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ムシウタ八巻 メモ

「でも、お前は虫憑きのせいで、人生をメチャクチャにされたのに ─ ─」「ううん、逆」 少女が首を横に振り、目を細めた。「私は、一番なりたかったものになれたよ」
これ、文章通りであれば、被害者でなくて加害者。こいつ、自分のせいで虫憑きの人生を無茶苦茶にすると言っている。そしてそれになりたくてなったって読めるんじゃ。このきらりは六巻の、自分の夢もきれいであってほしくてきれいな夢を持っているものに近づいて、夢を持てないゆえに夢を失う痛みを共有しようとする鯱人に近いのでは。最悪の現実に立つものだから。少なくとも、世界を潰して新たな世界に変えたいというのは綺麗でない。十五巻でCが各地にデータを送信したゆえにー