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アクセルワールド、大数則の新たな切り口 それぞれの心の殻の傷と向き合う、ということはまやかし? 軸は「天職」と嘘つき鏡 二つ目の素質スペックシートでセカンドライフ リアルで限界に至っている弱点を、アバターでは長所として運用し勘を掴むことで短所を補う。

アクセルワールド、大数則の新たな切り口 それぞれの心の殻の傷と向き合う、ということはまやかし?

アクセルワールドで、それぞれのアバターはプレイヤー自身がデザインする。特徴は色などが決めるというのが通説である。

しかしーその実、システムの読み取り方は、白雪姫の嘘つき鏡のように悪意あるものであるのだろう。つまりー「天職」という概念を軸に考えると、リアル人物像から設計されるそれと異なるものが仕上がる、ということ。

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まず、SAO編でおなじみのキリトの場合、桐ケ谷和人本人の身体データを用いた黒の剣士と、設計アバターはまるで違う属性なのだ。SAO八巻で書いてあったがキリトは本来鎧を着こんだ重装備剣士だったらしい。STR,VIT優先、ということか。加速の頂点を見る限り、ブルーナイトの人物像は概ねキリトらしい。

本人の剣士としての性質からすれば、加速世界でのアバターへの反映は。有名なAGI型近接剣士から微妙に離れている。

 

シアン・パイルの場合であれば、本人すら気付いていない生来の天職に、リアルよりは近い、程度だとみる。おそらく本来の身体データから、二番目に適しているのはAGI型近接剣士、というのは確かだろう。リアルの剣士としての在り方は間違っていない。

しかしー一番得意なのはおそらく―軽装備型狩人であるのだろう。

だから、加速世界においてSTR優先だろう「重装備銃士」型アバターが設計されているのだとみる。青の近接重戦士。というカラーサークルからの分析が、かえって本質から遠ざける材料になっているとみる。必殺技に近接ソードスキルがないのそういうことだろう。おそらく適性は、より詳しく言えばピアース属性特化のライフルマン。バンカークラスターの水平射撃できそうなイメージで。重量級で、接地能力が高い杭で固定することで、高反動の射出武器を駆使できるのが強みだから。

 

シルバー・クロウの場合であれば、あのフルダイブ能力は概ねの戦闘色をこなせる、という分析で正しい。マルチな適性の持ち主。

しかし―リアル準拠であれば、SAO編であれば本人が考えるように柔道家からの、VIT特化型壁タンク役だろう。シュミットみたく。だが、それは適性の二番目だろう。

おそらく、春雪本人が一番向いているのは赤系の、高火力重装備の搭乗兵だと読む。つまり、自由にアバター、装備を選べるならば、リアルの春雪はイモータル・オブジェクトの中に乗り込んで戦うべきだということ。GGOのベヒモスを、パワードスーツでできる男。

スカーレット・レインはーまあ概ねのアバターが「反則」だと思うだろうが―しかしプレイヤーが一搭乗兵向きというわけでもない。むしろ、

仮想の神経を通じて、全身を乗り物で覆う場合、最も優れているのは仮想世界の反応速度に秀で、自分の体にない翼などの特徴を自在に操れる彼だろう。機械の体へ変身できるプレイヤー、といったところ。天職は、搭乗大型機のテストパイロットやプロフェッショナルだろう。

なのにアバターは近接AGI型の飛行持ち格闘系なわけだ。

 

スカーレット・レインの場合、鼠のアルゴと概ね同じ適性だろう。AGI型の、シーフか格闘家がリアルの適性。能力物でない限り、投具など中距離型だろう。

一方で、加速世界の場合は、低機動力高火力重装備、高防御力兼重量級の搭乗兵器を用いる。

 

秘密がありそうなアーダー・メイデンはどうか。まず、ユイの高品質プレイヤーバージョンだとみられること。そしてー能見征二に近いだろう特徴から、リアル準拠であればAGI型の近接ダンサー職向き、または正道の女性剣術家なのだと読む。

一方でアバターは範囲特殊攻撃持ちの遠隔射撃型。舞を舞っている時が一番自己実現できるだろうに、それが能のためのものか、和洋異なるバレエダンスに向ける情熱なのか、アバターで表現できないのだろう。

