読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

サモンナイト u-x 諸々の背景推理 カスラとメルギトス カスラ⚫亡魂編

サモンナイトユークロスを見ていて

 

哲学的ゾンビ - Wikipedia

幻肢 - Wikipedia

プラナリア - Wikipedia

幻肢痛 - Wikipedia

発生生物学 - Wikipedia

再生 (生物学) - Wikipedia

首なし鶏マイク - Wikipedia

 

恒常性 - Wikipedia

胚発生 - Wikipedia

誘導 - Wikipedia

分化能 - Wikipedia

がん幹細胞 - Wikipedia

オートファジー - Wikipedia

血液 - Wikipedia

マクロファージ - Wikipedia

食作用 - Wikipedia

 

認知神経科学 - Wikipedia

受肉 - Wikipedia

神経系:中枢と末梢

アンチウイルスソフトウェア - Wikipedia

フィードバック - Wikipedia

 

 

マッドサイエンス?人間の頭部を切り離し、別の肉体への移植は技術的に可能になりつつあるらしい

猿の頭部を別の猿に移植しても最長で2週間しかも... - 生物、動物、植物 | Yahoo!知恵袋

ゾンビ - Wikipediaブードゥー教 - Wikipedia

これらが亡魂と冥土、エルゴの関係を説明するのでないかと考える。サモンナイト3においてメイメイは「すべての事物はエルゴより分かたれたもの」「意思あるものも意思なきものも」「ないがしろにしちゃダメ」と語っていた。また、ヤッファは「界の意思を無視して働くゆえに召喚術は最強と呼ばれる」と語っていた。そして、核識についても、「境界線を通じて流れてくるすべての情報を一瞬も休まず処理し続けるなんて無理」「廃人になる」という結論に達していた。ディエルゴも最後に、意思なきものの苦しみをー等と語っていた。

上記の材料から何が言いたいのかというと。まず、始源も四界も。エルゴは本質的に「意思なきもの」であるだろうということ。魂にとりつくという冥土も似たようなもの。寧ろ、魂殻の亜種に当たるものでないかと推測する。亡魂もたぶん近い。転生できるかできないかーこれが作中でよく語られることであるが。幹細胞で言う分化能を持つか持たないかに分けられないかに似ている。

「界の狭間の選別方法」が「自分で知ること。など。それが世界の決まりごと」とあることから、主体であるか。内面の発露があるかどうか。その精神性を単位としていた。故に怨霊のような、「今、自分がどうしたくて何を確かめ直すか」等の機能に乏しいものを弾いていた。精神の柔軟性や機転、ダイバーシティと呼ばれる部分も乏しかったとは思うけど。あの怨霊の集合体も哲学的ゾンビの派生なのだろう。それは冥土も当てはまる。結局は「ピノキオ」のような「自我の発露」を起こすかどうか、独立した主体になれるか。連帯の中で、他人が存在しないと自分を確認できないのかどうか。そこら辺の関係だと思う。

サモンナイトユークロスにおけるシャリマがサモンナイト5の記述を超えて冥土を自在にできていたのは、バルレルの目や自らの寄生植物など、発生生物学に関わる進化を修めていたからだろう。

結局は「主体か従属物か」という関係性で語られる図式だとは見る。中枢ー端末。

結局冥土は、フローテが言っていたように「魂そのもののー程ではない」。冥土の元となった穢れは結局「従属物」なのだろう。しかし、何かの理由で「主体」がないまま「従属物」が勝手に動き出してしまう。リビングデッドのように。私は、主体から見た、四肢の欠損に関わらず起きる幻肢痛、の逆なのだと見る。従属物から見た主体がいないにも関わらずそれからの指令があるかのように動く反応。その現象が一見話せるようなディエルゴ逹の意思主体なのだろう。

問題なのはクオリアがあるかないかの哲学的ゾンビとしての性質ではなく。それがそいつらしいか。そうでないか。と言うものだ。付喪神や心を持ちたいピノキオとはまた別。主体がない「反応プログラム」ードラえもんの秘密道具で言うロボッターに当たるものがついているだけだから。そいつが内面からの発露で本当に心ある存在と等しくなりたい、と思う存在かどうかと言うことだ。基本的に、意思がないのが本分として産まれた→エルゴから分化した存在は、意思を持ちたいと思う発露がないのが道理だろう。それで持ちたいと思うのはーあのヴァルゼルドがいったようにバグなのだろう。

