があるならば。何もせずジオルグに「危なくなったらさっさと逃げる」を実践させて。後のギギナ、クエロ、ストラトス同士の中でこそ誰かを生け贄に捧げるべきだったと考える。
ナリシア、ユナのような未来の誰かは、弱い自分の先祖もまた弱い、と思っていたようだが。多分、本来そのとき生け贄にすべき奴「アーゼル」が手近にいなかったため。やむを得ずジオルグを捌き、本来の歴史以上に同族の命運を悪化させてしまったのではないか。
オンラインゲームらしい選択に興味がないギギナはともかく、弱さゆえに節を曲げ、退路を絶たれて地獄を産み出すガユスに。本来ジオルグに当たらせるべきルートに取り組ませた結果。本来救われるべき親族が救われずに。未来のそいつはそれまで以上に追い詰められることになったのだろう。プロローグのアラヤ王女みたいな奴が、強い奴への依頼心を悪化させ過ぎたのだろう。勇猛な戦士が好き、ならばイェスパーをこそメインキャラにすべきだった。


前記事
四巻プロローグ マズカリー王の経済攻撃。サモンナイトにおけるサイジェント領主→レシィの同類だとすれば、マズカリー王の財宝、と言うのは存在しない。赤字体質。
そんな中で経済攻撃した理由は。本来相手の方が富があり、おまけに買収を仕掛ける兆候があったため。そのまま自社株買いーディフェンスに回ると負けかねなかった。
ならば、相手側の仕手戦担当者からの情報を傍受し。内通者の情報も含め、相手の先制攻撃をハーメルンの笛吹のように誘発。オフェンスーこっちを一気に攻め込もうと資産を仕手戦準備に投入した所を、わざと手薄ー背水の陣となった本陣の守りを捨て、潜伏させた部下にこちらに攻め込んで手薄になった敵本陣を攻め落とさせた。多分、本陣にはクラウンジュエルの偽物しかおいてなかったのだろうし。潜伏させた敵本拠地への攻め手か、敵陣に潜り込み仕掛ける流れに混じったスパイに持たせた、か?
それが、金貨は銀貨に、の真相ではないか。
「ベストなパックマンディフェンス」「わざと予防攻撃を仕掛けさせ、我慢比べに負けた相手にー空っぽの宝箱と言う的はずれなダミーを追い回させて。さらに自分の分裂させたもう片方が、背中から適切なタイミングでカウンターを叩き込む。」
黒字倒産成長のために資金を必要とする時期に資金ぐりで失敗し倒産しかねない、好きができるタイミングを、空の儲け話で、味方が把握できる時期に誘発させたと見る。実力で負け、弱所を集中攻撃するしかないが。しかし分かっている弱点がないならば、強所と弱所が偏る時期をこちらから作ってしまえばいい。戦国策だ。
漁夫の利狙いの第三者の目を意識すると苦しくはあるけど。
汝は人狼なりや、の妖魔ルールで、「人狼ヒエラルキーを挟む、人間と妖魔がグル」のような名手である。

ガユス達には出来ないが。他の事務所を下請けに雇えば違う。一方で漁夫の利狙いの第三者である大陸列強の二国に、漁夫の利狙いに徹する以上の前払金と、リスクを越えるベネフィットを約束すれば、もう片方の手、の人手不足を解消できる?