家の厳格さから、踊り子になりたい、と言ったら桐ケ谷祖父がしそうな。体罰を受けかねない、のだろう。

いずれにせよ軽装同士でも遠距離型か近接型かが分かれている。

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そして、特殊能力があるかを分けるのは、シーフ型とプリースト型の違いに類される、ソーシャルネットワーキング属性の対比なのだと読む。

まず、シーフの、スカウトはソーシャルネットワーキング能力があるだろう。周り、グループの輪の中に溶け込んで、ソーシャルハッキングから情報を交換する能力に長けているのだから。

逆に、プリースト型は、余人から離れた。つまり独特の個性に基づく創造性や感受性に秀でているのでないかと考えられる。高いと孤独になりそうな取柄。非戦闘能力の面も大きい。

 

ーーーーアウトローなシーフ型と、ローサイドのプリースト型の対照ってー。

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本来、謡はリアルのソーシャルネットワーキング能力が高いのだろうと推察する。能見征二のように。しかし、加速世界のアバターは、AGI型ではあるものの、浄化能力、範囲攻撃といった特殊能力に長けたユニークな存在である。

 

ライム・ベル、倉嶋千百合もリアルの本人は、陸上部で体育会系→近接AGI型、ということ以上に。ソーシャルネットワーキング能力が高い、のだろう。そういうリアルだからこそ、加速世界では、プリースト型の、一点物というべきレア特殊能力を得た?と考えられる、かね。

同レベル同ポテンシャルの枠を超えてそうなため、複数の秘密が重なったゆえのあの能力なのだとみるが―。

 

イエロー・レディオも、描写から読み取るに、リアルでは非戦闘職で遠距離攻撃型、なのだとみる。リアルで教育・メディア関係の情報収集能力を誇るからこそ、立場が明確でない場合嫌味に取られてしまう。

人望を得にくいのも、個としての優秀さが悪く受け取られやすいからだろう。信頼のおける個として秀でたコマが少なく、リーダー自ら動きがちなためお調子者、目立ちたがり屋と見られてしまうのだとみる。

本来、赤系の最高射程遠距離攻撃は、中距離向きの幻覚間接攻撃より。射程、範囲、速度に優れるはずなので。二巻でスカーレット・レインに敢えて挑むところから。AGI向きながら被弾時用のVITはそれなりに高い筈。あのバトンの能力も含め、イエロー・レディオは中距離―近接型のAGI型ではあるが、しかし軽装型の特徴に陥らないためのマルチビルドなのだと読む。個として、武器近接型としても通用するよう鍛えているのだろう。

他の王の神器保有率が高いわけでもあるし、それに対抗できるよう。ただし、チームとしての貧弱さで悩んでそうだ。本来、チームプレイの中で輝く間接型なのに。

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逆を言えば、リアルで内気な、文化系であれば、加速世界ではアウトローなシーフ型になる、という法則でもあるのだろうか。

兄が乗り移っているとはいえ、おそらく日下部はそういうタイプだろう。リアルでプリースト型であるため、加速世界では目立つ搭乗型シーフライダーである、と考えている。

マゼンタ・シザーも関心や病人というところから、この分類なのではないかと推察される。

 

そして―STR特化型の剣士とされるブラック・ロータスも、実はこの括りなのではないかと考えられる。精神鑑定、という言葉に動揺していたし。

思うに、リアルでの一番の適性は創造性と内面性を活かすジョブ。抒情的な感性であり詩的な感受性。文学部など文化系芸術に挑戦すべきだとみる。まあ春雪との会話の、ユニークさから察せられるが。

故に加速世界では、威力と鋭さを高めたAGI向きの戦闘者、となるのだろう。レッドライダーの暗殺法もくのいちのようだし。

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このように適用し、傷と向き合う対戦格闘ゲームとされるブレイン・バーストは、その実リアルの天職、適性をひっくり返したアバターの活用を学ぶセカンドライフものである。リアルで限界に至っている弱点を、アバターでは長所として運用し勘を掴むことで短所を補う。二つ目の素質スペックシートを得ることで、新しいサブジョブの可能性を追える世界が加速世界だと分析される。

究極的には短所が無いマルチなスペックをリアル、仮想世界両方で手に入れるためのゲームだと言える。

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一方で親、子の関係も入れるとペットモンスター育成ゲーム。レギオンメンバーとマスターの関係から弟子育成ゲームとしても捉えられるわけだが、また次の記事で。