サモンナイト暴走妄想 はじまりの堕天使

サモンナイト他シリーズからのアルミネ考察。

天使の間では「愛した男を守るために、界の意思に背いた反逆者」として豊穣の天使が語られているとされている。

サモンナイト1の実験責任者やミニス同様の暴走召喚で、トリスのようなクレスメント家の召喚師が事故を起こす。事故で召喚師本人がぶっ飛ばされたあと、しばらくしてアルミネスは召喚される。側に召喚師もおらず、ある程度召喚術の知識があったお人好しは主を探し始める。そこから物語は始まった。近くにあった町に入り、特殊な召喚師として領主側で文官生活を始めた。キュピーのような聖獣を使い出した。有角獣に所縁のあるものだった。

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様々な恩恵をもたらし続けるも、そこに漬け込む悪人達がいた。それでは未だ不満なものたちもいた。そして、現地のものたちと溶け込むアルミネを見て、召喚師は、ユエルからシルヴァーナを取り上げなかったように、自分が引くことにした。

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色々な問題を解決しているうちに、リインバウムの国際治安機関を名乗るものたちから協力を求められた。自分達の用意した道具と術を用いて当座の問題に一緒に取り組んでほしいという。霊能力と魔術、部下の聖獣をフルに活用し問題から民を救った。そして、他の天使に捕縛された。なんとその道具はサプレスから盗み出されたものだという。渡した治安機関のものまで無関係だと嘘をついた。それどころかアルミネは交際していた男に溺れて役目を放棄したと嘘をついた。七夕の織姫伝承を狙ったのか。アルミネが何をいっても聞いてもらえず、サプレスはアルミネを堕天使としてはぐれにした。盗まれた道具はそれだけ重要なものだった。しかも、アルミネに渡す前にもその大事な道具を私利私欲に濫用しそれをめぐるすべての罪をアルミネに負担させて自らを守った。天使でなく、それと敵対する悪魔たちも含めた界全体の反逆者にされるレベル→ちみの宝珠によるサプレスのマナ盗用同様のことだろうか。アルミネが如何に、現地での問題や召喚術の産み出す闇や不正、はぐれ召喚獣や響界種問題を語っても当時の天使達は自分達の職務しか考えなかった。意外と見通し甘かった。

「アルミネは愛した男を守るために、界の意思に反した反逆者」

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酷いのはそれからだった。天使たちの認識はサプレス系を中心とする召喚師たちと、召喚術の恩恵に頼るリインバウムの多くの民にまで伝播した。国禁、いや界の禁を犯してまで外国であるリインバウムを救い、故郷を追われた(しかも求刑内容は罪を擦り付けられたものだった)恩人にリインバウムの民は何をしたか。迫害した。

アルミネは町での地位を追われた。

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悲劇はそこで終わらなかった。追われてからもクレスメント家の庇護のもとアルミネは生活を送り、堕天使とされてからこそ男もできて子宝に恵まれた。本人かその子孫は、偏見を持たない名もなき世界の日本人と子を為したという。ケンタロウのようなやつだったのか、その遺伝で子孫のハイネルも風呂好きとなった。

そこで終わっていれば不正は許されてもアルミネは幸せなままでいられただろう。

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アキュートのラムダのような造反騎士が市民を率いて革命を目論んだ。領主と召喚師の支配からの回復を考えたもの。あるいは指導者は人の姿をとって現れた、天使の聖人であったのかもしれない。しかし、治安維持者である騎士を割った市民運動は長引くにつれ深刻な治安悪化を招いた。指導者が思う以上に召喚師は世界の治安に携わっており、異世界からの野党や浪人の侵入を防ぐ任を負っていた。

ファリエルがトラウマを抱えるようなこととなるレベルの、異端審問と魔女裁判を、人々ははぐれ召喚獣達に課した。

 

 

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天使も所詮は異世界のモンスターであるから道具や奴隷として厳罰主義の元管理すべきだと考えた異端審問会は、

いまだに擁護する動きのあったアルミネをアンラマンユにすることにした。焼死体同然のアルミネを召喚兵器に積めて、ある程度戦わせたあとに一気に魔力を吸い上げたあとに悪魔に替える気になった。美女と野獣か。

そこまで知らない研究者であった召喚者は、傷心のアルミネの代わりに自らが召喚兵器に乗り込み、アルミネのふりをして反逆者と一騎討ちを行った。そして、自分への異常に気づき、アルミネと召喚獣、異界の民との絆を信じるすべての人のために、反逆者を道連れに「謎の異空間」へ自らを転送した。その者は今もなお「サプレスの魔王」としてーーーー。アルミネが大火傷を負った縁でイザナミの性質に至ったんだろうか。