魔王召喚の霊媒、憑き物編  要項と論文 ウリキエルの知る観測者にのみ見える真実 二ページ目 一度リィンバウムが完全破壊→粉砕されてから、その破片たちを何者かの助力により。グラニのように「変態」変態 - Wikipediaすることで真の、王の居場所もあるリィンバウムが完成するのだろう。寧ろ、リィンバウムの欠片達を完成させる工程がアストライズである、と見る。ウィゼルがやった作業を、世界規模で。

 
要項 ウリキエルの知る観測者にのみ見える真実
 
サモンナイト2のレシィとアメルの、レイムに対する反応をより掘り下げて。
 
フラットの留守組の意見は概ね、「魔王でも大丈夫」「魔王でも気にしない」「帰ってきて」「もうどこへもいかないで」「約束して」「一緒にいて」
と言うものだった。
これがあった後に魔王ルートで元の世界に帰ってしまうと、後生に禍根を残す。 そして、

宿業に至る。

「帰ってくるといったのに、待ちぼうけにする嘘つき」 

正史では、エルゴの王以前の頃から魔王召喚は行われてきた。

 

  • 四界のエルゴの力を借りる行為と、強大な悪魔を「部分的に」霊媒へ憑依させる行為は原理上同じである。意識の無い力が霊媒を乗っ取り完全に一体化するのが、魔王召喚である
  • すなわちサモンナイト1のエルゴ全てに認められるリンカーと、魔王のよりしろはコインの裏表のように隣り合わせである。タイムパラドックスのように、外からはそのルートが正規なのかカルマ版なのか伺い知れない。メイメイとて兆候が見れるだけで結果は見えない。
  • エルゴの力の部分、のみをよそへ呼ぶのだから、分裂している居残りの部分もまた独自に意見を持つ。葛藤と同じ話だ。故に、エルゴの行動パターンが一貫してないときもある。迷い無いわけではないのだ。「ディエルゴ」がリンカーの力とならないわけでもない。
  • サモンナイト1やサモンナイト3の主人公は、その時表面化している、突出した勢力を相殺して立ち去っていく。霊媒が生け贄であるかのように。サモンナイト4のグランバルドのように、自分を対価にしてでも成果を出そうとする行為であり、カサスのように、自分はもういいからその分周りのみんなに幸せになって欲しいと願う。カタルシスだ。
  • しかし、その行為は必ず周囲へカルマを蒔く。「適格者」は「無線機のような霊媒体質」であるため、関連する血縁に次のよりしろとなる資質を残す。
  • 私利私欲の悪人ではなく、寧ろ帰ってきて欲しい、と交わした約束を果たせない、嘘つきである。
  • 独り身ですぐ世を去ったとしても、ユークロスのメルギトスのようにコピーを作ってでも望みを達そうとするものが現れ、悲劇は繰り返される。
  • 自然発生でも同じ波長、同じ形、同じ経験、共通するものは再来する。物事は輪を描くように連なっているのだから。
  • そして、なにがしらの理由で適格者を見つけ出すものが現れる。サモンナイト2レルム村焼き討ちは本来、適格者が悲劇に逢い、外から降ろした力をもって、復讐と身の安全確保を達成する話でもあった。
  • あるいは、サモンナイト3主人公もまた、悲劇にあった時点で。幼少期に仇討ちをなしたとき、何らかの存在に出会い、その力をすでに宿していたのかもしれない。カルマの響命召喚師。
  • 適格者の器、と適格者に収まるべき守護霊の見分けも難しい。アメルにアルミネスの力が部分的に宿っているのは事実であるが、しかし器が人間ではない。悪魔と、悪魔の力を宿した人間の見分けもつけづらい。レルム村において、もしアメルの力を宿す資質があるものが悲劇にあっていたならば、あの惨状の中開花させた力をもって敵陣を蹂躙していたのかもしれない。リューグは、欲してもそうなれなかったわけか。

 