ただー感情や穢れなどが理由で転生できない亡魂が増えるのであれば、転生の循環機構がスムーズなはずのロレイラルでは、寧ろ魔力が少ない弊害がある。と言う。脂肪のように、栄養となる劇物、本来は不溶性ではなく難溶性の成分なのだろうか。感情のある魂は。

 少し、違うか。「すべての緒物はエルゴから分かたれたもの」「至龍はエルゴに魂殻が似ているが。呪縛されているものを下手に剥がそうとすると魂が砕ける。魂は穢れと魂殻と精神でできている。」

  • これは、リィンバウムを含めた五つの界を含む世界系は、卵のような生き物なのでないか。エルゴもまた魂に似た形の生物種。エルゴも卵のように、魂殻として他の生き物が暮らす世界があり、物質的な座標ではない場所ー高次の精神世界に、核としての「精神性ー核識」→卵黄がある。ただ単に核識があるだけでは生き物である以上、代謝するため栄養が無くなると機能不全に陥る。マナ食らい、のような、寄生細菌にも弱い。卵のような、と言いつつ栄養を補充する卵白は魂殻に規定されず、制約されない、とみる。卵白の池の中に卵が入っていて、殻の内外でも栄養をやり取りできる。魂殻は浸透膜仕様なのだろう。
  • サモンナイトユークロス。一連の因果はシャリマの思想が原点とされているが。特定の個人ではなく、世界そのもののバランス論に起因するのではないか。エルゴー界も生き物とするならば、恒常性ー健康を望む気持ちから。
  • 生き物であるならば、シャリマの創造者思想や、レイの争覇の思想ー個々の生物が高みを目指し続け周囲に高みを紹介し続けるべきという思想も兼ね備えている。連中は極端、と言うか役割分担するように片寄っているだけで。
  • 区分すると、作中で出てくる「再誕」と「追想」、両方に必要とされる創造者としてのバイオデザインアビリティ等がまずエルゴの持つ特徴だと分類できる。
  • 恐らくは「再誕」に区分されるのだろうが。環境に適応した肉体を現地に出現させるサプレスの霊体逹の「受肉」の能力も持っていて、自己のみならず他生物の体も用意できる。
  • そしてー亡魂関連のトラブルの多さから、特に亡魂に対して→穢れーその感情や欲求を舐め回し吸い取り捕食する、能力が確かにエルゴにもあるべきなのだ。恒常性を保つためにも、卵白に相応する栄養を確保するためにも、エルゴは感情等を摂取するはず。
  • 界の狭間においては「反復の法則」が提唱されていたが。風土病のような、周期的に起こる「恒常性の危機」と言うものは存在するはず。免疫機能というのは、過去の危機を覚えていて、その原因に対する反存在を用意したり、原因を除去するよう警護役に対処を命じる器官の、性質である。ウイルスセキュリティソフトのように過去の問題を記憶し、原因の特定、再来の察知と予測をレポートに基づいて行う。「同じ手に何度も引っ掛からない」防御の学習機能とも言える。ミコトの追想は、今ある脅威に対して対応する、過去の強者をセキュリティとしてよびおこし、それを模倣、再実用するものだとみる。白血球のための遺伝子、か。ミコト自身は、自分と周囲の、魔力と魂を、「つながり」を元に働きかける。過去の記録を照会し、胚幹性細胞のような分化能を発揮しているとみる。
  • 追想はすごい能力だとは思うし、脅威を再誕されても対応する強者に押さえ込ませることができる、サモンナイトユークロス攻略向けの能力ではあるけれど。サモンナイト5の響命召喚術よりも強く、複数の故人をアドレスブックから検索出来る多様性のある能力ではあるけれど。ミコトの追想の負の側面が強くなると、結果的にはエルゴの栄養となる成分が不足することになるとみる。亡魂の存在を考えると、感情やつながりは、生きている間にその場所で、その都度紡いでいく必要があるのだと思う。どんな繋がりも、普通は両者の魂が転生の輪に溶けるまで、らしい。
