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二次創作ミステリー 真実のスリーピング・マーダー 黄金林檎 圏内事件、グリセルダの殺し方

圏内事件。作中の顛末に不満は無いが、ヨルコの「あの団長が睡眠時PKなんて粗雑なやり方で殺されてしまうなんて」「AGI型の剣士」

というフレーズか印象的だった。だからガールズオプスを基にプロットを考えてみる。

 

その夜、グリセルダはダンジョンでギルド結成以前からの友人Xと再開した。

彼女はひどく動揺していた。

たまたま手に入れたレアアイテム売却のため、上層で知り合いの仲介人と、宿屋で待ち合わせをしていたら。やはり今日は行けないから翌朝伺う旨のメッセージが来て。

予約した部屋で一人で寝ていたら、多分、いきなり結晶を使わされ、ダンジョンで囲まれた。何とか武器は抜けたのでレッド集団は全滅させた。しかしグリーンも混じっていたため、グリセルダまでレッドになってしまった。

そして、プレイヤーに見つかったらどうしようかと思い出口へ向かっているとXに会った

 ー

これも友情の奇蹟か、と感謝した。ダンジョンからはフレンドリストメッセージが送れないし、何故か用意していた転移結晶が、レアアイテムごと無くなっている。どのみち、レッドカーソル化した自分が町に入ればガーティアンに追われる。

そんな中、20層あたりにプレイヤーホームを持っているはずの彼女に会えた ー

彼女の転移結晶で、彼女の家へ飛ぶことが出来た。早速ギルドメンバーへフレンドメッセージを送ろうとしたところ、Xに止められた。

「転移結晶が無くなっているのは何かしらの裏があるはず。直接抜けるのはグリムロック以外あり得ないが、副リーダーの彼が単独犯かは不明。そもそも、夫の彼が陥れるはず無い以上、フィールドで脅されているのかもしれない。

今なら、あの刺客達がグリセルダをやったと思って油断してるはず。状況が分からない以上、誰にも連絡しない方がいい。もしかしたらあなたの生存を知った犯罪者達は、グリムロックを始末して逃げるのを選ぶかもしれない。

 

まだあなたの生存はばれてないはずです。朝になったら、二人で迷宮区を抜けて、彼らがいる階についたら私が様子を見て、信頼できる人調べてきます。そしたら行動しましょう。」

そして、彼女の家のベッドで眠りについた。

彼女は、次に目を開けることは無かった。

答え

彼女Xが張った罠。グリムロックの殺人依頼を知り、レッドの仲介人の一人だった彼女が画策した。

転移結晶全ての現物払いを報酬に指定し、殺害完了までストレージから転移結晶を抜くよう指示。

 次に、関係のあった捨て石扱いのレッド集団に、作中で出て来る睡眠時PKを指示。レベル的に失敗前提で。グリセルダの移動とレッド化の手段を確保。

 そしてーここからが真骨頂。実際にプレイヤーホームを確保している階の一つ違いの階に、素材アイテムを用意し、職人スキルー大工を用いて自宅そっくりのログハウスを建てた。

プレイヤーホームでないため、短期間に耐久値を迎え消えてしまう、家である。

いわば偽装プレイヤーホームを即席で用意。

そして、フィールドにある仮宅ならば中の家具、壁は保護されず、圏内にもならない。

 

そこまでの段取りを踏んで本命。

SAOでは家具アイテムにも耐久値がある。もし人が上で寝ている間に寝台アイテムの耐久値が0になれば❓そして、寝台で隠れた下に、槍や剣、杭が固定されていたならば。仰向けに落下した人は全体重を穂先にかけ貫かれる。槍や剣の傍の死角に、寝台の耐久値を0にするための短剣などを指しておき、時限式トラップへ変えていたのだとみる。

別に、グリセルダが寝込んでから寝台に貫通武器、錐など工具を刺してもいいわけだから。有形物で無くても、無形の酸などオブジェクトの耐久値を減らせるものはたくさんある。本人が達人でも関係ない。

余程の非常時で無い限り、防具を着込んでベッドに入る奴はいない。

 

かくしてミステリーは終幕せり。

動機は何か。グリムロックがキリトのようにモテたかは不明。ただし菊岡を見る限り上流階級のようである。夫に恵まれ富を手に入れた同輩への怨恨か。

昔の友情が真実ならば、歳月が人を変えたと言うことか。

物質的な成果は、グリセルダの装備品一式、特に剣のはず。

シグルドでは無く、ジークフリートとハーゲンをベッドの上下でやったということか。

黄金林檎以外の跡目、またはリアルの家系、同階層内の名声目的だろうか。またはグリセルダの知らない怨恨か。