血筋で遺伝する、と言うことが生むストーリーがユークロスのカシスでありトリスである。

  • エルゴの王とは、王と言う器ー霊媒に、「五界のエルゴの部分」と本人の霊が、憑き物として入った存在だった。 
  • その霊媒が子を為した時、憑き物の子と霊媒の子、両方の性質を持った存在が生まれたのでないか。憑き物の子は憑き物の方をより、親の本体として慕うだろう。
  • 考えてみればオルドレイクは明らかに様子がおかしい。書庫で憑き物と同一化したと考えるのが正しい。ユークロスのカシスの言動は憑き物サイドに立ったものだ。器の方の子供達は、大人気ない奴扱いしてたけど。
  • ユークロスのトリスもー経緯は分からないが、自分と誓約などで繋がったサプレスの憑き物の方を親だと思っていた。元天使の悪魔を、親である個体と間違えている奴って、実の親がどの個体かわかりづらい。今天使なのか悪魔なのか。
  • そして、一番大きな問題はーエルゴの王の血統は霊媒体質、相続者集団だと言うこと。素直に五界のエルゴが憑き物になってくれるのだったら、リンカー同様幸せだ。なれなくっても、召喚師以外の武力を持った、お金持ちの貴族として生きていけるのかもしれない。
  • が、問題はカルマルート⚫魔王ルートの存在。エルゴの王等の血統はディエルゴの適格者の資質も持っていること。エルゴの王の血統が強い力を持ったとして、エルゴの力なのか、器の方のの遺伝なのか、他の良からぬ者の力を憑かせたものなのか判別できない。
  • それどころか、ユークロスで語られるように、本当にエルゴの王に憑いていたのが五界のエルゴなのかも怪しくなってしまう。
  • ただ単にエルゴの王は魔王召喚をして取り込まれて、「憑き物の方がリィンバウムを掌握していたんですよ」、何て結論になったら王統の権威は地に落ちる。それどころか、血縁の疑いがあるものまで全て魔女狩りで火炙りにされかねない。
  • エルゴの王がそこまで考えていたとは思わないが、それに気付いた時魔王召喚や憑き物を下ろしていることをネガティブに発表できなくなったのは事実だろう。権威付けに広告しておいて、実は違う、負の面もあるのです、等と発表できない。世界のためを考えても、自分以外の身内のリスクまでは採れなかったのかもしれない。
  • それに、もしも自分が五界のエルゴ?を手放した場合、他の者が五界のエルゴを手に入れるケースが考えられる。もしもリィンバウムや自分の身内、民に害なすものが手に入れたらどうすればいいか悩みもする。イスラとか。自由になる手段があったとしても、第二第三の適格者が把握できない以上、リンカーの力を手放すわけにはいかない。異界の脅威は死後まで続くし。
  • Amazon CAPTCHA サモンナイト2パーフェクトサモナーバイブルの都月の短編小説と 

    Minis夜会話、それに、サモンナイトユークロスを読んで。ミニスとビーニャのよりしろ、あの二人の違いはディエルゴをどう思うかというあたりだろう。

  • ディエルゴがヤッファ、キュウマルートでヤッファに強要していたように。ディエルゴに乗っ取られたセイヴァーが、ディエルゴ同様に召喚獣を操っていたとき、その肉親はどういう感情を抱くのかという話だ。
  • 憧れの異性に告白してもらえるように、自分の魅力を高める努力を惜しまない情熱的な後輩タイプ?「飼い主候補=マスター足る偉人」→個人としての尊敬している人への崇拝と、「認知」によりその近衛⚫側近にしてもらうために同様の手段を研鑽して→就職活動をするのがビーニャのよりしろ。圧政傾向。
  • 父親から離されて育てられた、シングルマザーの娘として周囲の友達や同年代の子、人間以外の異界の民との絆を大事にする。つまり立派な、モラル=社会性のある召喚師を目指したのがミニス。規律ある寛容政策傾向。
  • ミニスがビーニャのよりしろほどに、身内への思慕にはしったのであれば、今ほど異界の民を友達とは思えていなかったのかもしれない。「アイツにしてみれば、人間も、召喚獣も、遊び道具に過ぎなかったのね」「そんな風に扱っていいものではない。」「みんな、生きている。」「友達にだってなれる、仲間なんだもん」
  • ユークロスでオルドレイクがバノッサを従えていたが。バノッサと同じ立場であれば、響界種であるビーニャのよりしろにとって、マスターである召喚師オルドレイクの位置が自分の父親であってほしい。ユークロスのカシスだったらオルドレイクに、得物の魔人形にされても幸せだろう。恐らくは健全なポムニットの母親が従えるべきはポムニットだろう。子連れ狼?ヴェローチェ、エクセラの母娘の、フィズの母娘バージョンを見てみたい気がする。(ヴェローチェ、エクセラの関係性など、私の妄想だけど)
  • なお、サモンナイト4でエニシアがいるポジションは、やはりおかしい。サモンナイト2攻略本付録小説のように、本来いるべき「位置」を隣り合わせの存在から奪った結果なのかもしれない。ミニスとか。サモンナイト1のフィズはフェアと較べても、やっぱり魔王召喚にあったかのように何かが抜けていたけど。でも環境だけでフィズがエニシアのようになるとは思えない。やっぱり途中で、ファリエルとフィズのように分裂した気がする
  • 「モナティのマスターはー「リンカーの名前」ですのー」中途半端な召喚をされたモナティの発言はあれで正しい。モナティの忠誠はマスターの上にマスターがいても、それが護界召喚師「パートナーの名前」、から、「魔王」や「ディエルゴ」、「五界のエルゴの暗黒面」になっても変わらない。マスターの身の安全と、死別せず一緒に居続けるためなら。「マスターのマスターがリィンバウムを完全破壊する人」であってもモナティの行動は変わらない。
  • 魂の行方(レックス編)。本質的には、フレイズはファリエルの命乞いのためならディエルゴにすらつく。ファリエルがディエルゴにつかなかったのは、ただ単に死にかけを他からの魂で救われた、半分だけの状態だったから。もし、魂が完全だったのならば、アルディラに対するのと同じ誘惑で「マスター」ハイネルのために、「マスターのマスターで、マスターの命を握っている人」ディエルゴにファリエルがついていたのかもしれない。

