逆説的力作#5。されど罪人は竜と踊る。二十巻 オススメしたい名作。これまで描かれてきたことの意味は個々にある。そして、人に語りたい推察

ノイエ党、処刑教授メレギエの理由が伺える。+祝祭とハオル編の事情。
普通に読んでいるだけでは見えない真相。

ジニグレス➡単体かは不明だが。革命勢力への資金援助、では足りない。国家全体の財務事情を知らない大統領親族に、賄賂を送らせた勢力の一人、の筈。
ジニグレスとは別なスパイが、賄賂資金を直接の振込者に渡した可能性がある。
実際に赤字財政であり、租税回避地における脱税は、事実で無い情報工作、と見る。

薬害事件➡同盟が民主化支援している国は膨大なため、極端な人権侵害は致命傷の恐れがあり。さすがにリスクマネジメント観点から。薬害そのものは評議会一派は仕組んでいない、と見られる。
寧ろ、他の宗派に先駆けて動いた聖ハラウオン教の下位組織が怪しい。
尾を食らう蛇、のことを考えると、貧困層悪魔崇拝者は保護責任者を生け贄にするくらいはしかねない。
寧ろ逆説。中絶や堕胎を禁じ出産を援助する活動に合わせ。「産まれた乳幼児が薬害で死んだ」➡「薬害で死なせるために、引き取り手が無い幼児を出産させた」
そういう工作があったのでは無いか。
薬害であれば。死者数十人が極端だからだ。死者が乳幼児なことは妥当だが。服用者全員が死亡で、一命を取り留めても障害が残る、ケースが無かった。
実際には賄賂と関係なく検査で薬害が出無いと判定された薬を。自分サイドで擦り変えたもので被害者を薬殺し、製品検査時の物が製品と異なる偽装データだ。とPRしたのだろう

(嫌疑 薬害)
邪悪度が高いアルターナ➡ベヨトル・ウント・カルザールや。三司教達は。
逆にダズト大統領失脚に関わっていない、と見る。宙界の瞳にかかりっきりだったから。
ベヨトルならば有り得る、とは思うが、その件に関しては作品のスケープゴートポジション。宙界の瞳で踊る夜という地獄を呼べるならば、国家がどうであれ関係が無い。寧ろ、誘導次第で三司教達より国の奥深くに隠し。護る抵抗をする大統領に執着させた方が、統制された国家単位で踊る夜に潰されてくれる。それをしないならば、ダズト大統領失脚に関しては無実?か。

多分家庭環境の設定から、ベヨトルは信教者内部の貧富格差の歪みに対しても、多少の敵愾心があるのだと読み取る。もしも、ルル・リューのような救いがハラウオン教会内部にあれば。

学生運動執行部」
実際にはコネクションは不明だが、革命後もダズト派である集団が工作員として入り込んでいる。 
革命の元凶と言える学生と僧侶に対して、ノイエ党成立時のような粛正の連鎖で断罪してくるだろう。

作中の「私刑劇に関して。」
あれを誘導したのも前大統領派と見る。正式な捜査と裁判でも、黒にしか成らない大人六人を、灰色のまま口封じすると共に。革命勢力内の法治状態を、内外から世論操作➡マスコミ的に攻撃させるため、あの私刑劇を扇動したのだろう。
親が正式に死刑宣告された場合、子供達が無罪とされた場合にも「必然的に」社会的制裁、路上死の危険は避け得ないため。予定された死者と言うことで世論操作のために殉死させる計画に有効活用したのだろう。

更に、大統領の、逃走中に事故死した三男は替え玉で、本人が生きて、拉致されている可能性がある。

「ガーノゥは何故逃げ場が無い場所を選んだのか」
➡捕虜の情報からトラップであったから。ダズト捕獲をわざと議員と教授派に限定させることで、責任を彼等に集中させた。実際にはダズトはガーノゥと行動を共にしていなかったのに。しかも、海外の亡命政権も替え玉によるもので。声明はダズトから出されたものでは無い。

