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このミステリーはすごい!サモンナイト召喚師世界の謎「召喚獣との恋愛は禁忌」a章

このミステリーはすごい!サモンナイト召喚師世界の謎「召喚獣との恋愛は禁忌」a章

なぜ禁忌とされるのか。使役対称を心ある存在として扱うことを忌避する人たちがいるから、ではまだ甘い。サモンナイト4は特にここに拘った作品な気がする。

 

理由はたくさんある。

  1. 強い冒険者や英雄に憧れる存在にとって、より格上のすごい存在の素質を継いだ存在の特別さがライバルとして目障りだから。と言うのもあるだろう。レイドに育てられるアルバに対するように。狡い。
  2. カズラマル達のように、血盟召喚師により、特定の大存在と強固に結び付かれると、その他の召喚師、召喚獣共に、新規契約の可能性が無くなってしまう。二重誓約なども優先権は身内だろう。カズラマルの力があれば、セイヴァーのように強大な力を獲得できるかもしれない、と考えるものは余計に。
  3. エスノセントリズムのように、血縁集団にアイデンティティを置くものにとって、リィンバウムの人間は先天的に特別、と考えてしまうー民族宗教的な思想を持つと。同一集団内での婚姻、純系確保が難しくなってしまうのは都合が悪いから。
  4.  3と類似の理由で。自陣への憑依召喚を多用する連中は、限度を越えて使う内に別な存在へ変質してしまうリスクがある。変身存在、吸血鬼化や魔天兵化等、原罪で魔獣へ変貌されたのと近い変化と扱われるリスクがある。純系確保のためには、自身と家系が変貌する可能性は忌避される。クレスメントは恐らくその可能性から追放された。
  5. 冒険者、のドリームのように。後衛型のお姫様が、前衛の英雄に助けられて、冒険を重ねる内に愛を育む。王道のロマンスである。しかし後衛の家系が、家伝に拘る場合、なるべく家系は後衛への適正を保ちたいものである。リクト×ミスミ→スバル。ケンタロウ×マリアージュ→フェアを考えると厳しいものがある。ヒロインが後衛型なのに、その子供は女の子まで前衛型だった。フェアの「私だって女の子なんだぞ」というレベルの問題ではなくて、召喚師の適性が継がれないと痛いのだ。そこら辺は、召喚獣扱いなのに後衛への適性に問題がないネスティ、アメル、ハサハが勝ち組である。アルディラは実際に禁断の愛をしているし。サイズの問題さえなければ、ヤッファを押し退けたやつはマルルゥが恋愛対称となりうる、と言うことでもある。前衛型の護衛獣は、「ひたむきさが報われるとは限らない。」「結果を出さなきゃ意味ねぇ」という辛さを味わうだろう。お姫様の父親からすれば、「お前の種のせいだろ。お前のせいでー」という激怒を抱くことになる。騎士恋愛を考えるならば、名門召喚師のお嬢さんを狙うとき召喚術の適性を磨きましょう。そういう事情を考えると、ユークロスのシャマードがデザイナーベビーデザイナーベビー - Wikipediaに拘ったのは正解だと言える。人造生命、というと頃じゃなくて因子の適性操作が重要なんだろう。
  6. なお、「召喚師の血をひく俺には資格がある」とバノッサは言っていたが。寧ろ母親の方が父親よりも召喚術の適性が高かったのだと見る。そう、リクト×ミスミ→スバルのように。バノッサはスバルに近い。向こうが召喚術の使い手だから俺も、と考えていたが、寧ろ後衛を腕ずくで従えるべきなのだ。カノンを荒事に巻き込めるバノッサならば大丈夫だろう。リクトも、召喚はともかくはぐれ召喚獣に近い、固定の召喚師がいなかったミスミと誓約して、ペアで武名を轟かせたのだろうから。中衛、後衛型護衛獣を呼べる前衛向きユニット召喚師と言うのも、機動力さえあれば強襲用として有用である。足が遅いタイプの後衛も召喚すればー
  7. 召喚師が響鳴種の場合、召喚獣を従えるのも結構苦労がいるかもしれない。基本的に、召喚師が護衛獣に呼ぶのは、前衛向きの気性が荒い召喚獣というケースが考えられる。そいつらにも仲間内や身内のヒエラルキーの決め方があるだろう。バノッサは腕っぷしとギャング統率能力でリーダーになっていたが。人間でないやつに呼ばれた場合、弱い奴に従う奴、は確固たる思想や規律を持っている戦士や心優しいダイバーシティある存在だろう。世間で思われているよりは誓約の都合上ハードルは低いはずだが。人間がひ弱なのは当然として、身内で自分より腕っぷしの弱い奴に従う、というのはストレスになるかもしれない。メルギトス一行とて、サプレスでの付き合い以上に、まずメルギトスが強大だから従っているのだろう。
  8. まあ、親の代からや組織間、より上位の親神からの秩序で続く付き合い、依頼や雇用関係、同じ組織のバディ等、一概には言えないわけだが。召喚獣の血をひく存在、と言うのは、いざというときに召喚術の使い手が、リィンバウムの人間の味方でなく。侵略者側の協力者に回るリスクがある。という怖さを一般人に与えてしまう。召喚術の特権は、リィンバウムの人間で一握りの召喚師の家系の独占、と思って。畏怖すると同時に支配を認め外敵に心強く思っていたのが。今度は向こうが怖い召喚術を使って来るかもしれないのだから。リィンバウム統治ー内部規律のために召喚術への畏怖を喧伝して反乱抑止に用いているのに。意図しない外敵が召喚術を使える、とアピールすることで有利に立つのではやってられないだろう。サモンナイト1のサイジェントで召喚術一般を恐れていたのだから。サモンナイト4でグラッドが傀儡戦争を、「旧王国が悪魔達を煽動して聖王国を襲った」という、ヒエラルキーを取り違えた認識をしていたのは、そういう風にPRしないとー召喚術を使えれば召喚獣でも、召喚術を使えない人間の一般大衆を支配できる、という真実が恐ろしいからだろう。