ユークロス abcd章を越えたーx章、本当の世界観 過保護とゆとり、自立教育 「誰が背負うべき激情」川上から川下へ

エルゴの王の疑念。「いつになったら戦いは終わるのだろう」。→ツッコミ:お前らが持っているものをもっと手放して、自活できるようになればそれで。

 

境界線。シャリマ他外道どもは召喚術の源義として支配強制力を要としていた。しかし、神経系と内分泌系ホルモンと見るならば、知覚能力こそが要だ。フィーリング能力。そして、内面性の排泄、逆流、反映と言う面に特化させるならば?

ずっと考えていた。「サモンナイト開始時ーアルカ川への、身勝手な産業排水問題。」大きな課題であるはずなのに、他シリーズ作品で全然取り上げられない。ファナンの蒸留水問題くらい?あれが、境界線についても言えるのならば?

かつてリィンバウムは「魂の楽園」と言われていた。今のアメル、マリアージュサモンナイト3主人公達。もっと理不尽に対して悪感情を持つはずなのに、欠陥品か血の通った人間でない(異界の民もいるけど)ように穏和に慈悲を見せた。

あれが、ただ単に外部へ、(都合の悪い)気持ちを略奪する仕組みが築かれているだけであれば?当然境界線の川上から川下へ流れる。それは、四界の、攻めてくる側、会話もできない連中達の方へ流れていくのでないか。動機や不和を流しているのが他ならぬリィンバウムの民であるとすれば?

聖王国首都のように、高級住宅街ほど悪感情が渦巻くはずなのに、その頂点にいるはずのスフォルトやファミィは、伺える限りそういう面は俗物共より澄んでいた。

方程式で言うと、リィンバウムでの階層が上位である程、境界線の川上を支配できて私欲を尽くせる。リィンバウムの最下層以上に、四界の者達の境界線の川における序列が低いとすれば?悪感情だらけのそいつらは、

バノッサよろしく、「何で俺たちが力の無い奴に頭下げてなくちゃなんねえんだ」「俺には資格がある。力でとれるだけとってふさわしい場所を支配してやる」て考えるだろう。オプティスは四界の侵略者達と同じ境遇なんではないか。

連中からすれば、過去のせいで復興が済まず、別な侵略者から面倒を見なきゃいけないリィンバウムがフラットに見えるのだろう。

オプティスには、首都の民から見れば、何故住んでいるのか分からないフラットすらも接収して、勢力増強に使いたく見えていた。結局、フラットやオプティスという外縁部同士でなく、「いかにエルゴ達に近いか」という領主と顧問政務官達が変わる、無理矢理変わらされるしかないのか。現に、バノッサがあの事件を起こしたお陰で方針が転換されてくれた。

このレビュー読者にも、サモンナイトユークロス小説のその部分を読んで共感を覚えてほしい。

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境界線を通じて、処理したくない感情を相手へ流入させ、引き受けさせることもできるはず。それを考えていたら、護人の暴走も、魔力を与える=感情処理も注がれ、引き受ける関係でないかと見えた。境界線の川上から見れば、下流の連中はみんな自分達の魂の輝きのおこぼれに集まる、感情を食べて魔力を啜る悪魔共だ。

確かに処理できないものを、一時的に引き受け噛み砕いてもらって。ゆとりができたときに引き出せば、閾値を越えない精神活動ができるだろう。しかし、それじゃ魂のけがれを、どうせ終わっているからと亡魂達に背負わせ、磔にしているのと変わらないじゃないか。「みんなの罪を背負って神様の身許に召されるのです」?独善解釈極まりない。

(サプレスの「豊穣の恵み」以下MP提供能力を悪魔がやると、感情を相手へ流入させることもできるはず。それを考えていたら、護人の暴走も、魔力を与える=感情処理も注がれ、引き受ける関係でないかと見えた。アメルの悪魔版はそれが得意そうだから。忘却の杖要らなさそうだし。

あ、なるほど。悪魔に限らずサプレスの民が、悪影響のある感情を食べた経験を忘れ去るために、あの杖使ったんだ。綺麗に見える人が誰かを妬んでいるのを知ったとき。

自分の想い人が、別な相手と相思相愛であるのを知ったとき、自分か誰かの想いを消すために、など。シェイクスピアなら、相手を記憶喪失にして。人魚姫の隣の国のお姫様よろしく、看病したのは自分だってことにして。寝盗ることも出来るわけだ。)

(この感想の理由は、私がカシスファンなのに、綾とのペアの描写があまり魅力的でなかったからだ。あの性格のクラレットに押さえ込まれる、魔人形スペック冷遇ってえこひいき過ぎないか?

