ムシウタ九巻レビュー

気付いた点が二点。一つは情報の非対象性がある。つまり参加者間で不平等だ。七那には目立つ格好で付きまとい二人目のビッダーの七那への狙い撃ちを許したのに。七那にはそういうヒントを与えなかった。二つに入札開始価格を設定しており、それは普通の経営者ならばそれだけで破産する額、とあるのに。資産の一部は自動車を一台買える程度、という人物が作中では三人目のビッダーとされる。かなり怪しい。
マナーの悪い七那へのけじめとして円卓会が用意した拝み屋だと考えた方が自然である。生命維持装置や監視体制もふくめ、かなり金がかかる。上で、ずっと何も研究成果なし、となれば制裁として十分である。少なくとも、オークショニアというエージェントを放った側にとっては既に投機上の商品としては不良在庫である。競売、をwikiで引くとリンクが出るが、勝者の呪い、による、塩漬け不良在庫の投機詐欺にすぎないのでないか。