  • 恐らくだけど、セイヴァーみたいな奴が一度善政を行い、然るのち代償のように悪政を敷き他国侵攻を繰り返すのは、始まりのリンカーの前から繰り返されてきた経験則なのではないだろうか。サモンナイト1の朱のガレフのように。その事を知っていて異界の民は初代リンカーが生まれるリィンバウムを攻撃していたのではないか。結果的に、ファイアウォールのように、マナの資源産出地帯→サモナイト石鉱床を囲い込んでしまったのだし。リィンバウム内部も淀ませ、自然の循環に逆らった。

更に、彼を星として目指すもの、彼のファンの居場所までも不幸にする。血縁以外のものもカルマへ進んでいく。

  • つまりーメイメイはゼノビス⚫アドペックと親しく、袂を分かつまで意思を共有していたが。ある時ゼノビスが何者かに入れ知恵されてしまう。
  • エルゴの王はリィンバウムに仇なす魔王だ。故に、利己のために精進することこそ自然で、王が安寧を得る手段である。「手の届くもの全てを道具と考え、最大限派閥の利益を産み出す手段を模索し使い潰せ。価値がなくなり、害をなすときは速やかに打ち捨てよ」ゼノビスからそうなっていたのかもしれない。王が王らしい個性を、自分を曲げずに育める場所をつくってあげたくて、無色を創設したのかもしれない。「ペットバカな飼い主」のつもりだろうか。狼を飼っているから、狼が健やかに狩りができる自然保護区を作ろう、とか。
  • そして、リィンバウムに仇なす魔王の腹心足るにふさわしい存在になるべく、唆されるままに自らも魔王召喚に手を染めてしまう。破綻はしないまでも精神に異常を来しながらテログループで生きていくようになった、のかもしれない。

    ジル・ド・レ - Wikipedia 黒魔術 - Wikipedia

  • オルドレイクの台詞は、ウィスタリアスに変わる前のシャルトスのままセイヴァーが戦っているときに正しい。シャルトスのままだと事象の連鎖が狂界を招く。全ての繋がりを絶ちきり、五界を「以前の世界シャルトスを「世界を破壊する手段ー無色の徒、独善の暴君キルスレス」をもって破壊し、新たなる真の楽園ウィスタリアス、へ移行させる」易姓革命をもって変遷させるのが破戒の総帥の意思である。
  • キルスレスは、老朽化した旧世界を解体するために必要な工具である。シャルトスがウィスタリアスに生まれ変われば所有者共々用済みである。不憫だけど。思うに、変革の意思、もそこまで不人情でなく。シャルトスを破壊した報酬にキルスレスのマスターと暫く遊んであげても良かったのだろう。しかし力を貸しながら遊んでいる内に、もう害になるのに「こんな世界要らない。何処まででも逃げて挑み続けてやる」なんて、用済みどころか「世を乱す危険物」の台詞を言い出してしまった。それ故にイスラのキルスレスは砕けてしまったのだろう。剣を砕かれてあの程度で済んだのは、やはりキルスレスからの報酬だったのだと思う。
  • 用済みどころか世を乱す危険物。そうなったらどんな英雄も始末されるということか。

