オルドレイク⚫セルボルトへの幻想崩し はっきり言って似合ってない。 私は、幻想崩しは行き当たりばったりに横から、他人が時間の財貨を積み上げた階段を台無しにしているだけだと思うけど

オルドレイク⚫セルボルトへ。あなたはゼノビスの肝心なところを分かっていない。ゼノビスの側であり、上には常にセイヴァー、エルゴの王の影があった。彼は崇拝する聖者の未来があったからこそジル⚫ド⚫レになったのだ。あなたはカノンよりもゼノビスから遠い。エルゴの王こそ本当に、今の世界のままではもう未来に居場所なんか無かった。世界を崩して、繋げて、また新しい居場所に焼き上げるしか、力に呑まれて災いになる未来しかなかった。

実際にそうだとは思えないバノッサもエルゴの王から遠い、つーかバノッサは自分の力で這い上がれるからエルゴの王より本来、強者のあり方なんだ。強者が、後付けで道を開く弱者の努力、召喚獣便りを目指した時点で本末転倒だ。欲しけりゃ一旦サイジェントを空けて、金を積んだ外道召喚師を連れ込んで、召喚術を習えばいい。気前のいいおじさんであるオルドレイクにすがったところで安易なテンプレになった。

エルゴの王の側にいたなら、カノンやモナティこそゼノビスの理想を継いだ筈なのだ。

彼らは、「特定の使用者」のために、その人を救いたくて、救うことを自らの用途に決めたゆえに、被使役獣としての自らを鍛えたのだ。狂界を救うためのアストライズだって、そうすればあの人の居場所を守れるから。

「不特定な誰か、使用者」をいつの時代も食らい、血肉としていく強さも、職人、請負人としては正当でしょう。呪いの魔剣もそれゆえ目指せる極致があった。

しかし、それではサモンナイト4でのエニシアの下のレンドラーと変わらない。喧嘩っぱやそうな越境者達に言われるのも可笑しいけど、彼らが言う通りあの姫は戦いなんて望んでいない。

姫の幸せのために生き恥を曝しているのだ、というなら姫に仕えてからの奴らこそ生き恥なのだ。戦いを望まぬ主の従者だと言うくせに。自分のエゴを貫くゆえの摩擦とリスクを、承知の上で行き先々で振り撒いているのは。従者としての用途を外れた危険物でしかない。叩きがいがある越境者達以外の旅人まで脅しつけるそうだし。子供相手に何をやっているんだ、って駐在の台詞が正解だ。

自分の道を貫くために、姫に仕える本末転倒のような印象すら受けてしまう。貫くあり方から外れたならば、自分達は自分自身も周りからも、騎士として不信を塗られ、十分未満だと烙印されてしまう、って影に怯えているように見えるのだ。

レンドラーのことを例に、オルドレイクよ。最下位の書生から初めて当主にまでなり上がったオルドレイク。 ツェリーヌが育っていく自分を見て喜んでくれたから、期待に応えられる偉業を為したくて。偉業を為せる偉人になるために自らを鍛え、偉業にたる大志を求めて禁忌の想いを引き継いだオルドレイクよ。特定の使用者のための用途を求めるならば、使用者を取り込んでなお進み続ける、後戻りできない覇道に迷うべきでなかった。

あなたの側にいるのは、世界が変わることに関係なく、他の誰かにとられそうな訳でもないお嬢様だったのだから。あなたの使用者の居場所を、何故他のマスターのために身を捧げた先輩従者の道の中に求めた。