サモンナイト ライル一族の血染めの手と、真実寓話の欺瞞 6夜会話参照

サモンナイト ライル一族の血染めの手と、真実寓話の欺瞞 6夜会話参照

その中の
の4 アメル 食材の王様
の1 メルギトス 元は天使だったんです。
を見て。
サモンナイト2の召喚兵器関連を考え直す。

「アルミネス伝承は嘘。実際は、人間が天使を改造して戦わせただけ。そのせいで、異界の者達からの召喚術を超えた信頼関係の可能性を失ってしまった。」

ネスティが語ったこれもまた、欺瞞。
ライル一族及びクレスメントの罪悪感には、張本人である当時のアルミネスの自発的な意思・コンセンサスがどのようなものであったか省かれすぎている。

はっきり言って、これそのものはアルミネス本人ですらもう分からないだろう。
罪の意識は、外野が言えるものでは無いだろう。

召喚兵器の、敵を鹵獲して改造、運用したことについては、ネクロマンシーや改造人間ものの亜種と言える。
冥土ゾンビパニックや強化兵士技術の紅き手袋への活用は、同種の発想か。
非戦闘員の防衛を担い、劣勢で、防衛側だった以上は、必要悪とは言える。

「自発的に味方してくれた、最後まで残った天使を兵器に改造してしまった」
まあ断罪されて当然だが、実は糾弾側の欺瞞も多い。
「自発的に味方してくれた」という一文さえ無ければ、実はリィンバウムにおいてよくある出来事である。悪行だが、実は当事者の罪の意識は薄い。
「首輪」「狂血の呪い」のような裏社会の技術や。
「無色の派閥支配下の楽園の島、亡霊召喚獣」「楽園の島の、召喚獣無色兵士の反感」「召喚獣狩り」
「バノッサやカムランの、人間で無い召喚獣は人間の役に立つべき、という差別思想」
「半魔を村人総出で討伐にかかる」
など
「自発的に協力しない」召喚獣への扱いはろくなもので無い。

はぐれ召喚獣は召喚術普及以来いるのだから。モナティのケースのように。

人間に非協力的、敵対する召喚獣を治安維持のための討伐名義で捕まえ、実験被験体にする。
非常時であれば大義名分がつきそうなことである。アンモラルなことに。立場と状況からすると、ライル一族ですら同意しかねない。
あくまで罪悪感を抱いた理由は「人間に味方してくれた」相手だからで。そうで無ければ、ギアンの竜の子に対する態度すらありかねない。主家の命がかかっていれば、キュウマやセイロンですら。ターゲットの見殺しどころか、手を汚しかねない。

そんな連中が、手を汚したのを理由にライル一族を指弾するのは、不公正と言える。ただのパワハラだ。


そもそも大義を語って協力を願うことが、ギアン同様の私欲のための大義名分に見える世界である。