  • サモンナイト5で禁忌召喚士になれば、いずれは冥土を召喚できるようになるのだろうが。その代わり来世でもカルマ値が高くなるし。カルマルートを邁進したゆえに誓約できた相手に、来世においても誓約してくれ、と言われかねない。感情やつながりは、生きている間にその場所で、その都度紡いでいく必要があるのだと思う。サモンナイト3の伐剣者たちは悲惨だ。その生で本人が築いたつながりではないのに。適格者だから、良からぬものとリィンバウム現世の召喚士逹相互のつながりを継承していくために、と言うことでディエルゴに語りかけられているわけだから。一旦使って必要ないから、と返すのではメルギトスや四界のエルゴ逹がタダ盗りされたのを繰り返しているだけだ。ディエルゴや冥土逹って交友関係乏しそうだし。ウサギは寂しいと死ぬ、ってやつらにも芽生え出しているのか?
  • ミコトに追想してもらうことをあてにしてよいなら、サモンナイト3の亡霊たちや界の狭間の転生できないものたちもそちらを望み。いつまでも待ちぼうけかねない。また、メイメイのやっているそれは、下手をすると夢に飲み込まれて戻ってこれなくなるー戻ってきても障害を引きずっていくことになるケースがあるという。オルドレイクの狂気もそこら辺に理由があると思うし、あくまでカウンターパートであるべきだろう。
  • なお、エルゴ逹は亡魂の消化にひどく手間取るらしい。サモンナイトユークロスの、無色の派閥の、悪魔竜の亡骸と怨念を用いた呪術と、その解呪に相似するか。悪魔や悪魔との契約者は、忘却の杖のような感情や怨念、妄執のあしらいに長けていると見る。祓いの術として解呪すると手間がかかりすぎるし、非効率なので。死んだ細胞を食べるマクロファージの食作用のように。キャパシティのある補食ロボットに消化させ、じっくり還元させればよいと言うのが本来の悪魔の機能なのだろう。が、悪魔らしくそういう役分に留まらず他の世界への大規模侵略を繰り返したようだ。
  • メルギトスなんかが最たる例。本来、召還獣排斥を唱える旧王国には、悪魔を合法化する仕組みもない。故に、旧王国にとどまる亡魂逹は、既に詰みなのに延々と果たされる機会がない「無念」のせいで、更に転生後のチャンスまで無くしている。その状態ではエルゴ逹も困るので、自然の摂理から旧王国に悪魔は巣くいだした。旧王国に留まり、死者生者問わず魂の感情を食らうべきだった。行動パターンもエルゴ逹の干渉を知らず知らず受けていたのだろう。しかしー放埒すぎた。エルゴ逹の機能失調もあり、本来のあり方以上に我を通した。感情を食べた後の戦士逹を送った結果、命令を全く疑わず相手を全滅させたり。結果そのままでは回避不能な戦士者の亡魂の感情を食べるべきであったのに。自らが手を下し大量の死者を出したあげく、憑依召還を使った結果寧ろエルゴ逹の処理しづらい亡魂を出した。ラストで戦争で出る感情を食べていなければ、エルゴ逹は更に困った上に。更なる無念を産み出す原罪までばらまいてしまった。はっきり言って、役割に対する背任かつ反存在である。
  • 本来はメルギトスが原罪を撒いた後に介入すべきアルミネス→聖者に、悪魔逹がずっと付きまとってしまったわけか。事前に封殺するのが知恵、であるけれど、本来は呼び水であったのに。これは本来聖火で焼くべきだったのでは。何で原罪に対処するのがあの天使だったのだろう。そもそもあの大樹って本当に原罪への対処になっているのか?見ようによってはマナ食らい同様にメルギトス回復にフィードバックされるべき魔力を横取りしているだけでは。いや、天使かその適格者か天使の落とし子ー古妖精かははっきりしないが、天使が原罪を引き受けるのも違う気がする。別なサプレスの悪魔か亡魂に食わせるべきだったのでは。