サモンナイト1を振り返る モナティとサーカス団 甘えとごまかし、責任

サモンナイト1で出てくるモナティのストーリー。

これは、果たして勧善懲悪なのだろうか。

あらすじ

「はぐれ召喚獣になったところを、サービス経営者に拾われたモナティは「御恩と奉公→恩返し」として。住み込み賄いつきで、居場所を提供してもらう代わりにサーカスの芸能職で働いていました。ある時、突然解雇と所属代えを言い渡されました。納得できない内に次の保護者予定者が来て、連れていかれそうになりました。結局、フラットというグループに保護され、そこの仲間になりました。」

これは、「サイジェントが国境の狭間にあり、巡回中の旅一座である」

「国ごとに召喚獣の扱いと管理規定、保護者資格認定は異なる」

という発想が抜けている。

これからいく先へ無理に連れていくことはできなかった。そもそも、モナティと芸能経営者が結んだのは養子縁組でなく業務契約である。

本来その事をはっきりというべきであったが、モナティとても召喚獣であり、軍用犬くらいの猛獣以上なため、暴れられると危険だった。仕方なく取り押さえることのできる次の保護者へ何も言わず引き渡すことにした。

これは、サーカス達は倫理的に見て非難される存在なのだろうか。一番始めに召喚して、送還せずにいた召喚師はサーカス経営者でないし。手を差しのべず擦れ違う道はあった。しかし、相手と金銭の授受はどうあれ、次の責任を持てる保護者を見つけて、そこへ突き出してから立ち去ったのだ。むしろこれまで、暴れられても取り押さえることができないのに、居場所を与えていたのは寛容さである。

何も言わず、追いかけられないところに置いてきぼりにする手段もあったが避けた。復讐されないよう冒険者を雇って始末することもなかった。観察した限り、モナティはリィンバウムでもメイトルパでも野生で生き残れないから。そして、身体は育っているのに中身が全然成長しない、ロボットのようなモナティの異常性はやはりサーカス団の責任ではない。

(中略)

結局、サーカス団とモナティを社会と法は許してくれなかったし、サーカスに社会を変える力があったわけでもなかった。