いや、あれなら魔人形を陽動にして、他の護衛獣で術者を射撃。自分も二系統使える利点を活かして、手札の多様性でじわじわ封殺するのを目指すべきなんだ。

明らかにナツミのアビリティの方が、あのアヤより魅力的だ。極論、セイヴァーとビジュを較べている感じか?リンカーかシオンに、ガゼルで勝てるかって話。主人公サイド版のカシスなら五巻でああいう決着にしない。)

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サモンナイト1

サモンナイト2

サモンナイト3

サモンナイト4

 

トリスの叫び

「お前が憎い。私より先に目覚めたというだけで、私がもらえるはずだったものは、全部、みんなお前に奪われてしまった。」

「あたしよりずっと、たくさんのいいものをお前は持っている。辛いことなんか知らないって顔でのうのうと生きている。当たり前のように幸せになっている。」

「父様は言った。もう二度と盗られないためには、殺さなきゃダメだ。」

→これは、他の四つのエルゴと同じ意見なのではないか。トリスに応じて考えたのが。

「自分の歩んだ道のりは安易で平穏ではなかった」「どこかから掠め取ってきたんじゃなくて。自分の努力と仲間達の助けによって、一から作り上げてきたんだ。」「全てを受け止めきって彼女に伝えて見せる」というもの。

 

 さて、何が言いたいのかと言うと、この時代のサモンナイトの世界を地図に示してみるとくっきりするかも。

  1. はぐれ召喚獣の中で強く、勢力的にも大きく。上手に統制されている地区が忘れられた島。マイナス面として。半端に封印された主なき装置が今なお起動しており、対話不能な異界の脅威や、内乱の戦没者の亡霊達を彷徨かせている。ダンジョン:人間のいない島に放っていた。同じく人を襲うはずの、主無き召喚獣達が統治議会を作り、内外からの防衛の要となっている。サモンナイト3
  2. ユークロスの小説ではっきりするように、人間の国。召喚術の法規制もされている。新興で、摂政と幼帝がいるのが帝国。
  3. 超技術で作られた旧式の要塞に、代を重ねてきた至竜の一族がいるのがラウスブルグ。封建制のごとく、中枢部の大樹に最強の守護者がつき。その周囲を各世界出身の有能な補佐役達が囲っている。一方、役割とは別の守護者本人の意思で、中枢から離れた内部に、行き場のないはぐれ召喚獣の避難自治区ー隠れ里がある。サモンナイト4
  4. 宿場町トレイユ。歴史があり、より利便性のある都市が出来てからは斜陽であるが。都市成立以前から存続する、忘月の泉には力ある古妖精が住んでいる。最近では実質領主のようなブロンクス家が、リィンバウムに留まらない希少な人材を起用し、日常生活を営ませている。リシェルとルシアンのきょうだいも、いずれ世界に羽ばたいていくことだろう。町在住の人物、グラッド、ミント、セクターもまた素晴らしい人間性の持ち主である。サモンナイト4
  5. レルムの村:貧しいため変わらぬ生活を送っている村。近年、流れ着いた旅人が村を襲撃した悪魔を撃退してから住み着き、若者へ武術を教え自警団を組織した。また、その連れ子が特殊な医療能力を発現させ、村の財政に寄与してくれるようになった。形はどうあれ、他国の襲撃者と異界の悪魔の欲望により、訪問客も含め暴力により滅んだ。サモンナイト2
  6. 聖王国:青の派閥、金の派閥、それぞれの本部がある大都市は栄達を極めている。万物の最小単位であるマナの流れに関わるのか、両都市とも水の関わる地形が存在する。城が滝を背負っている王城は明らかに特殊だ。サモンナイト2
  7. 帝国と聖王国両方に挟まれた、歴史があるものの。近年短期間に成長を遂げた紡績都市サイジェント。(植民地政策下のインドのような状況)。雇われの政務官兼、顧問召喚師の一族によって善くも悪くも成り立っている。人柄、資質共にー寧ろこの時代のこの世界の為政者としては、誘致したくなるほど優秀。一方で人間社会全体を反映した、格差問題と高圧的な圧政によりどの社会階層もヒステリックになっている。外部から来た召喚師の事件を経て方針を転換。現在は、召喚師の世界でもっとも権威あるリンカーが妥協できる程度の、住民に受け入れられる施政を行っている。(都市ー州同士が協力し合う合衆国での。封建君主がいる州議会のような状態)また、外部からの諜報工作は、バノッサ亡き後により広く目を配るようになった、アカネとローカス。裏社会に強いもの達の手によって、はね除けられている。サモンナイト1

