心理考察 今代セルボルト家の狂気

本人が言っているとおり、オルドレイクが野望の源泉なようで、実際にはツェリーヌの存在ありきで野望が成立する

彼単品では、管理職向きのバランスシート、経営感覚に沿った人事とメンバー管理をしそう。トウメイやセイロンのように道義と情緒ありき、で。

立派な人になりなさい。偉大なことを、社会や万人のためー公益をプラスする偉人でありなさい

ミニスがファミィに、プラティがアマリエに感化されていることの暗黒面がそれである。

オルドレイク単品なら、風情を持って気楽さや座興を合わせて目的に働く充実感と共に生きただろう。

オルドレイクとツェリーヌを競べたとき、どちらが真面目かという話。

偉人だから尽力するのか。大切な人だから献身するのか。

目にとまったのは一定以上の有能さからでも、その後の献身はその人だから。なのに。

「無駄にはしない」。オルドレイクは素晴らしい人が何の理屈も無しに死んだ、と認められ無かったのだろう。
殉死、何かしら意味、意義がある人生と有終の美だと括りたくて、妻亡き後を生きてきたのだろう。自分が無駄死にする前に、妻の死に世界的意義を手向けたくて。本当は「妻の死に何も出来なかった」ことが重かったのかもしれない。

「母を早くに亡くし、父は仕事で忙しい」セルボルト兄弟の家庭事情はそんな感じか。

シルターン系神職で、道理に染まりすぎている故に、「無駄死に」を否定したい気持ちから、世界の命運をかけた無茶に走って行ったのだろう。
それまでは、まだ組織や指導者の「功績」などバランスシート的な感覚に沿って。世俗の権益の域で活動していたわけだから。
あるいは。
ある程度は、イスラから返して貰った「命」についてきた、忘れられた島の狂気も引き摺ったか。


オルドレイクがああなったのは、確かにツェリーヌのせいである。
「家系、大切な人に恥じない立派な召喚師になりなさい。」
その暗黒面。