あるいは、争乱を制覇するか、鎮静化させる宗教的な「聖者」「布教者」に、人と土地に入ったままの原罪を罰させるべきだったのかもしれない。あの抜剣者の先生逹こそその任を負い、「結び付いた原罪が表面化させた、内在的な対立の芽」を解消し「諦めずに相互理解を説く」べき責任者逹だったのでは。マグナ逹は、サモンナイトユークロスで語られる、ギブソンミモザの結婚式で出会った他の勇者に相談すべきだったと考える。エルゴ逹の、人間世界戦士階級の、内在的な不和の根、長期解消の意図は、他ならぬアルミネスに即、潰されたわけか。必要なのは天使でなく、人間の説法者だった。が、あのメルギトスはモナティ並みのイレギュラーだった気もするから、とんとんだと感じる。原罪を撒くのはかまわないけど、メルギトスだけの利得でなくサプレスの感情を食らうもの逹すべてに還元させるべきものだったのだから。メルギトスの復活に強く呪縛させるのは間違っていた。人間社会の不和の根治を目指すものだから、サモンナイト3の異界の民だらけの忘れられた島に根付くのも、マナを盗むのも本分を外れているけどね。
  • ルミネスの大樹は悪い魔力を食べるという意味で、マクロファージとしては悪魔たちより善性だが。逃れる原罪がいた以上、そのルートでもいいけど。撒かれた原罪の量が必要分ぴったりならば、護衛獣ルートの方がエルゴ達の好みだろう。アルミネスの大樹という免疫系に対す 病で、悪性化する可能性もあるため、その場合は、抗生物質がいる。侵略者の尖兵として、シャリマの魔獣化植物もあることだし。
  • 無念のけがれという、亡者逹の「外周」をすり減らす役割も、魂の感情を食らう悪魔逹は本分としている。「用不用説」で既に要らない無念であれば、成仏したい魂は無念を手放すべきだ。エルゴ逹も、意思あるものを再誕させるためには、意思あるものの魂を、他の「意思なきものという素材」から作り出したエルゴ逹の心身の分身と混ぜ合わせなければいけない。サモンナイトユークロスの、アルス⚫クレスメントの魂が、体だけあるものと混ぜ合って一つの命になった、という説は、素材がどういう行程をたどっても生命として完成すれば一緒、ということを示している。あの再誕したメルギトスも、自分の生まれかたのアイデンティティーに関心ないわけではないということか。どんな生まれかただろうと、自分は対等以上にゲームフィールドに立っているということを。そして、再誕した自分の特徴や弱点をはぐらかしてもいる、かも。
  • エルゴたちが境界線を通じて他者を操る機能を→より強制的にして、一つの意思が強権を握り唱導すべきだ、という考え(教育論?)のもとシャリマは召喚兵器を実用化した。サモンナイト3の遺跡の機構やラウスブルグの頭脳部のあり方を考えると、境界線からの→恐らくは送還術派生の「精神ー存在同調術」をエルゴたちは持っている。メイメイの話で、初代誓約者も四界のエルゴの操り人形にされかけたという。エルゴの生体部品ー中枢神経系として作業を強制されたということか。
  • 召還兵器の強みは、生体プロテクトの活用による制御性の高さ。ロバート⚫ホワイト博士の移植実験のように、本来の中枢機能が麻痺しているものへ別な命令系統を埋め込むことで、無人戦闘兵器のようなプログラム制御を実現している。薬物的なゾンビ作りのようなものだと推測する。これは、誓約者本人でなくても他人の召還兵器を使えるということであるし、最高権力者は自在に権限を貸し与えられるということである。
  • サモンナイト3の遺跡で出会った原罪。強い魔力を持つものにとりついていた。サモンナイトクラフトソード物語のはじまりの石も怨念がついたし。強力な魔力を持つものの近くには原罪がつきやすいのだろう。エニシアの両親の喧嘩も、原罪により引き出された不満だったのかもしれない。レイのような思想が原罪の、生存競争のためのエゴだし。