ーーはっきり言って、トレイユ恵まれすぎだろ。

何、この過保護は。召喚獣で守護者が側にいる状況で、小規模ながらも人口が確保された都市の中で暮らせている。

召喚獣にとっては逆に、忘れられた島が羨ましい。ハイネルという。実力も特殊さも。何より人格と規範、人望と言う宝を備えていた傑物に恵まれた。平坦で安易とはとても言えない→自由のための戦いを経たとはいえ。彼の遺族兼、縁者達も十分な為政と庇護を行っている。

リィンバウムの大部分がレルム村のような状況だった場合に。

召喚獣大部分が赤き手袋の猛獣使いの使い魔か脱走者だった場合に。

トレイユや忘れられた島のもの達がのほほんと暮らしていればそりゃ僻むだろ。

 

で、その話が何故エルゴの王の時代に至るかと言うと、同じなんじゃないかな。妄想も含めるため二次創作として記述を重ねていく。前世では別名だろうが、相応しそうなキャラの名を「」に嵌める。

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巡りの大樹リィンバウム。その世界の起源においてもっとも重要なのは、サモンナイトツインエイジの頃からの、世界と意思を通わせるもの「ミュリエル」であった。それは本来、四界に別れる前の一つの世界(パンゲア思想)だった頃からの法則だった。始祖は事情から姿を変え、「リーファ」という名を得る。人間の姿を取ることもあり、生死のループは経たものの。単為生殖のように母から子へ役目の他歴代のほぼ全てを、繋ぎ続け担ってきた。

(リーファは精霊樹の姉神、が呼称として良いか。)

しかし様々な変化が世界を変えていきー(四界に別れた経緯などは不明ー略)

クレスメント成立以前の、「起源としての迷霧の森の惨劇」の頃にまでリーファの役目は続いていた。恐らくその時も犠牲を出しつつなんとか乗り切れた。「エドス」「グラッド」悪魔に縁を持つ、家系も関わっていった。

しかし、その後の代に「相似:サモンナイト 無色の派閥 忘れられた島上陸ー撤退まで。その間の召喚獣略奪」のような事件が起こり、遂には人間達が、青の派閥トップによる(悪魔王メルギトスとの誓約によるサプレス系呪詛で)大規模な一撃によるーメイトルパ入植者への無差別大量虐殺を行う。

この件で、一気に四界の助力者達は人間達を見限った。人間のトップから底辺まで。カラウスがユエルを見るのと同じ使役道具目線なのか、と。

(相似:実際に体験したものは生存したか不明であるが。サモンナイト3の先生達漂流前の護人議会達の拒絶)

(相似:助力しろと言うオルドレイクに対するキュウマの言葉。「我らにあれだけの仕打ちをしておいて、まだ主君面をするのか。」)

そして、イスラのように、リーファを守ってきた本来の守護者「アルド」は再起不能となった。

取り合えずメルギトスから召喚兵器の相討ちまでの悲劇はリタイアしたアルドに代わり、「サモンナイトx」編の、グロッケン・ウィル・デルディアナのような奴が発起人となって巻き込んでいくー