サモンナイト2 メルギトスの本質→利己的な第三者、不和と確執で漁夫の利を「食い物にし」得る悪徳弁護士

ある人間とだけ結んだ、秘密の取引です
by カルマルートの昔話
サモンナイト2 メルギトスの本質→利己的な第三者、不和と確執で漁夫の利を「食い物にし」得る悪徳弁護士

真なる罪人

決戦前の、フィリップ戦。短いストーリーのようで、凝った演目なのである。
「私は、始めルヴァイド達と較べて見劣りするフィリップ達は、終盤に場違いだと思った」

「本当に怖いのは、取引の蚊帳の外だと思った相手が本命の取引候補だということである。
密室での内輪の取引が、密室として成立してない→目撃者こそが、当て馬に対する、本命の取引候補だということである。」

ユエルイベント、悲しい嘘をルートから外して分かった。
イベントの有無に関わらず、パッフェルはカラウスを引っ立ててフィリップを摘発する。
そして、その場合にもカラウスは召喚師敵ユニットとして登場する。
フィリップ以外、他のユニットは前衛なのに。
カラウスが召喚術を使える、というのはユエルイベントを見ないと。いきなり新キャラが召喚術を使っているようにしか思えない。
サモンナイト1のように、召喚術を平民が使えない環境では命取りになる。
サモンナイト2では始めから珍しくないが。

秘密の取引です→召喚術を使う魔力を渡します。

悪魔は何人と契約してるか分からず。信用できず油断できない。

そして。抑圧からの解放、というのが大きなテーマ。抑圧は、中間管理職が何層にも渡り存在し為されている。
フィリップがカラウスを従えているのがあの章の構造だったが。戦闘前のフィリップのノリノリぶりが示すように、同期と、認知してくれない派閥総帥に抑圧されていた。
「プルートス、オマエもか」というようにカラウスの「脅されて仕方なくやったんだよ」という保身の言い訳も一面の真実である。変わり身は無視して。

メルギトスが示すのは、クレスメントを抑圧した蒼の派閥とて頂点でなく。抑圧された中間層であるということ。
一緒に戦ったクレスメントを刺さなきゃ、上には上がいる、蒼の派閥を庇護する国家に一緒に制裁されたということ。誰かを刺せば自分は助かる、って人魚姫かい。イオスやアズリアいわく「シーソーゲームならば。誰でも自分の利を求めて当然ではないか。」
さらに言えば、聖王家は滝を背負うように。メイメイのようなシルターン風水龍神系の庇護が強い。
「異界の庇護を失うきっかけを作った彼らは、他に、民衆を納得させる手段がなかったということでもあります。→16話のアメル談」
つまり、エクス総帥の謝罪は、責任追及をそこで止めるための、自首兼自己犠牲なのである。
それにしても抑圧されているというフィリップとカラウス、自分達がされる以上にネスティとユエルを抑圧しすぎじゃん。


真なる罪人→カラウス個人の卑小さでなく。依頼を受けて犯罪を代行する、紅き手袋全体の象徴ではないか。
メルギトスの手口を、サモンナイト4や1の暴動イベントで、個人でなく社会層を狙ってやると、フランス革命のように悲惨なことになり、食い物にする側は不和と確執というビジネスチャンスに事欠かない。大繁盛。
シンゲンですら扇動を「不満をぶつける矛先を示しあおり立てる。いけ好かないやり方ですね、まったく」と言っている。

もし、この抑圧される側の反抗が。扇動する上層と扇動される層で為されれば大混乱となる。
サモンナイト1で言えば、アキュートに扇動された格下の面子、ローカスやガゼルが、内輪の都合で、隠し持った召喚術でラムダ達を焼くようなものだろうか。
サモンナイト4のクラウレも、扇動が過ぎて暴徒に後ろから撃たれかねない。
サモンナイト3のイスラにのせられたジャキーニ達は、「自由を勝ち取る」「便利な道具扱い」「召喚術の実行者、召喚獣を道具扱い」って。無色の派閥の起源のようなことをしている。実は、貴族より、抑圧される平民志士の方が召喚獣の道具扱いを拗らせている。

無色の派閥→フラットとアキュートら革命上層部が内紛でいなくなった後、
ヤッファ→ローカス。クノン→綾かサイサリス、キュウマ→イリアス。リクト→バノッサ?、ファリエル→支配者側の無名キャスト、私兵兼の文官。
という民衆のまとめ役は、抑圧された集団の代表として苦労することになる。
「本当に怖いのは、取引の蚊帳の外だと思った相手が本命の取引候補だということである。

密室での内輪の取引が、密室として成立してない→目撃者こそが、当て馬に対する、本命の取引候補だということである。」
アメルとネスティは、抑圧の被害者加害者。片方を当て馬に、目撃したもう片方を本命に、
召喚術の力で「実力行使という抑止力で」武装しなくてはいけない、と付け込み。エゴを引き出すのがメルギトスの手口であり演目。
「あちらの方は質が落ちる」とは抑圧の確執の深さのこと。