ソードアートオンライン19巻 誘拐事件トリック

ミニオンをどうやって上階に上げたか。➡城内の人目につかない部屋へ、下階より材料の粘土を。配管内を遡らせて流体のまま上げた。キリトの気流のように、熱素でポンプを作り、直通ルートを用意して汲み上げた。
ミニオンのまま上に上げられなくても、小分けにした材料を上に上げるならば、個体で無くてもいい。その手口ならば催眠を欠けた衛兵に、倉庫に入れる備品に紛れ込ませさせて運ばせればいい。
 
また、寝室を襲ったミニオンが深手を負って溶けて見えたのも。流体変形機構の都合上液化しやすかったから。
誘拐犯がいた部屋が寒かったのも、液化しやすい弱点に対処するため。
 
あの誘拐犯は何者か。➡
喋っていたのはあの宝石。
身体はドライアイスのような氷人形製ロボット。
ソードワールドのカーラのように封じられた人格を持ち、身体のコントロールを奪い操る。受信機は端末に過ぎず、親機であるコントローラーは正規宿主に取り憑いている、筈。恐らくはリーゼッタ。母親のシェータは元ギルド十位の術士より術が上手である。その子供で年齢的な伸びしろがあれば、今のダークテリトリーで一番有望なメイン宿主と言える。
ディー・アイ・エル同様飛行術、ミニオン操作を使い。ミニオンで陽動し誘拐した後。五十階に隙間から潜り込ませた三体目に窓を開けさせ、ミニオンごと元の部屋の窓の外に出た後。赤ん坊のリーゼッタ自身が五十階に出てミニオンと氷人形を操っていた。
 
 
傍証
本当にリーゼッタを使い、両界紛争を狙うならば。本人の都合で来て、来訪時間が読めない、二人がかりで穫れるかは分からない代表戦士よりも。
「リーゼッタを助けるために、母親のシェータを父親の暗殺未遂を理由に殺し、首を送れ」
と言った方が確実で、話に信憑性・インパクトが出て来る。
それをしないのは、宝石も宿主の環境を不必要に破壊しない程度、リーゼッタを評価し大事にしているから。本格的な活動は宿主が育ってからだろう。今は種まき、か。