#Bサモンナイト 「欲深い不道義な」領主の名誉回復のための手記

領主は、サモンナイト開幕以前の動乱において、実質的にデフォルト寸前となった。
(本来は領主は知らないことだが、裏で内乱と火事場泥棒に関与し糸を引いていた、元凶)中央議会関係者による外資系ファンドの軍門に下る英断を下した。

担保・抵当を設定され、融資者特権により政策も実験的なものへ圧力をかけられた。財務健全化のための指導の下、小さな政府化が推進され、住民の福利厚生に関わる予算がカットされていった。
領主本人は金にならない音楽も祭りも好きではあったが。地方財政回復と平和の維持のために領民と共に我慢するつもりであった。身内と古参に分け前を出さず見向きもしない、クリスマス・キャロルスクルージ扱いされたが。そもそも上役に原本を徴収され懐は儲かっていないため、おいしい話を独占するも無かった。分け前を増やすほど儲かってないし、話を決めるイニシアティブも領主の手元に無かった。軍門に下っていたため、粉飾決算と実質的買収の秘匿を指示された以上、身内にさえ果たさざるを得なかった

それでも、予算難による不渡りで「みかじめ料の上納によるシマの安堵ー不可侵協定維持」により、事情を何も知らない領民の生活が守られるならば、と耐え続けた。

しかし、永久に富を搾取し続ける道もあったが。領民の上役ファンド達は中央での政争による勝利を選び、苦境に耐え続けつつ従った領主を、別口の操り人形の手で失脚させる。つまり、自分で手を下さないことで実質的には自分たちの長い手により、自分たちの都合で約束を破棄した。

(エピソードを挙げると)
それも、ドラクエ7レブレサックの神父を山の魔物ボトクが、護ろうとした住民の手で処刑させようとしたようにー大義名分に飾られた、中身は後味の悪い手段であった。
どんなシナリオかというと。魔物ボトクが神父と契約を結んだが、そこで済ませるつもりが無いボトクは異常事態で住民を誘導し、契約相手の神父を殺させる(未遂)。そうなった後、契約相手死去により契約は満了、改めてボトクが村人を襲うと言うもの。いったんは不幸中の幸いがあるかのように安心させて、どん底に落とすと言う悪趣味謀略だった。

(閑話休題、本題)
結局、本来の歴史では領主はアキュートの手で追放される。レブレサックの神父と違い処刑はされなかったが。
領主は謀略を知らずに再びファンドに泣きついた。しかし、デフォルト救済後の再度の不渡りだったため、今度は許さずに突き放した。担保も強制接収し、つまりはデフォルトを放っておいたケースより多くの資産の権利を差し押さえた。
その後で更に、別口の異界の取引相手に領主が襲われても、放っておいた。
その経緯の後、死後領主の妻と息子は「ついて行けない者達を見殺しにする」「自分たちだって飛びたかった」と怨恨を残した。

結局、立場が弱い自治体財政相手であっても、外資系ファンドは資本家の優越を最大限実現し、意のままに状況を支配し。舞台を食い尽くしたのだ。

(見方を変えれば)
自分たちの協力者は実際は自分たちの「上」だと気付かず、甘い大義名分を囁きながら自分たちを繰り糸で操ってたことに気付かなかった愚かな正義馬鹿ーアキュート達は。自らの手で防波堤である領主を潰し、「上」の侵略の洪水を自らの手で招き、餌食となった。

領主とアキュートが真実に気付く奇蹟の元、和解し結託し直せば。謀略の暴露と良心的な仲裁の介入誘致を目指すーまっとうなRPGシナリオになったのだが。分岐ルートはそうならず。領主は異国の地で冷遇され、騙された愚かで罪深い領民達は競争原理のもと、中央議会とファンドの仮想敵同士を駒とする代理戦争の中で疲弊し弱体化を辿り、離散し。混乱の元凶として敗戦と共に処断されていった。(本来の黒の旅団、反逆者の子のルヴァイドバッドエンドー
勝利を続け聖王国に優位になった場合、ある程度の所で旧王国議会に反逆罪嫌疑をかけられ離縁される。そして、旧王国が誘致した帝国軍と、手を組み直した聖王国残党との連合軍に包囲。一斉砲火され全ての罪と汚名を着せられた国賊として処刑される。段取りを整えた旧王国高官は、売国を為し帝国に好待遇で合併して貰え、聖王国とも和平協定が成る。大陸は紅き手袋を従える、議会と召喚士の楽園として支配される。)

つまり、領主の周囲は「無知と騙されやすさ」と言う欠点を備えた愚かものの集まりだった。騙されて罪を為した反逆者は、革命の大義名分を実現させること無く自業自得の改悪と末路を辿っていった。
領主は「泥と汚名を被る忍耐力を備え」賢明だが、しかし無力かつ悲運だった、と言う同情論理。
サイジェントの「あそこは商売がしにくい」ー地域的な精神性において宗教色への依存が強いこと、が生んだすれ違いは外敵の食い物にされる悲劇を生んだ、そういうストーリー。