逃げ切ったように見せて、国内を手薄にする作戦だろう。装甲車破壊も、逃亡者追跡を困難にさせるため。

されど罪人は竜と踊る。世界設定全体の様子より。革命成立時にダズトは死去していたが。第一発見者勢力により偽装され、協力者のガーノゥ達を騙してー大統領影武者と側近の逃走に協力させたのだろう。

「怪物。ガーノゥやりやがった」➡
恐らく、大統領側近一派にも高位数法系召喚師がおり。護衛をうけている隙に、降魔士ガーノゥの召喚獣を抹殺。成り変わりを実行。成り変わりと言うより、吸収。だから、「私。俺。一人称が無い、(私の話を聞いただけだったな)と言った誰か」の三者による多重人格のような話し方をした。

レレト、ガーノゥの召喚獣。「大統領の?召喚獣」の三者が同区分ーまがつ式だったということだろう。(ロレンゾ式)(元首のドーチェッタもかつては数法系技師だった設定。)
そして、召喚獣の死に気付かないガーノゥを遺跡突入作戦中の防衛乱戦時に殺害。(ジオルグを、ストラトス経由でソーシャル・エンジニアリング暗殺する手ではある。)
召喚獣が咒式士ガーノゥだった。+ダズトへの恩を死後も貫いた、位の偽装を行い。レレトには
「自分を倒したものに召喚されるとは」。と。旧政権側召喚獣は一体だけだったように見せて、人の手に見せず召喚。
そこには考えが及ばれずとも。遺跡の一件で大統領の報復手がつきたように見せかけた。

実際には、レレトの分割と遠隔操作能力を持つ召喚獣が最低一体、恐らく二体以上潜伏し、工作員としてゲリラ活動による粛正を図っている。しかも、最低でも一体はそいつ自身が数法系召喚術の使い手。
が。ワースリャフの伯爵級二体により。民主主義派一派のみ弱体化したまま残り。成り済ましによるゲリラ活動がストップした。上手くいけば、伯爵級二体により野放しの工作員も死亡した可能性がある。

なお、最初の変電所攻撃が大統領派だったのは。側近か召喚獣の(どちらかが電気エネルギーの補充が必要で➡機械の身体を持つか、宝珠で身体を維持するか、擬人である可能性有り)➡(ワースリャフとアインフェンフ)。盗電の必要があったから、と言う可能性がある。

(水路)
エノルムは必要なものを自分の身体を変形させて用意した、と言う伝承に則り。確保した国外逃走手段は。国内地下水路を移動するための、水中潜水艦か水上交通手段である可能性がある。
元首用秘密通路、がヴェニスのように有り得る。元々大国の侵略が身近な歴史があったことだし。


作中の謎とされる死。
イェルドリトとジオルグ
ユーゴック短編のように。第一発見者勢力が怪しい。
それを踏まえて推測するに、結論➡
イェルドリト➡洗脳か死体確保目的の襲撃を受けた際の、死体を残さない自決➡爆死か召喚獣に食わせての戦死。
オルグ➡突発的で、偶発的な再現性の無い自然死。
と結論する。

オルグは戦場に行く前に、物語の都合か何かで故殺以外で死に。それが第一発見者勢力にメリットが無かったため。
戦死➡他殺と故殺の印象を捏造するために、ジオルグ本人が生きているように偽装した偽物に、戦場に行かせて死なせた。
「戦場に行くまでは生きていたから、戦死した」➡「死因を故殺と他殺➡戦死にさせるために、偽物を生かしたまま戦場に行かせた」
そういうことでは無いか。
オルグを殺せるものが限られた状況を作り、そいつらを「冤罪でスケープゴートとして粛正させる」。そのために自然死を故殺に変える必要があったのでは無いか。

演出のための死亡予定者クエロが、端役のガユスの独断で生き残り。スケープゴート主犯の予定のストラトスがセットで昏睡してしまい、企画破綻。ジオルグを殺してない企画者にすらシナリオ外の駄作になった、そんなところか。
「つまり、クエロは痛い子」。ジオルグ本人の意図ですら無い騙りに付き合って、企画者の都合通り死ぬ?筈の所で助かって、逆に仲間割れしている頭の悪い子だから。