結局、ゼノビスは最後までエルゴの王を見捨てなかったゆえに、他の人間の部下たちと違って、シャルトスからウィスタリアスへの変遷を目指し続けたのだろう。

一度リィンバウムが完全破壊→粉砕されてから、その破片たちを何者かの助力により。グラニのように「変態」変態 - Wikipediaすることで真の、王の居場所もあるリィンバウムが完成するのだろう。寧ろ、リィンバウムの欠片達を完成させる工程がアストライズである、と見る。ウィゼルがやった作業を、世界規模で。

  • 何で、メイメイはヤードと普通に話せるのに、無色の他の落伍者を保護し手元で育てないのか、と言う疑問もあるはずなのだ。ゼノビスの個人史を半端にでも語ることで、救われるものもいたはずなのに。
  • ゼノビスの理想を次いだ、オルドレイク同然の生き方をするならば、あるいはセイヴァーも個人的に楽だったのかもしれない、か?
  • また、リンカーの身の回りの者がリンカーを目指す過程で魔王召喚に手を出したバージョンもあったはずだ。
  • メルギトスと言う憑き物に憑かれたレイムのようにー邪鬼に憑かれたリゴールのように。信用して雇ってくれた勢力、自分が先祖から次いで責任を持ってきた国や民を憑き物の尖兵にされてしまったケースもあったのかもしれない。
  • リゴールは、寿命や、不治の病による余命の問題からキュラーにつけ入られた口だと見る。
  • サモンナイト3の生徒達も、朱のガレフ、ロギンズ、ビジュ、悪魔に憑かれていたルヴァイド、イスラ、エルスト=ブラッツェルンやギアン=クラストフのようになっていったのかもしれない。「卑怯な手を使う」と言われた者達も、道が違えば歪まなかったのかもしれない。彼らはケンタロウやセイヴァーと隣り合わせだ。
  • ビジュは小物なようで、あの入れ墨は六門世界の話のように、憑依召喚の力を応用して、被験者に魔力と召喚術の適性を与えるものだと見る。タケシー使っていたし。あの外付けが無い方がガゼル並みに格好良かった気がする。

魔王召喚の魅力。 メルギトスはモナティルートで、「禁忌の扉を開く鍵は、あなた方が握っていることをお忘れなく」と言っていたが。実際リィンバウムの召喚師が手を伸ばした話がサモンナイト1でありサモンナイト5である。

おかしくなったバージョンのテイラーブロンクスやカラウスがオルドレイクだとすれば。ギフト⚫ブラッツェルンはおかしいバージョンのギブソン⚫ジブラールである。追われるものを追うものが、次に追われるものになる。

  • 魔王召喚は召喚対象すらも歪める。魔王召喚で呼ばれた存在は、半端な部分だけ、の存在に近い。
  • モナティが実はいい例だ。前々からおかしいと思っていたが、モナティもエルナディータの同類のはずだ。ひょっとして、偏った中途半端な部分だけ呼び出したから。家事や姿勢制御など基礎的な技能まで伴わない状態でリィンバウムにあるのかもしれない。他の、残りの部分は意識なく眠っているのか?モナティのように、感情表現が素直でマスターラブなエルナディータやリビエルもあるのだろうけど。本当は不幸なはずなのだ。
  • 似たような経緯で、エルカが血の気多すぎるのもその派生か?
  • そんなことをいったら、自分は人間として欠陥品でないかと考えている連中の意見も正しくなる 

そして、霊媒は更に降霊術が起こる状況を連鎖させていく。

  • エルゴの王は、メイメイの話をみる限り良かれと思ってリィンバウムを、「ハイネルが既存の結界を強化したように」、結界で囲ったそうだが。核識に影響されたものが果たして本当にエルゴに反逆できていたのか分からない。壁のせいで、浸透膜のような状況になり、五界の諸々の流れ、マナや想いや魂の流れも鈍く、流れが悪くなったはずだ。コレステロールたっぷりのどろどろの血のようなものか? 

体外循環 - Bing images

水産庁/漁業活動による環境保全

世界のバーチャル・ウォーターのフロー | 佐藤正弘 研究室 | MASAHIRO SATO lab

浄水場 - Wikipedia

  • つまり、マナの富栄養化のせいで、サモンナイト3の亡霊兵士達が囚われたり。サモンナイト2の憑依召喚術乱発に繋がったのでないかという話だ。魔力の補給さえあれば、サプレスの民は短時間、形の無い魂のまま、「幽体離脱、レイスフォーム、抜け首の病、ろくろ首」の状態で滞在することができるそうだから。無理の無い状態でリィンバウムに留まれる状態を富栄養化は招いてしまうのでは。バクテリアの繁殖に近いか? 腐敗 - Wikipedia 培養 - Wikipedi 富栄養化 - Wikipedia 血糖値 - Wikipedia。いわゆる「よどみ」である。 風水 - Wikipedia
  • 降霊術をしたいものが、より手軽に手を伸ばせる状況を作ってしまうのではないか。
  • オルドレイクが指摘した狂界とて、解消できないしがらみの蓄積による全体系破綻の子とを示していた筈。 循環器系の病気│病気事典│ここカラダ 動脈硬化症 - Wikipedia
  • 第16話 会話(ライVer.)相談イベントのリビエルの項目。想いは至源なり。世の理を回すは、至源にして無限の想いなり。誰かを望む心、なのだろうか。恋愛の勝敗は何処までも付きまとうようだ。それを言ったら同じゲームパッケージ中で、遭遇しない同士のカップルはどうすればいいんだろう。グラッドの推奨ルートの相手に出会う前に、フェアに取られたりとか。ライが推奨ルートの相手に出会う前に、女性キャラに寝とられたりとかもあるわけだし。ルシアンにリビエルが片想いしているルートで、ルシアンが泥棒猫にとられるルートもある筈。

  • サモンナイトシリーズの1,2,5の人物をみている限り、エルゴの王は何処かで倒れて乗っ取られた筈。何処まで自分の意思を貫けたのだろうか。サモンナイト4のセクターもまた、何処かで折れた筈なのだ。

故にこそエルゴの王達の言う、王がリィンバウムの敵になる工程が必要なのだ。だって、エルゴの王の王朝成立以後、人間達は王に頼るばかりだとあった。

本質的に、エルゴの王が使うシャルトスのような力は、「有限な」代償があり、いつまでも同じようには使えない、力であった。それなのにエルゴの王は寧ろ人々に代償を請求せず、一人で身を削っていった。幸福な王子のように。

はっきり言って世界全体に「バカ」呼ばわりされても仕方ない。本質的に、第15話 相談(レックスVer.)イベントと同じだ。Fizzの十話の夜会話内容が示す。「いくらもらったの?ーの偉い人を助けたんだからそれなりにお礼は出たんでしょう。」「ひょっとして、タダ働きだったの?私だったら絶対にそんなことしないのに。バカみたい」

フィズの人格はあれだと思うけど、でもエルゴの王は請求しない方が、助けられる方に悪いんだ。エルゴの王が若い内に、エルゴ達との同化が手遅れになる前に、自分自身を助けられる資産を築かなければいけなかったんだ。その資産を使って、自分の老後や子々孫々まで防衛してもらえる備えを築く。それが相手も自分も長生きする秘訣だった。

あるいは、エルゴ達の「先触れを出せ」「過ちを正そう」と言うのは、そこら辺からかもしれない。対価も払わず、打ち捨てようというのか、って。アメルですら主の要求で寄付金をとるぞ?

「先触れを出せ」と言っているエルゴにとって、リィンバウムの領主であったエルゴの王のマスターの自分達は、召喚獣であるエルゴの王の資産を接収する権利がある、と考えても正当だし。遺産相続、と言うか忘れじの面影亭店主の死後に、所有者であるブロンクス家が接収するのと同じである。恐らくはシルターンのものだろうそのエルゴにとって、直轄領化による上からの啓蒙専制主義が意図であろう。自治を獲得するのは、法規律系の文明水準が向上した近代化の後。日本と東アジアの国々との関係のような理念を、本当に共栄のつもりで薫陶したいのだろう。